日本文化の根幹を防衛する

(https://x.com/ituna4011/status/1190481692869349377)
Lily2@ituna4011
ここ数日、松本健一『畏るべき昭和天皇』新潮文庫(平成23年)を読んでいるが、興味深かったのは、「外の文明を受け入れつつ」「マッカーサーを押し返す」並びに「キリスト教を押し返す」の項目。
1:12 PM · Nov 2, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1190481881336180736)
Lily2@ituna4011
「パフォーマンスにほかならなかった。」(p.360)ので、「天皇は」「皇室がキリスト教およびその人脈を受け入れたこともいずれ押し返してゆくのである。」(p.369)
1:12 PM · Nov 2, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1190481917600124928)
Lily2@ituna4011
「昭和天皇は占領軍のもとで皇室が生き残るためには、皇居のなかにキリスト教人脈が大勢入りこみ、聖書の講義が継続的に行なわれることも黙認した。それはしかし、占領下の日本(オキュパイド・ジャパン)にかぎってのことだった。」(p.376)
1:13 PM · Nov 2, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1190482094817853440)
Lily2@ituna4011
「昭和天皇はキリスト教を押し返したように、長い時間をかけて、連合国軍最高司令官のマッカーサーも押し返したのである。」(p.381)
1:13 PM · Nov 2, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1190482184806645760)
Lily2@ituna4011
「押し返した」行為の証拠の有無はともかく、長い皇統譜の中で、敗戦を機に、日本の国柄や国体を外圧によって内側から思想変容される事態に対して、昭和天皇が適切な措置を取られたのはもっともなことであり、首肯できる。
1:14 PM · Nov 2, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1190482425656172544)
Lily2@ituna4011
キリスト教関係者の言行から感じるのは、聖書や神学の知識はあるのかもしれないが、日本人なのにもかかわらず、神社神道について、日本人の心情や大和民族と国史そのものの理解が、偏っていたり表面的だったりすることである。例:「偶像崇拝」「全宇宙を含めた万物の創造主たる真の神を知らない」等。
1:15 PM · Nov 2, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1190867161926914048)
Lily2@ituna4011
聖書の舞台は中東地域。日本国と日本民族については一切言及がない。にも関わらず、聖書のみを一方的に日本人に「押し付け」れば、「押し返される」のは当然のベクトル。明治期のキリスト教は、厳格な社会秩序の下で、記紀の国史や武士道や漢籍の素養があった上での、近代化への模索受容と峻別だった。
2:43 PM · Nov 3, 2019

(2024年11月16日転載終)

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自衛官募集の困難理由

(https://x.com/ituna4011/status/1857584495265984632)
Lily2@ituna4011
一般向け新聞購読を中止して何年も経つが、防衛省から毎週送られてくる『朝雲 』紙は、アナログ式切り抜き帳を作っている。 自衛官募集が深刻で、昨年度は採用率51%。防衛モニターとして理由を探っているが、高卒で入隊して3曹ぐらいで辞職した元自衛官辺りがYou Tubeで発信する内容にも問題ありか?
9:40 AM · Nov 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1857585710758506500)
Lily2@ituna4011
私の知る限り、50代半ばの早い定年で退職して再就職している方々は、常識的でしっかりしたタイプが大半。むしろ、自衛隊経験が高く評価され、第二の職場にも欠かせないらしい。
高卒で入隊して10年前後で辞めた人は、自分ではベテランのつもりかもしれないが、世の中全体から見れば、まだまだ(ひよこ絵)。
9:45 AM · Nov 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1857587054777172393)
Lily2@ituna4011
いろいろ事情があっての辞職だろうが、元自衛官を名乗りながら、自衛隊の悪口をYou Tubeで発信するのはやめてほしい。退職時に規定を設けて、機密保持の遵守、個人的な不平不満を一般社会に撒き散らさない等、罰則を定めてはどうか? コメント欄には、地本は嘘つきだから信じるな、等の業務妨害も。
9:50 AM · Nov 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1857588704451375427)
Lily2@ituna4011
中学生ぐらいで、高い志を立て、真剣に進路を考えている若者に、邪道を教えないで欲しい。情報収集で余計な話に触れて、惑わせるようなことはしないで欲しい。
自衛官の待遇改善の議論は、真の入隊動機付けにはなっていない、と2024年10月3日付朝雲新聞のコラムには書いてあった。
9:57 AM · Nov 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1857598998347202634)
Lily2@ituna4011
今年初めて姫路駐屯地の委嘱式に出て言葉を交わした自衛官さん達は、本当に感じのいい方ばかりだった。千僧駐屯地や伊丹駐屯地でも、雨 や猛暑の中、皆さん一生懸命だった。 三十代前半ぐらいの元自衛官のYou Tubeの話をしたところ、五十代の現役自衛官氏にとっては迷惑そうな表情だった。
10:38 AM · Nov 16, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1857600751444570158)
Lily2@ituna4011
階級制度は、マイナス面ばかりが一般社会では強調されがちだが、実際には、階級あればこそ守られるメンタル面もある。 自衛隊は実力部隊なので、表面的な学歴社会とは価値観が違うはずだが、高卒ですぐに自衛隊に入隊した場合、社会的視野をもっと広げる経験が必要なのかもしれない。
10:45 AM · Nov 16, 2024

https://x.com/ituna4011/status/1857605136790729216

Lily2@ituna4011
一般企業が元自衛官に期待している点は、規則や時間の厳守、礼儀正しさ、挨拶励行、協調性、体力や精神力や忍耐力、責任感の強さ、規律心、誠実さ等の資質。自衛隊をしっかり勤め上げたら、再就職でも役立つとの由。
11:02 AM · Nov 16, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1857609090249404837)
Lily2@ituna4011
付言すると、プロテスタント系の若い日本人信者が時々、
日本人は聖書を知らないから、イスラエルに関しても無知だ、メディアはイスラエルについて偏向報道ばかり伝えている、
等と上から目線で説教を垂れている様子を目にする。だが、朝雲新聞や軍事研究の雑誌を読めば、案外にイスラエルの内実や
11:18 AM · Nov 16, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1857609988631572694)
Lily2@ituna4011
聖書物語の断片が記事になっていたりもする。 説教垂れマンに、前提条件として私は言いたい。
どの程度、古事記や日本書紀を誦じましたか?
防衛軍事史の本をどこまで読破しましたか?
話はそれからだ。
11:21 AM · Nov 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1857710794919788811)
Lily2@ituna4011
イスラエル情報の細部を一般メディアが逐一伝えるなら、そもそも紙面が不足してしまう上、世界はイスラエル中心に回っている訳でもない。イスラム圏の駐日大使館は日本の報道を観察しており、イスラエルのみに偏るならば、日本国民の治安に危機が及ぶ。第一、自衛隊がパレスチナ寄りのはずがない。
6:02 PM · Nov 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1857711831713984834)
Lily2@ituna4011
日本の立ち位置には地政学的に際どいところがあり、従来から微妙なバランスを取ってきた。中東地域にも日本国大使館の防衛駐在官として派遣されている自衛官がいらして、各国の情報収集が任務であるという。 勿論、機密も扱うから、慎重に報道される。 上から目線で説教調の人、あなたのことですよ!
6:06 PM · Nov 16, 2024

(2024年11月16日転載終)

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百寿の人生を歩み来て

致知出版社の人間力メルマガ(2024年11月12日)

月刊『致知』最新号(2024年12月号)特集「生き方のヒント」に川島英子さんのインタビュー記事が掲載されています。
テーマは「我が百寿の人生を歩み来て~利をはなれ 心のすべて 無なる時 有を生ずる 世とぞ知りたり~」です。

●創業675年を誇る老舗の流儀

日本の饅頭の元祖として創業から675年の歴史を紡ぐ塩瀬総本家。時代の風雪に耐え、代々の当主たちが暖簾を大切に守り続けてきました。

その起源は貞和5(1349)年、中国から来日した林浄因が奈良で饅頭をつくったことに遡ります。寺院に集う上流階級の人たちの心を射止め、やがて宮中に献上され、歴代将軍の催事に重用されるようになりました。

「材料を落とすな。割り守れ」の教えの通り、昔から配合やつくり方は一切変えていないといいます。普通の饅頭は小麦粉に膨らし粉を入れて皮をつくりますが、塩瀬は小麦粉も膨らし粉も使いません。職人が毎日一つずつ大和芋の皮を剥いてすり潰し、お米の粉とお砂糖を混ぜた木鉢にそれを入れ、丹精込めて練り上げていく。固すぎず柔らかすぎず、ちょうどいいところでこね終える。
その日の気温や湿度、お芋の個体差によっても微妙に変わってきます。だから、日が経ってもパサつかない。しっとりしておいしい独特の饅頭に仕上がるのです。

一方、百貨店への出店をはじめ、売り方やデザインといった部分は時代に合わせて変化させていく。暖簾を守り続けるには伝統を踏襲するだけではなく、日々創業の心意気で時代の流れを読んで絶えず新しいことに挑戦し、革新しているといいます。

そんな「温故知新」を大切にする塩瀬総本家の第34代当主を務めた会長の川島英子さんは今年満100歳を迎え、その矍鑠たる姿、淀みのない語り口はまさに圧巻です。

時に優しく時に力強く、幾多の山坂を越えてきた人生体験を交えながら語る「人生百年時代を溌剌と生き抜くヒント」とはいかなるものでしょうか。

●生涯現役を貫く100歳、その健康の秘訣

10月8日(火)、秋雨の降りしきる中、東京築地にある塩瀬総本家本店を訪ねました。
ショーケースに並ぶ美しくておいしそうなお菓子や店内にある茶室を眺めていると、今年百寿を迎えた第34代当主の川島英子さんは愛嬌溢れる笑顔で私たちの前に姿を現しました。

『致知』にご登場いただくのは12年ぶり。お目にかかったのはその時以来ですが、印象は12年前と全く変わらず、老いを感じさせないほど意気軒昂で驚嘆しました。

「川島会長、お目にかかれて光栄です。素敵なお着物姿ですね」と最初に申し上げると、明るく大きな声でこうおっしゃいました。

「本当にありがたいことに、この歳になっても年中お客さんがいらっしゃって、『会長さん元気?』『会いたいわ』とか『長生きをもらいたいから握手して』って(笑)。そんなことでいつ誰が訪ねてくるか分からないから、変な格好をしていられないのよ。朝起きて寝間着のままでいたんじゃ、だらしなくて目が覚めない。やっぱり着物に着替えて帯を締めて髪を結うと身も心もシャキッとする。これは昔から習慣になっています」

見られている意識を持つこと、適度な緊張感や刺激を持つこと。自分のことは自分でやるという習慣を持つこと。これが健康の秘訣であると教わりました。

「いつの間にか100歳になっちゃった」と笑いながら回顧されていましたが、100歳にも拘らず、そこから取材時間は1時間半にも及び、その内容を凝縮して誌面7ページ、約7,000字の記事にまとめました。

主な見出しは下記の通りです。

◇健康の秘訣は日常の習慣にあり
◇和歌を詠むことが生きるしるべ
◇「遊」の境地で仕事を楽しむ
◇働き者の両親が教えてくれたこと
◇塩瀬の歴史を変えた決断 その拠り所になった思い
◇伝統を守りつつ挑戦する「温故知新」こそ老舗の道
◇こだわらない、握らない 放すことで運が開く
◇すべてに感謝する ご先祖様を大切にする

菓子商初の宮内省御用達店であり、室町時代より675年もの歴史を有する老舗の暖簾をいかに守ってきたのか。生涯現役で健康に生きる秘訣とは何か。軽妙洒脱な語りにどんどん惹き込まれるでしょう。

● こだわらない・握らない・放すことで運が開く

このインタビュー記事の読みどころはどこかと聞かれれば、間髪を容れずに「全部です」と言いたいところですが、とりわけ心に響いたのは、「幾多の山坂を越えて百歳を迎えられたいま、人生で一番大事だと思うものは何でしょうか」との質問に対する回答です。

「こだわらない、握らないことですね。握らないっていうのは欲をかかないこと。握ろうとすると逃げるの。だから、握らない。追いかけない。放すことです」

川島さんはさらにこう続けます。「こだわりすぎると運は開けません。私がつくった和歌に

『利をはなれ 心のすべて 無なる時 有を生ずる 世とぞ知りたり』

とあるけど、生き方のヒントはそれです。

仏教に無常という言葉がありますね。人生は常ではない。浮き沈みがある。これが当たり前なのよ。だからいい時はいいように、悪い時は悪いように、それなりに生きていけばいいんです。気楽なもんでしょ(笑)。

家訓の一つに
『繁盛するに従つて益々倹約せよ』
とあるように、調子のいい時でも決して驕らず、沈む時に備えて蓄えておく。反対に調子の悪い時には決して腐らず、いまは沈んでいても後々必ず浮く時が来ると信じて、
『無理なることをすまじき事』
で慎ましく暮らす。ただし、歩みを止めない。どんなことがあっても絶対に投げ出したり諦めたりせず、やめないで細々とでも続けることです」

川島さんが百寿の人生を歩み来て掴まれた「生き方のヒント」には、私たちの日常の仕事や人生に活かし、発展繫栄へと導いてくれる秘訣が凝縮されており、興味は尽きません。

(2024年11月15日転載終)

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お酒の飲み方に注意

(https://x.com/ituna4011/status/1857222529053868209)
Lily2@ituna4011
とりあえずお酒の失敗はなかった人生だが、年齢相応に新たな工夫を。 最近では、酒は百薬の長ではなく、アセトアルデヒド等の毒性や発ガン性が指摘されている。そこで、親睦を深める懇親会の前には、豆乳を一杯飲んでから出かけるか、チーズを一切れ食べておく。
9:42 AM · Nov 15, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1857224007441174903)
Lily2@ituna4011
タンパク質が胃の粘膜に膜を貼ってアルコール吸収の予防になるらしい。
宴会では乾杯時にジンジャーエールで始め、枝豆を多めに食べるようにする。強いお酒は避けて、梅酒のお湯割りやレモンサワー等に。お料理中心に、野菜をたくさん取り分ける。お隣さん方にも勿論、よそうこと。烏龍茶か番茶で〆。
9:48 AM · Nov 15, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1857225109553172875)
Lily2@ituna4011
帰宅後は、熱いほうじ茶で水分補給をしっかりと。 翌朝には、鰹節や昆布や煮干やワカメの混合粉末を出汁にした薄いお味噌汁を一杯。具は、ニラかお葱に薄揚げ程度。 これで、頭もお腹もスッキリして、調子良く過ごせる。 お試しください。
9:52 AM · Nov 15, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1857225915614609505)
Lily2@ituna4011
混合粉末は、それぞれをミキサーで粉末にして、日付シールを貼った瓶に入れたものを、お鍋の水に一緒に入れて一晩置く。いいお出汁になりますよ。
9:55 AM · Nov 15, 2024

(2024年11月15日転載終)

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5年ぶりの水道局見学会

(https://x.com/ituna4011/status/1009233018509127680)
Lily2@ituna4011
直下型大地震 – デイリー牧師ノート http://blog.livedoor.jp/bokushinoto/archives/76035264.html…
《町営水道の水が濁った。地下水を汲み上げて浄水処理して給水しているから当然だ。地下水そのものがひどく濁って当然だ。》
9:34 AM · Jun 20, 2018

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20181214)
2018年12月14日付「上に立つ人の資質と力量」

《(1)今秋まで20年と10ヶ月暮らしていた大阪府の小さな町は(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070902)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110927)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180624)、長らく名水百選を誇っていた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161121)。実は、ある時期から府営水道が数%混じっているらしいのに、最近になって「みづまろ」君の「離宮の水」としてブランド化するという動きが出てきた。
(2)主人の勤務先の都合で、今秋から住むことになった兵庫県の某市は、かつては酒造で栄えた城下町でもあり、元来、水質は良かったはずである。そこで、(1)との兼ね合いで、来年度の市の水道モニターに応募してみた。
生きとし生けるもの全てにとって、とても大切な命の水。少しは勉強をしなければ、と思った次第である。》

(転載終)
。。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1135472253829668864)
Lily2@ituna4011
水道モニターになりました。利き水会の準備の様子を、前日に図書館で拝見しました。
6:04 PM · Jun 3, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1252133267580444672)
Lily2@ituna4011
だから私は、昨年度、水道モニターをして勉強した。
4:13 PM · Apr 20, 2020

(https://x.com/ituna4011/status/1257562606321074179)
Lily2@ituna4011
伊丹市は「上下水道の基本料金4カ月分を無料」にすると、藤原市長様の発信メールにあった。伊丹水道は料金が安いと聞いているが、今回のサービスにはとても感謝する。#伊丹
3:47 PM · May 5, 2020

(https://x.com/ituna4011/status/1260488904005890057)
Lily2@ituna4011
昨日は、どこの水道を使っているか、わざわざ銀行が何度も着信。住所を見ればわかるでしょう?この忙しいのに、馬鹿げた対応とは、このこと。頭を使いなさい!今日は、携帯番号が書いてないからと、書類を突き返す。昨日、うるさかったから、教えないんです。固定電話で充分だ。わからんのか?
5:35 PM · May 13, 2020

(https://x.com/ituna4011/status/1310067905027952646)
Lily2@ituna4011
水道料金の支払い困難で猶予、兵庫県内3000件 コロナ禍で生活困窮 https://kobe-np.co.jp/news/sougou/202009/sp/0013733079.shtml
1:05 PM · Sep 27, 2020

(https://x.com/ituna4011/status/1545532587929894912)
Lily2@ituna4011
自治体によるそうです。水道モニターで質問しました。
7:17 AM · Jul 9, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1582701431249047553)
Lily2@ituna4011
☚ この話!そのうちに、ガス代も支援?   
伊丹市は、コロナ発生以来、水道代がかなり引き下げられています。
8:53 PM · Oct 19, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1687362412394237952)
Lily2@ituna4011
市の水道モニター募集に応募して、採用されました。2019年度から、これで三度目です。水の大切さを日々実感したく、これからもモニターで勉強を続けます。 一日1440mlの水飲み習慣、ほぼ定着。お茶が水に交替。確かに体調が整い、肌の乾燥も減った。不思議だが、本当。
4:18 PM · Aug 4, 2023
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(https://x.com/ituna4011/status/1687405839001501696)
Lily2@ituna4011
モニター募集に採用されると、こんな自分の存在でも公に認められたような気がして、ホッとする。愛知県に暮らしていた二十代の学生時代から、各種の公的モニターを務めてきた。小さな社会貢献のつもりだ。履歴書にも書ける。
7:11 PM · Aug 4, 2023
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(転載終)
。。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1823644939257045251)
Lily2@ituna4011
今年も市の水道モニターに応募して、四度目の採用の運びとなりました。 最初は水道局で年5回程、研修を受けたり見学に行ったりと楽しい企画でしたが、翌年度からはコロナ問題のため、インターネットモニターに。 それでも、毎回気づきを示唆され、いい経験となっています。
5:56 PM · Aug 14, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1856565970246217771)
Lily2@ituna4011
4年半前には、こんな状態だった。
2:13 PM · Nov 13, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1856567225525887170)
Lily2@ituna4011
今日の午前中は、丸二時間、市の水道局のモニター限定見学に参加しました。見学は5年ぶりで、職員には、私の水道モニター歴を把握されている方もいらっしゃいました。ちょうどコロナ問題の前と後に相当するので、比較も楽しみでした。たくさん質問もさせていただき、いい時間となりました。
2:18 PM · Nov 13, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1856568279801966779)
Lily2@ituna4011
モニター制度は、今年度で一旦終了とのこと。引っ越してきた6年前、自宅から徒歩で行ける距離に水道局を見つけ、広報紙上でモニターに応募した。当時の状況からいい気分転換になり、自分が新たな土地で通用するかどうかの試金石ともなった。
2:22 PM · Nov 13, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1856575536618938572)
Lily2@ituna4011
モニター限定のため、いいチャンスだと思って質問をたくさんしたのはいいが、うっかり間違えて発話した一言があった。 「逼迫」と「困窮」を自分なりに造語合体させてしまい、「ひっきゅう」と発音。(帰宅後、自宅の辞書には載っていなかった。)でも通じたみたい。さすが伊丹市の職員さん、優秀だ!
2:51 PM · Nov 13, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1856642062344757461)
Lily2@ituna4011
実は「貧窮」の誤りでした。
7:15 PM · Nov 13, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1856576742871445542)
Lily2@ituna4011
ついでながら、最近のパソコン上の語彙検索は、何だかおかしくありませんか?平仮名を混ぜないと、必ず中国語のサイトが最初に出て来る。言葉の意味を調べるにも、日本語であれ外国語であれ、変な訳語がもっともらしく出て来る。検索サイトでは、以前なら一発で出て来たのに、怪しげなものが次々と。
2:56 PM · Nov 13, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1856581743169675329)
Lily2@ituna4011
対策としては、主人と私が学生時代に使っていた紙の辞書をパソコンの部屋に置くことにして、こちらで調べるようにしている。その方が断然、時間の節約にもなり、正確な記述のために安心できる。
3:15 PM · Nov 13, 2024

(2024年11月13日転載終)
。。。。。。。。。
というわけで、2019年度の見学会に引き続き、5年ぶりに水道局の中をモニター限定で見学させて頂いた。
水道局モニターは4回目だが、帰りがけに職員さんから「内部改革のために、モニター制度はこれで終了」と知らされた。私が毎年のように応募しているので、気を遣ってくださったのだろう。

だが、それほど高尚な気持ちで参加しているわけではない。自宅から歩いて10分程の距離にあって、社会勉強には適切な場所だということが第一。また、5年前を思えば、今では雲泥の差となっている自分の心的環境を比較したかったから、ということに過ぎない。そして、今回は初めて自転車で出かけて行った。

そうは雖も、モニター制度が毎年あるわけでもない昨今、機を捉えてできるうちにできることをしておいて正解だった、とは思う。

5年前の今日は、主人が入院していた市内の北部にある回復リハ病院を退院する前日だった。

2019年8月23日の夜、市の南部にあった急性期病院に救急搬送されて、そのまま入院。その1ヶ月1週間後の9月30日に、今度はリハビリ目的で転院。ところが、数日も経たないうちに、とにかく会社復帰を執拗に主張し続け、説得に困った主治医の女性神経内科医が、無理やり「退院して復職可能」という診断書を出したのだった。無論、私自身は会社は無理だと思っていたので、勤務先にリハビリ記録のコピーも同封して郵送しておいた。すると、会社の上司からは「正直にありがとうございます」と応答があった。

だが、主人の方は、自分の入院中に私が会社に悪口を伝えたのだと錯覚妄想。それからが大変な騒ぎの連続だった。

突然、家から飛び出して、伊丹のみならず、尼崎や大阪の繁華街まで徘徊を繰り返した。またその過程中、伊丹の警察官が「親切に」自分の話を聞いてくれたから、という理由で、いつの間にか勝手に「友達扱い」にして警察依存になったりもした。ある日には、夜中の1時過ぎにフラフラと荷物を外に置きっぱなしにして帰宅したりもした。私が買い物に出たスキにドアの鍵もかけずに出かけてしまい、居所がわからないままに夜まで帰って来ないので、心労は最大値まで上がり、ほとほと疲れた、という感じだった。徘徊すれば、ほぼ間違いなく道路で転んで倒れたままだったりもした。それこそ、名も告げずに携帯で救急車を呼んでくださった方々のおかげで、主人は何とかギリギリ助けられたのだ。

2022年4月から二年間取り組んだ修論で、この神経難病に関する知的理解の基盤づくりができた今となっては、恐らく「会社に行けるだけの脚を、まだ自分は持っている。その証明をしたいのだ」という反抗的な患者心理だったのだろう、と思われる。その点、運動症状は軽度だったと言えるのかもしれないが、精神症状としては最悪。

それに、もしあと一ヶ月遅れていたら、厳寒の下、コロナ問題に巻き込まれていただろう。誰からも発見されず、保護もされず、コロナ感染していた可能性も充分にあった。なぜならば、こちらの名前を言っただけで、病院も施設も次々と断って来た上、救急車さえ自宅に戻そうとしたぐらいだったからだ。

何とか年内の12月21日に宝塚市立病院に救急搬送されたのは、ひとえに伊丹市のはなだクリニック院長でいらっしゃる花田先生の一言「それは救急車だ。命に係わる」のおかげである。

ともかく、突発的外出と徘徊で、どこへ行ったのかと気が気でない、不安の爆弾のような日々の5年前には、息抜きとして、水道モニターの研修会が本当にありがたかった。

ちょうど5年前の一週間後には、市役所前に集合して、ミニバスで川西市の一庫ダムをモニター見学させていただいた。自然豊かな壮大な景観にダムがあり、一人ではなかなか行けない地でもあったので、今でも懐かしく得難い経験として思い出される。まさかその後、川西市の二つの病院で主人がお世話になり、そこが終焉の地となるとは、その時には想像だにしていなかった。ただひたすら、(今日だけはどこへも行かず、自宅に留まっていてほしい)と、それだけを念願していた。その日は、じっと布団の中にいてくれたので、本当に安心した。だが、翌日からまた、徘徊が始まった。

それを思えば、今日の見学は、実に安穏として何ら心配事のない、全く気軽な身分だった。5年前と比較して、水道局内で変わっていない面と変わった面の両方を重ね合わせることもでき、写真も可能だった。但し、5年前との大きな違いは、以前が職員一人の出迎えを受けた後はフリーパスだったのに対して、今回は入口の門で名前と到着時刻を記入し、「入場許可証」のバッジを受け取ったことである。セキュリティが厳しくなったのは、いいことだ。
。。。。。。。。。。
モニター制度は昭和59年に始まったという。近年では応募者が減少したことと、コロナ禍の影響もあり、ここ数年はインターネットモニター制度となっている。今年度は44名がインターネット上で年2回のアンケートに回答するモニターをしているようだ。

伊丹に水道が始まったのは昭和11年のこと。今年で88周年ということになる。今の千僧浄水場ができたのは昭和40年で、その後、四度、拡張工事が施行された。平成17年には高度浄水装置が設置され、安全安心の水を誇っている。水量は一日に9万立方メートルで、小学校のプール200杯に相当するという。また、スーパーや自販機で買うペットボトルの水に比べて、伊丹の水道水は1円以下に相当する。

10時から始まった説明の後、小学校4年生の社会科向けのDVDを10分程見た。これは私にとって二度目。「ウォーター君」というキャラクターは、いかにも阪神間らしいネーミングだと思ったが、今回も同じように思った。

それから、パワーポイントで5分程の説明があり、それからは1時間程、水道局内のさまざまな部署を見学して回った。ビオトーブ等は懐かしかったし、水槽に入れた川の水と浄水槽の金魚の様子も相変わらずだった。つまるところ、5年前のモニター見学で聴いた「水清ければ魚棲まず」という言葉を、今回、私が復唱したというわけである。

水道局は一日たりとも業務を休むことはできない。水道の品質管理やセキュリティ等は、中央監視室というパソコンが整然と並んだ部屋で日夜モニターされている。市内の使用水量がピークを迎えるのは一日に二度で、朝6時頃から7時半過ぎと、夜6時頃から9時頃までと決まっている。つまり、食事とお風呂という活動時期である。但し、お正月やお盆の頃は多少ずれるらしい。この話は、実は5年前にも聞いていたが、その頃はモニターが10名程いて、おばさん風情の方達がコロコロとよく笑って賑やかだった。
。。。。。。。。。
見学後、最初にDVDとパワーポイントで説明を受けた部屋に戻り、質問コーナーとなった。約25分間、4人のモニターが挙手したが、多分私が最も頻繁に質問したと思う。(そして、これが最後のモニターとなれば、それもまた正解だった。)

私の質問

(前提)5年前にもモニターで水道局を見学させていただきました。今回は、以前と変わった点、変わっていない点、比べることが出来てありがとうございました。

1.6年前に大阪府から伊丹に引っ越してきたが、伊丹は水道料金がとても安い。これほど立派な設備を持っていて、どうして安価に抑えられるのか?
2.5年前にも同じ質問をしたが、最近の国際状況から、炭疽菌のバイオ・テロ等について、上からのセキュリティ対策は?
3.コロナ期には感染症等、水道局の対策は?
4.コロナ期には、生活に貧窮している人のために、水道料金がかなり安くなったが、私はむしろ水道局の経営の方が心配だった。どのように工夫されたのか?
5.以前、自治体によっては水道の民営化の話があった。5年前には、伊丹市の場合はない、と聞いていたが、今の方向性は?
6.別に請求しているわけではないが、以前は「いたみの水」としてペットボトルをあちこちで配っていた。その理由は?

職員さんの回答

1.伊丹市は狭い土地に住宅が密集しており、コンパクトにまとまっているために、水道管の整備が引きやすく、効率がよい。従ってコスト高にはなりにくい。隣の市等のように縦長の土地の場合、離れた場所に一軒だけ家が建つと、それだけ割高になる。
2.現状では、伊丹市の治安状況から、上からのセキュリティは必要ないと考える。お金もかかる。但し、昔はオープンにしていたものを、今では蓋を閉めて管理している。
3.外部からの見学等は一切中止した。体調の悪い職員は休ませた。
4.平成28年からの経営戦略による。10年間で収入と支出の金額を計画したが、2億円程儲けが出たため、そこから料金の補填として安く抑えることが可能となった。また、コロナ期には国からの交付金も出た。
5.民営化の話は一時期、盛り上がっていたが、最近はそうではない。伊丹市の場合、全く考えていない。
6.伊丹市水道のPRのために小さいペットボトルに入れた水道水を配布していたが、1本180円ぐらいになって、市販のペットボトル飲料水よりも割高になってしまった。また、環境に配慮して、ペットボトルではなく、マイボトルの水筒を今回モニターさんにお渡しした。

【お土産】

クリアファイルに入ったパンフレットと伊丹市のマンホール・カード4枚。(5年前のモニターの中には「自分はマンホーラーで」と自己紹介された男性がいたが、その時、私は意味がまったくわからなかった!)水道局のイラスト入りの布袋と0.13リットルの真空ステンレス水筒一本。

【おまけ】

最近では、水道局が健康講座まで開くようになっている!私は参加しないが、11月16日には市立図書館で「健康と水道水」と題した講演会があり、水分摂取を勧める市立病院の管理栄養士さんと一緒に、水道局の職員がお話をされるという。何だかいろいろと時代は変わったなぁ….。
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隔週、つまり月に二回、自宅の郵便受けに『広報伊丹』紙が無料配達される。令和6年10月28日付の『広報伊丹』に挟まれていた『いたみの上下水道』(令和6年11月11日 第18号)には、上述に追加すべき記事が掲載されていたので、付言する。

1.水道DX(デジタルトランスフォーメーション)

水道業界のデジタル化推進で業務効率の向上やサービス改善を図る。具体的には、人工衛星画像を活用した漏水調査、人工知能(AI)を活用した水道管路の劣化診断、ドローンを活用した水管橋の点検である。

2.水道料金の近隣市町の比較(令和6年4月1日時点)

違いの出る要因は、地形、水源、水質、人口密度、水道創設の歴史的経緯その他である。伊丹市は尼崎市と並び、最低金額である。次に芦屋市が400円程高くなり、宝塚市は600円以上高く、西宮市がそれプラス20円程高くなる。三田市と川西市はさらに高くなり、最も料金が高いのは猪名川町で、伊丹市と比べて2300円も加算されている。

【ユーリのコメント】

1.人工衛星やドローンを既に利用しているならば、サイバーテロやバイオテロにも対応できそうではある。

2.このグラフには納得がいく。結婚前の1997年夏頃、新居探しをしていて10ヶ所目に決めたのが、以前から繰り返し書いている大阪府三島郡島本町の山の手だった。人口3万人前後だったが、確かに南北に長い土地柄だった上、まだ井戸水を使っていた家もあったはずだ。当初、タクシー運転手さんが「ここの人達はミネラルウォーターを毎日飲んでいる」と言ったことが忘れられない。

ただ、「名水」とはいっても、実際のところ、地下水をどのように処理しているのかは町民には明らかにされておらず、自然のままだから安全だとも言えない。我が家では、主人の発案で、いつ頃からだったか、かなり長い間、浄水器を取り付けていた。2018年秋、伊丹に引っ越す前に私がシーゲルの替えを注文してしまったが、転居後まもなく、主人は浄水器のことなどすっかり忘れたかのように無関心になってしまった。水道モニターを志したきっかけは、伊丹の水道水の安全性を私が確認したかったからかもしれない。

自宅には水道モニター用のファイルが作成してある。2019年度のモニター募集は、同じく平成30年12月1日付の第1386号『広報伊丹』で知った。募集人員は25人ということで、物は試しと、夕食後に主人の目の前で広報を広げ、やってもいいかと尋ねて了承を得た。その場ですぐに葉書を書き、コピーを取って投函した。転居後の荷物整理の傍ら、無理なく地理を覚えたり、新しい土地の様子を知るには、自宅からも近くてうってつけだと思った。

最初は5月25日の土曜日で、委嘱状が交付され、モニター名簿に記載された計16人が自己紹介をした。毎回、印鑑持参で午前中の2時間が「モニター会議」と呼ばれる研修だった。そして、バス代として、毎度500円の図書カードを頂いた。また、机の上には各人用の「伊丹郷の水」と書いたペットボトルが1本ずつ配られていた。

5月の次は、6月、7月、9月、11月、翌年の2月と、計6回の会合だった。一庫ダム見学以外にも、豊中市にある下水道施設の原田処理場も見学した。

ダム見学以外は、いつでも土曜日の午前中だったので、前半の三回分は、主人も何とか自宅で留守番をしてくれていた。だが、後半の三回分は、二つの病院に入院中、あるいは上述のように、無理やり回復リハ病院から退院した直後に会合があった。

私にとっては、伊丹の水道を巡る話は真新しく知ることばかりで、本当に勉強になったが、5年経過した今では、さすがに大半が馴染みのある内容ではある。それだけ自分なりに成長した証でもあろう。だが、この水道モニターの経験は、そもそも主人の病歴と密接に関わっており、私にはその伏線あってこそのモニター活動であった。なお、今回は内部で工事中の施設があり、作業していたのは偶然にも主人の勤務先の会社であった。

(2024年11月13日記)
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2024年11月18日追記

今日は今年度の二度目のアンケートが届いた。全部、登録済のサイトで問いに選択肢で答えるのみ。所要時間は「10分から15分程度」となっているが、私の場合は20分はかかる。

最後の自由意見や感想欄には、これまで4回にわたって水道モニターに応募して、貴重な経験ができたことの御礼を述べ、5年前と今回との比較視点は、以前暮らしていた大阪府下の「名水」地下水と兵庫県伊丹市の「高度浄水処理」水道に加えて、コロナ禍の前と後の違いに関する気づきを簡潔に記した。

送信後に書き洩らしたことがあったので、ここに記しておく。

6年前から始めた伊丹地域に関する歴史や古文書の勉強を通して、伊丹が市として成立するまでに、各地で水を巡る争論が絶えなかったことを知った。だが、水道が引かれてからは、水論が発生する余地がなくなり、市民ならば規程料金を支払うことによって、誰でも等しく水の恩恵にあずかることができるようになった。この点は、現代生活にとって忘れがちである。

(2024年11月18日記)

Posted in Health and Medical issues, Japanese culture, © 2023 by Ikuko Tsunashima-Miyake, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

NENAの人気は今も続く

過去ブログの2024年2月16日付「ドイツ語とスペイン語」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=6511&action)からの発展型を。

1980年代は冷戦末期だったが、西側自由主義世界と共産圏側とに分かれており、国境の区別も今以上にはっきりしていた。政治的には常に緊張感はあったものの、先進諸国は特に、旧体制から新しいものを生み出したいという若者のエネルギーに満ちていた。同時に、戦前の教育を受けた世代も健在で、一種の歯止めにはなっていた。

日本ならば、例えばゴダイゴのようなグループが今も人気を保っている理由は、恐らく、当時の方が人間らしさと活気に溢れていたからではないだろうか?青春を共に過ごした同時代的な郷愁を醸し出し、現在の平板化して低迷した、小綺麗だがつまらないテクノ世界からの脱却にも繋がり得るからではないだろうか?

ドイツならば、私にとっては圧倒的にネーナが該当する。

「ネーナ・ケルナー」という芸名を持つ1960年生まれの彼女は、本名をGabriele Susanne Kernerと言い、ハーゲン出身。ご両親は学校教師で、家族でバカンスに出かけたスペインで、地元の人々が小さくて可愛らしい彼女を‛niña’(女の子)とスペイン語で呼びかけたことから、「ネーナ」の愛称となったらしい。これは、1984年頃、名古屋で買ったLPレコードのライナーノートで知った。ギムナジウムに進学したものの、中退して金物細工のアクセサリーを作る技術学校に通い、その後、ディスコで知り合った人の手づるでポップ音楽の道へ進むようになったという。そして、西ベルリンでNENAという名で5人のロックバンドを結成し1982年にデビュー。

確か、その周辺の関係者と結婚したらしく、一時は出産して子育てをする過程で、子守歌等を作曲して歌っていたようだった。これは、私がインターネットを使い始めた結婚後に知ったことで、若いうちはハチャメチャなようでも、親ともなれば常識的になるのだと感心したことを覚えている。

その後は、ハンブルクで学校経営をしているとか。それでも、孫世代の若者が1980年代のネーナの音楽をリバイバルとして楽しみ、今や還暦過ぎたネーナは、まだ圧倒的な人気を誇っているようである。これは学生時代に予想していた以上の成果ではある。

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(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2024年11月9日投稿

Nena rockt den Kalterersee, Suedtirol Heute 24.07.2024
(https://www.youtube.com/watch?v=X2cerzTIfEY)

1980年代にドイツ語で歌うロックバンドとして大ヒットしたネーナ。
名古屋でのコンサートにも、友達と二人で行きました。
あれから40年経った今も、ネーナはドイツ語で歌っています。英語バージョンもあり、メッセージと意味が通じたので世界中に広まったのですが、やはりドイツ語で歌うからこそ、ノリがいいのだと思います。
彼女の話すドイツ語は、なぜか地方なまりもなく、とても聞き取り易いです。孫世代みたいなティーンにも人気が持続している点、やはりネーナはネーナですね?二十代の頃と、あまり雰囲気も変わっていません。

(https://x.com/ituna4011/status/1855118543488270460)
Lily2@ituna4011
(https://youtu.be/GevgbRwaoas?si=i243EBsqagVeZmqp… via @YouTube)
気さくでお茶目なネーナ。
2:21 PM · Nov 9, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855129522951405840)
Lily2@ituna4011
Nena – Question Mark – 1982
(https://youtu.be/rfZrUjG5Kuk?si=CLQUab6oUZK21qQT… via @YouTube)
これは英語でも聴きやすいネーナの曲。懐かしい限りです。
3:05 PM · Nov 9, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855130464400605669)
Lily2@ituna4011
Nena – Nur Geträumt
(https://youtu.be/QGujFCJf0GY?si=Aw71tu_f3mD7BZXw… via @YouTube)
こちらはドイツ語の方が断然いい。『夢を見ただけ』です。
3:09 PM · Nov 9, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855131379962466660)
Lily2@ituna4011
ドイツ語のオリジナル版はこちら。やはりこちらの方がいいですね。
(http://youtube.com/watch?v=cvUuyGgvBaI)
3:12 PM · Nov 9, 2024

(https://https://x.com/ituna4011/status/1855134303937871920)
Lily2@ituna4011
NENA | Rette mich [1984] [Musikvideo]
(https://youtu.be/OKhsJ_tywQs?si=4lX9nH_70AevE04E… via @YouTube)
40年以上経った今でも放送大学でドイツ語の授業についていけるのは、ネーナのおかげだ。この曲もドイツ語の方がノリがいい。「助けて!」の意味。
3:24 PM · Nov 9, 2024

(https://https://x.com/ituna4011/status/1855136763741978659)
Lily2@ituna4011
NENA | Lass mich Dein Pirat sein [Official Music Video]
(https://youtu.be/7auhJne9yHA?si=wuzXIaY4TrJpRwfX… via @YouTube)
これも1980年代の懐かしい曲。ドイツ語の喉音が効いていて、ネーナにぴったり。
3:34 PM · Nov 9, 2024

(2024年11月9日転載終)
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私が中学生から大学1年だった頃までに流行した軽音楽は、今の低迷した日本社会にとって、元気づけにはうってつけだ。いわば、精神面での回春剤のようなものだ。
なぜならば、当時の日本は、敗戦国だったのに経済成長が著しく、世界中で注目を浴びていたからである。だからこそ、NENAも日本ツアーで名古屋までコンサートに来てくれたのだ。

(2024年11月9日記)(2024年11月10日一部修正)
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2024年11月10日追記

上記の内容は、18歳の時に何枚か購入したLPレコードの説明や一冊だけ買った軽音楽向けの雑誌に書いてあったことの記憶等に基づく。
現在は英語のインタビューもあり、日本語でブログを書いている人も何人か見つかり、その後のネーナの様子がよりわかるようになった。

彼女は英語よりもドイツ語で歌いたいらしい。また、クレジットカードを使いたくない等、いかにもドイツ人らしい頑固さ、後退した抵抗感があって面白い。

今でも当時と変わらぬすらりとした体型だが、実は二度の結婚で五回も出産したようで(2024年11月11日訂正:双子を産んでいるので計四回)、お子さんの一人は11ヶ月で死亡したものの、65歳の現在、四人のお孫さんまでいるとのこと。 また、ネーナ・バンドの一人だったカルロという男性は、2002年に50歳で病死されたという。このカルロさんの詩のような言葉が歌詞となり、『99の風船』という世界的大ヒットの曲に繋がったのだから、彼なしにネーナはあり得なかったことだろう。

そもそも、10代後半の時、母親に突然、ベルリンの愛人ができたことから、引越して一緒にベルリンで暮らすようになったという。この話は、1980年代には巧妙に(?)伏せられていた。当時のベルリンは、周囲を社会主義圏の東ドイツに囲まれた陸の孤島と呼ばれており、「貧しくて汚らしい街」だと言われていた。だが、ネーナにとっては「ワクワクするような素敵な街だった」とのこと。

尤も、冷戦の最中だったことから、あの重苦しく寒さの厳しい北ドイツのベルリンは、堅苦しいドイツの保守的な文化から抜け出すには、さまざまな刺激があったことだろう。そして、大ヒットした『99の風船』は、当初は決して反戦歌の意図がなかったとはいえ、結果的に「ドイツ語で歌うベルリン出身のロックバンド」という売り出しには格好の条件だったと思われる。

ベルリンの壁が崩壊したのは、1989年11月9日、私の誕生日であった。昨日が35周年記念日ということになる。
私にとっては、昨日は満59歳の誕生日で、暦の上では還暦ということになる。
従って、ベルリンの壁を振り返るのに、ネーナの思い出と現在に耽ったことは、期せずして意味のあることではあった。
。。。。。。。。
1999年8月、主人と私はベルリンを訪問した。主人は既に若年性PDの診断を受けて10ヶ月程経過していたが、まだ薬も不要だった。頻繁な主人の海外出張で貯めてあったマイレージを消化する目的もあって、夏の休暇にドイツとスペイン(マドリードとトレド)を1週間ほど旅行することにしたのだ。

ルフトハンザ航空では、マイレージのおかげでビジネスクラスにグレードアップでき、実に快適な旅だった。
ベルリンはミュンヘンとは異なり、硬直化した態度の白人ばかりで、我々はいかにも「お上りさん風のアジア人」だった。だが、実は主人の方が学会出張等で欧州には慣れていた。イタリアやスイスやフランス等にも滞在経験があったらしい。ドイツ語は、大学時代に私と同じシンチンゲルの辞書を使って単位を履修していた。

一日観光バスのような二階建てバスに乗り、白人客に混じって二人でベルリンの主だった場所をぐるりと見学して回った。ベルリンフィルが演奏するコンサートホールも、初めて目の前を通った。フリードリッヒ二世国王の記念教会は、尖塔が爆撃で破壊されたままの姿だった。
ブランデンブルク門の前では、しばしバスから降りて休憩時間ということだったが、ナチの軍隊がここを通過した光景を思い浮かべていると、主人が「そこに立ちなさい」とカメラを向けて撮影してくれた。それまで映像の中でしか見たことのなかった歴史的な場所に、この自分でさえ自分の足で立つことができたなんて、信じられない程、感激した。

次の日には、まだ一ヶ所だけ残されていたベルリンの壁を見に行った。ペンキの落書きは、テレビや本で見ていた通りだった。商魂たくましく、壁の破片を売っている店もあった。
それから、チャーリー・チェックポイントの資料館を見学した。また、本で読んだことのある、東独からベビーカーのようなスーツケースに入れた子供と一緒に、かろうじて無事脱出できた女性の写真と同じ地下鉄の上り階段出口に立ってみたりもした。ベルリンの地下鉄は古くてごつく、ガタガタと音の鳴る動く鉄の箱といった感じだった。日本の方が、遥かにスマートで快適にできていると実感した。

行きたかった場所に確実に行けたのはよかったが、ベルリンの壁を実際に見たことで疲れが出たのか、私は発熱した。主人は「知恵熱」と呼んで笑っていたが、会社で用意されていた出張用の薬袋から解熱剤を出してくれ、近くのバーガーショップでパンやオレンジジュースを買ってきてくれたりした。

ドイツ語そのものは、文通友達もいた私の方が知識はあったはずなのだが、主人の方が店での交渉等、遥かに上手だと思った。

あの時、思い切って欧州旅行に出かけられて本当によかったと思う。今、記念すべき自分の誕生日を一人で静かに過ごしながら、(あの病気にさえ罹患していなければ、主人は私とずっと一緒だった)と思い出を塗り重ねているからだ。

(2024年11月10日記)
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(https://x.com/ituna4011/status/1855497390800941233)
Lily2@ituna4011
https://youtu.be/vCNDzEC_LtU?si=CTgVIcZ6QN_R3reS… via @YouTube
フランスに来てドイツ語でも歌っているネーナ。時代は変わった!
3:27 PM · Nov 10, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855499832636702816)
Lily2@ituna4011
https://youtu.be/9ROH41vP5tc?si=2Jfrf1WnJXZAK0wq… via @YouTube
www.youtube.com/watch?v=9ROH41vP5tc
Nena – Wie es zu “99 Luftballons” kam | Willkommen Österreich
Feb 28, 2018
Nena erzählt, wie es zu dem Hit “99 Luftballons” kam. Sie und ihre Band wurden 1983 mit diesem Lied international bekannt. Außerdem erklärt die Sängerin, auf welch seltsame Art sie entdeckt wurde.

おもしろいインタビュー。 ドイツ語の聞き取り練習にもいい!
3:36 PM · Nov 10, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855502383541092615)
Lily2@ituna4011
40年前とあまり変わっていない。あの頃はインタビューでは小さめの声だったが、突然、面白いことを言って大声で笑い出すところは、当時も今も変わらず。1984年の日本の軽音楽雑誌は大変熱心で、私が質問の葉書を出すと、「ロック音楽は通常英語だが、ネーナはドイツ語の為に通訳探しに困っていた」と。
3:46 PM · Nov 10, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855503352806961240)
Lily2@ituna4011
日本のエピソードも出てきますよ。
3:50 PM · Nov 10, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855507140410024341)
Lily2@ituna4011
1984年の来日インタビューでは、日本人のファンの為に英語でも話してくれていた記憶があります。世界的にヒットしたために「最近では英語のレッスンが欠かせないのよ」とも言っていて、その頃の私は(ドイツ人でも英語の勉強をするんだ)と思った次第。
4:05 PM · Nov 10, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1855509032435642638)
Lily2@ituna4011
テレビのインタビューでは、„Deutsch macht Spaß!”と言い出したメンバーがいて、ネーナが大笑いしていたことを今思い出した。NHKテレビのドイツ語講座のタイトルだった。
4:13 PM · Nov 10, 2024

(2024年11月10日転載終)
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2024年11月13日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1856597463156600908)
Lily2@ituna4011
https://youtu.be/rrB9ehdmxkY?si=fJqcFhhPe58mJUcj… via @YouTube
これもドイツ語を覚えるにはノリのいい曲。懐かしい限り。1980年代はよかった!
4:18 PM · Nov 13, 2024

(2024年11月13日転載終)

Posted in Childhood memory, Japanese culture, Piano, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

ABBAのこと

(https://x.com/ituna4011/status/1854794215622164909)
Lily2@ituna4011
中学の頃、お昼の休み時間と掃除時には、スウェーデンのアバというグループの音楽がよく流されていた。ダンシングクウィーンの曲は、結構流行っていた。 高校に入ると、アバのファンだというクラスメイトがいた。ある日、彼女から、どの曲が好きかと尋ねられて、咄嗟に曲名が言えなかった。
4:52 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854795269185192246)
Lily2@ituna4011
頭が真っ白になって、どうしても思い出せなかったのだ。メロディを歌えばよかったのに、それさえ思いつかなかった。
彼女は、アバが好きだと言った私が嘘つきだと錯覚したらしく、それから卒業式まで一言も口をきいてくれなくなった。
同窓会の通知が届く度に、毎年思い出す苦い経験。
4:57 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854797275354349974)
Lily2@ituna4011
もしも、同窓会かどこかで再会する日が来たら、あの日のことを謝りたい。でも、許してくれないかな?忘れているかも? 私は覚えている。高校時代の苦い心残り。
5:05 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854827806288671074)
Lily2@ituna4011
この場をお借りしてお詫びいたします。
「やっちゃん、あの時は機転が利かなくて、ごめんね。
でも、嘘ついたんじゃないよ。ほんとだよ。」
7:06 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854799185868210389)
Lily2@ituna4011
2016年の秋、初めてストックホルムをスタディツアー訪問した。だが、アバが最盛期だった1970年代の活気は薄れているようだった。テレビを見ても、会話運びが曖昧で、何を言いたいのか不明だった。あらゆる事象に配慮すると、物が言えなくなるのだ。 ここでは質問してはいけない、とガイド氏。
5:12 PM · Nov 8, 2024
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アバの曲は、これ。今聴いても躍動感あふれる時代を彷彿とさせる。私の中学は名古屋市郊外の田舎にある公立校だったが、振り返ればそれなりに結構、ナウい学校だった!先生の選択のお蔭もある。
やっちゃんは英語が得意だったが、もしかしたら原曲で毎日アバのレコードを聴いて、来日コンサートにも行ったのかもしれない。

(https://x.com/ituna4011/status/1854794215622164909)

(2024年11月8日転載終)
………………..
2024年11月9日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1855099103631622546)
Lily2@ituna4011
「エーゲ海の真珠」も中学ではよく流れていました。今思うと、公立校の割に、ナウい学校だったのかも?!
1:04 PM · Nov 9, 2024

(https://www.youtube.com/watch?v=CPNvGWH2YLw&list=RDCPNvGWH2YLw&start_radio=1)
エーゲ海の真珠  ポール・モーリア Paul Mauriat Penelope
。。。。。。。。
おまけ

(https://x.com/ituna4011/status/1855009780466958574)
Lily2@ituna4011
『棒になった男』 シュールでした。教科書に載っていたけれども。
7:09 AM · Nov 9, 2024

(2024年11月9日転載終)

Posted in Childhood memory, Japanese culture, Piano, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

岐阜大学の下畑享良教授

岐阜大学医学部の下畑享良教授による「Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
(https://blog.goo.ne.jp/pkcdelta/e/4512e74398cdb5109ac604b35ead3191?fbclid=IwY2xjawGXrlVleHRuA2FlbQIxMQABHS8Xz5YDhmokJmUEhAN1DrgHf8bdNOFLvvZ3NI3e884V9QxcsJXEZBP7xg_aem_Ut45fsSjDbanEnUUMeoaoA)というブログがあります。

2022年4月から始まった放送大学大学院修士課程における毎月のZOOMゼミの準備をしていたある日、パソコン検索で、偶然にも下畑教授の2006年のブログ記事を見つけました。先生が米国神経学会に出席された際の報告でした。その一文がきっかけとなり、急速に論文テーマの焦点が絞られ、修論作成へと進むことができました。

今朝、最新の2024年11月06日付ブログ「岐阜大学脳神経内科における7年間の医学教育」を拝読し、優れた神経学の教授でいらっしゃることに改めて感動いたしました。新潟大学は神経学の堅実な伝統をお持ちだそうで、その話は、放送大学大学院のゼミでも精神医学の指導教授からうかがったことがあります。下畑教授は、新潟で長らく神経学の訓練と豊富な臨床および研究を積み重ねられた後、神経学の専門医が少ない岐阜に赴任されて、早くも7年とのことです。
。。。。。。。。。
(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2024年11月6日投稿
素晴らしい神経学の教授でいらっしゃる下畑先生。先月13日の東京でのコングレスのポスター発表前にも、丁重なお手紙を頂きました。おかげさまで、顧問の京大教授からも、おもしろい研究だ、とお褒め頂きました。
そもそも、今回の論文発表のきっかけは、下畑教授の2006年のブログ記事です。あの一文から閃いて、ゼミ発表でも指導教授から初めて褒められ、修論に展開しました。
今、私は医療系学会に新たに入会し、下畑教授のeラーニングを受講しています。神経難病ばかりで重い内容ですが、下畑先生のご講義はわかりやすく、学究的で、安心して学んでおります。毎回のテストは今のところ全回満点。巡り合わせに深く感謝申し上げます。

(転載終)
。。。。。。。。。。
下畑先生の本日付ブログから抜粋を以下に。

《ヒポクラテスの誓い,扶氏医戒之略,Hallervorden–Spatz病とヘルシンキ宣言,臨床倫理の4原則の衝突,リバタリアン・パターナリズム》
《岩田誠先生著「医(メディシン)って何だろう?(中外医学社)」》

《患者のクリニカルクエスチョン(CQ)を自ら2つ作り,それぞれに対する文献を検索して適切なものを探し,答えを導いて担当患者に当てはめ,それを発表》
《症例報告の執筆に全力で取り込んでもらう》
《症例報告を自ら書けるようになり,自分の経験を世の中に向けて発信することの大切さを理解すると,多くの先生はその次のステージ,つまり症例集積研究や原著論文などに自然に挑戦する》

《米国神経学会総会への参加を推奨し,旅費もサポート》
《各自が勉強したいと臨むことを極力応援》

《バーンアウトする仲間を複数経験》
《「治らない患者さんの診療はもうやりたくない」と言って,脳神経内科医の道をやめた医師もおります》
。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1853969312983535635)
Lily2@ituna4011
《ヒポクラテスの誓い,扶氏医戒之略,Hallervorden–Spatz病とヘルシンキ宣言,臨床倫理の4原則の衝突,リバタリアン・パターナリズム》 《岩田誠先生著「医(メディシン)って何だろう?(中外医学社)」》
☚ まさに院のゼミ発表と関心事にピッタリ!岩田誠先生のご著書や論文はかなり集めました。
10:15 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853972280860422333)
Lily2@ituna4011
但し、Hallervorden–Spatz病を除きます。リバタリアン・パターナリズムについては、ゼミ教授から怒られましたが、阪大病院の先生も医学新聞で取り上げていらしたことを述べたところ、「そっちの業界の話だ」と切り捨てられました。多分、意味が分かっていらっしゃらなかったからだろうと思います。
10:26 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853969954015748123)
Lily2@ituna4011
但し、神経学の場合は、残念ながらこんなことも起こり得ます。我が家でも、似た事例を目撃いたしました。
《バーンアウトする仲間》
《「治らない患者さんの診療はもうやりたくない」と言って,脳神経内科医の道をやめた医師もおります》
10:17 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853973817821110480)
Lily2@ituna4011
「症例報告は研究ではない」ということを聞いた。神経学会の論文を調べてみたが、確かに求めるテーマに関しては、本数が少ない。だが、私のような素人にとっては、実は症例報告こそが理解の助けになった。この場合も、下畑教授のお言葉が強力な支えになる! 私は、それほど筋が悪くもなさそうだ。
10:32 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853981073602171303)
Lily2@ituna4011
症例報告の場合、想像するに、「個人情報に抵触する」「倫理審査委員会が許可しない」「患者を公平に扱う原則に反する」等、屁理屈を述べて却下する一群があるからではないだろうか?または、症例報告をするには発症前からのカルテ全体を調べなければならず、膨大な労力を必要とするので、時間不足か?
11:01 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854095553141043267)
Lily2@ituna4011
症例集積研究、おもしろそうだ。前段階として、一例の症例研究がある。 PDには、まだまだ研究されていない事例や領域がたくさんある、と私は思う。海外の有力論文が出ると、物真似論文や海外レビューが相次ぐ日本の傾向には、うんざりだ。
6:36 PM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854096426726531225)
Lily2@ituna4011
昔の先生方の方が、より自立度の高い独創性を発揮されていたのかしら?
6:40 PM · Nov 6, 2024

(転載終)
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ここから先はおまけ。放送大学の本部に対する苦情もどき。

(https://x.com/ituna4011/status/1853973082219941890)
Lily2@ituna4011
放送大学大学院の教務課に、修論のおかげで学会発表ができたこと、よい手応えを頂けたことをメールでご報告をしましたが、長らく返答がありませんでした。昨日、電話で問い合わせたところ、「こちらが返事をする内容ではないから」とすげなく言われました。
10:30 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853974738047213954)
Lily2@ituna4011
こういう点が、放送大学の悪いところだと思われる。学生数が多過ぎるので、事務方も対応が大変だろうが、大学そのものの発展には重要な観点ではないだろうか?修論の機会を与えていただいたのだから、学位授与後の進展を報告することは、何よりも学生側の礼儀であり義務でもなかろうか?私が古いのか?
10:36 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853977021678080007)
Lily2@ituna4011
もう一点は、午前中に本部に用件でお電話する時、「おはようございます。いつもお世話になっております」から私は始める。だが、女性職員の場合、ムスッとして応答がないことがしばしば。午前中なら「おはようございます」という挨拶は普通のこと。20代の大学院生の頃、言語調査で明らかにした。
10:45 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1853977442429571378)
Lily2@ituna4011
「お世話になっております」は挨拶言葉。兵庫県や大阪府の近辺では普通に聞かれる表現である。ところが、千葉の放送大学の本部職員は「別に、あなたの世話なんてしていませんけど」みたいな冷たい無言の応答がよくある。
10:47 AM · Nov 6, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854096045208436898)
Lily2@ituna4011
単純に、モノを知らない人が電話に出ているのだ、と思うことにしている。無作法〇出し。
6:38 PM · Nov 6, 2024

(2024年11月6日転載終)

Posted in Health and Medical issues, Japanese culture, research topics, Studies related, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

PDの「腸の疾患」説

まずは、以下のコラムを。

(https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/about-dementia/parkinsons-disease-is-a-gut-disease-not-a-brain-disease/)

パーキンソン病は、「脳の疾患」ではなく「腸の疾患」
2024-10-30
長谷川嘉哉 医師

パーキンソン病は、超高齢化時代に伴って増加しています。認知症を専門にしている当院でも、脳神経内科であるためかなりのパーキンソン病患者さんを診察しています。パーキンソン病とは、身体を上手に動かすことができなくなる疾患です。治療の主体は薬物療法で、根本治療ではなく対処療法が主体です。そんなパーキンソン病ですが、近年腸内細菌の関与が示唆されています。今回の記事では、パーキンソン病が 脳の病気でなく腸の病気である話について解説します。

1.従来のパーキンソン病の考え方

パーキンソン病には四大症状として、「手足が震える」「筋肉がこわばる」「動きがゆっくりになる」「姿勢を保てなくなる」があります。これらの原因は神経の伝達物質であるドーパミンが減少するためです。ドーパミンは中脳の黒質という組織で作られるので、パーキンソン病の患者さんでは、黒質の神経細胞が変性してドーパミンが減少すると考えられています。

2.パーキンソン病は腸から始まる

パーキンソン病の患者さんは運動障害以外にも、いろいろな全身の症状を認めます。特に外来でも多くみられる症状としては、便秘、睡眠障害、排尿障害、抑うつなどです。経過のなかで発症する20年前から便秘が始まる傾向があります。実際、腸とパーキンソン病の発症が関連している可能性を示唆する報告がたくさん出ています。

• 便通が1日1回未満の人は、2回以上の人に比べて1倍パーキンソン病になる確率が高い
• 潰瘍性大腸炎の人はパーキンソン病の発症率が41倍
• 手術で虫垂を切除した人は、していない人に比べて2割近くパーキンソン病の発症率が低い

3.α-シヌクレインが腸で産生

現在、パーキンソン病の原因として、α-シヌクレインという蛋白質が原因という説が有力です。腸管内には腸内細菌叢という無数の細菌が生息しており、これらは体内の免疫など多くのことに関与していることが分かっています。パーキンソン病患者さんでは特定の腸内細菌が多い傾向があり、結果として腸管内でα-シヌクレインが生産。産生されたα-シヌクレインが脳へ移行することによりパーキンソン病を発症するとい考えられています。

4.順天堂大学が「腸内細菌叢移植療法」に関する共同研究を開始

薬で腸内細菌叢の組成を変えることは非常に困難です。そのため抗生剤でいったん腸内細菌を殺して、他の健康な人の糞便(腸内細菌)を移植するという治療法があります。これが今回の治験です。治験により安全性や治療効果について検討。成果により、パーキンソン病患者に対する腸内細菌叢移植療法が新たな治療の選択肢として提供できれば患者さんには朗報です。

5.認知症も腸内細菌?

個人的には認知症も脳の疾患ではなく「腸の疾患」ではないかと感じています。日々の臨床で、「脳の萎縮があっても、正常な方」、「脳の萎縮がなくても、認知症が進行している患者さん」を診ていると脳に対するアプローチだけでは限界があるように思えるのです。もしかすると、いずれパーキンソン病と同様に、認知症も「腸の疾患」という時代が来るような気がします。

6.まとめ

• パーキンソン病は、脳の疾患ではなく「腸の疾患」フォームの終わりの時代です。
• 今回、健康な人の糞便(腸内細菌)を移植するという治療法の治験が行われます。
• 今後、認知症も「腸の疾患」という時代が来るかもしれません。

(転載終)
。。。。。。。。。。
このトピックに関しては、私なりに言いたいことがある。

1.腸内細菌とPDの関連性については、今春に修士号を授与された論文でも記述しておいた。勿論、2022年のZOOMゼミでもレジュメに書いて発表している。

2.修論作成のために集めた1256件以上の資料に基づくならば、この発想はもともと、名古屋大学医学部の平山正昭先生らの腸内細菌ゲノム研究に端を発しており、何年も前から既に学会等で公表されてきた。従って、必ずしも臨床中心の長谷川医師が初めて明らかにしたものではない。(文献リストは後に示す。)

3.我が家の元主治医であり、患者が最も信頼していた阪大病院の佐古田三郎名誉教授も、3年前のYou Tubeで既に発信されている。

  佐古田三郎(はなさか先生)「パーキンソン病へ有効な『オゾン療法』は様々な難病を治す!?」2021年11月17日(https://www.youtube.com/watch?v=yCTTdcvGqAY)(18:50)

4.順天堂大学の「腸内細菌叢移植療法」に関する共同研究を開始に関しては、責任者の服部信孝教授や西川典子教授と今年10月13日の第5回日本パーキンソン病コングレスでもお目にかかり、ご挨拶をした。この治験は、コングレス開催の前月から開始された模様である。これについて、下記の新聞でも報道された。

2024年10月22日付『日本経済新聞』「パーキンソン病、腸内細菌で治療:順大、効果・安全性を検証」(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84257620R21C24A0CT0000)

5.10月27日(日)午後1時15分から2時40分まで大阪府立労働センター(大阪市中央区北浜東「天満橋駅」近く)で開催された難病医療講演会で、講師の佐古田三郎先生に1年8ヶ月ぶりにお目にかかった。上記3において、3年前に「腸内細菌移植療法」すなわち「便移植」について語られていた佐古田先生に、質疑応答の時、挙手して起立した上で質問してみた。

「以前、先生のビデオでPDと腸内細菌について拝見いたしました。最近、順天堂大学が腸内細菌をPD患者に注入する治験をするというニュースが流れてきましたが、先生はどう思われますか?」

佐古田先生は、「どう、と言われても….」と、ちょこっと笑われてから、

「アメリカでは死亡例がある。決して安全ではない。10万円で便移植するクリニックがあるが、リスクがあるため、あまり賛成できない。どこの腸内細菌か?南米の田舎の人の便を取って来たという話もあったが….。うちでは、オゾン療法をしている。こちらの方が安全ではないか?」

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(https://x.com/ituna4011/status/1532897171317866496)
Lily2@ituna4011
大学院の今月のゼミ発表の資料を作りながら、 腸内細菌とパーキンソン病の関係、つまり脳腸相関の話に、とても興味を引かれました。 阪大医学部名誉教授で、10年程、主人の主治医だった佐古田先生も、同じことをおっしゃっています。 科学的証明が難しいですが、できるところから試してみましょう!
10:29 AM · Jun 4, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1539547154670202881)
Lily2@ituna4011
日本人のパーキンソン病の発症率は、欧米人の約半分。ハワイに移住した日本人は、パーキンソン病有病率が上がる。 以上、羊土社の『実験医学 腸内細菌叢』 2019年発行 p. 156, 158より。
6:53 PM · Jun 22, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1745761080553656538)
Lily2@ituna4011
パーキンソン病が腸内細菌との関係で発症するという常識を知らなかった医師がいた。 知らないなら、黙っていてください、邪魔だから。
7:54 PM · Jan 12, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1848684702317850779)
Lily2@ituna4011
この路線でいくと、名古屋大学の平山正昭教授らの2011年頃からのゲノム研究の応用編ということになるか?但し、その頃、順天堂大学では、PDは脳神経の病気だという話が大半ではなかったか?
8:15 PM · Oct 22, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1848317650818203955)
Lily2@ituna4011
この話、アメリカかどこかが実験して、死亡事故になったと聞いたが?
7:57 PM · Oct 21, 2024
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【文献リスト】

・平山正昭・大野欽司「パーキンソン病の発症と病態進行に関わる腸内細菌叢の解明」大和証券ヘルス財団研究業績集 2017年7月3日 pp.81-82.
・平山正昭「パーキンソン病のVisual View:パーキンソン病の腸内細菌叢の問題」『Frontiers in Parkinson Disease』メディカルレビュー社 Vol.11, No.1, 2018年3月 pp.22-26.
・平山正昭「特集Ⅱ:腸内細菌と神経疾患:腸内細菌とParkinson病」『神経内科』科学評論社 Vol.89, No.2,2018年8月 pp.200-207.
・大野欽司・平山正昭「パーキンソン病と腸内細菌叢」『実験医学増刊:腸内細菌叢-健康と疾患を制御するエコシステム』羊土社 Vol.37, No.2, 2019年 pp.155-158.
・佐古田三郎・遠藤卓行・頃安倫代・藤村晴俊・福尾惠介「パーキンソン病患者における小腸内細菌異常増殖(SIBO)と食事内容との関連について」『日本臨床栄養学会雑誌』日本臨床栄養学会 Vol.41, No.1, 2019年 pp.32-43.
・平山正昭「パーキンソン病が腸から始まるといえる、これだけの証拠-平山正昭さんインタビュー(上)」Reライフ.net Asahi.com/13077885, 2020年2月3日付(Web)
・平山正昭「病気が進むと腸内細菌も変わる!?研究でわかったこと-平山正昭さんインタビュー(下)」」Reライフ.net Asahi.com/13078333, 2020年2月7日付(Web)
・平山正昭「パーキンソン病患者に世界共通で認められる腸内細菌叢の変化を明らかに-名大ほか」QLifePro医療ニュース 2020年6月26日(Web)
・平山正昭・大野欽司「パーキンソン病患者特有の腸内細菌叢の変化」『バイオサイエンスとインダストリー』(一財)バイオインダストリー協会 Vol.79, No.3, 2021年5月 pp.230-231.
・平山正昭「腸脳相関」『Clinical Neuroscience』中外医学社 Vol.39, No.7, 2021年7月 pp.868-871.
・平山正昭「シンポジウム3:「神経感染症と神経難病」パーキンソン病と腸内細菌」パーキンソン病運動障害コングレス 運動障害学会 2021年7月1日 pp.80-84.
・平山正昭・大野欽司「早期パーキンソン病患者において2年後の症状進行を予測する腸内細菌を同定」『npj Parkinson’s Disease』research-er.jp/111239, 2022年6月1日(Web)
・順天堂大学「順天堂大学とメタジェンセラピューティクス、パーキンソン病患者に対する「腸内細菌叢移植療法」に関する共同研究を開始」2024年10月21日 服部信孝・波田野琢・西川典子
(https://www.juntendo.ac.jp/news/20552.html)

(リスト終)
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上記のリストから考えられる点は以下の通りである。

1.順天堂大学が、恐らくはメタジェンセラピューティクスから莫大な資金を得て、2024年9月から共同研究という形で治験を開始したらしい。
2.しかしながら、そのアイデアの基は、名古屋大学医学部の平山正昭先生らが、日本語では遅くとも2017年から公表していた。(リストでは省略した英語論文はさらに遡るであろう。)
3.阪大名許教授の佐古田三郎先生は、その翌々年から、腸内細菌とPD患者の食事傾向について調査を公表していた。その結果も踏まえて、佐古田教授の方が順天堂大学の治験グループよりも先見の明があり、安全策を取って、順天堂の治験には「あまり賛成できない」と意見表明された。
。。。。。。。。。。
今回の難病医療講演会は、大阪府こころの健康総合センター内の大阪難病相談支援センターと大阪難病連が主催されたもので、私は患者会の冊子を見て、一ヶ月前の9月27日にはWEBで申し込んでいた。つまり、10月13日の東京でのPDコングレスの二週間以上前の申し込みということになる。

我が家の主人は、大学院の頃、阪大病院と同じ敷地にあるレーザー研に所属して研究をしていたこともあり、阪大には殊更愛着がある。そのこともあってか、阪大病院に通院することも、むしろ誇りにさえ思っていたらしい様子だった。以前暮らしていた自宅からは、阪急バスと阪急電車とモノレールで通いやすかったこともあり、PD治療は長らく阪大病院を中心としてきた。但し、最も長く担当された最後の若い女性神経内科医が処方薬をマックスまで出し続けたこともあり、無責任な応対だった。
そのこともあって、進行前期にお世話になっていた佐古田教授については、亡くなる一週間前に主人が手渡してくれた8頁の手紙にも、お名前が書き記してあった。

順天堂の先生方には申し訳ないが、私は、今回も佐古田教授に軍配を上げる。佐古田先生はアメリカやオーストラリアのプライベート・クリニックの先生方とも交流があるとおっしゃっており、標準治療以外のPD治療や予防について、意見交換しながら治療に従事されているようだ。そして、論文の読破量は並々ならぬものがあり、僭越ながらも先端をいっていらっしゃるように私は拝見している。佐古田教授の方法は、PD患者にとって生活密着型であり実践的であるように思われる。

佐古田先生については、2023年8月9日付ブログ「佐古田三郎先生」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=5427&action)を参照されたし。

さて、順天堂の治験結果は、いつ明らかになるであろうか?
。。。。。。。。。。。
但し、PD患者の傾向として、身体症状の苦痛もあってか、それとも病前性格の一部が薬剤によって強調されるためか、「負けたくない」とやたらプライドが高く、頑固な割によろず速効の効果を求めがちな性急さがあるように私は感じている。同時に、患者を世話する家族からも、頑なでプライドの高さを感じることがある。尤も、かつての私も恐らくはそうだったのだろう。その反省も踏まえて、腸内細菌とPDの関係の話題に際しては、過去のブログでも綴った経験がどうしても忘れ難い。

2023年7月21日付「公明党と難病患者会」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=5370&action)

《今だから言うが、例えば昨年の5月頃の患者家族の会の時、次号の患者会会報に盛り込むトピックの提案(腸脳相関または腸内細菌とパーキンソン症状の改善)を私がした時も、「大学の先生の言うことなんて、当てにならん」と、初対面のおじさんに目の前で却下されてしまい、遺族役員の女性からも「便秘の話は無理そうです」と回答がきた。
あのぅ、腸脳相関や腸内細菌は、便秘の話ではないんですけど。
「大学の先生」と言ったって、名古屋大学の神経内科学のパーキンソン病が専門の医学者が長年の実験分析の結果、提唱されたことで、国際的にも論文多数、そして、神経内科の学会でも受賞された話ですよ!しかも、愛知県のパーキンソン病友の会のアドバイザーもされ、講演会もされている方ですよ!
なぜ、愛知県だから、名古屋大学だからって、大阪の患者会が勝手に却下するんです?本格的な遺伝子治療の実施を待っている間に、少しでも日常生活が楽になり、改善されるならば、患者や介護者にとっても、随分プラスになるかと思うんですけど。お金もあまりかかりませんし….。》

佐古田教授がせっかく「大阪府のPD友の会の役員の方々にも来てもらって説明したところ、わかってもらいました」と、何年か前に私にお手紙で書いてくださったのに、今でも、なぜか佐古田療法に否定的な雰囲気を大阪府支部の会員の中に感じることがある。例えば、「佐古田先生、ムクナ豆で歩けなくした患者を出したのよ!」等のように。

そういう時、修論が終わった私であっても、ちょっとイラっとさせられる。(最近の若者言葉ならば、「うざッ」かしら?)

「歩けなくなった」のは、本当に佐古田教授が「ムクナ豆だけを飲みなさい。PD薬は全部やめなさい」とおっしゃったからなのか?ビデオでは、少なくとも「できるだけ減薬」「少な目に薬を処方」とおっしゃっているだけで、何もムクナ豆一筋ではなかったはずだ。また、食事の改善と運動療法を強調されていて、患者の病態によっては、病前の生活習慣がそのまま表れたのかもしれないのだ。それに、精神症状を抑えると、かえって運動症状が悪化するのはPD治療の常態であり、必ずしも佐古田先生のせいではないはずなのだ。

こういうPD患者側の一方的な認識傾向や理解の片寄りが、私にとっては最も嫌な点だった。それと、参加者人数で判断しがちな点も、やむを得ないところもあるが、私には合わない。

以前も、遺伝子療法の講演会を村松慎一先生からうかがった後、女性患者の一人が「日本は政治が悪いから」と、知ったかぶりで私に言った。

「政治が悪い」ったって、無法地帯の中国みたいになりたいんですか?それに、アメリカだったら、PD治療薬がべら棒に高価で、もしかしたら払えないかもしれないんですよ!
時間はかかるし、まだるっこしいかもしれないが、これが我が国の実態なのだ。「お世話になっておきながら、簡単に大きな口を利くんじゃない!」と言いたいところだった。

外来診察でも、お医者さん方は、こういう我儘な患者に逐一付き合わなければならないから、大変だろうなぁ、と今更のように感じるところである。以 上。

(2024年11月4日記)

Posted in Health and Medical issues, Japanese culture, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

放送大学大学院の修論後の進展

(https://x.com/ituna4011/status/1851258427206688846)
Lily2@ituna4011
20代半ばから続けてきた私の文系の研究テーマに関連する所属学会は4つ。
今春、2つ目の修士号授与に伴い、10月には医療系学会でのポスター発表も済ませたので、難病医療系の学会に入会することにした。知り合いの教授も関わっていらっしゃる上、我が家の主任教授が立ち上げた学会だからだ。
10:42 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851491173871046874)
Lily2@ituna4011
二十代から三十代の頃は、視野を広げたかったのと、顔見知りの方がいらっしゃる場は気恥ずかしいので、何かと避けていた。だが、この歳になると、既知の先生がいらっしゃる方が安心できると思えるようになった。成長か退歩か?
2:07 PM · Oct 30, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851493104119136525)
Lily2@ituna4011
私の若い頃は、所謂縁故や世襲が否定的に見られる風潮がありましたし。
2:15 PM · Oct 30, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851258989868433729)
Lily2@ituna4011
入会して数日後、メールが事務局から届き、eラーニング用のパスワードまで送られてきた。早速、受講してみると、初っ端からPD講座が始まり、しかも担当講師が、学会発表前にお手紙をくださった岐阜大学の脳神経内科学教授だった!
10:45 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851385784219418676)
Lily2@ituna4011
ご縁だと直感しました。感謝です。
7:09 AM · Oct 30, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851259679709802631)
Lily2@ituna4011
講義を聴講した後に、資料編がPDFで示され、すぐに小テストまであった。(勿論、満点!) 何だか、放送大学大学院の各種のオンライン講義で鍛えられた甲斐があった、としみじみ思ったことである。おかげさまで、今のところは楽勝だ。但し、他の難病疾患は全く知らないので、これから勉強開始とする。
10:47 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851260907990753641)
Lily2@ituna4011
放送大学は全世代に開かれた講義のために、一般論の解説が中心となる。 他方、この学会は難病担当の専門家が実際に活動できるような目的も兼ね備えているらしく、学会出席や論文執筆以前に、まずはeラーニングを受講させる仕組みのようだ。今風でなかなかよい。私としては、満足度が高い。
10:52 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851261646595113109)
Lily2@ituna4011
文系の学会も、そのようにすればいいのに。つまり、いきなり学会に来て点数稼ぎのために物欲しげな顔をして発表するよりは、まず基本的な専門知識の確認をeラーニングで自習させるのだ。それが第一関門のスクリーニングとなり、その後、学会発表や論文投稿の条件が整う。
10:55 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851262232317083753)
Lily2@ituna4011
やはり、理系はいいなぁ。文系よりも考え方が進歩的、というのか、進んでいる。知の水平線が開かれ、立場や肩書を超えた才気煥発な議論が展開できそうだ。
10:58 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851262804814414085)
Lily2@ituna4011
私の場合、狙ったわけではないが、人生行路上、二つの研究テーマを持つことになってしまった。年齢的にも、ダブル修士は決して悪くはない。何よりも、経験が先立つので、頭の中だけの知識や社会的地位を追い求めているわけではない。後は自分の努力次第だ。いい時代になったなぁ。
11:00 PM · Oct 29, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851265207852757487)
Lily2@ituna4011
最近、市の職員さん(医学博士)から、もう一つの役割を依頼された。市長様からの委嘱という形式で、食育推進部会の専門委員に任命されたのだ。これまた、恩返しの場として、大変にありがたい。会合の場所が自宅から近く、それも助かる。
11:09 PM · Oct 29, 2024
。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1851398534790283407)
Lily2@ituna4011
え?何が?
7:59 AM · Oct 30, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1851409090821669209)
Lily2@ituna4011
良し悪しありますね?
8:41 AM · Oct 30, 2024

(2024年11月1日転載終)
…………
2024年11月8日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1854760800935985452)
Lily2@ituna4011
再入学した放送大学の学部5科目は、先月中旬の学会発表前に、集中して7課まで聴講しておいた。学会終了後は、全く聴講していなかった院の2科目を急いでいる。
昨日から通信指導の試験が始まったというのに、昨日ようやく、学習センターで学部の後期学生証を受け取った。写真の掲載が遅れたためである。
2:40 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854761573216391266)
Lily2@ituna4011
院の犯罪心理学の科目は、先生の語り口が柔らかく、懐かしく、具体的な事例が多くて、大変興味をそそられる。離人感覚の増加、周囲への配慮に欠ける親が少なくない傾向、親子の情緒関係の不十分さ、等である。
2:43 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854762087295467620)
Lily2@ituna4011
最近では高齢者の受刑が増加し、刑務所が福祉施設化しているという。同居家族や支援家族がいないため、再犯して刑務所戻りが増えた。食事介護や紙おむつ交換、転倒予防等のヘルパー業務を刑務官が代行しているという。
2:45 PM · Nov 8, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1854763648226312335)
Lily2@ituna4011
少子化対策として政治家が子育て資金を配るのは、あまりよろしくないのではないだろうか?現実をもっと直視して、問題を複合的に拡大させてはならない。
2:51 PM · Nov 8, 2024

(2024年11月8日転載終)
…………….
2024年11月15日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1857230417818255670)
Lily2@ituna4011
正式に市長様から書簡が届きました。 昨晩の宴会で、知り合いのおじさまから、
なんか貢献したいタイプなんやな、
と言われた。確かに、昔からその傾向はあり。社会的地位や収入や人との競争心は、ない。
10:13 AM · Nov 15, 2024

(2024年11月15日転載終)

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