ここ数年、2003年に始まった大学改革の弊害、というよりも負の側面が、SNS等を通して一般に広く周知されるようになってきた。
たまたま目にする個人ブログでも、せっかく優秀な成績を残し、受賞歴もあり、順調に博士号まで授与された若手でも、大学に残ることに魅力を感じず、民間の研究所に就職して、むしろ幸せに暮らしている、という事例を目にするようになった。
文系などでは、博士(後期)課程まで進んでも、若くして「奨学金」という借金の返済に追われ、最大でも5年までの任期制の非常勤職しか見つからず、とても結婚どころではない、という悲惨な話は、随分前から問題になっていた。ひどい例では、「高学歴プア」とまで呼称されている(2015年4月5日付「高学歴プア」の問題について(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20150405))。
日本のみならず、米国などでも同様らしい。後ろ盾なしにPh.Dを取得しても就職に直結しないために、自宅をオフィスに立ち上げて、雑誌記事や本を書いたり、テレビやラジオに出演したり、講演して回ったりして、生計を立てている人々が少なくない、と米国留学と駐在経験のあった主人がよく言っていた(2015年8月10日付「沈思黙考」(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20150810)。
2012年3月に突如、私に「自分の書いたものが日本語になるのを見たい」と訳業を依頼してきたダニエル・パイプス氏だって、実はその口である(2012年3月30日付「新たな頼まれ事について」(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20120330)(https://ja.danielpipes.org/art/year/))。親子二代でハーヴァード大学の博士でありながら、お父様の時代にはできたことが、息子さんの時代になると、左翼がアカデミアを占拠しており、「あのような政治思想を持つと、いくら優秀で資格があったとしても、大学に残れないのよ」と、中東フォーラム主催の旅団でご一緒したユダヤ系アメリカ人女性から教わった。2016年秋のベルリンにおける、夕暮れ時のカフェでのことである(2016年10月16日付「欧米はどこへ向かうのか?」(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20161016)。
うちの主人に言わせると、「だけどパイプス氏、あそこまでできたなんて、大した人じゃないか」と。それには私も全く同感で、あれから書き下ろしの新書まで出版されたのだから、やはり「書くこと」の才能に並外れて恵まれているのだろう(https://ja.danielpipes.org/article/10910)。
彼とウェブ上で知り合ってメール交換の後、2年後には米国(2014年4月上旬から中旬)、3年後にはイスラエル(2015年4月下旬から5月上旬)、4年後には欧州(2016年9月下旬から10月上旬)、6年後には東京(2018年2月中旬)と、場所を変えて過去4回もお会いしたが、知的刺激には全く衰えがない。パイプス氏はうちの主人のこともよく覚えていて、さり気なく気遣いを示してくださっていた。(明日は、パイプス氏の75歳のお誕生日である!)
放送大学大学院の勉強と研究課題は、主人の罹患データが新しいうちに始めたもので、勿論、マレーシアの研究テーマは、今後、論文にまとめていく予定ではある。
まずは、洋間二部屋に積み上がっている資料や本の整理から始めなければならないが、今のところはまだ、医療福祉の分野で精一杯だ。
そもそも、「資料が置けるように」と、今暮らしている住まいを見つけてくれたのが、他ならぬ主人だったのだ。2018年7月中旬の暑い最中であった。そして、転居してから、私の外出中にも、いつの間にか本棚を注文して、動かない手足を一生懸命に動かして、(少し歪んでいるが)本棚を組み立ててくれていた。また、段ボール箱から自分の荷物を取り出して、緩やかに押し入れ棚に並べてあった。
断捨離と言うものの、さまざまな思い出が濃厚に付着している物の片付けは、そんなにさっさとできるものではない。まずは、主人との約束であった二つ目の学位を五年祭までに仕上げることが課題だった。それは、今春、果たすことができた。そして、まだ残っている手続きなどが幾つかある。
。。。。。。。。。。。
それでは、主人がいなくなってからの私は、ブログ書き以外に何をしていたのだろうか?以下に、ワードに作成してある履歴書から、覚え書きとして、該当箇所を抜粋してみよう。
【学歴】
2020年10月 放送大学大学院修士科目生入学(生活健康科学プログラム)
2022年4月 放送大学大学院文化科学研究科修士全科生入学(生活健康科学プログラム)
2024年3月 放送大学大学院文化科学研究科修士全科生修了(生活健康科学プログラム)(学術修士)
2024年4月 放送大学教養学部科目履修生入学(6科目 + 5科目)
2024年4月 放送大学大学院文化科学研究科修士選科生入学(2科目 + 2科目)
【研究発表】
・伊丹市立博物館友の会例会・研究発表「神戸におけるマレー語学習について-戦前戦中を中心に-」(2021年9月25日)
・伊丹博物館友の会例会・研究発表「相互理解か宗教的不寛容か?マレーシアのイバン語訳聖書を巡る過去の事件とその余波」(2022年8月27日)
・第5回JPC日本パーキンソン病コングレス(於:東京浜松町コンベンションホール)(主催:順天堂大学医学部脳神経内科内・日本パーキンソン病コングレス(JPC)後援:一般社団法人 全国パーキンソン病友の会) ポスター発表「配偶者から見た若年性パーキンソン病患者に伴う諸問題-プラミペキソールの副作用としての衝動制御障害を中心に-」(2024年10月13日予定)
【掲載原稿】
・「全国パーキンソン病友の会 会報『きずな』大阪府支部だより」No.114(2020年7月)投稿「若年性パーキンソン病患者の友とご家族へ」(https://www.osaka-pda.com/)pp.42-43.
・伊丹市立博物館友の会『友の会だより』令和2年(2020年)10月24日 第63号「新入会員紹介」p.3.
・伊丹市立博物館友の会『友の会だより』令和3年(2021年)2月27日 第64号「むかしのくらし」動画撮影秘話(その2)pp.15-16.
・伊丹市立博物館友の会『友の会だより』令和3年(2021年)10月30日 第66号「伊丹と島本-むかしのくらし展を機縁として」pp.10-12.
・伊丹市立博物館友の会『友の会だより』令和4年(2022年)2月26日 第67号「神戸における戦前戦中のマレー語学習について」pp.13-15.
・伊丹博物館友の会(改称)『友の会だより』令和4年(2022年)6月25日 第68号「護国神社の英霊慰霊祭から祝日の改称を再考する」pp.13-14.
・伊丹博物館友の会『友の会だより』令和4年(2022年)10月29日 第69号「二つの石の話:行基石と鯉石」pp.13-14.
・伊丹博物館友の会『友の会だより』令和5年(2023年)2月25日 第70号「なんでも発表:相互理解か宗教的不寛容か?」p.14.
・伊丹博物館友の会『友の会だより』令和5年(2023年)6月24日 第71号「一住民から見た千僧今池の変遷」pp.16-18.
・伊丹博物館友の会『友の会だより』令和5年(2023年)9月23日 第72号「千僧の旧地名や古絵図そして子供神輿」pp.18-20.
・産経新聞社『月刊正論』令和5年(2023年)8月号 日本工業新聞社「編集者へ編集者から」欄 p.298.
・放送大学大阪学習センター『みおつくし』2024年4月 No.93「卒業・修了生からの喜びの声」p.9.
【検定】
2021年2月 一般社団法人日本漢方養生学協会 第12回薬膳・漢方試験合格
2021年11月 第1回茶道文化検定 Web版3級合格
2022年11月 第15回適塾講座「洪庵の取り組んだ薬学―その発展」課程修了
2023年1月 日本園芸協会「薬草ガーデン講座」の「薬草コーディネーター」資格認定
【社会活動】
・伊丹市教育委員会 義務教育諸学校等教科用図書選定委員会委員(市民代表)(令和2年度(2020年度)5月29日委嘱)
・伊丹市上下水道インターネットモニター(令和4(2022)年度8月・11月)
伊丹市上下水道インターネットモニター(令和5(2023)年度8月・11月)
伊丹市上下水道インターネットモニター(令和6(2024)年度8月・11月)
・伊丹市保健医療推進協議会委員(市民公募)(令和5(2023)年10月1日~令和7(2025)年9月30日)令和5年9月30日付藤原保幸・伊丹市長委嘱(伊健保健第884号)
・公益社団法人 近畿地区不動産公正取引協議会 消費者モニター(令和6(2024)年4月1日~令和7(2025)年3月31日)
・防衛モニター(令和6(2024)年4月1日~令和8(2026)年3月31日)陸上自衛隊中部方面総監証明書 第6-178号(令和6年6月21日 姫路駐屯地にて委嘱状)
【ボランティア活動】
・献血(半年に一度の400ml全献血 2015年1月-2022年6月 計15回)
・伊丹博物館友の会で地域の古文書のラベル貼り作業(月一回1時間半 2022年6月-2023年7月・2024年1月-現在)
・伊丹博物館友の会「むかしのあそび」(2023年2月・9月/2024年2月3日・2月17日)
【趣味の投稿文】
「日々勉強!」『ステーションCO・OP』 2020年6月号 通巻380号 p.37.
「夢の中で一生懸命」『ステーションCO・OP』 2021年4月号 通巻390号 p.67.
「ひとりごと」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2021年5月号 No.395, p.4.
「ファミリー川柳」『ステーションCO・OP』 2021年7月号 通巻393号 p.37.
「犯人は誰?」『ステーションCO・OP』 2021年9月号 通巻395号 p.67.
「学び続けること。」『ステーションCO・OP』 2021年12月号 通巻398号 p.37.
「今年いちばん!心に残ったできごと」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2021年12月号 No.402, p.2.
「祖父のお豆で豆まきを。」『ステーションCO・OP』 2022年2月号 通巻400号 p.66.
「効果てきめん!」『ステーションCO・OP』 2022年4月号 通巻402号 p.40.
「コツコツがんばります。」『ステーションCO・OP』 2022年5月号 通巻403号 p.40.
「伝言&いろいろ」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2022年6月号 No.408, p.4.
「先生への感謝。」『ステーションCO・OP』 2022年7月号 通巻405号 p.38.
「♪毎日を元気に!私の健康法♪」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2022年8月号 No.410, p.2.
「長い間、勘違いしていたこと」『ステーションCO・OP』 2022年10月号 通巻408号 p.38.
「おしゃれな父の思い出」『ステーションCO・OP』 2022年12月号 通巻410号 p.40.
「青汁の手軽な飲み方&アレンジ」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2022年12月号 No.414, p.3.
「家族への手紙。子どものころの、わが家の暖房にまつわる思い出」編-「古き良き時代。」『ステーションCO・OP』 2023年2月号 通巻412号 p.70.
「ひとりごと」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2023年3月号 No.417, p.4.
「家族への手紙。勉強机にまつわる思い出」編-「一緒に歩んだ机。」『ステーションCO・OP』 2023年4月号 通巻414号 p.71.
「ひとりごと」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2023年7月号 No.421, p.4.
「教えてください」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2023年11月号 No.425, p.3.
「ひとりごと」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2024年2月号 No.428, p.4.
「ひとりごと」(生活協同組合『えるクラブ通信』)2024年4月号 No.430, p.4.
「家族への手紙。夏の夕立とカミナリにまつわる思い出」編-「お姉ちゃんの機転。」『ステーションCO・OP』 2024年8月号 通巻430号 p.44.
以上、相違ございません。
(2024年9月8日記)(2024年9月9日・9月13日一部修正)