田母神俊雄氏と自衛隊問題

まずは、不祥事報道から。

(https://x.com/ituna4011/status/1811871263281099007)
Lily2@ituna4011
元自衛官 五ノ井里奈さんの性被害訴訟 元隊員3人と和解成立 |
NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507051000.html…
← 士気が下がらないか心配。
6:12 AM · Jul 13, 2024
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NHK(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507411000.html)

防衛省「不正受給や幹部のパワハラあった」
2024年7月10日

防衛省は自民党の会合で、海上自衛隊の隊員による手当ての不正受給や、防衛省幹部によるパワーハラスメントがあったことを明らかにしました。詳細は現在調査中だとしています。
防衛省・自衛隊をめぐっては、遭難した潜水艦の救助などにあたる海上自衛隊の複数の隊員が、訓練などで潜水を行った際に支給される手当てを、実際には潜水していないにもかかわらず不正に受け取っていたことや、事務方の内部部局で複数の幹部によるパワーハラスメントなどが確認されたことが防衛省関係者への取材でわかっています。
これについて防衛省幹部は、10日に開かれた自民党の国防関係の会合で「そうした事実があった。ただ詳細については現在調査中で、まとまりしだい報告する」と述べました。
防衛省・自衛隊では、このほかにも川崎重工業が自衛隊から請け負った潜水艦の修理をめぐって捻出した資金を、不正に流用していたことが明らかになったほか、関係者によりますと海上自衛隊で「特定秘密」に指定された情報を資格のない隊員に扱わせていたことが複数の艦艇などで確認されています。
小野寺元防衛大臣は会合で「一体何をやっているんだという思いだ。さまざまな不祥事についてしっかり、うみを出し切って自衛隊が生まれ変わることを期待したい」と述べました。
これに対し防衛省の松本政務官は「ご心配とご迷惑をおかけしていることを、おわび申し上げたい」と陳謝しました。

国民 榛葉幹事長「うみを出し切ってほしい」

国民民主党の榛葉幹事長は記者会見で「残念極まりない。こうした事案が相次いで起きると、国民の失望は大きく、若い人たちも自衛隊に入ろうと思えなくなってしまう。真面目に頑張っている自衛官や職員のためにも、政務三役がリーダーシップを取って、まずは事実関係を明らかにし、きちんとうみを出し切ってほしい」と述べました。

(転載終)
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毎日新聞』(https://mainichi.jp/articles/20240712/k00/00m/040/310000c)

「「特定秘密」海自でずさんな取り扱い 保全措置不十分な艦艇内の実態」
2024年7月12日

防衛省が幹部や自衛隊員ら218人(延べ220人)の一斉処分に踏み切った。対象事案は特定秘密の不適切な取り扱い、潜水手当の不正受給、部下へのパワーハラスメントなど多岐にわたる。防衛省・自衛隊は組織の立て直しを図るが、失墜した信頼を回復するのは容易ではない。

「見ようと思えば見られる」

 今回の防衛省・自衛隊の処分で人数が延べ121人と最多だったのは、国の安全保障に関わる特定秘密の不適切な取り扱いだ。陸海空3自衛隊と一元的な部隊運用を担う統合幕僚監部などで58件確認され、うち約8割の45件は海上自衛隊だった。海自でずさんな運用が行われてきたのはなぜか。
 2014年施行の特定秘密保護法は、防衛や外交など4分野の情報のうち、漏えいすれば安全保障に支障をきたす恐れがあるものを「特定秘密」と定める。特定秘密に指定された情報を扱う人は犯罪歴などを調べる適性評価をクリアする必要があるが、今回は資格がない隊員が特定秘密を知り得る状態にあった事例などが多数確認された。
 海自での不適切な取り扱いは、多くが艦艇内で起きていた。艦艇の「頭…

(転載終)

毎日新聞』(https://mainichi.jp/articles/20240712/k00/00m/040/022000c)

「防衛省、117人を懲戒処分 特定秘密やパワハラなど 海幕長は退職」
2024年7月12日

防衛省・自衛隊で国の安全保障に関わる「特定秘密」の不適切な取り扱いなどが相次いで発覚した問題で、同省は12日、117人を懲戒処分にした。海上自衛隊が113人で大半を占め、指揮監督が不十分だったとして酒井良海上幕僚長を減給1カ月(30分の1)とした。また延べ103人を訓戒や注意とし、同省が公表した懲戒処分や訓戒などの対象者は合わせて218人(延べ220人)という異例の規模になった。いずれも同日付。

この日の閣議で、引責辞任の意向を示していた酒井氏が退職し、斎藤聡自衛艦隊司令官を後任とする人事が承認された。木原稔防衛相は閣議後の記者会見で「防衛省、自衛隊の活動は国民の信頼あってだ。今回の事案は信頼を裏切る決してあってはならないもので、深くおわびする」と陳謝し、自身は大臣給与を1カ月分自主返納すると明らかにした。辞任は否定した。

防衛省によると、懲戒処分の内訳は免職11人、降任2人、停職83人、減給14人、戒告7人。対象行為は、特定秘密の不適切な取り扱い▽潜水作業に支給される手当の不正受給
▽基地内での不正飲食▽部下へのパワーハラスメント――の4分野に及んだ。

 特定秘密については、適性評価をクリアしていない隊員が情報を知り得る状態にあったなどとする漏えい事案を海自で41件、航空自衛隊で2件確認。海自では35隻の艦艇で保全措置が不十分だったとした。特定秘密の取り扱いに関する手続きに瑕疵があったとする事案も15件あった。外部への流出は確認されていないという。
酒井氏をはじめ海自と陸上自衛隊に所属する27人を懲戒処分とし、指揮監督する立場にあった増田和夫事務次官と吉田圭秀統合幕僚長、森下泰臣陸上幕僚長、内倉浩昭航空幕僚長を含む94人を訓戒などとした。

 潜水手当の不正受給では、潜水艦救難艦に所属する海自隊員ら65人を免職などの懲戒処分に。2017年4月から22年10月にかけて訓練時間の虚偽報告などを繰り返し、不正受給は総額約4300万円に上った。また、厚木航空基地隊など計3カ所に所属する海自隊員22人が食事の無料支給対象者でないにもかかわらず、代金を支払わずに基地内の食堂で総額約160万円分を不正飲食していたとして降任や停職などにした。

さらに「背広組」と呼ばれる内部部局(内局)で複数のパワハラが確認され、審議官級以上の幹部職員ら3人を停職や減給とした。内局の職員がハラスメントで懲戒処分されるのは初めて。責任を取り、背広組トップの増田事務次官が俸給月額10%(3カ月)を自主返納する。パワハラが一因となって、職員1人が精神疾患で療養を余儀なくされたという。【松浦吉剛、木原真希、小田中大】

(転載終)
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産経新聞』(https://www.sankei.com/article/20240712-CIL5AYDMLJOKTKXWTH5DHTBIFA/)

「防衛省・自衛隊218人を大量処分 特定秘密漏洩やパワハラ 海幕長が引責辞任」
2024年7月12日

防衛省は12日、海上自衛隊艦艇部隊での特定秘密漏洩や内部部局のハラスメント事案などを受けて、自衛隊や同省の幹部ら計218人を処分したと発表した。処分対象者の8割以上を占める海自トップの酒井良海上幕僚長が19日付けで引責辞任する。度重なる不祥事が異例の規模の大量処分に発展した。信頼回復へ防衛省・自衛隊には国民から厳しい視線が注がれる。
木原稔防衛相は記者会見で「国民の信頼を裏切る決してあってはならないもので、深くおわびする」と述べ、給与1カ月分を自主返納すると表明した。
処分を発表した事案は▽特定秘密漏洩▽海自隊員による潜水手当不正受給▽基地内での不正飲食▽内部部局幹部によるパワハラ-の4つ。
指揮監督義務違反などで酒井氏が減給30分の1(1カ月)の懲戒処分、増田和夫防衛事務次官、吉田圭秀統合幕僚長ら幹部5人を訓戒とした。増田氏はパワハラ事案を受けて俸給月額10%(3カ月)を自主返納する。
このほか特定秘密漏洩で海将補以下115人(うち懲戒処分26人)、潜水手当の不正受給で1等海佐以下74人(同65人)、不正飲食で1等海尉以下22人(同22人)を免職や停職、減給などとした。
職員に対し日常的に威圧的な言動を繰り返し、精神的な苦痛を与えたなどとして審議官以上の指定職に就く50代の防衛書記官ら3人を停職や減給の懲戒処分とした。
漏洩を含む特定秘密の不適切な取り扱いは海自艦艇部隊を中心に陸空自などで計58件確認された。いずれも外部への漏洩は確認されていないという。海自護衛艦など38隻で、特定秘密を扱うために必要な適性評価を受けていない隊員計約200人が特定秘密を知り得る状態にあったり、取り扱ったりしていた。
潜水手当は、任務や訓練で潜水した場合、深さに応じて支払われる。潜水訓練の実績を偽り、65人が計4300万円を不正受給していた。基地内で食事代金を支払わず不正に飲食した隊員は22人で、計約160万円の不正額が判明した。

(転載終)
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日経新聞
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA118NP0R10C24A7000000/)

「防衛省・自衛隊不祥事、220人を処分 海幕長は辞任へ」
2024年7月12日

木原稔防衛相は12日、閣議後の記者会見で陸海空3自衛隊や内部部局で延べ220人の処分を発表した。安全保障にかかわる「特定秘密」の不適切な扱いや手当の不正受給、食堂での不正飲食、パワーハラスメントの4つの不祥事を確認した。海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は19日付で引責辞任する。
監督責任を問われ、酒井氏は減給30分の1(1カ月)の処分、増田和夫防衛次官や陸上・航空両自衛隊の幕僚長ら最高幹部5人…

(転載終)

日経新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA048ZD0U4A700C2000000/)

「24年版防衛白書、北朝鮮ミサイル能力「質的に向上」」
2024年7月12日

木原稔防衛相は12日の閣議で2024年版の防衛白書を報告した。北朝鮮の核・ミサイル開発について「質的な意味で能力向上に注力している」と指摘した。固体燃料型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」や中距離弾道ミサイル「火星16」の発射に成功したことを踏まえた。
核・ミサイル運用能力を補完するため「装備体系の多様化や核・ミサイル運用能力を補完する情報収集・警戒監視・偵察(ISR)手段の確保」を図っているとも明記した。北朝鮮は軍事偵察衛星を23年11月に発射し、24年に3基を打ち上げる方針を掲げる。
東アジアの情勢を巡り「ロシアによるウクライナ侵略により、国際秩序を形づくるルールの根幹が簡単に破られた。同様の深刻な事態が東アジアにおいて発生する可能性は排除されない」と記した。
中国の軍事動向については「日本と国際社会の深刻な懸念事項でこれまでにない最大の戦略的挑戦」との見方を維持した。沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線を越え、(小笠原諸島から米領グアム、パプアニューギニアにいたる)第2列島線に及ぶ日本周辺全体での活動を活発化させる」と評した。
23年版では「第2列島線を含むより遠方の海空域における作戦遂行能力の構築を目指している」との分析にとどめていた。
中国軍の台湾周辺での軍事活動は活発な状態が続いている。23年8月に実施した台湾周辺での軍事演習については「台湾侵攻作戦の一部が演練された可能性がある」と分析した。「中国側の軍事活動の活発化により、中台間の軍事的緊張が高まる可能性も否定できない」と言及した。
台湾もウクライナ侵略や中国軍の活動を踏まえて、中国軍の着上陸に備えた訓練を実施するなど、自身の防衛努力を強化していると盛り込んだ。
ウクライナ侵略についてはロシアが「北朝鮮から砲弾やミサイルの調達などにより戦力を維持している」と指摘した。中国とロシアは共同訓練を繰り返している。23年に引き続いて「示威活動を明確に意図したものであり、日本の安全保障上、重大な懸念だ」と書いた。
韓国との関係改善も触れた。6月にシンガポールで開いた防衛相会談で、18年に発生したレーダー照射問題の再発防止策をまとめた。この時の内容を写真付きで示しながら、韓国を「国際社会における課題への対応にパートナーとして協力していくべき重要な隣国」と紹介した。
防衛産業についての記述は23年版と比べて10ページほど増やした。新たに制定した防衛産業基盤強化法を説明したほか、フィリピンに供与した警戒管制レーダーを運用する比空軍司令の声も載せた。
防衛白書は防衛省が毎年つくる。24年版は23年4月から24年3月までの主な動向を新たに反映した。

(転載終)
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せっかく防衛費を上げていこうと上昇機運が盛り上がってきたところへ、自衛官の若い志願者が定員を満たさなかったり、不祥事が続々と明らかになる等、内部の真面目な隊員のみならず、防衛モニターたる私の士気までどんどん下がって行きそうな昨今。非常に危い状況である。

ここは、正面切って処分なり規律公正なり、毅然とした態度で臨まなければならないだろう。

「自衛隊さん、毎日、厳しい訓練をありがとうございます」「自衛隊さんのお蔭で、私達は安心して暮らせます」「災害時には、大変お世話になりました」「感謝、感謝です」と、素直ではあるものの、単純にムード的に持ち上げるだけでは解決しない。下に示す36分間のANN番組で佐藤正久氏が率直に自衛隊内部の問題を認めていらっしゃるように、「これは組織文化の問題です」「大変に難しい問題です」という回答が、目下のところは妥当であろう。

最近の調査では、国民の9割以上が自衛隊に好意的な見解を示し、信頼を寄せているというのに、こんな状態では困ったものである。

ANNnewsCH(https://www.youtube.com/watch?v=trZdMdzSs8w)

【特定秘密の漏洩に不正受給】不祥事続発で“防衛省218人処分”統治不全の解決は?【日曜スクープ】
2024年7月14日

ゲスト:佐藤正久(元外務副大臣)、久江雅彦(共同通信特別編集委員)
アンカー:杉田弘毅(ジャーナリスト/元共同通信論説委員長)

防衛省は12日、特定秘密の不適切な運用や海上自衛隊員による潜水手当の不正受給など相次ぐ不祥事を受けて、増田和夫・事務次官や吉田圭秀・統合幕僚長のほか、陸海空の全幕僚長を含む218人を一斉に処分した。200人以上が一斉に処分されるのは極めて異例の事態で、多くの違反があった海上自衛隊トップの酒井良・海上幕僚長は交代する。木原防衛大臣は自身の給与1カ月分を返納する。12日に防衛省が公表した不祥事は、特定秘密の不適切な運用、海自隊員による潜水手当の不正受給、政策立案を担う防衛官僚によるパワーハラスメント、また、海自基地内で隊員が不正飲食を行った問題の4事案となる。

安全保障に関わる「特定秘密」が部隊内で不適切に扱われていたとして、防衛省は、自衛隊のトップである統合幕僚長らを訓戒、停職などで113人を処分した。海上自衛隊の隊員が潜水手当約4300万円を不当に受け取っていた事案については、防衛省は、74人を処分した。酒井海幕長は12日、「個々の順法精神の欠如に加え、不正を見て見ぬふりをするような組織文化に問題がある。長期的な対策を講じないと組織文化は変わらない」と述べた。国民民主の玉木雄一郎代表は12日、「極めて深刻な事態。日米同盟をはじめとした関係各国との信頼にも関わる問題である」と懸念を示した。

海上自衛隊の潜水手当を巡る不正受給では、海自に所属する潜水士の大半が不正に手当を受け取っていた。海自隊員は、任務や訓練で潜水した際に、潜った深さに応じて、深さ450メートルを超える場合で、1時間あたり最大で1万2000円の手当が支給されている。不正受給が多い隊員では、1500時間分で約200万円に上った。この不正受給に関する調査は、2017年から23年までの範囲で実施され、その結果、海自内部で同様の手口で引き継がれた可能性が高く、6年間で65人が総額で約4300万円を受け取っていた。

(転載終)
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(https://x.com/ituna4011/status/1811254916641661223)
Lily2@ituna4011
防衛モニター、頑張ります!自衛隊のお兄さんお姉さん、おじさま方、そして、隊員を送り出してくださったご家族様、OBの方々、本当にいつもありがとうございます!今迄長らく理解不足だったことをお詫びいたします。
1:23 PM · Jul 11, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1811347289727783067)
Lily2@ituna4011
2024年8月号『軍事研究』 (Japan Military Review) を読んで勉強するようにします。
7:30 PM · Jul 11, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1811320227185283104)
Lily2@ituna4011
今日の午後、古文書ボランティアの帰りに書店に立ち寄り、初めて 『軍事研究』 (Japan Military Review) の最新号を買った。イスラエルについて、防衛医科大学について、驚くべきことが詳しく書かれてある。新聞や一般ジャーナリストの文章ではなく、この種を読まなければ語る資格はないのだろう。
5:42 PM · Jul 11, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1811674549613920400)
Lily2@ituna4011
軍事研究 2024年8月号 p.147
2007年11月号の創刊500号記念には、田母神俊雄氏からも祝辞をいただいた、との由。氏は、自衛隊が武士道を継承し、如何なる任務にも対処できる組織だと考えていた模様。
該当ページには、田母神氏には国政の方が力を発揮するにふさわしいという意見が記された。
5:10 PM · Jul 12, 2024
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(転載終)

…..と、田母神氏が懲りずに今年の夏に都知事選に出馬したということから、恐らくは当選しないだろうとの予想付きで、それでも最新号『軍事研究』誌に引用されていた。この田母神氏は、率直かつ具体的な見解を述べた上述の佐藤正久氏とは全く好対照の態度を示している。一例として、下記にご自身のツィートを転写しよう。

(https://x.com/toshio_tamogami/status/1812591866074055100)
田母神俊雄@toshio_tamogami
自衛隊不祥事で218人が処分された。しかしいずれも内部告発がなければ外からは知り得ない内容だ。特定秘密取り扱いの認定をするのは海自自身だ。手続き上認定が下りないまま業務を実施させていたが海自自身が当該隊員の適格性を認めていたことになるのではないか。だから外部への秘密漏洩はないのだ。私が心配するのは海自内にスパイがいて、これを過大に報道させ、来年度予算の概算要求を出すこの時期に自衛隊予算の縮減を目標に行動している可能性はないのかということだ。
5:55 AM · Jul 15, 2024
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(転載終)

思わず笑ってしまう陰謀論依存症候群である。既に後期高齢者の枠組みに入られたのだから、過去の栄光はさておき、もうそろそろご隠居の時間なのでは?
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佐藤正久氏は、参議院の国会議員でもあるが、同じ福島県出身で一回り年上の大先輩である田母神氏よりは、現役時代に隊内での階級が高くはなかったはずなのに、しっかりと実務で成果を上げられた。
自衛官の退職後、平成19年には参議院議員(全国比例区)に初当選、平成24年には防衛大臣政務官就任、翌年には参議院議員(全国比例区)に再選、平成29年には外務副大臣、令和元年に参議院議員(全国比例区)3期目の当選、令和2年に自由民主党政務調査会の外交部会長、令和4年に参議院自由民主党国会対策委員会の委員長代行と、着々と政界でも実力を発揮されている。(参考資料:(https://sato-masahisa.jp/profile/))。

田母神氏が自ら「75歳でも74歳にしか見えないと言われる」「健康状態は万全だ」と自負してみても、もう政治家として活躍できる年代を超えてしまっているのではないだろうか?この自信過剰の元は、何かとハラハラさせられるバイデン大統領を取り巻く周囲と似たものがあるからなのだろうか?

もう一つ、佐藤正久氏の最新ブログから抜粋してみよう。

(https://ameblo.jp/satomasahisa/entry-12856727141.html)

2024-06-19
・冒頭、一連の不祥事について、まずは国民に対する謝罪をさせていただいた。
・国民の政治不信は、国会が定めた法律や制度への不信にもつながる。その様な事態を防ぐため、政治家は今回の件を深く反省し、襟を正し、不正への抑止力と政治資金の
透明性を高める政治改革を何としても進めなければならない。
・やはり政治家はより高い遵法精神と意識改革、そして強い責任感を持って政治に取り組まねばならず、それこそが政治への信頼回復の第一歩であると強く申し上げたい。
・責任者が、「自分は知らなかった」と言い訳をしたり、会計責任者に責任転嫁することができない制度とした。
・自身が代表を務める政党選挙区支部に対する寄付への税制優遇の適用除外

(抜粋終)

自衛官から政治家へと同じ方向性を歩んでいるはずなのに、一回りも年下の同郷者である佐藤正久氏の方が、まるで田母神氏の過去を暗に批判しているかのような政治改革をきっちりと実行に移していらっしゃるのだ。男は「有言実行」、これに尽きる。

「保守派」という言葉を隠れ蓑に、自分の都合の良いように発信し、無知な大衆を惑わし、特に若い世代に対して、過去の自衛隊での最高階級をちらつかせて意に添わせようという手法は、今の時代、既に通用しない。「戦前保守派」「伝統派」だと名乗り、何でもアメリカやGHQのせいにするのは、考えの足りない不満分子を引き寄せるだけである。
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(https://x.com/ituna4011/status/1322556308336173057)
Lily2@ituna4011
日本学術会議論争、軍事研究で辛酸を舐めた学者が憂う「学問の退廃」 (加藤朗) – オピニオンサイトiRONNA https://ironna.jp/article/16166 #iRONNA 《荒漠たる思想的、政治的虚無》 《「象牙の塔」を破壊し、権威にまみれた「似非学問の自由」を粉砕》
12:09 AM · Nov 1, 2020

(https://x.com/ituna4011/status/1813163629237444716)
Lily2@ituna4011
靖国神社付近で右翼靖国会沼山光洋が自殺 田母神俊雄が自殺賛美 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-8045.html…
7:47 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813195535416979703)
Lily2@ituna4011
こういう点が田母神氏の危なっかしい点。
9:54 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813154094691065878)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄の支援者ら 百田尚樹・三橋貴明・中西輝政・WiLLなど http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-8545.html…
7:09 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813148032491528243)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄支援者リスト 渡部昇一・すぎやまこういち・石原慎太郎・元谷外志雄など http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-8549.html…
6:45 PM · Jul 16, 2024
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(転載終)
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この先のツィートは冗長になるため、先に結論を示しておくと、今年5月下旬の時点で、古谷経衡氏が明快に述べている。

(https://x.com/aniotahosyu/status/1795292155847827537)
古谷経衡(作家,評論家,社団法人令和政治社会問題研究所所長,株オフィス・トゥー・ワン所属)@aniotahosyu

保守界隈に詳しくない人は、田母神俊雄氏がいまでも岩盤保守から一定の指示を受けていると思っているようだが完全にピント外れである。しかたがない、素人なんだから。詳しくないのだから。この点は責めません。 2014年の都知事選挙に立候補した田母神氏が、その後公職選挙法で逮捕・起訴され、有罪判決を受けたとき、保守界隈は「田母神批判派」と「田母神同情派」に分裂した。 前者「批判派」の筆頭は、そもそも田母神氏の支持母体となったチャンネル桜(頑張れ日本)系で、さんざん田母神氏批判を繰り返し、「同情派」と骨肉の争いを繰り広げた。「同情派」には一部の憲政史家など中堅の言論人が追従したが、「批判派」の物量に押された格好だ。 これを称して「田母神内戦」と呼ぶ。 結局、「なんだかんだ言っても有罪になった田母神氏が悪い」ということで、保守界隈から田母神氏は急速にフェードアウトしていって、現在に至る。 田母神氏には悪いが、現在の保守界隈には飯山陽(日本保守党)氏などの新しいスターが誕生しており、ハッキリ言ってオワコンである。 田母神俊雄氏が、岩盤保守から横断的な支持を得るとは、「現時点では」全く思わない。
12:12 PM · May 28, 2024

(転載終)

飯山陽氏のその後は残念な結果だったが、確かに世代交代、新陳代謝が起こっている。それにもかかわらず、この度、私が時間をかけて公開情報を調べてみたのは、どうにも笑うしかない「保守派」の傾向が田母神氏を取り巻く周辺から漂ってきたからである。
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(https://x.com/ituna4011/status/1812835233181667602)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄圧勝と言っていたネトウヨはどこへ?なぜか健闘讃える声 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-4652.html…
10:02 PM · Jul 15, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1812823372138725728)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄終了?政治資金の業務上横領容疑で捜索、水島総指摘の件 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-8353.html…
9:15 PM · Jul 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1812822421772354003)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄、横領した金を不倫相手に?謝礼も違法で逮捕の可能性 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-8363.html…
9:12 PM · Jul 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1812817681944633435)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄やはり逮捕 「了承したと言ったがあれは嘘だ」と言い訳 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-8536.html…
8:53 PM · Jul 15, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1812486818450788825)
Lily2@ituna4011
田母神氏、「フライデー」不倫報道に反論 ネットでは賛否様々な反応が出る https://j-cast.com/2014/12/06222629.html… #フライデー #不倫報道 #田母神俊雄 via @jcast_news

(転載終)
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では、今回の私のタスクを披露してみよう。

(https://x.com/ituna4011/status/1813053438965784964
Lily2@ituna4011
二十代に政府の仕事で3年間、マレーシアにいた経験から判断すると、文献上も田母神氏には同意し難い。マラッカ博物館やセントサ島の日本軍政時代の展示、マレーシアの学校教科書の説明、地元新聞のアーカイブには、日本軍は恐ろしかった、と写真多数で纏められていた。
12:29 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813078074554216749)
Lily2@ituna4011
訂正
マラッカ博物館→ペナン博物館
失礼致しました。
2:07 PM · Jul 16, 2024·
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(https://x.com/ituna4011/status/1813054691468800497)
Lily2@ituna4011
シンガポールでもマレーシアでも、 今の日本人は優しくて親切だが、戦時中に我々の土地でしたことを認め、謝罪するなら、
我々も forgive and forget する、
と何度もあちこちで聞いた。1990年代初頭の頃で、まだ戦争の生き残り世代がご健在だった。
12:34 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813055907712147719)
Lily2@ituna4011
一連の不祥事ないしトラブルにもめげずに、この度も果敢に都知事選に立候補して、10年前の三分の一票を獲得して4位落選の田母神俊雄氏。 今年、防衛モニターを仰せつかったことから、自衛隊問題を正面から自分なりに考えるきっかけとして、田母神氏に注文した。
12:39 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813057752069206213)
Lily2@ituna4011
訂正
注文 → 注目
失礼致しました。
12:47 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813057547311718533)
Lily2@ituna4011
表面的には端正な風貌と語りの上手さから、如何にも誠実な被害者のようにも見えなくはなかったが、公開情報を調べてみた限りでは、自衛隊の幕僚長まで務め上げた方の割には、お金と女性に関して、脇の緩さ、甘さが散見された。元の奥様とのことも、そこまで公言するか?
12:46 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813059821190672867)
Lily2@ituna4011
と、違和感を感じた。また、息子さんは不明だが、恐らく今は40代かと推定される娘さんが、いつでも
お父さん、お父さん、
と慕っていて、何とも麗しい。が、持病を抱えて時々入院し、通院もされているようなので、田母神氏も一家の長として大変なのだろうと、個人的には深く同情する。
12:55 PM · Jul 16, 2024
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☚ この娘さん、ツィートでは書けなかったが、恐らくは所謂メンヘラ、ある人達によれば統合失調症でニートではないか、との由。それは大変に気の毒なことではあるが、彼女の「活動」とやらが、ご自身のエックスやフェイスブックで毎日のように自主公開されていて、仰天させられた。一体全体、どういう家庭環境で育つと、こういう「成人向けエロス漫画」と称した下品なものが公開できるのだろう?だからこその精神疾患だとも言えるのだろうが。
だが、どういうわけか、お父さん人脈の関連なのか、彼女はやたら年配男性陣に庇われてもいる。もしかして、お父さんの周辺は、自衛隊でもこの種の画像が好きなタイプが集まっていたのだろうか?
残念だが、お嫁の貰い手はなさそうですね……。だからこそ、自分のしていることに疲れて不安にもなるのでしょうねぇ。
「父に会います」と公言して、確かに焼肉屋さん等で時々面会しているようだが、その写真は必ず田母神氏一人であり、親子のツーショットではない。しかも、決して田母神氏はくつろいで笑っているわけでもない。可愛いが不憫な娘を、これからもずっと面倒見続けなければ、というところなのだろうか?
この度の都知事選でも、せっかく娘さんが「父の応援に行きます」と公言して現場に出かけて行っても、「他人のふりをしろ」と指示。他人のようにチラシをもらってすごすごと帰って来た娘さん。不健全です!
あえて公人になろうと三度目の挑戦をしている割には、こういう点でも田母神氏は脇が甘い。というのか、自己を客観視できていないのかもしれない。仮に都知事になったとしたら、家族構成等も一応は公開されることになるだろうに、いい年をした娘さんが一緒に出て来て、「私の作品です、よろしく」みたいに○○漫画とやらを持ってきたら、父親として、正常な感覚の持ち主だとは思われず、誰とも顔を合わせられませんよ。

(https://x.com/ituna4011/status/1813062276213318026)
Lily2@ituna4011
しかし、田母神氏の強弁が如何なる理由からのものであろうとも、史実として史料上に残されているものからの逸脱は、正義に悖る。東南アジアは多様な重層性を有しており、日本が解放したとは言い切れない。むしろ、日本軍政が一つの刺激となって、地元の人々が自力で独立を目指したのだ。
1:05 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813150280613306608)
Lily2@ituna4011
第一、クラウゼヴィッツの解説本まで出して、自衛隊で教鞭を執っていた方が、複数回の選挙で落選続き、何度かの裁判でも敗訴ばかり。これでは戦法と戦術に欠ける。説得力がない。晩節を汚さない方がよいのでは?
6:54 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813275505665450369)
Lily2@ituna4011
私は、喩え階級が高くなくとも、確実に勝ち、生き残れるような指揮官の下で暮らしたい。
3:12 AM · Jul 17, 2024 
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(https://x.com/ituna4011/status/1813065064402067546)
Lily2@ituna4011
今回の都政方針は、概ね同意できるものの、自衛隊当時の最高の肩書きや経験を基盤に都政を動かすとすれば、前途多難ではないだろうか? 現憲法を一旦廃止する云々関して、それでは天皇陛下の御意向はどうなるのか、インタビューでは、全く触れられていなかった。恐ろしいことだ。
1:16 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813068456641896627)
Lily2@ituna4011
過去30年のうちに停滞し凋落気味の日本なので、田母神氏のような勇ましい主張は、ともすれば安易に靡いてしまいがちだ。気持ちとしては理解できなくもないが、主張と実践の度合いをよく見極めなければならない。 少子化対策には若い人を結婚させろ、 と言うなら、ご自身のご家族はどうなのか。
1:29 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813070035499511945)
Lily2@ituna4011
それから、デヴィ夫人。田母神氏の応援として、何度か威勢よく声を張り上げていたが、あの方の主張と田母神氏とが合致していない部分が目立つ。しかも、当落が決まり次第、さっさと国外へ別件で旅立たれた模様。勿論、無言で。 確かインドネシア国籍だから、責任もない、ということなのだろうか?
1:35 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813073385406275928)
Lily2@ituna4011
結論としては、保守かリベラルか、ではなく、事実に基づいているか否かで判断すべきだろう。そして、史実を違えてもなお、この勇ましい思考を有しなければ航空自衛隊を率いることはできなかったのか、疑問に思う。 米軍依存は脱すべきだが、自衛隊のみでは対応不可だと公刊書の統計は示している。
1:49 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813077569450962959)
Lily2@ituna4011
米軍からのお古の兵器や戦闘機等は、アメリカ従属を意味するから、早く自立して国産化すべき、との田母神氏の主張に対して、基本的には異議なしとするものの、現実問題として、それができない現状から、同盟強化と同志国との連携が採用されている。それに対する言及も、知る限り、全く聞かれなかった。
2:05 PM · Jul 16, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1813084167623876998)
Lily2@ituna4011
2008年のアパ論文問題の頃は、他の用件に集中していて、あまり深く考えなかったが、今回初めていろいろと調べてみて、やはり怖いという印象を抱いた。強い懸念である。 従って、ご本人の悔しさ諸々を加味した上で尚かつ、当局や裁判所の下した一連の決定は、概ね妥当なところだと、私は結論した。以上
2:32 PM · Jul 16, 2024
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(転載終)

【おまけ】

(https://x.com/ituna4011/status/1813599686282145870)
Lily2@ituna4011
WiLLの2009年8月増刊号は、
『永久保存版 田母神俊雄 全一巻』
だった。あの頃の支援者は、今回の都知事選で何をしていたか?
12:40 AM · Jul 18, 2024
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(転載終)
。。。。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1813156311300735411)
Lily2@ituna4011
保守票・ネトウヨ票なんてなかった? 田母神俊雄、最下位で落選 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-6173.html
7:18 PM · Jul 16, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1812418058163798221)
Lily2@ituna4011
靖国神社の宮司に元自衛隊将官、総代も複数 政教分離の観点で懸念も:朝日新聞デジタル https://asahi.com/articles/ASS3Z66HZS33PITB008.html…
← 懸念なし。
6:25 PM · Jul 14, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1812400323455254643)
Lily2@ituna4011
田母神俊雄 「イスラエルを訪問して」 ⇒ https://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-11927690420.html… #アメブロ
@ameba_officialさんから
← イスラム国には9人の日本人が含まれている。
5:14 PM · Jul 14, 2024
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(2024年7月18日転載終)

Posted in Japanese culture, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

再入学した放送大学大学院

(https://x.com/ituna4011/status/1810957016342651128)
Lily2@ituna4011
今年再入学した放送大学大学院。オンライン科目は1単位ずつだが、二科目ともなかなか手強かった。講義は簡単でもレポート作成に時間がかかったり、講義で触れられていなかった項目がたくさん小テストで出題されたり。今日は朝から気合を入れて、最終テストを初発で満点。レポートは、二科目計4本提出。
5:39 PM · Jul 10, 2024
307 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1810957974376173661)
Lily2@ituna4011
締切は今日の午後5時。10分前に無事送信できた。ギリギリまで夢中になってレポート作成の作業中、iPhoneが二度鳴って、びっくり。緊急事態発生か? 35年来のシンガポールの友人からだった。
友人「あんた、いつでも勉強ばかりしているんだね?」
私「少女学成り難し」
5:43 PM · Jul 10, 2024
157 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1810959053771972722)
Lily2@ituna4011
修論を出して3月に学位を授与されたばかりなのに、続く4ヶ月後に同プログラムの新たな科目を落とすわけにはいかない。いい訓練ではある。慢心せず、常に努力を続けよう。当該科目を修士全科生の時に受講していたとしたら、自信喪失だった可能性大。但し、今となっては修論テーマの裏付けとして強力。
5:47 PM · Jul 10, 2024
136 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1810972529819013376)
Lily2@ituna4011
今年度初めて入学した教養学部では、まだ5科目インターネット講義が残っている。フランス語は基礎が全くできていないのに、通信指導で満点とは、よろしくないのではないか?ドイツ語と英語は、昔取った杵柄じゃないが簡単で、お楽しみ復習。看護学は社会勉強として、薬と疾病は修論の補強として受講。
6:41 PM · Jul 10, 2024
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(2024年7月10日転載終)
…………….
2024年7月18日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1811161994978062588)
Lily2@ituna4011
院の講義で、過去に履修したオンライン科目の復習が今でもできるようになっている。学位授与されても、繰り返し学習せよ、ということなのだろう。
一番大変だったのは、薬理学。今回受講した生理学および解剖学。今の看護師さん達は、医師のアシスタントではなく、主体的に考えて医療参画する。
7:14 AM · Jul 11, 2024
165 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1811163250849144909)
Lily2@ituna4011
自分が滅多に病院のお世話にならないため、余計に知らないことばかりだった。今の人体は細かく分析されている。
一回の講義が仮に20分でも、逐一メモを取りながら視聴すると、ぐったり疲れる上、案外に一時間以上は簡単に経ってしまう。
看護学校が看護大学に昇格して以来、随分と変化がある。
7:19 AM · Jul 11, 2024·
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(https://x.com/ituna4011/status/1811164973340770632)
Lily2@ituna4011
長年の主人の神経難病と共に過ごした経験から、こんな勉強を始めたわけだが、先日、近くの若い保健師さんから、
市民の鏡みたい!
と、褒めていただいた。
何もわからないままに、混乱した経験だけが先立っていたためである。
7:25 AM · Jul 11, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1811167364727349714)
Lily2@ituna4011
ドイツ語とフランス語は内容がグローバル化していて、昔よりも観光会話みたいになっている。また、リベラル化の影響を多分に受けている。文法と読解が基本のはずだから、昔の方が訓練としては良かった。
但し、今は大変忙しいので、お楽しみ語学も悪くない。記憶の鍛錬にもなる。
7:35 AM · Jul 11, 2024
149 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1811170195324715059)
Lily2@ituna4011
医療関連の科目は古いまま開講されているものがあるが、医療の知識は日進月歩なので、三年に一度は内容を更新していただければ、と思う。
恐らく、放送大学や大学院では、標準的な基本を、国民全般の底上げのために開講されているのだろう。
今年の5月と6月は、自衛隊と国防を集中的に学んだ。
7:46 AM · Jul 11, 2024
137 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1811174006705578433)
Lily2@ituna4011
どちらも重たい現実感満載の分野。でも、今後は絶対に必要になる知識だろう。
学ぶ機会が与えられて感謝しております。
8:01 AM · Jul 11, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1811189554034229462)
Lily2@ituna4011
良くも悪くも2020年春からのコロナ問題のお陰で、通信制大学や通信教育の価値が高まったと思う。
放送大学大学院の他にも、古文書と旧約学の通信講座を受講中。知り合いの先生が講師というのも選択理由。旧約学は三年目。古文書は、今日の午後に月一度のボランティア活動があり、補強と応用実践に。
9:03 AM · Jul 11, 2024
238 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1811253863493837134)
Lily2@ituna4011
旧約学と古文書は、二十代の頃の焼き直し、または、やり直しです。ドイツ語も、そうです。若い時は経験不足から何も知らず、真っ直ぐ入ってくるので、今でも記憶の補強になり、ありがたく思います。
1:19 PM · Jul 11, 2024
57 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1811290107032580317)
Lily2@ituna4011
薬理学では、複数レポートの一つを提出したつもりだったが、実は操作ミスで、未提出のままの表示だった。慌てて本部に電話をかけたら、IT担当者が出て、一生懸命、善処してくださった。だが、ルールはルールなので、成績には反映されなかった。今や懐かしい思い出。
3:43 PM · Jul 11, 2024
27 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1811541080451711418)
Lily2@ituna4011
特に目指す目標が定まらない文系学部生には、とりあえず古典とメジャーな外国語の履修を勧めたい。少数言語や途上国の言語ではなく、国連公用語のどれかを。中高年になってから、人生経験上、身を助ける可能性あり。就職に直結しなくても、だ。
8:20 AM · Jul 12, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1811611034484113549)
Lily2@ituna4011
記憶力と忍耐力の鍛錬になり、いずれ何らかの分野に進むとしても、必ず暗に役立つはずだ。安易な資格取得よりも、遥かに持続性や永続性がある。怪しげな情報に惑わされず、自己判断ができる。 ささやかな自分の人生経験から。
12:58 PM · Jul 12, 2024

(2024年7月18日転載終)
……………..
2024年7月22日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1788471043059020106)
Lily2@ituna4011
13歳から英語を、18歳からドイツ語を習い始めた世代の私にとって、時代を感じさせられた放送大学のドイツ語。
,echt’を
『めっちゃ』と訳してもいい、
と先生が仰った時には、のけぞった。 昭和時代はお堅い教養ドイツ語だった。医学やクラシック音楽や哲学思想やプロテスタント系キリスト教と文学。
4:28 PM · May 9, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815165026824806522
Lily2@ituna4011
最近になって、印刷教材の語彙索引を見たところ、
echt まじで
と書いてあった。ほんとだよ!
8:20 AM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815306535045918760)
Lily2@ituna4011
今年度は、英仏独の三科目を履修。 看護学と薬学を含めて、教養学部は締切30分前に全て無事終了。 一番易しかったのは、ドイツ語の単位認定試験。2.3分で終わってしまい、かえって動揺。10問しかなかった。 フランス語は、今年初めて開講だったため、過去問がない。こちらは20問。
5:42 PM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815308051727208729)
Lily2@ituna4011
印刷教材の文を抜き出してノートにまとめておいたら、どんピシャリ出題された。 薬学は、毎年出題が変わる。同じことを問うにも、間違いを指摘するか、正しいものを選択するか、異なった出題に。 過去問を含めて、計4種の問題を事前に解いて、印刷教材で復習をしておけば、まず落ちることはない。
5:49 PM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815309612889051404)
Lily2@ituna4011
但し、放送授業の内容を踏まえた出題をされる講義もあり、こればかりはやってみないとわからない。 今年は時間配分の段取りが悪くて、院も学部も締切ギリギリになってしまった。但し、突然のPC故障や近親者の緊急事態等が発生しなかったのは、本当に安堵。勉強するにも、周囲や環境が整わなくては。
5:55 PM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815318098179699115)
Lily2@ituna4011
ドイツ語は、40年前の今頃だったか、単位認定試験があった。第二外国語なのに、独訳と独作文ばかりの出題で、半数ぐらいの受講生が単位を落とし、スペイン語か中国語に流れていった。
6:28 PM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815319336133013669)
Lily2@ituna4011
なぜか私は、中学時代の英語の期末試験と同じやり方で暗記に次ぐ暗記でドイツ語を乗り切った。ついでに、現代訳の新約聖書を毎日音読する習慣を身につけた。 学部時代に4年間、必要もないのにドイツ語を履修した。 恐らく今、それが幾許か役立っているのだろう。
6:33 PM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815325859101946140)
Lily2@ituna4011
思い出した。私の世代の公立中学では、文法説明と新出単語を先生から習うと、例文を5回ずつノートに書いて丸暗記していた。 大学に入って、第二外国語のドイツ語を中学英語と全く同じやり方で丸暗記して、初めての単位認定試験に臨んだ。結果はオールA。 今の放送大学の語学は、どうなのだろうか。
6:59 PM · Jul 22, 2024 
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(https://x.com/ituna4011/status/1815328038143570371)
Lily2@ituna4011
今回、英語担当の先生がおっしゃっていたが、最近流行りのコミュニカティブ一点張りや類推ではなく、やはり紙の辞書を繰り返し引いて、文語的な表現もきちんと文法を理解しておかなければならない、と。 なぜか安心した。
7:08 PM · Jul 22, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815353178847867180)
Lily2@ituna4011
ところで、放送大学大学院から次学期の案内が届いた。 残念ながら、院は開講科目数が少なく、医療系も古い講座がそのままになっている。 現役時代に目一杯単位修得したので、正直なところ、希望する科目がなくなった。 どうしたものか?
8:48 PM · Jul 22, 2024
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(2024年7月22日転載終)
………….
2024年7月23日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1815710704588251502)
Lily2@ituna4011
次学期も科目を継続しておこうと思い、初めてWeb登録を。何と、単位認定試験が昨日終わったばかりなのに、5科目全部 “再試験の可能性がある科目” と表示されていた。満点目指して頑張ってきたのに、随分と失礼な表示。院では全く知らなかった。
8:29 PM · Jul 23, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1815712156580827543)
Lily2@ituna4011
院では、一つも落とした科目はなかった。第一、再試験を考えたことさえ、一度もない。 失礼過ぎるので、その手に乗らないよう、次期はフランス語IIをやめて、ドイツ語IIの履修にした。英語は簡単過ぎるので、時間の無駄。もういい!フランス語は、半年先に登録しよう。
8:34 PM · Jul 23, 2024
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(2024年7月23日転載終)

 

Posted in Health and Medical issues, Japanese culture, research topics, Studies related, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

マレーシアでは今でも戦時中を

この度、東京都知事選に再び立候補された田母神俊雄氏は、2008年のアパ懸賞論文のエッセイに「日本軍は東南アジアを白人支配から解放した」という主張を記した結果、最高賞を獲得された。(2024年6月12日付「田母神俊雄氏について」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7815&action))

ところが、今でもマレーシアに関しては、下記のような記事が公表されている。これこそが、私の田母神氏の主張に対する留保点である。イデオロギーではない。

(Lily)
。。。。。。。。
(https://www.catholicnewsagency.com/news/258191/wwii-heroine-and-nurse-on-pathway-to-becoming-first-malaysian-saint?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3iiA6QkDetueBFPdg5rl1dr_rUquyxDsbnrNEdYT3g_gOiQPk9CMB2M90_aem_pB8l7QcGNQ93zpR36W4ZDA)

Cardinal calls for beatification, canonization of WWII heroine and nurse from Malaysia

by Kate Quiñones(a staff writer for Catholic News Agency and a fellow of the College Fix. She has been published by the Wall Street Journal, the Denver Catholic Register, and CatholicVote, and she graduated from Hillsdale College. She lives in Colorado with her husband.)
4 July 2024

Malaysia’s Cardinal Sebastian Francis, bishop of Penang, has called for the beatification and canonization of Sybil Kathigasu, a heroine and lay martyr who protected information and housed and nursed local members of the anti-Japanese resistance.
During the Japanese occupation of Malaya in World War II, Kathigasu — a wife, mother of three, nurse, and devout Catholic — was imprisoned, beaten nearly to death, and left crippled for healing a rebel guerrilla fighter of his bullet wounds.
At the start of the occupation, Kathigasu hung an image of the Sacred Heart on her wall. It concealed a peephole. On the worst nights after her arrest, imprisoned and isolated, she clung to a rosary. Once released, she went immediately to a church. Unable to walk because she was paralyzed due to a severe beating, she crawled down the aisle of St. Joseph’s Church in Batu Gajah, Perak, offering thanksgiving to God.
The bishop of Penang has appointed Father Eugene Benedict from the Archdiocese of Kuala Lumpur to investigate Kathigasu’s life to determine whether to move forward with her beatification cause.
Devotion in war
Kathigasu lived an ordinary life before the war began. She was born in Medan, Sumatra, in Indonesia to an Irish-Eurasian planter named Joseph Daly and his wife, Beatrice Matilda Martin, a midwife. She was their fifth child and only daughter.
They raised her in the Catholic faith and were concerned when she fell in love with Abdon Clement Kathigasu, a Hindu doctor. When he asked her father’s permission to wed her, Abdon assured him he would join the faith so important to their family.
They were married on Jan. 7, 1919, and had their first son, Michael, just nine months later. Michael died 19 hours after his birth on Aug. 26, 1919, and Sybil’s mother suggested they adopt a son, William. Their first daughter, Olga, was born less than two years later, on Feb. 26, 1921, and Dawn, their youngest daughter, came into the world on Sept. 21, 1936.
Beginning in 1926, the couple ran a private medical practice in Ipoh town in Malaya. Signs of war interrupted their happy lives in 1941 when Ipoh was bombed. Abdon, struck by shrapnel, had to be rushed to the hospital and operated on.
It was the start of the Japanese occupation of Malaya. The family moved to the outskirts of Ipoh for safety, in a small tin-mining town called Papan. They lived in the shophouse of a friend at No. 74 on Main Street.
The Japanese police, known as the Kempeitai, came to occupy Ipoh, enforcing strict laws and using torture to investigate any suspects, including a Japanese form of waterboarding called “water treatment” in which the perpetrator forces gallons of water down a victim’s throat and then stamps on victim’s stomach.
Kathigasu and her husband followed the news via an illegal shortwave radio they nicknamed “Josephine.” They treated patients throughout the war, giving their services for free to those most in need. When a guerrilla stumbled into their clinic with bullet holes in his leg, they helped him. Kathigasu provided medical care, information, and shelter to the anti-Japanese resistance.
Word spread of the rebel midwife. Her husband was arrested in July 1943, and a month later, she was too.
During their imprisonment, Kathigasu and her husband were interrogated and beaten, and Abdon was given the water treatment three times. Kathigasu was beaten and questioned but prayed her rosary, refusing to give any information to the Kempeitai.
The psychological and physical torture reached its peak when Kempeitai Sgt. Eiko Yoshimura kidnapped the couple’s daughter Dawn, who was 5 years old at the time. The officers tied her to a tree and set it on fire in front of Kathigasu, threatening to cut the ropes holding her above the fire if Kathigasu didn’t talk. Kathigasu was bound and beaten with a stick.
“Be very brave, Mummy,” she recalled her daughter saying in her autobiography. “Do not tell them anything.”
Kathigasu didn’t tell them anything. The officers began to cut the ropes. But they took pity on the young girl and brought her down into safety.
Kathigasu chastised Yoshimura for his actions and he beat her, kicking her face so badly that she would ultimately die from the injury to her jaw.
Kathigasu and Abdon were brought to Batu Gajah prison, a more humane location that served three meals a day. She was tried for her crimes — which Yoshimura had told her would result in death. She was accused of being a spy for the rebels, spreading British propaganda, and of being a medic to the rebels.
Kathigasu lost the use of her legs, experiencing paralysis from a previous beating, but she was sentenced only to life imprisonment rather than death. Her husband and son were given 15 and three years respectively.
They were freed in 1945 after Germany’s surrender, shortly before Japan’s surrender in WWII. The Malayan guerrilla rebels brought the fall of the Japanese occupation in Malaysia.
Kathigasu visited St. Joseph’s Church after the release, praying in thanksgiving though she had to crawl, not walk, down the aisle.
She was quickly flown to London for medical treatment, where she wrote her autobiography, “No Dram of Mercy,” which was published after her death in 1954. The written statements were used in a trial against Yoshimura, who was executed by hanging for his war crimes.
King George VI awarded Kathigasu the George Medal at Buckingham Palace for her bravery.
On June 12, 1948, at the age of 49, Kathigasu died of sepsis — blood poisoning — in her jaw. She was buried in Scotland but her body was returned to Ipoh a year later, and she was re-buried in St. Michael’s Church. Her husband died 24 years later, in December 1972.
Sybil Kathigasu’s legacy
Kathigasu has been honored in Malaysia and across the world. A road in Ipoh was named for her, and the shophouse clinic remains standing as a memorial to her.
On June 28, 1948, she was honored in Time magazine for her bravery and medical aid. A TV series was produced about her in 2010 and on Sept. 3, 2016, she was the subject of a Google doodle, standing in front of the shophouse, surrounded by the ribbon of the George Medal. Filmmakers are currently researching and casting for a biopic about her, which is set to come out in the coming years.
Kathigasu is also honored by Catholics. Pilgrims visit her graveside at the Church of St. Michael and the shophouse. During the 2019 Year of Mission, she was honored in Malaysia as one of five examples of witnesses to the Church’s mission. A chapter of the Malaysian catechetical series is dedicated to her; a wing in the Church of St. Joseph, Batu Gajah, Perak, is named for her.
In a July 1 announcement, Cardinal Francis lauded Kathigasu for her “life of service in love and compassion for the sick and suffering” and noted that this year marks the 76th year since her passing.
“We will do well to revisit her life and works to find inspiration for our times,” he continued. “I wish that efforts be made to gather, compile, study, reflect, and make available her life and work as a testimony to us. I hope to advance her cause for beatification and canonization by God’s grace.”
The beatification process requires both verification that the candidate lived a holy life and a miracle granted through intercession to that candidate. Canonization requires a second miracle.
“I see this as an opportunity to bring together and reflect on her life for us as people of faith,” the cardinal wrote. “I wish that we would undertake the cause of Sybil Kathigasu as an example and inspiration of Gospel living.”
“Her life example draws us to the fact that what motivated her is the faith that was instilled in her by her family, that enabled her to live a life marked by a spirituality of dependence on God’s grace and the love of Jesus that filled her with hope in her life, and her love for the suffering and needy in normal situations and circumstances of conflict,” he added.
“Her story continues to inspire many people from all walks of life in society till today,” he wrote. “She inspires people across all cultures and faiths.”

(End)

Posted in Christianity, Japanese culture, Malay studies, research topics, Studies related, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

姫路駐屯地その他

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1744248330925039768)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【令和6年能登半島地震災害派遣】 #姫路駐屯地 の部隊等から編成された災害派遣隊は、避難所におけるニーズ把握及び物資輸送を継続中です。本日は、降雪による厳寒の中、被災者の方々にいち早く生活物資をお届けできるよう、全力で救援活動に努めます! #すべては被災者のためにまずは動こう
3:43 PM · Jan 8, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1806700308904722926)
Lily2@ituna4011
この日の夜、姫路駐屯地の4月からの防衛モニター第一候補者として選定された由、広報官からお電話をいただきました。「明日から能登なんですよ」と。もうずっと前からの知り合いのような気分でした。
11:44 PM · Jun 28, 2024
48 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1806703220624122274)
Lily2@ituna4011
この日は幕張の放送大学本部で修論の口頭試問がありまた。当然落第のつもりで言いたいことを思いっ切り言わせていただいた後、ゆっくりと図書館で資料を閲覧複写して、セミナーハウスを後にしました。伊丹の自宅に戻ったら、姫路駐屯地の自衛官さんからの留守電ランプを発見。全く想定外の展開でした。
11:56 PM · Jun 28, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1806708470206673298)
Lily2@ituna4011
訂正: ありまた。➡ ありました。
大変失礼いたしまた!
12:17 AM · Jun 29, 2024
……………….
2024年8月7日訂正

(https://x.com/ituna4011/status/1821067656054632692)
Lily2@ituna4011
訂正事項があります。長らくの勘違いをお詫び致します。
3:15 PM · Aug 7, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1821067283776860292)
Lily2@ituna4011
失礼いたしました。 気になったので、ファイルと家計簿を確認したところ、二度の留守番電話に対して、折り返し私から、ご連絡をしたのは、その翌日の1月9日夜でした。私は千葉に二泊三日滞在して、東京で所用を済ませて帰宅したため、遅くなってしまいました。
3:14 PM · Aug 7, 2024

(2024年8月7日転載終)
。。。。。。。。。
2024年6月29日の続き。

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1744643421913088264)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【令和6年能登半島地震災害派遣】 #姫路駐屯地 から派遣された『JTF先端輸送隊』は、海自ヘリと連携し救援物資を被災者に届けるために受領しました。
『#全ては被災者のためにまずは動こう』 #自衛隊 #姫路 #災害派遣 #災統合任務部隊 #能登半島地震 #JTF
5:53 PM · Jan 9, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1806700714208723433)
Lily2@ituna4011
この中に私の広報担当官さんがいらっしゃったのですね?
11:46 PM · Jun 28, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1806853870678905046)
Lily2@ituna4011
家族あっての自衛隊ですから、とおっしゃっていました。
9:55 AM · Jun 29, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1806701041603494007)
Lily2@ituna4011
三週間のインターバルのようです。
11:47 PM · Jun 28, 2024
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(転載終)
。。。。。。。。。。
6月21日に開催された自衛官候補生の修了式の様子です。隊友会と家族会の方々が見守る中、決然と式次第が進行していきました。

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1806592036784742496)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【自衛官候補生リアル成長日記No.32】 3月31日の着隊以来、自衛官候補生達は幾多の試練を乗り越え、この日を迎えました。約3ヶ月苦楽を共にしてきた同期とともに、自衛官候補生課程を無事修了!今後も出会った同期の絆を大切に! #姫路駐屯地 #中部方面特科連隊姫路教育隊 #自衛官候補生
4:34 PM · Jun 28, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1806707575062487109)
Lily2@ituna4011
この式典に参列させていただきました。壇上の向かって最左後方列におりますが、写真の枠からはみ出して見えません。この23名の自衛官候補生修了者から、私に対しても大きな声で「ありがとうございます!」と唱和され、今までになく感動しました。
12:13 AM · Jun 29, 2024
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(転載終)

(2024年6月29日記)
……………
2024年6月29日追記

「自衛隊の待遇を改善しろ!」「自衛官は惨めな待遇に甘んじている!」という外野からの声が、時々ツイッター(X)では目立つ。
外野が騒いで国会に持ち込めば、改善につながるということらしい。一見、自衛隊を応援しているように見せかけているものの、これこそ、何十年も勤めている現役自衛官にとっては「余計なお世話」。一体全体、何を企んでいるのか、という疑念にも繋がりかねない。世論の攪乱を狙っているのだろうか?

偶然にも、下記のような朗報ツィートも見つけた。このような報告には、小うるさい非難お追従コメントは一切つかない。私のブログやツィッターと同様、事実に基づいており、あまりにも「まとも」だからだ。

(https://x.com/kyotopco/status/1755343174770339856)
自衛隊京都地方協力本部@公式@kyotopco
亀岡の亀吉です!
令和5年4月より2士(自衛官の最初の階級)の初任給が上がっています。
高校新卒の場合、184300円から198800円となり昨年度より14500円もアップ‼️
ちなみに平成9年(1997年)の2士の初任給は142800円だったそうです。
時代の変化に驚きを隠せません∑(゚Д゚)
#初任給
#自衛官候補生
6:30 AM · Feb 8, 2024
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(2024年6月29日追記終)
……………..
2024年7月4日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1808723064122921434)
Lily2@ituna4011
このような進路もあります。いい加減なことを無責任に教える偏差値が高いだけの高校や大学に進学するより、遥かに立派だと思います。

(https://x.com/MamorOfficial/status/1808621746754330942)
MAMOR OFFICIAL@MamorOfficial
【青春を「国防」にささげる学生たち…なぜ中学を卒業後すぐに茨の道へ?】

https://mamor-web.jp/_ct/17581488

#自衛隊 #自衛官 #進路 #陸上自衛隊高等工科学校 #国防

7:00 AM · Jul 4, 2024
1,318 Views

(2024年7月4日転載終)
…………………
2024年7月22日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1815352198592671768)
Lily@ituna4011
ところで、今日また防衛モニターの連絡が入った。5月の千僧駐屯地の式典、6月の姫路駐屯地の修了式に引き続き、今度は伊丹駐屯地の式典に御招待いただいたのだ。 モニターは一つの駐屯地だけかと思っていた。伊丹駐屯地は初めてなので、これまた楽しみ。貴重な機会なので、前向きに。
8:44 PM · Jul 22, 2024
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(2024年7月22日転載終)

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再び自衛隊を考える

5月半ばからずっと、文献やWebを通して自衛隊について学び、現況における問題について考えている。

(1)私にとって、人生で初めて現役自衛官とお会いしたのは、今回の姫路駐屯地における6月21日(金曜日)の午前中だけだ。これまで、家族や親戚や友人知人にも、「自衛隊に入った」「自衛官になった」という事例が全くなかった。

約25平方キロメートルの範囲に千僧駐屯地と伊丹駐屯地という二つの自衛隊施設を持つ伊丹市では、市議会議員立候補のポスター等で「防衛大学卒」「元自衛官」と表示するケースが珍しくない。知る限りでは、まず落選もしない。それ程、自衛隊の存在が地域の人々に信頼され、尊敬されているという証左である。

翻って、かつて暮らしていた大阪10区の大阪府三島郡島本町では、他の候補者がおとなし過ぎて、社民党ないしは立憲民主党の辻元清美氏が突出して有力だった。そのため、全く正反対の政治風潮だった。当然のことながら、暮らしのテンポや雰囲気も、どこかまったりのっぺりとしている。

だからなのか、たった一回こっきりの姫路駐屯地での経験は、インパクトとして強烈なものがある。

(2)それ以上に重要な点としては、現在の日本を取り巻く国際情勢が緊迫化しているという重圧がある。

それにも拘わらず、自衛官が最多の24万7000人だったのは1990年頃。その後、徐々に減少し、2010年頃には23万人を割ってしまい、最近では自衛官募集の目標定員さえ満たしていない、という。また、中途退職者が続出。そして、不祥事ニュースも最近ではなぜか目立つようだ。その不祥事の内容たるや、パワハラやセクハラや借金や食べ物や飲酒に関するもので、国防以前にモラルや規律がどうなっているのか、とさえ思わせる。

同時に、報道する側の問題に加え、報道に接した我々一般人の感受性の問題も問われよう。

(3)さらに、この頃では、自衛隊ヘリの墜落事故、銃器で教官を銃撃した候補生、手榴弾事故等、一般国民を震撼させるような事案が次々と発生している。以下にリストを列挙してみよう。

1.2023年4月6日午後3時56分頃

沖縄県宮古島周辺で、宮古島の地形などを確認する目的で陸上自衛隊の隊員10人が搭乗していた多用途ヘリコプターUH60JAが墜落。特異な事象などで2基あるエンジンの出力が相次いで低下し、異常発生から約90秒で墜落。熊本県に司令部を置く第8師団の坂本雄一師団長(当時)ら全員が殉職。

2.2023年6月14日午前9時過ぎ

岐阜市の陸上自衛隊・日野基本射撃場で、自衛官候補生の当時18歳の男が、射撃訓練中に自動小銃の「89式5.56ミリ小銃」を発砲。訓練に立ち会っていた守山駐屯地(名古屋市守山区)にある第35普通科連隊に在籍の教官である52歳の菊松安親氏(1等陸曹)と25歳の八代航佑氏(3等陸曹)が死亡。25歳の3等陸曹が3ヶ月の重傷を負った。

3.2024年4月20日夜

伊豆諸島沖で、海上自衛隊の大村航空基地と小松島航空基地に所属するヘリコプター2機が訓練中に墜落。救助後に死亡が確認された1人と合わせて、搭乗員8人全員が亡くなった。衝突した可能性。

4.2024年5月30日午前8時42分頃

山梨県の北富士演習場で、手榴弾投擲訓練に参加中だった第1普通科連隊第3中隊の29歳の山宮拓氏(3等陸曹)が、別の隊員が投げた手榴弾の破片を受けて死亡。

(リスト終)

(4)状況は異なるが、「えっ」と驚く事案は、次の報道だった。

(https://x.com/ituna4011/status/1806173343378534796)
Lily2@ituna4011
パワハラ通報の自衛官提訴 「『通報はテロ行為』と謝罪求められた」:朝日新聞デジタル
12:50 PM · Jun 27, 2024

『朝日新聞』(https://www.asahi.com/articles/ASS6N35HBS6NIIPE003M.html)
パワハラ通報の自衛官提訴 「『通報はテロ行為』と謝罪求められた」
2024年6月20日

 陸上自衛隊の上官によるパワーハラスメント(パワハラ)を匿名で公益通報したところ、自身が通報したと特定された上、不利益な取り扱いを受けたとして、北海道内の現役自衛官の50代男性が20日、国に慰謝料など220万円を求めて、札幌地裁に提訴した。
 訴状などによると、男性は2021年4月、当時所属していた陸自東千歳駐屯地=千歳市=の上官によるパワハラを陸上幕僚監部の担当窓口に匿名で通報した。翌5月、窓口から男性の所属部隊へ通報内容が原文で送られ、加害者にも通報が知られることになったという。
 男性は他の上官らから、自身が通報したことを認めるよう強要された上、「通報というテロ行為をする者を許すわけにはいかない」などと謝罪を求められ、別部隊への異動を示唆されたという。
 原告側は、男性の通報が公益通報にあたるとして、陸自の対応は公益通報者の保護などを定めた防衛省の訓令に反し、違法だと主張。この日、会見を開いた男性は「誇りを持って職務に励んできたが、パワハラを通報したところ組織ぐるみの報復を受けた。みんなが安心して働ける組織に変わってほしい」と訴えた。
 陸上自衛隊は「訴状が届いた時点で内容について関係機関と検討し、適切に対応する」とコメントした。(上保晃平)

(転載終)

いかにも朝日新聞らしいが、事実とすれば甚大である。どのような判決が下されるか、注視されよう。

その他の不祥事報道については、2024年5月20日付「自衛官の不祥事報道から」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7553&action)に追記を加えた。
。。。。。。。。
自衛隊の不祥事ニュースに対する私の反応は、下記の通り。

自衛官の食事については、千僧駐屯地、伊丹駐屯地、姫路駐屯地のいずれも何らかの方法で公開されており、朝4時頃から大釜でカレーやお味噌汁や麦ご飯を準備されている調理係も映像に含まれていた。若い隊員も「ここの食事はおいしい」と、もぐもぐむしゃむしゃ喜んで食べており、きつい訓練のエネルギーとしている様子だった。カレーになると、ご飯を山盛りによそっている人もいた。

そうすると、先日、姫路駐屯地の広報担当官氏が、佐藤正久氏のご著書に基づく私の話を聞いて顔をしかめていらした裏付けは、充分取れた、ということになる。広報担当官氏は、岡山の駐屯地に10年勤務した後、姫路に来られた。私の第一印象としては、明るく気さくで、年齢の割に無邪気なタイプ。定年間近まで不祥事も起こさず、芯がしっかりした方だと思われる。従って、「何の不足があってそんな要求を」という表情になるのも、むべなるかな。

殉職については、いつでも本当に心が痛む。自衛官一人を養成するのに、どれほど多くの尽力と資金と時間がかかっていることか。それを思えば、ご遺族と同期のお仲間達を最大限いたわって差し上げていただきたい。

(https://x.com/ituna4011/status/1805915232516346321)
Lily2@ituna4011
姫路駐屯地の担当官の同期の方も、トラックに衝突して殉職されたと伺いました。 現役自衛官が言えないかもしれない苦境。
7:45 PM · Jun 26, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1805936815175786846)
Lily2@ituna4011
部下の女性隊員の体2回触る、男性2尉らを処分…外部からの情報提供で発覚  : 読売新聞オンライン https://yomiuri.co.jp/national/20230211-OYT1T50074/…
← ストレスが溜まっている?
9:11 PM · Jun 26, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1806094965875081366)
Lily2@ituna4011
自衛官にもっと食べさせて! という発信は何を根拠に? 3000カロリーなら、一般人には多い。
7:39 AM · Jun 27, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1806099870660628750)
Lily2@ituna4011
こういう話が続くなら、女性自衛官は中止しては?
7:58 AM · Jun 27, 2024

(転載終)
。。。。。。。
さて、姫路駐屯地のモニターに関しては、下記のような情報を見つけた。

体験入隊なぞ、この年齢ならば、恐らく私には回ってこないだろう。

『読売新聞』(https://www.yomiuri.co.jp/stream/article/02399/info/info/)

陸自姫路駐屯地で女性モニターが体験入隊
2013年10月21日
自衛隊兵庫地方協力本部の女性モニターが18日、陸上自衛隊姫路駐屯地で体験入隊を行った。女性モニターは同本部が自衛隊への理解を深めてもらうことを目的に1年の任期で公募している。同駐屯地を訪れたモニターたちは施設や装備品の見学の後、敬礼やほふく前進などの訓練を体験し、日頃は見ることのない自衛隊内の生活に驚きの声をあげた=神戸総局 枡田直也撮影 2013年10月21日公開

(転載終)

そして、姫路駐屯地の防衛モニターの先輩が見つかった!
この方は、多分私よりもお若い女性で、どうも自衛隊ファンのようである。2年前に相当するモニター担当自衛官は私の知らない方で、恐らくは自衛隊では所属がよく異動するのだろうか?私の広報担当官は、知り合ったばかりなのに、もう来年は定年だとの由。

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1519235055935459328)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地
@CampHimeji_PR
【#防衛モニター】令和4年4月吉日、#姫路駐屯地 司令より令和2年度防衛モニターに対し終了証の授与が行われました。2年間に渡り自衛隊に対する貴重なご意見を頂きまして大変感謝しております。これらの意見を元にこれからもご理解いただけるよう精進して参ります。
5:40 PM · Apr 27, 2022

(転載終)

姫路駐屯地の自衛官達は、定期的に国宝姫路城のお掃除もされるそうだ。(他のお城でも、地元の駐屯地に所属する自衛隊がお掃除担当なのだろうか?)
そのために、先日、「姫路城に行くなら、チケットがあります」とも言われた。お掃除の報酬として、自衛官を通して城内見学の道が一般関係者にも開かれる、というわけである。

ちなみに、明治31年に開かれた姫路駐屯地のシンボルマークには、国宝姫路城と姫路市のサギ草が図案化されている。このマークは令和2年2月14日に採用決定されたもので、「隊員が清純・繊細で思いやりのある」という願いを込めている、という。史料館の入口近くの壁にかかっていたものを許可を得て写真に撮らせていただいた。

このお城掃除の話だが、私が素直に感動していたところ、Webコメントでは「だから姫路駐屯地は弱いんだ。城の掃除何かして…」という場違いな意見が混じっていた。私のような初心者素人には、惑わされる情報操作の一種である。
というのは、その後で偶然にも、お城の高い城壁をお掃除するには、日頃から鍛錬に鍛錬を繰り返している自衛隊員がロープ等を使って高所をつたっていく必要があり、一般人には無理なのだ、という記事を写真入りで見たからである。お掃除と言っても、単なる草取りではない。

自衛隊をあるがまま正確に理解することが、国民としての後方支援に繋がるという教訓を、もう一度思い返したい。
。。。。。。。。
最後に、昨今の信じられないような些末な、あるいは深刻な自衛隊の不祥事ニュースに関しては、何らかの防止策として、下記の記事が参考にもなろう。

『読売新聞』(https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240517-OYTNT50020/)

「自衛隊駐屯地で酒酌み交わす「隊員クラブ」4割消えた…「上司と飲むより自分の時間を大切に」増え」
2024年5月17日

・陸上自衛隊飯塚駐屯地(福岡県飯塚市)内の「はなの舞 飯塚駐屯地店」は、平日の午後6時を過ぎると迷彩服姿の隊員でにぎわう。同駐屯地には約1000人が所属し、独身の隊員は宿舎で暮らすが、訓令で部屋でさえ飲めない。外出には届け出が必要
・防衛省によると、厳しく管理される隊員に士気を高めてもらおうと、1963年度に北海道の駐屯地にクラブがつくられて以来、全国に広がった。
・陸海空自衛隊を合わせたクラブ数は91年の計125がピークで、経営困難などを理由に運営業者の撤退と閉鎖が続いた。同省共済組合が2012年度以降、大手居酒屋チェーン「はなの舞」を展開する企業に経営を委託するが、今年度に営業するのは79にとどまる。組合側は経営状況を明らかにしていないが、国からの助成はなく、隊員以外の新規客も見込めない
・「最近の若者は、かけた費用や時間に対する効果を表す『コストパフォーマンス(コスパ)』『タイムパフォーマンス(タイパ)』を重視する傾向があり、上司が武勇伝を語るような『会社の飲み会』を嫌う傾向がある」と指摘。その上で、「無駄に思える雑談が人間関係の構築や新しい発見につながることもある。誘う側も食事会や交流イベントなどを含め、『行きたくなる場』を用意することも必要だ」と呼びかける。

(部分抜粋終)

愚考するに、少子化もさることながら、世代差や世相の違いが自衛官募集時の人員縮少を生み、足りない人数でより負荷のかかった活動ないしは作業に従事せざるを得ない状況がある。そこから生まれる疲労や精神的圧迫によって、さまざまな事故や事件が発生するのではないだろうか?

確かに、少しでも何かを相談したり、提言したりしようものなら、すぐさま上官に伝わって停職ないしは減給処分になったとするならば、とてもやっていられないだろう。しかし、普段から気楽に何でも和気藹々と話せる雰囲気と信頼関係が醸成されているならば、お互いにかばい合い、守り合い、助け合って、組織としてまとまり、些細な不祥事などを事前に予防できるのではないか、と思う。

(2024年6月27日記)
……………
2024年7月7日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1809769617952575751)
Lily2@ituna4011
30代半ばぐらいの元自衛官氏。13年間、航空自衛隊で勤務後、看護大学に入学して看護師に。人知れず幼い頃から大変に苦労されたが、人一倍努力家で非凡な能力の持ち主。メディックでも活躍されていた。厳しい分析だが、傾聴に値する。
11:01 AM · Jul 7, 2024
100 Views
(2024年7月7日転載終)

☚ アキキンさんのことです。今は37歳ぐらいかな?生後三日でお母様を亡くし、田舎の施設育ちで辛い思いをされたそうですが、どうしてどうして、なかなかしっかりした男性です。

(2024年7月7日記)

2024年8月4日緊急追記

(https://x.com/ituna4011/status/1819716846985347130)
Lily2@ituna4011
この方、優秀だが、実は知る人ぞ知る前科持ちらしい。発言に揺れがあり、自衛隊をやめてよかった等、首尾一貫していない。
9:47 PM · Aug 3, 2024

(2024年8月4日転載終)
………………
2024年7月9日追記

『日経新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA224SC0S4A120C2000000/)

「予備自衛官補、採用上限年齢上げ 34歳未満→52歳未満」
2024年1月22日

防衛省は22日、予備自衛官補の採用年齢の上限を「52歳未満」に引き上げたと発表した。従来の「18歳以上34歳未満」から「18歳以上52歳未満」に改める内容で、22日に始めた2024年度採用の募集から適用した。医師や技術者らを含む多様な人材の確保につなげる狙いがある。
予備自衛官補は特別職の非常勤国家公務員にあたり、訓練を終えると予備自衛官になる。予備自衛官も特別職の非常勤国家公務員で災害発生時や有事に招集を受ける。普段は自衛隊でない企業に通勤したり、通学したりする。
教育訓練は一般公募の場合は3年以内に50日、計400時間、技能公募なら2年以内に10日間、計80時間を履修する。日額8800円の手当を払う。訓練中は自宅から訓練場所までの交通費を支給する。宿舎の滞在費や食費も出し、作業服は無償で貸す。
能登半島地震の災害派遣では医師や看護師ら予備自衛官が被災地に入って対応した。

(2024年7月9日転載終)
。。。。。。。。。
『日経新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA04C5V0U4A700C2000000/?n_cid=NMAIL007_20240708_Y)

「自衛隊の新規採用、想定の半数止まり 過去最低」
2024年7月8日

防衛省は8日、2023年度の自衛官の採用想定人数の充足率が過去最低の51%だったと発表した。1万9598人を募集したところ、9959人の採用にとどまった。最も階級の低い「士」の職務に就く任期制自衛官の候補生に限ると30%ほどだった。
人材確保に向けて8日に初めて開いた「人的基盤の抜本的強化に関する検討委員会」の会合で統計を示した。少子高齢化に加え、高卒新卒者の有効求人倍率が向上し、他の業種との人材の争奪戦が激しくなったと分析する。
対応策として①処遇面を含む職業の魅力向上②人工知能(AI)などを活用した省人化・無人化③OBや民間の活用――を軸に検討を進める。8月までに委員会で報告書をまとめ、25年度予算案の概算要求に反映する意向だ。
検討委のトップを務める鬼木誠防衛副大臣は「防衛力の抜本的強化の実現に必要な人的基盤の強化に関する施策を速やかに検討する必要がある」と語った。
政府はおよそ24万7000人の自衛官の定数は27年度末まで増員しないと表明している。

(2024年7月9日転載終)
……………
2024年7月18日追記

(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0819U0Y4A700C2000000/)

「防衛省・自衛隊、数十人処分へ 特定秘密やハラスメント」
2024年7月8日

防衛省は週内にも、陸海空3自衛隊と「背広組」と言われる内部部局の防衛官僚の大規模な処分に踏み切る。数十人が懲戒処分になる見通しだ。安全保障に関する「特定秘密」の不適切な扱いに加え、内部部局でのハラスメントも複数件確認された。
衆院は近く情報監視審査会を開き、防衛省から不適切な扱いの件数などの報告を受ける。その後、額賀福志郎衆院議長が木原稔防衛相に情報保全体制の改善を勧告する見通しだ。
特定秘密の…

(転載終)

(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08AN00Y4A700C2000000/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR29Wo7ErtY04ZTu21J4hsSglGMslHQzU13SqKb7gzkcsPukWSr8XuV4J6k_aem_kG3rtIyqo5wS-WqAGvwoWA)

「防衛省、川重問題で調査対象を拡大 三菱重工や下請けに」
2024年7月10日

防衛省は10日の自民党の合同会議で、安全保障に関わる「特定秘密」の不適切な扱いや海上自衛隊の潜水手当の不正受給、パワーハラスメントの問題が確認されたと説明した。海自の潜水艦乗組員らに対する川崎重工業の金品提供問題をめぐっては、三菱重工業や下請け企業など関連する企業も調査の対象とする。
週内にも陸海空3自衛隊と内部部局の防衛官僚の大規模な処分に踏み切る。自衛隊の施設内で不正に飲食物を受け取っていた…

(2024年7月18日転載終)
………………….
2024年8月15日追記

『産経新聞』(https://www.sankei.com/article/20240718-3Z7FW7Z4EFN7BDLR3DW4SFYGVA/)

「手榴弾訓練「危険回避行動が疎か」 死亡隊員、防護壁に身を寄せず 陸自調査結果」
2024年7月18日

山梨県の陸上自衛隊北富士演習場で5月、手榴弾を投げる訓練中に隊員1人が死亡した事故で、陸自は18日、隊員の認識不足で防護壁に身を隠す位置が本来より後方だったため、手榴弾の破片が当たったとする調査結果を発表した。陸自は危険回避行動が疎かだったとして教育を徹底する。
事故は5月30日、第1普通科連隊(東京都練馬区)の訓練で発生。7回のうち4回目で手榴弾が爆発した際、隊員が手順通りに弾を投げているか確認する係だった男性隊員の首に破片が当たり、死亡した。
陸自によると、爆発で飛散する手榴弾の破片は回転や空気抵抗で曲線軌道を描くことがある。訓練では通常、防護壁から70センチ以内に体をもたれかけさせて頭を伏せるのが基本動作となっている。しかし、死亡隊員は防護壁から2メートル87センチの位置にしゃがんでおり、曲線軌道で飛んできた破片が当たった可能性がある。
現場にいた複数の隊員や指揮監督する立場の上官が、破片が曲線軌道を描く恐れがあり、防護壁に身を寄せる動作の必要性を認識していなかった。他の一部部隊でも同様の認識不足が明らかになったという。
陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は18日の記者会見で「人為ミスが入る余地がない制度にすること、全員が危機意識を持つという改革をしっかりやっていく」と述べた。

(転載終)

Posted in Japanese culture, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

思い出を塗り重ねる

昨日の午後は、三回目の講座として、京都文化博物館へ。

一回目(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7226&action)
2024年4月26日付「長岡京の講義とモニター活動」

二回目(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7601&action)
2024年5月22日付「古代学講義と松尾大社展」

長岡京と桓武天皇に関する古代史だが、講師の山中章先生が非常に御熱心で、プリントにない資料も、パソコン経由でスライドを18枚も見せてくださるので、大変にありがたい。

1993年に調査報告書としてまとめられた563点の木簡についても、終了後に先生が5時過ぎまで追加説明をしてくださった。木簡は、向日町の水田から大量に発見された。水田では水が常に入れ替えられてきれいなために、杉や檜の木簡に墨で書かれた漢字が今でもくっきりと読める。当時は、運搬人(今でいう宅急便等の配達人に相当)も文字が書けた、という。ともかく、1200年以上もの時空を超えて残されていることが、本当に感動的だった。

肝心な点としては、古代の京は天皇と貴族が暮らすところだと学校では長らく教わってきたものの、実際には発掘調査によって新たな解釈を促す証拠品が次々と見つかったということである。今では、「都市」機能を備えた中心空間だったということになっている。それは、5月3日の島本町での水無瀬シンポジウムにも繋がる話である(2024年5月5日付「水無瀬殿(水無瀬離宮)シンポ」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7394&action))。

今回は阪急で行ったために、どういうわけか30分も遅れてしまった。但し、高槻市や水無瀬、大山崎、長岡天神等、我々が過去22年近くも利用し、懐かしく思い入れのある駅のホームをしっかりと眺めるには、格好の旅程である。

長岡京は、今はなき主人の勤務先があった地である。尤も、講座のテーマである桓武天皇に関しては向日町の方が優勢で、そこに大極殿があったのだが、2006年頃まで向日町に何度か行っても、なぜか私は、ただふらりと通り過ぎる程度で終わってしまっていた。それ程までに、主人の病気と将来の不安、そして、自分のマレーシア研究のことで頭が一杯だったのだ。

また、平成9年秋から暮らしていた島本町では、私の知る限り、考古学的な一般啓蒙が殆どなく、その意味でも向日町には文化的な引け目が私にあった。

今から振り返れば、何も臆することもなかったのに、何だかもったいないことをしたのかもしれない。その補いとして、伊丹に暮らすようになった今、遥々京都まで月一度出かけて、山中先生の講義を受けている。私達二人が暮らした22年程の島本時代を忘れないためにも、必要な試みだ。
。。。。。。。
帰り道には、寺町を初めて通った。

ここは、2000年から2年程、主人と月一度通っていた故番場一雄氏主催のヨーガの発祥地だとのことだった。2003年に急逝された番場氏は、主人をことのほか気に入って、「ぜひ治してあげたい」といつも声掛けがあった。だが、以前も書いたように、リラックスできるどころか、無理なポーズで筋肉が固縮してしまうのは、逆効果だったと思う。

(https://itunalily.hatenablog.com/entries/2009/06/12)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20170112)
《ヨーガ普及の初期には、お寺の道場を利用していたようだ》

あれからもう20年以上も経った。ようやく、こういうところでヨーガ教室を開いていたのだ、と雰囲気を想像することができた。

近くには本能寺もあった。中には入れない時間帯だったが、この場所は移転先であり、本来の本能寺は別の地だったという。実はここも初めて訪れた。

帰りには京都の地下街で水無月のお菓子を買った。水無瀬野に暮らしていた頃には当たり前だと思っていたのに、兵庫県に来ると、それは特別のお菓子となる。
。。。。。。。。。
今年四月からは、新しい試みとして、防衛モニターや消費者(不動産)モニターや着物文化検定の勉強等が始まった。やってみると下準備や疲労回復の時間確保等、いろいろと非常に忙しい。そのため、本来の放送大学の勉強に割く時間があまり取れていない。ブログも「後述」としたままの空白日が幾つかある。

だが、私がしていること全ては、実は主人との思い出の中にあり、主人と縁の深いものが大半である。今だって、喜んで「やってごらんよ」と言ってくれるはずだ。だからこそ、多少忙しくとも、私なりに意味があると思って、これからも続けて行く。恐らく、最初は大変でも、継続していくうちに慣れていくことであろう。

(2024年6月27日記)

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自衛隊の問題に関して

(https://x.com/ituna4011/status/1804816535317295562)

Lily2@ituna4011
6月21日の午前中、姫路駐屯地へ行って参りました! 詳細はブログをご覧ください。
6:59 PM · Jun 23, 2024
85 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1804857803141754916)
Lily2@ituna4011

http://itunalily.jp/wordpress/

「姫路駐屯地と髙橋洋一氏講演会」
Posted on 22nd June 2024 by Lily
9:43 PM · Jun 23, 2024
43 Views

(転載終)

ということで、該当ブログは一昨日になる。その後もミニ考察として、下記の資料を列挙した。

まずは、日経新聞の記事。これによると、自衛官の募集が目標人数に達していないため、防衛省等が知恵を絞っているらしい。
鍵は、自衛官の成り手不足の本音がそこにあるのかどうか、だ。あたかも、子供騙しの人寄せパンダのように、手当や待遇を厚くすれば魚が釣れるかのようである。

本当にそうだろうか?

というのは、先日の姫路駐屯地での広報官氏とのやり取りから、現代日本社会における世代差や世相の違いの方がもっと喫緊の課題ではないか、と感じたからである。

来年で定年を迎えるという広報官氏は、「自分達の世代なら、自分で決めた進路(自衛隊入隊)に親がくっついてくるなんて、恥ずかしくて….」とおっしゃっていた。恐らく私の方が数歳年上(推定)だが、ほぼ同世代なので、実感として私もわかる。ところが、「最近では、自衛官候補生として一歩を踏み出した若者(といっても18歳から32歳)の入営に際し、親御さんが出て来る」というのである。

確かに、東京大学の入学式にも両親や祖父母まで参列した事例が、私の身近にもあった。ちょっと信じられなかったが、「家族仲のよさアピール」でもあるのだろうか?

そして、下記に示す元自衛官のYou Tuber氏も述べていたように、ちょっときつく叱って教育的配慮を示そうものなら、親の方から「パワハラだ」と訴えられ、せっかくの訓練の邪魔にさえなるようなのである。つまり、自衛隊そのものに理解のない親が、足を引っ張っているのである。
。。。。。。。。。
日経新聞』の記事を列挙してみよう。

(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA146X70U3A410C2000000/)

「任期制自衛官の採用、計画の半分以下 国際情勢の影響か」
22年度は過去最低40%台 防衛力強化へ人材確保急務
2023年4月18日
防衛省・自衛隊が2022年度に採用した任期制自衛官の候補生が計画人数の半分以下だったことが分かった。これまで最も低かった18年度の72%を大幅に下回る40%台後半だった。政府がめざす「防衛力の抜本的な強化」の実現へ人材確保策が急務となる。
任期制自衛官は18〜32歳を対象に1期2〜3年で募集する。志願すれば2期目以降も継続して任官できる。採用時の平均年齢は20歳前後で、最も階級の低い「士」の職務…
。。。
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2178J0R20C23A6000000/)

「自衛隊希望の大学生、入学時から奨学金 月額5万円超」
24年度にも支給 防衛人材、一般大に裾野
2023年6月23日
防衛省は自衛隊への入隊を望む大学生への奨学金を2024年度にも拡充する。理系のみだった対象を文系にも広げ、大学3年生以降と定める開始時期を入学時に早める。現行で月5万4000円の支給額増額もめざす。防衛大に依存してきた幹部候補生の裾野を一般大にも広げ多様な人材を確保する。
活用するのは1954年の自衛隊創設と同時に始めた「貸費学生」という制度だ。当時は車両や航空機などに関わる技術系の人材を集めや…
。。。
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA063BB0W3A700C2000000/)

「自衛官確保へ待遇改善、高度人材の新制度 有識者報告書」
2023年7月12日
自衛官の人材確保策を議論する防衛省の有識者会議が12日、報告書を公表した。給与・手当の増額といった待遇改善や高度人材を任期付きで採用する新制度の創設などを盛り込んだ。「人口減少がもたらす重大な影響」を考慮した対応を求めた。
報告書は生産年齢人口の減少によって「人材獲得競争はより熾烈になる」と指摘した。「高度な装備をそろえても運用する人材の確保がままならなければ防衛力は発揮できない」と訴えた。
人材確保に向けて「有事を想定した処遇の検討を進める必要がある」と防衛出動時などに給与・手当を増額する制度を整えるよう提唱した。現在は警察などに準じた給与体系で、平時と有事に違いがない。
離島訓練や長期間任務がある自衛官の特殊性を踏まえて独自の給与体系を検討するよう促した。高卒が多い任期制自衛官の進学・就職支援の充実や、有事に備える予備自衛官の年齢上限の引き上げも提案した。
宇宙やサイバーといった分野で民間の高度人材を技能にふさわしい処遇で採用する制度の創設検討も要望した。最高年収は事務次官や自衛隊トップの統合幕僚長と同水準の2300万円ほどに設定する想定だ。
自衛隊への入隊を希望する大学生への奨学金は拡充を促した。政府は理系に限ってきた対象を文系にも広げ、大学3年生以降と定める開始時期を入学時に前倒しする方向で検討する。育児・介護との両立支援なども掲げた。
自衛隊内で相次ぐハラスメントを巡っては「一切許容しない組織環境が不可欠」と明記した。頭髪の形や色に関するルールについて「合理性に乏しいものは変更・廃止すべきだ」との方針を示した。
自衛官はこの10年ほど全体でおよそ24万7000人の定員の90%台前半しか充足できていない。防衛省は報告書の内容に基づく対応策を8月に出す2024年度予算案の概算要求に反映する。24年の通常国会に関連法案の提出をめざす。
。。。
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA171PQ0X10C24A1000000/)

「防衛省、新入隊員の丸刈り規定廃止 頭髪基準を緩和」
2024年1月18日
防衛省は新たに入る自衛隊員に適用する頭髪基準を2024年4月から緩和する。現在は男性は丸刈り、女性は短髪を推奨するルールがある。男性はスポーツ刈り、女性は肩にかからないよう束ねるなどの規定に改める。髪形に関する学校の校則などを変更する動きを踏まえた。
サイバーなど専門分野で高度な能力を持つ民間人材をとる「特定任期付き自衛官制度」を24年度にも新設する。最高年収は事務次官や自衛隊トップの統合幕僚長…

(転載終)

髪型については、学校の校則も含め、何も変更する必要はないと思う。若い時しかできない髪型など、そうそうあるものではない。また、「髪型に規制があるから自衛隊に入りたくない」等という若者は、男女共に、そもそも自衛隊に向いていないのだ。そこまで甘やかす必要は全くない、というのが私の考え。

丸刈りや短髪は、髪を洗う時間も節約でき、行動が身軽になる。頭髪基準を緩和する意図が全く理解できない。
。。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1804862611743449225)

Lily2@ituna4011
【入隊者求ム!】自衛隊のメリット5選【再投稿】
www.youtube.com/watch?v=tudYeuTHeEA
10:02 PM · Jun 23, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1804879000122302607)

Lily2@ituna4011
自衛隊で続かないヤツ
https://youtu.be/DrXM_1a6n58?si=m1VV0sguQtxuGLEF… via @YouTube
11:07 PM · Jun 23, 2024

(転載終)

このYou Tuber氏は30代前半ぐらいの元自衛官男性。高卒で入隊し、9年間、陸自で勤務し、その後は退職。

退職しておきながら、どういうわけか「自衛隊のメリット」を再投稿されている理由がよくわからない。また、「自衛隊で続かないヤツ」の分析は、最初は新鮮だと思って見ていたが、よく考えると、ご自分の反省点を含めていらっしゃるのだろうか、と不思議に思う。

他方、「国防を担う」「救命活動に従事したい」という意識が高過ぎたため、単調な自衛隊活動に幻滅して辞めていく、という話については、理念的に自衛隊を持ち上げ過ぎるムード的なメディアや周囲の責任でもあるかと思う。もっとも、安易に決断する側にも問題がありそうだが。

実際には、「家族を養うため、実力部隊で働きたい」というぐらいの方が長続きするようである。入隊すれば、とりあえず衣食住も確保されているし、指示されたことをやっていれば、お給料もボーナスも出て貯金ができ、ローンで家も車も購入できる。それによって家族を充分に食べさせられる。高卒で入隊後は、隊内にさまざまな教育制度があり、自分の技術や能力を伸ばしていくこともできる。仲間もできる。民間の熾烈な競争社会に比べて、特別国家公務員として、身分がしっかりと安定している。出勤しても、時には暇なぐらいだ。

公開情報に基づく私の元自衛官話を聞いた広報官氏には、「一体全体、何の不満があるのか?」ということのようだ。
。。。。。。。。。
(https://x.com/RieOgaWEB/status/1804718944957390892)

小笠原理恵@RieOgaWEB
自衛隊のトイレットペーパー自腹、食事、廠舎や官舎の老朽化、被服。問題を提起して改善が始まりました。生活面の問題提起をする度に「情報を漏らすな!」と言う人がいますが、これらは防衛秘密ではない。自衛隊上層部が気づかない生活環境問題の提起なしに改善はできません。2016年参考画像。
12:31 PM · Jun 23, 2024
4,959 Views

(転載終)

この方はアパ関連で、心底、自衛隊を応援したいと思って発信されているようである。

気を付けなければならない点としては、応援しているつもりでいて、実は現役自衛官のサイレント派にとっては失礼かもしれない、ということである。確かに機密情報ではないものの、「情報を漏らすな!」と言われるのは、頼んでもいないのに「現状では、自衛隊は待遇が悪く、施設も古びている」と宣伝されているように見えるからだ。あるいは、現役自衛官の不満分子が外部に漏洩しているかのようにも取れるからだ。

こういう改善点は、内部が吸い上げて改革すべきものではないだろうか?
。。。。。。。。。
(https://x.com/takedachcut/status/1805073367135080779)

竹田恒泰チャンネル公式切り抜きアカウント@takedachcut

抑止力のために予備自衛官になりませんか!充足率7割で予備自衛官が足りない!

https://youtu.be/sV7g__Rbkd0

働きながら出来る予備自衛官! 皆さんなりませんか? #予備自衛官 #抑止力 #竹田恒泰チャンネル #竹田恒泰切り抜き動画
12:00 PM · Jun 24, 2024

(転載終)

最後に登場したのが竹田恒泰氏。ここ数年、竹田学校や教科書作りも含めた氏の言論活動を拝見して、皇室と神道と国防の担い手たる自衛隊とが密接に相互関連している、ということに気づいた。

姫路の広報官氏の話でも、史料館の遺品には靖国神社に差し出せるレベルのものが含まれている、とのことだった。そして、靖国神社の奉賛会の会員である私が、「上京の折には訪問したり、時々送金したりしている」と言うと、飛び上がらんばかりに喜んでいらした。

実際のところ、靖国がなければ、危険を伴う活動に従事する自衛官など、今でもやっていけないだろう。駐屯地には、軍馬の慰霊碑や、殉職した隊員の一覧表および記念碑があったが、自分の存在が死後も覚えられていると確信すればこそ、飛び込める領域もあるはずだ。
。。。。。。。。
……そんなわけで、昨日の午後には神社検定弐級を受けた。過去二回はコロナ問題によるオンライン受検だったが、今年は大阪府吹田市の大和大学での会場受検となった。

4月から開始していた準備だったものの、5月から6月にかけて種々の外出や行事が重なり、全く学習不十分なままに当日を迎えた。
ところが驚いたことに、あきらめ半分で午前中に自宅で30分間プラス行きの電車内でのみ、パラパラとめくっておいた過去問題集から、出題100問中の半分ほどが、そのままそっくり出題されていたのだった!偶然にしては出来過ぎだった。

とはいえ、令和改元の一連の儀式「大礼」その他に関しては、図書館から指定雑誌を借りて一度目を通しておいただけでは到底ダメで、間違いはちょこちょこあった。
自己採点では過去最高点だったが、来年も再挑戦となる(だろう)。

検定試験は殆ど趣味みたいだが、受検者は相変わらず中高年ばかり。受検料は決して安くはないのに、欠席者が10名近くいたのも驚きだった。

自衛隊への志願者が減っていることと、神社検定の受検傾向とは、何か通底するものがあるのではないだろうか?

(2024年6月24日記)
。。。。。。。。
PS: まさかと思うが、念のため。これも世相なのだろうか?

1)防衛モニターになると、あたかも自衛官のように(特別)国家公務員扱いされると勘違いしている人がいるらしい。これには驚いたが、モニターは葉書かインターネット経由で応募して選ばれる簡単なもので、試験を受けて通るものではない。ましてや、厳しい訓練も何も必要とされていない。

2)防衛モニターであることを周囲に公言しても、何らメリットもなく、デメリットもない。むしろ、防衛モニター制度を広めてほしい、とのことだった。モニターの目的は、自衛隊と一般国民のいわば橋渡し。自衛隊内では気づかれていない点を一般国民の目線で教えてほしい、とのことだった。

3)防衛モニターに応募する人は、自衛隊に肯定的である、という。

4)防衛モニターの謝礼は、金銭ではない。駐屯地によってやり方はさまざまだが、年に一度か二度、レポート一本につき1000円程度のようだ。従って、金銭目的で防衛モニターに応募するのは全くの邪道であろう。

5)私が各種のモニターを経験してきたのは、社会勉強のため、すなわち、自分の視野を広げるためである。(参考までに、謝礼はモニター機関によって異なるが、公的機関の場合、一回につき500円程度の図書カード一枚というのが通例。但し、2016年頃、簡単なアンケートに回答しただけでも国交省から数千円の振り込みがあり、驚かされた。今年始まった消費者モニターは、不動産関係のために別枠のようである。)

6)防衛モニターは、私にとって、あくまで自主的に民間防衛意識を高めるボランティア活動の一環としての位置付けである。(換言すると、もし生活に困窮しているならば、モニター制度に頼らず、地道にアルバイト等を探す方が賢明であろう。)

以 上

(2024年6月24日追記)
。。。。。。。。
PS2: 上記を書き終わったところで、偶然にも「ひげの隊長」こと佐藤正久国会議員のYou Tubeが上がって来た。
佐藤正久議員の著書を読み、国会での発信内容を、先日、姫路の広報官氏にも伝えたが、現役自衛官であるためか、必ずしも全面同意はされていないようだった。

私の立場は、あくまで公開情報に基づく一般国民としての印象ないしはミニ考察である。間違っているかもしれないが、自衛官にもさまざまな立場があり、考え方や順応性もそれぞれであろう。従って、これが決定打だとは言えないことは勿論のことである。

(https://www.youtube.com/watch?v=G5ONNNJtzl8)

【自衛隊の処遇改善】『国防納税』で自衛隊員に対する寄付をできるようにするべき!/ ヒゲの隊長 #佐藤正久 #ヒゲの隊長
1,672 views Jun 21, 2024

今まで『防衛納税』に関するさまざまな提案をしてきました。
その中で壁になっているのが、昭和23年に作られた閣議決定です。
地方自治体や財団などには寄付ができるが、国に対しては寄付ができないというもの。

これにより『防衛納税』は大きく制約を受けています。
厚生労働省など他の役所ではそれぞれが所管する財団に寄付をしてもらい、そこからさまざまな形でNGOや関係部署にその資金を回しています。
自衛隊でもこれをやるべきです。
国民の中には「自衛隊の処遇改善のために寄付をしたい」と考える方は少なくないと思います。

やるべきことを進めるために防衛省との調整も進めております。
引き続き自衛隊の処遇改善のために尽力いたします。

(転載終)

【コメント欄の抜粋】

・佐藤隊長殿、お疲れ様です。自衛隊の皆さんが日々過酷な訓練し、この日本の国家、国民を守って頂いていること感謝致します。命をかける自衛隊の皆さんの処遇改善は当然の事です。有事が有れば、真っ先に出動するのは自衛隊の皆さんです。賃金もとより厚生、他の部分沢山あると思います。レベルアップをして欲しいです。自衛隊の士気が上がると思います。応援しております。

・駐屯地の食堂では曹士は無料、幹部は有料だと聞きました。しかも、幹部の人は忙し過ぎて食堂の営業時間内になかなか食事に行けないという話も聞きました。下の立場の人を大切にするのは当たり前だと思います。

・元自衛官ですが、佐藤隊長の国防納税には反対意見です。防衛予算は2倍に増えましたが、予算は武器購入にに使われ、営内生活の自衛官達は、今でもトイレットペーパーを自腹で買う生活です、三度の食事も、体力気力増強に役立つ自衛官の処遇改善に使われません、新型の武器購入も大切ですが、現場で働く自衛官の処遇が悪ければ、自衛官の士気が上がりません。

・祖父、従兄弟が元、現陸自航空科、父、叔父が元警察官少しでも国を守る人達が少しでも楽になるようになってもらいたいです!

・自衛官の皆さんは命がけで国家国民を守ってくださる、ありがたく大切な人達です。それに見合うだけの待遇があって当然です!佐藤さん自衛官の待遇改善を宜しくお願いします。

・自衛隊の待遇を少しでもよくしてほしいと思ってます 勝手な意見かもしれませんが自衛隊のみなさんのモチベーションが現状の報酬で保てるのかが心配です

・「自衛官は、食べるのも仕事!」って、昔に上官に言われました。増加食でカップ麺1個じゃ、もちません!兎に角、待遇改善が全ての問題解決への第一歩だと思います(`_´)ゞ

・防衛省に寄付したくありませんが、自衛隊に対しては継続して寄付したいです。

・物価高に糧食費が追いついていない為、1,000円でも足りないと思います。体が資本の仕事です。良質な食事を提供できる予算を獲得して下さい。

・なんだか 悲しく成るような 話ですね。こんなに 国の為に頑張っている 自衛隊の皆さんが 食費を上げて欲しいと仰有って いること自体が 悲しくなります。

・パンと納豆の組み合わせ、旨いよ?食べた方がいい。カロリーも必要だけど、十分な栄養摂取は大事。『衣食足りて礼節を知る』という言葉もあるが、自衛隊員は何も足りていないのに、規律、統率がとれている。これは、かなりのストレスでしかない。だから、中には脱柵(脱走)する者も出てくる。取りたい資格を取ったら、さっさと辞める者も出てくる。そもそも、自衛隊に入らない人が増える。

・今年は人気がなさすぎて新人が1人も来ませんでした。僕も辞めようか悩んでます

・窃盗、セクハラ、パワハラ等色々不祥事があります。自衛隊内の問題に目を向けてください 事あるごとに『再発防止に万全を期する』じゃぁね~

(部分抜粋転載終)

(2024年6月24日追記終)
……………..
2024年6月26日追記

昨夕、iPhoneで自衛隊や防衛省のニュースや広報を眺めていたところ、ピンと鳴った。
6月21日の姫路駐屯地での自衛官候補生修了式の集合写真3枚が送られて来たのだった。
貴重な記念として保存したい。

今回の修了生の中には、大卒で社会人を数年経験してから志願された人々も含まれているようだ。今後、どのような進路を辿るか、遠くから大切に見守っていきたい。

自衛隊では、各駐屯地その他において、訓練と座学と試験がサイクルとして頻繁に繰り返され、適性に応じて必要とされる部署や担当が割り当てられるようだ。
今回、成績優秀者も特別に表彰されていた。組織として団結し、一致協力すると同時に、一人一人の実力によっては、お互いに一種のライバルでもあるのだろうか?
出来る限り、定年まで勤め上げていただければと願っている。

(2024年6月26日記)
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2024年7月9日追記

『日経新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE086O80Y4A700C2000000/?n_cid=NMAIL007_20240709_H)

「海自ヘリ2機墜落、見張り・指揮官連携不十分 事故調査委」
2024年7月9日

海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が衝突し墜落した事故で、海自の事故調査委員会は9日、乗員の見張りが不十分で指揮官同士の連携も不足していたとする調査結果をまとめた。機体の不具合や天候の影響はないと判断した。海自は報告書を受け、ヘリ運用時の安全確保策を見直す。中止していた複数の同型機による訓練を順次再開する。
木原稔防衛相は9日の閣議後の記者会見で「貴重な命が失われたのは痛恨の極み。この先、一人も犠牲者を出さない決意で全力を挙げる」と述べた。
事故は4月20日午後10時半すぎ、伊豆諸島の鳥島東方海域で起きた。潜水艦の探知・追尾を想定し、現場付近を哨戒ヘリ3機が飛行。うちSH60Kの2機が衝突し、乗員計8人が死亡した。作戦遂行能力を評価する「査閲」の一環として実施した訓練だった。
調査委は事故原因の究明に向け、現場から回収したフライトレコーダー(飛行記録装置)を分析し関係者からも当時の詳しい状況を聞き取った。
衝突したのは大村航空基地(長崎県)所属の「8416号機」と小松島航空基地(徳島県)所属の「8443号機」。調査によると、当時8443号機は海面からの一定の高度を保って直進。8416号機が高度を下げながら時計回りに旋回し、2機が衝突した。
フライトレコーダーの解析では2機とも互いの存在を認識しながら、衝突まで回避操作が取られていなかったことが判明した。8443号機は衝突2分前に8416号機の方位と距離を把握していた。8416号機も事故約10秒前の時点で8443号機を視認したという。
調査結果は原因として安全運航の基本となる乗員の見張りが不適切だったとした。視認した目標に関する機長への報告や乗員間での情報共有が十分に行われていなかったという。それぞれが相手機との距離を誤認した可能性があるとした。
高度管理も不十分だとした。2機はそれぞれ別の指揮官の下で訓練に参加し、指揮官は衝突回避のため高度差を確保するようヘリ側に指示していなかった。2機は同じ敵役の海自潜水艦を探索中だったが、指揮官は互いにその状況を明確に伝えていなかった。
海自は2021年、鹿児島県奄美大島沖で起きた哨戒ヘリの接触事故を受け、接近して飛行する際は見張りや高度差の確保を徹底する再発防止策を講じた。しかしこの対策は複数の指揮官が関わるケースは想定していなかった。
今後は異なる指揮官の下でも対策が守られるよう、高度差確保に関する責任をより上位の指揮官に統一する。「目視による見張りには限界がある」として、衝突防止につながる装備品について将来的な導入も視野に検討する。

(転載終)
。。。。。。。
『日経新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE082WU0Y4A700C2000000/?n_cid=NMAIL007_20240709_Y)

「海自ヘリ衝突、高度化する訓練に安全管理追いつかず」
2024年7月9日

海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が衝突し墜落した事故で、不適切な見張りや指揮官の連携不足が原因だったとする報告書を海自の事故調査委員会がまとめた。厳しい安全保障環境を背景に訓練が高度化する一方、安全対策が追いついていない可能性がある。海自ヘリの事故は続発しており、指揮官による高度管理の徹底といった再発防止策の実効性が課題となる。
「この先、一人も犠牲者を出さない決意で再発防止に全力を挙げる」。

(転載終)

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姫路駐屯地と髙橋洋一氏講演会

(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7553&action)
2024年5月20日付「自衛官の不祥事報道から」

(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7535&action)
2024年5月20日付「千僧駐屯地の記念行事」
《広報担当のこの姫路の自衛官さん、人は良さそうなのだが、多分まだお若いのだろうか、もう少し連絡を早めに緻密に伝える必要があると思う。もしかしたら、上官によく注意され、叱られながら成長中なのかもしれない。》

(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=7739&action)
2024年5月30日付「防衛モニターの自主予習」

(2024年6月22日リスト終)
。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1803373536893083812)
Lily2@ituna4011
2022年6月、朝食時に米飯とパンを取った自衛官が停職3日。
2023年3月、過去2年間、カレーライスを規定以上食べた自衛官が停職5日。
2023年8月下旬から9月半ばまで基地食堂でパンと納豆を規定以上食べた自衛官が停職10日。
佐藤正久『令和自衛隊大全』p.215.
7:25 PM · Jun 19, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1803374736707297566)
Lily2@ituna4011
You Tubeだけでは背景不明だった事情が、佐藤正久国会議員のご著書を通して、よくわかった。
自衛官、お腹ペコペコなんだよ。
腹一杯食わせてやれよ。
というタイトルを見た。 笑い事ではない。
7:30 PM · Jun 19, 2024
77 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1803376389690892679)
Lily2@ituna4011
治安維持の警察官と国防の自衛官とでは、社会との距離が違い過ぎる、と佐藤正久国会議員は記す。
前書 p.219.
7:36 PM · Jun 19, 2024
37 Views

(2024年6月22日転載終)
。。。。。。。。。
昨日の午前中、姫路駐屯地を初めて訪問。防衛モニターとしての活動はこれが初回。

出かける時、伊丹では大雨のためにJRでは電車が5分遅れていたが、9時頃には明石辺りで晴れ模様に。
JR姫路までは予想以上に遠いと感じたが、姫路駅は広々と明るくきれいで、人々も丁重な印象だった。

4月には先約のために失礼してしまったモニター出席だったが、その後、反省の意味も込めて、自衛隊関連の自己流予習をしてみた。慣れるには必要な時間だったかもしれないが、結論を先に述べると、今後は元自衛官のような個人発信のYou Tube等は止めて、『防衛白書』『防衛ハンドブック』『朝雲』『MAMOR』誌を読む程度に留めようと思う。

というのは、今回、上述の広報担当官と初めてお会いしてみて、私の方に誤解が多々あったことに気づいたからだ。
気さくで親切だが、「お若い方」というよりは、来年定年を迎える方だと知った。また、駐屯地内のお住まいではなく、一戸建ての自宅をお持ちだとのこと。「家族あっての自衛隊ですから」という言葉は、事実であり実感であり、有無を言わせぬ説得力に満ちていた。

駅まで車で迎えに来てくださり、帰りも送ってくださった。質問攻めみたいな私だったのに、どの問いかけに対しても、やや早口で流暢に答えられたので、こちらとしては全て納得。

他にも誤解を解いておくと…..

レンジャー体験は、自己の限界を知りたかったため、ということのようだった。そして、今後は女性自衛官を増やすとはいえ、レンジャー訓練は女性には無理ではないか、という反応であった。

また、上述の元自衛官で今は国会議員である佐藤正久氏がおっしゃっていた隊員の食事量については、おやつを自分で用意することも可能で、栄養士もついている。カロリーオーバーになっている隊員が食事量を注意されているというのが実情のようである。すなわち、マスコミにも情報の伝え方に片寄りがあるらしい。
2024年6月22日ユーリ後注:実は、千僧駐屯地のtwitter発信では、しばらく前に何度か「今日の隊員メニュー」として、トレーにのせた栄養たっぷりのおいしそうな一食が写真付きで紹介されていた。このことは、今回の姫路駐屯地の広報担当官にも伝えた。自衛隊の待遇改善を訴えている応援女性も、「ここの駐屯地の食事はいい」と応答されていた。)

自衛隊内から脱走(脱柵)する隊員については、確かにたまに出るらしいが、悩みがあれば相談するように周知しており、仮に脱走しても、その後に階級が上がって行った事例もあるとのことだった。

能登半島の地震対応については、部隊が二週間毎に勤務交替しているらしい。素人である我々が想像するように、被災した能登地方全体に同じ自衛隊員がずっと長く張り付いて、ストレスをためながら黙々と業務をこなしているわけでもなさそうだった。

米軍との合同訓練に参加したことのある元自衛隊員には、米軍の食事(レーション)の豊富さや軍人としての待遇の良さと比較して、不足を嘆く声がなきにしもあらず、だった。ところが、もともと米軍や外国軍との協力業務を経験しなかった自衛官にとっては、「自分達の時代は缶詰だった」と、当たり前のように現状を享受ないしは甘受されている。

さらに、入隊してからは、段階を踏んで少しずつ技術を磨き、役割をこなしていく。そのため、(通常よりは早く到来する)自衛隊の定年まで勤め上げるような方達にとっては、特に待遇に不足もなく、それなりに現実に折り合いをつけて過ごされているようである。むしろ、退職後に外部の一般人に向かって発信している声の大きい若い自衛官の方が、案外に全体を代表しているとは言えなさそうなのかもしれない。

さて。

今回は、今年4月に入隊した自衛官候補生の計23名が、3ヶ月間の厳しい訓練を無事終えて、6月21日(金)の午前10時半から50分間の修了式が挙行されるとのことで、私もお呼ばれに与り、体育館内の壇上に席を設けていただいた。その前に、「防衛モニター委嘱状授与式」の時間が設けられており、たった私一人のために、数名の自衛官の方々が細やかに役割をテキパキとこなされ、写真撮影までしていただいた。

予習をしておいた他の駐屯地の防衛モニターさんのブログやお話によれば、モニターは一つの駐屯地につき大抵二人。モニター同士でお互いに打ち合わせの上、活動に参加されているようだった。てっきり、私にも相棒がいるものと思い込んでいたら、実は今回の姫路駐屯地では私だけだったとのこと。但し、来年も継続するならば、任期が重なるためにモニターは二人になるかもしれない(らしい)。

よくぞ選んでくださいました。誠に恐縮の至りでございます。

式典において、日の丸と君が代が尊重されていることは、千僧駐屯地と全く同じで、小学校から高校までの学校時代を思い出し、気持ちが落ち着く。また、壇上の来賓が一人ずつ名前を呼ばれ、起立して「本日はおめでとうございます」と述べるのだが、私も同様にしたところ、同じく候補生23名から一斉に「ありがとうございます!」と大声で応答唱和。

しみじみ自衛隊だなぁ、と。

式典中、赤ちゃんの声が聞こえたが、候補生のご家族だとのこと。この辺りも、何ともほのぼのとして、いい感じだった。

その後は、コーヒーやシュークリームを差し入れていただき、5分休憩の後、駐屯地内の史料館を約1時間程、案内していただいた。この史料館では、姫路の歴史と直結した説明展示が多く、非常に勉強になった。新たな兵庫理解、という感じだ。10年ぐらい前から、日本史の勉強をし直しておいてよかった、とも。

式典の間に記念撮影がきれいに製本され、委嘱状も額に入れていただき、その他にボールペンやCD-ROM等のお土産も、至れり尽くせりだった。冊子も何冊か受け取り、わかりやすく説明されていると感じた。(2024年6月28日修正:「ボールペン」ではなく「シャープペンシル」)

「履歴書をこんなに長く書いて提出したモニター希望者は初めてだ」とも言われた。長年の家庭の事情(主人の健康問題その他)のため、単に「主婦」とのみ書いた場合、(その割には知りたがり屋だ)とか(質問が多過ぎる)等と誤解されてはまずい、と思ってのことだった。

繰り返しになるが、よく私なんかを選んでくださったものだ、と……。本来、自衛隊をあるがまま正確に理解し、自衛官を後方支援するのは、我々一般国民のはず、なのだ。

本日は非常に貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
。。。。。。。。。。
一旦、自宅に戻った後、簡単な家事を済ませて、夕刻には再び外出。
今度は大阪の谷町6丁目の社会福祉会館へ。午後6時45分開始の2分前に入室。奇跡のようにギリギリ間に合った!

これまで日高義樹氏の講演会ですっかりお馴染みだったが、今回は髙橋洋一氏が講演者。

ここ数ヶ月、毎日のようにYou Tubeの「髙橋洋一チャンネル」で一回につき10分程度のトピック発信を1.5倍速で見ていたのと、ご著書を一冊読んでおいたので、問題なくついていけた。会場は満席。質疑応答も活発だった。8時35分までサービス精神旺盛。

髙橋氏は、インターネットの画面そのままの方で、飾りっ気もなく、親しみやすいお人柄。しかしおっしゃることははっきりしており、質疑応答でも、筋が通っていらした。
。。。。。。。。。。
今日の結論:

「言論の自由」や「価値観の多様性」を合言葉に、自分勝手に根拠なく言いたい放題公言する風潮が跋扈して久しいが、姫路駐屯地での自衛官の応対および髙橋氏の情勢分析さばきを拝見して、自分の生活をもっと絞り込まなければと痛感した。

(2024年6月22日記)
…………….
2024年6月22日追記

私のご近所である千僧駐屯地と比べて、姫路駐屯地は概して広々と明るく、のびやかで緑の多い印象だった。全体として、ものすごく細やかに気を遣ってくださっており、応対される自衛官側に、かなり遠慮のようなものも感じられた。

他の駐屯地の防衛モニターさん達のブログは、ヘリコプターに20分乗せてもらって無邪気に喜んだり、感想を連日、何とも楽し気に箇条書きにしていらしたりする。5月には、千僧駐屯地の記念式典で、既に『防衛白書』を手渡されてレポートを一本提出されたという大津駐屯地のモニターさんともお話した。

翻って、細々かつ長々と文章のみを書いている私は、「うるさ型、めんどくさい奴」と思われたかもしれない。

だが、1990年代から、マレー半島での日本軍政期の古い史料をかなり見ていた経緯に基づくならば、今でも自衛隊の中核戦力は、主に高卒で入隊して経験を積んでこられた方々だと思っている。よく訓練され、圧倒的に層が厚い。他方、医務官や院卒で入隊する場合は、若くとも最初から幹部予備軍の扱いである。
収集した文献によれば、「馬來の思い出」等と、のんびりした楽し気な現地経験のみ綴っている方達は、紛れもなく、文化工作に従事された方や軍の高官だった。一方、歩兵としてマレー半島のジャングルの中を勢いよく南下していった日本軍は、あえて文章を書き残すことなく、時には熱帯病で倒れたり、ひたすら上官の命令に従って自分の意志を押し殺してこられた方々も少なくなかったはずだ。

この組織内部の在り方は、一般企業でも同じなのかもしれないが、なかなか難しいところではある。

私自身は、結婚後一年で診断を下された21年以上に及ぶ主人の若年性神経難病のために、30代以降は人生経験が順当ではなかったという深い負い目がある。かといって、その負い目そのものが患者自身を追い詰めることにもなるので、普段は平然と自分達の生活をできる範囲内で切り盛りしよう、という気持ちでやってきた。但し、他人に逐一説明するわけにもいかず、同時に、自分本来の在り方を捻じ曲げるわけにもいかず、何とも鬱屈した葛藤が今でもある。

上述の「長い」と言われた略式履歴書を提出した背景は、実はそんなところだ。もっとも自衛隊にとっては、「そんなの関係ないっすよ」ということかもしれない。

もう一つ、それ以上に重要な観点としては、日本学術会議の動向がある。

実は1970年前後から、内調では日本学術会議が問題視されていたらしい。

志垣民郎(著)岸俊光(編)『内閣調査室秘録:戦後思想を動かした男文春新書12262019年)(特に、p.220, 231, 232, 248, 255を参照のこと。)

昨今に至ってようやく、菅義偉総理が勇断されたにも拘わらず、今でも文系大学では「軍事研究はまかりならん」と声明を発している有り様。私が十数年以上も属している4つの学会でも、理事が菅総理の明言された6名の一人だった上、どの学会でも、学会そのものが会員全員にアンケート等で意向を問うことなしに、勝手に「政府による学問や言論の自由を阻むことには断固反対」等と会報の第一面に書いたりしている。

これでは、名簿上は学会に属している会員全員の総意ということになりかねない。

実際には、うちの主人が35年間もお世話になっていた三菱電機だって、いつでも軍事や兵器に転用できる技術を次々と開発してきた。これは何ら隠すことではない。そもそも技術開発とは、そういうものなのである。だから、たとえ病人だったとはいえ、私の学会動向を聞いた主人でさえ「相手にならん話だ」と一蹴していたぐらいだったのだ。

文系だって地図そのものが軍事に応用できることぐらい、学校の歴史の教科書で学んだではないか?間宮林蔵を想起。また、言語や文学等の研究も、相手方の心理情報操作をするには絶好のツールである。こんな類は、昔から自然と知りうる話である。「敵方の人口動態を把握せよ」とは、旧約聖書にだって書いてある。

(2024年6月22日追記)
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2024年8月4日追記

食事に関する「お腹ペコペコ問題」は、(自衛官にとって頑強な体と精神が元手なのに)と、予習段階では、不祥事ニュースからも佐藤正久国会議員の著書からも驚かされていた。初対面で私がその話を持ち出すと、担当広報官氏は顔をしかめていらしたので、以下を転載する。

結論から言えば、以下の広報を通して、姫路駐屯地では誤解を解く努力を繰り返している。

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1379591224563179520)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【姫路駐屯地】自衛官候補生奮闘記③ 自衛官候補生「朝食」 候補生達の朝食はしっかりと栄養管理されたメニューです。自衛官の1日の栄養摂取カロリーは、3000カロリー。しっかり食べて訓練に励もう!えっ?あなたも食べたい?自衛官募集してまーす!(*^^)v #第3特科隊 #第3高射特科大隊
9:25 AM · Apr 7, 2021

https://x.com/CampHimeji_PR/status/1642769291891318784

【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地
@CampHimeji_PR
【自衛官候補生シリーズ( #さんと君 編)  やっほー!さんと君やで!今日はみんなが毎食食べにくる隊員食堂の様子をお届けするで!班長たちから食堂のいろはを教わり、みんなと一緒にいただくよ!隊員食堂のご飯はおいしいなぁ!さて、次の訓練も頑張るか! #自衛官候補生 #姫路駐屯地
3:01 PM · Apr 3, 2023

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1661635974395498497)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【姫路駐屯地業務隊】  オス!さんと君やで! 姫路駐屯地隊員食堂で人気のメニューを紹介するで~! とろろ、なめこ、オクラをトッピングした「ねばとろうどん(そば)」。夏バテだけではなく、生活習慣病にも最適やで!あ~、お腹空いたわ。
4:31 PM · May 25, 2023

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1664448564586762240)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【姫路駐屯地業務隊】 さんと君やで!今回の姫路駐屯地隊員食堂の注目メニューは、みんな大好きチーズハンバーガー!とろとろの目玉焼きとジューシーなハンバーグがポイントなんやで~☆ 具だくさんコブサラダとレンコンのソテーもついて、栄養満点の姫路駐屯地自慢のメニューで~す!!
10:47 AM · Jun 2, 2023

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1672116506296188928)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
おっす!今日は食堂について秘密を教えちゃうよ! #姫路駐屯地 には、実は #食堂 が2つあるんだ。みんな知ってた?隊員専用の食堂と、一般の方も食事できちゃう委託食堂「樫の木」があるんだ! どんどん日替わり定食のクオリティが上がってるってウワサ!ぜひ自衛隊パワーを食べてみてやー! #自衛隊
2:36 PM · Jun 23, 2023

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1686559563942903808)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
【 #姫路駐屯地 の食事シリーズ!】 暑い中訓練を頑張っている隊員に少しでも楽しい食事時間を提供するため、管理栄養士さんが様々な工夫をしているよ。一手間加えた愛情料理を提供しています! #自衛隊サマキャン
11:08 AM · Aug 2, 2023

(https://x.com/CampHimeji_PR/status/1686656751381413888)
【公式】陸上自衛隊 姫路駐屯地@CampHimeji_PR
任務達成の基本は健康、「医食同源」! #姫路駐屯地 では管理栄養士の資格を持つ栄養士さんが毎回小鉢の横にメニューの効果を掲示して健康的な食事を後押ししています。皆さん、しっかり食べて「熱い夏」を乗り切ろう!
5:34 PM · Aug 2, 2023
。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1817418684027097250)
Lily2@ituna4011
1日3000カロリー。
1:35 PM · Jul 28, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1819859665603416461)
Lily2@ituna4011
それでは、 隊員はお腹ペコペコなんだよ、もっと食べさせてやれよ、 という話は何に基づくのか?
7:15 AM · Aug 4, 2024

(2024年8月4日転載終)

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楠木正成

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima/posts/pfbid02quZU7U9EEmMUrcLXyHB1CiBSpermCwFasPiBumL36ps8VRDA83BnkhjLHLzbXCK7l?comment_id=1119482822648160&notif_id=1718415113517512&notif_t=feedback_reaction_generic&ref=notif)

2024年5月26日投稿

【今日の名言】楠木 正成(鎌倉時代の武将、日本史上最大の軍事的天才)

非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず(非は理に勝てない。理は法に勝てない。時の権は天道に勝てない。天道をあざむくことはできないから、天道に従って行動すべきである)。
合戦の勝負、必ずしも大勢小勢に依らず。ただ士卒の志を一つにするとせざるとなり(戦いの勝ち負けは必ずしも兵の数の多い少ないで決まるのではなく、兵の心を一つにすることで決まるのである)。
良将は戦わずして勝つ(有能な将軍は戦わずに勝つ)。
大将は、大なる知恵も細なる知恵もなくてはかなわぬものなり。知恵は生まれつきにありというも、その知恵を磨かざれば、正智(正しい知識)出ずることなし。知恵に自慢おごりて、磨かざる大将は、みな代々持ち来る国を失い、家を失くすものなり(大将は、大きな知恵や小さな知恵を持たなくてはならないものだ。知恵は生まれつきのものというが、それを磨き続けなければ正しい知恵は出てこない。持っている知恵を自慢するだけで磨かなければ、大将は代々持っている国を失い、家も失ってしまう)。
(自害直前に弟の正季が「七回人として生まれ変わって、朝廷の敵を滅ぼして国のために報いたい」と言うのを聞いて)罪深き悪念なれども、我もかように思うなり。いざさらば、同じく生を変えて、この本懐を達成せん(罪深い、救われない考えではあるが、自分もそう思う。その願いを達成するために死のう。さらばである)。
足ることを知って、及ばぬことを思うな(足りている部分に目を向け、足りないことを考えるのはやめよ)。
謙遜の者は、ついに幸来る。不遜の者は災害来る(謙遜する者には幸せがやってくるが、謙遜をせず奢り高ぶるものには災難がやってくる)。
鳴に起きざれば、暮れに悔いあり(鶏が鳴く時間に起きて活動を開始しなければ、日暮れに悔むことになる)。大将たらん人は、心に油断の義ありては、叶うべからず。あまたの心得あるべし。まず能者を親しみ近づけ、かしましき者を遠ざくべし。
国家の風俗、おのずから良くなるものなり。それにしたがって、自然に対象の知恵もいや増しに出るものなり(大将である人物は、心に油断があっては何事も成し遂げることができない。様々なことに精通しているべきである。まず有能な者を自分の近くに置き、自分を裏切りそうな者を遠ざける。そうすれば、国家の風紀は自動的に良くなり、おのずから大将の知恵も磨きがかかっていくものだ)。

※5月25日は楠木正成の命日(建武3年)です。

(2024年6月16日転載終)
…………………..
2024年9月22日追記

Japan On the Globe(1387) 国際派日本人養成講座

「 国柄探訪: 楠木正成が遺した日本人の生き方」
 自分の人生を何かのために燃やし尽くした人間だけが、笑って死んでいける。
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1.幕末の志士たちは楠木正成の生き方に導かれていた

「幕末の志士たちは、これほどまでに楠木正成の生き方に導かれていたのか」
 これが皇學館大学・松浦光修教授の講義「幕末の志士に学ぶ-その死生観を中心に-」を拝聴して、感銘に残った点です。筆者が半世紀にわたって教えを受けている公益社団法人 国民文化研究会の全国学生青年合宿教室での9月8日のお話でした。その講義資料から、幕末の志士たちが楠木正成に言及した言葉をご紹介しましょう。
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吉田松陰 『留魂録』最後の和歌五首のうちの最後の一首

七たびも 生きかえりつつ 夷(えびす)をぞ 攘(はら)はんこころ 吾れ忘れめや
(楠木正成公の七生報国のように)七度生き返ったら七度とも異国から祖国を守ろうとする心を、私は決して忘れはしない)
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 正成は湊川の戦いで、足利尊氏の数万の軍と6時間余に渡る激戦を続けた後、弟・正季(まさすえ)と差し違えて自刃します。二人がからからと笑いながら交わした最後の会話は、次のような内容でした。
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 七生までただ同じ人間に生まれて、朝敵(朝廷に敵対するもの)を滅ぼさばや(滅ぼしたい)とこそ存じ候らへ。
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 吉田松陰は正成と同じ気持ちで、七度生まれ変わっても、日本を植民地化しようとする異国を打ち払って祖国を守ろうとしたのです。

2.高杉晋作、楠公から受けた「気」

 吉田松陰の門下生の一人、高杉晋作は次のような一文を残しています。
__________
・・・大地の正しい『気』は、ほかでもない、わが日本に集まっています。それが、人としては楠公となってあらわれ、木では扶桑となってあらわれ、山は富士山となってあらわれています。それらは、すべて天地の正しい『気』が、漏れてあふれ出てかたちになったものです。それらを観て、それらに触れれば、人は、また自分の『気』を培養することができるのです。
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「扶桑」とは、中国の伝説で東方の果てにある巨木です。転じて、日本のことを扶桑国と呼ぶようになりました。そうした巨木と、山なら富士山、人なら楠公、すなわち楠木正成が大地の正しい「気」が集まったものだと言うのです。確かに人は巨木、高山、そして偉大な人物に触れると、「気」が伝わってくるように感じます。
 高杉晋作の幕末の縦横の活躍ぶりはまさに「気」に満ち満ちたものでしたが、それは正成から受け継いだものでした。

3.坂本龍馬の「菊水の紋」思慕

 幕末にこれまた縦横無尽の活躍をした坂本龍馬も、楠公を敬慕して、次の和歌を詠んでいます。
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「月と日と むかしをしのぶ みなと川 流れて清き菊の下水」 

(歌意)「楠公の忠義は、 (湊川の墓碑にも)月と日のように普遍的なものだといわれているが、ほんとうにそのとおりです。遠い昔のその事跡を思えば、楠公が討死した湊川の流れは、今も清らかに菊 (皇室)の根元を潤しています。
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「菊の下水」とは、皇室の菊花紋の上半分に、その下を水が流れる「菊水」の紋で、楠公が用いた家紋です。もともとは後醍醐天皇が楠公の忠義を嘉して菊のご紋を下賜されたのですが、正成は皇室の紋を使うことは身に余ることだとして、その菊の根元を潤す流水として、一族の皇室への忠義の象徴としたのです。

 龍馬は、皇室の根元を潤す下水として皇室への忠義に命をかけた楠公の心を偲んで、この歌を詠んだのです。

4.西郷の「湊川のほとりの青い蛍になりたい」

 西郷隆盛もこんな漢詩を残しています。
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西郷隆盛の漢詩「湊川感懐」(現代語訳)

皇室のまわりに雑草が生い茂っていることは、昔も今も変わりません。
(かつて楠公は)みずからが提案した正しい献策が入れられずに出陣され、湊川で討死されたが、その無念の思いは、湊川のほとりで、千年も漂っています。
私の願いは、生まれ変わって、湊川のほとりの青い蛍となることです。
そして、楠公の香り高い遺骨のおそばにいて、わが心を楽しませたい、と思っています。
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 西郷が明治の維新政府に失望して下野した後の明治7年頃の作とされています。西郷は楠木一族と並ぶ南朝の忠臣・菊池一族の末裔と自負しており、正成を描いた『太平記』も子どもの時からよく読んでいたと言われています。
 西郷の維新政府への失望は、「西郷南洲翁遺訓」での「こんな有様では戊辰戦争の戦没者たちに申し訳ない」と涙を流す場面に窺えます。西郷はその「無念の思い」を、「正しい献策が入れられずに出陣され、湊川で討死された」楠公の「無念の思い」に重ね合わせてたのでしょう。それはやがて西南戦争での自決を暗示しているようです。
 松浦教授はこれら幕末の志士たちの思いを、次のようにまとめています。
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 幕末の志士たちは、一言で言えば、「自分も正成のように生きたい」と願った人々であったといえるでしょう。言葉をかえていえば、「自分は正成の”生まれかわり″になる!」と誓って、美しく生き、哀しく斃れていった人々です。[松浦、p209]
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5.「長州様は、正成をなさるそうな・・・」

 こうして楠公の生き方を深く受けとめていたのは、志士たちばかりではありません。幕末の京都の祇園で、芸娘さんたちは「長州様は、正成をなさるそうな・・・」と言い合っていたそうです。「正成をなさる」という一言で、特段の学問もない芸娘さんたちの間でも、尊皇のために一族を挙げて戦う、という楠公の生き方が了解されていたのです。

 忠臣蔵の物語にも、正成の影響は及んでいます。当時の人々は主君の仇討ちを果たした大石内蔵助を「楠公の生まれ変わり」と言っていました。当時のこんな歌が残されています。

 楠の いま大石と なりにけり なおも朽ちせぬ 忠孝をなす
(楠木正成が大石内蔵助と生まれ変わり、いまも朽ちない忠孝をなした)

 大石たちに討たれた吉良上野介(こうづけのすけ)は足利尊氏の正統を継ぐ名家でした。その上野介にとどめを刺した大石内蔵助こそ、「七度生まれ変わっても朝敵を滅ぼそう」と誓った正成の生まれ変わりだと言うのです。
 命を捧げて主君の仇討ちを果たした四十七人の物語は、楠公の物語に重ね合わされることによって、主君の恨みを果たすという以上に、朝敵を滅ぼす「忠孝」の物語に昇華されたのです。
 芸娘たちまで「正成をなさる」と語り合ったり、忠臣蔵の物語が楠公に重ね合わされたりと、江戸時代においては、正成の生き方が一般大衆の倫理の土台になっていたことが、よく窺われます。

6.大東亜戦争の英霊たちの楠公思慕

 楠公の生き様、そして死に様は、大東亜戦争を戦った英霊たちにも偲ばれていました。特攻隊の部隊名には楠公にちなんだものが少なくありません。「金剛隊(楠公が倒幕の狼煙をあげた金剛山)」、「菊水隊(楠木一族の家紋である菊水)」、「正行隊(まさつら、正成の嫡男)」、「桜井隊(正成が湊川に赴く前に正行と今生の別れをなした桜井駅)」などです。

 菊水特別攻撃隊の高久健一少尉は昭和20年3月、22歳で戦死されましたが、次のような遺文を残されています。
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楠公のいたましい姿、正行の悲願、それへの日本人の、たゆみなき切ない郷愁に、日本の伝統は生きているのだ。…成果がなければ、すべて無駄であると論ずる者は、人の美しさ、日本の伝統を知り得ぬ者であらう。[松浦、p234]
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 特攻隊の隊員たちの出撃前の顔には、「まことに不思議な、まるで透きとおるような、清らかな笑いが満ちています」と松浦教授は指摘します。
 さらに教授は、昭和17(1942)年6月のミッドウェー海戦を「近代の湊川」と呼んでいます。日本の空母4隻と、米空母3隻が中部太平洋ミッドウェー島周辺で激突した海戦ですが、日本海軍は空母4隻を失ったのに対し、米海軍は空母1隻沈没で、以後、日本は制空権、制海権を失い、日米戦争の転換点となりました。
 日本の偵察機が「敵は巡洋艦5隻、駆逐艦5隻」との報告をもたらした時、山口多聞・第二航空戦隊司令官は「そんな編成はないはずだ。かならず空母がいる。これ以上ぐずぐずはできない」として、現在の基地攻撃用の爆弾装備のままで良いから、攻撃隊を直ちに発進させるよう南雲司令官に進言しましたが、聞き入られませんでした。

 この時の6分の遅れによって、日本の空母3隻がやられてしまいました。幸い山口が搭乗する空母「飛龍」はやや離れていて無事だったため、攻撃隊全機を発進させ、敵空母1隻を仕留めます。しかし、「飛龍」にも敵機24機が襲いかかり、航行不能に陥りました。加来艦長は「もはやこれまで」と総員退去を命じ、山口と二人で美しい月を見ながら、にこにこと最期の時を過ごしました。

 この最期のシーンは、湊川での楠公兄弟が高笑いしながら死んでいった様を思わせます。そもそも山口多聞の「多聞」とは、楠公の幼名からとったものでした。幼少の頃、父親から「大楠公のようになってもらいたい」と諭されていたそうです。

7.「自分の人生を燃やし尽くす」

 松浦教授は、このように日本人が歴史を通じて楠公を思慕してきた様子を振り返りながら、こう述べます。
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楠公とその一族は、「自分がどうなるか…」、「結果がどうなるか…」、「そんなことをして、どうなるのか…」などと、そういう余計なことは、いっさい考えず、ひたすら忠義のために戦いつづけ、自分の人生を燃やし尽くしました。

 そうであるからこそ楠公は、湊川の最後に望んで、「よに嬉しげなる気色」で、「七生報国」を誓って死んでいくこともできたのでしょう。その心境は、楠公を仰いだ吉田松陰などの志士たちも、特攻隊の若者たちも、山口多聞さんも、たぶん…みな同じであった…と思います。[松浦、p246]
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 松浦教授は、なぜ楠公兄弟が最期に「からからと笑って」逝く事ができたのか、次のように解き明かしています。
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 二人にあつたのは、「お互い、今回の人生では、よくやったなあ…」という充実感や、あるいは「お互い、次の人生でも、しっかりと戦おうな!」という、なんというか…次の人生での戦いに向けての、”武者震い”をするような気分ではなかったでしょうか。

 二人は自分たちが、来世でも、また出会い、ふたたび力をあわせて天皇さまの敵と戦うことになる…ということを、たぶん確信していたはずで、そのことに関しては、何の迷いもなかったでしょう。たぶん、だからこそ最後に望んで、二人とも明るく笑うことができたのではないか、と思います。[松浦、p174]
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 我が先人たちは、死者の魂は近くの山の上から子孫の繁栄を見守っていて、時々、子孫の一人として生まれ変わってくる、と信じていました。それは自分一人が子孫を見捨てて、天国や極楽に行くことを願うキリスト教や仏教とはまったく異なる死生観でした。

 何度でもこの世に戻ってくる命ならば、今回の限りある命を精一杯、国と子孫のために使って、次の生に備えようとするのが、我が国の武人たちが理想とした生き方でした。

8.命は何かのために使ってこそ、はじめてその価値が現れる

 戦後の我々は、国の為に命を捧げるのは軍国主義だとして、楠公も忠臣蔵も幕末志士も日清・日露・大東亜戦争の英霊たちの物語も、自ら墨で塗りつぶしてきました。 しかし、いくら命を後生大事に守っても、いずれは死んでいく身。命は何かのために使ってこそ、はじめてその価値が、意味が、現れるのです。

 松浦教授は、楠公の生き様から、こう問いかけます。
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ひたすら忠義のために戦い、自分の人生を燃やし尽くした者だけが、「七生報国」を確信して、笑って死んでいける…とすれば、はたして私たちは、どうでしょう? 笑って死んでいけるほど、この人生を燃やし尽くして生きているでしようか?・・・

日本という尊い国の、その”心の柱”である楠公の最後の地・湊川に立つたび、私はいつも、誰かから、こう問われているような気がしてなりません。「あなたは今、どのような志をもっているのか? ・・・あなたは今、どのように生きているのか?」と…。[松浦、p246]
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 この問いかけを、松浦教授はこう結びます。
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小さなことでも、今すぐに祖国のためにできることが、何かあるはずです。まずはお互い…、そこからはじめたいと思います。[松浦、p248]
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(文責 伊勢雅臣)

(2024年9月22日転載終)

Posted in Japanese culture, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

前橋汀子さんの演奏会

(https://x.com/ituna4011/status/1801886061905461559)
Lily2@ituna4011
大阪シンフォニーホールでの前橋汀子さんのリサイタル。 御歳八十路とは思えないスタミナと優雅さ。 新しい試みとしてのパイプオルガンとピアノの三重奏。 アンコールが次から次へと続き、会場からどよめき。スタンディングオベーションも。
4:54 PM · Jun 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1801889290366161266)
Lily2@ituna4011
ホールは満席。バルコニー席の前方とパイプオルガン側が空席のみ。 相変わらず、中高年が大半の客層だったが、咳等の妨害は極めて少なくなっている。 年末に予約済みのチケットが、まさか舞台から斜め正面の2メートル近くの最前列だったとは、すっかり忘れていた。
5:07 PM · Jun 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1801893529079451900)
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艶やかな演奏もさることながら、これぞ本流の日本人という感動が辺り一杯に広がる。きっぷの良さと茶目っ気。常に挑戦と前進。あらゆる努力を惜しまない姿。 高齢者にも勇気を与え続ける模範でいらっしゃる。
5:24 PM · Jun 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1801899558831825118)
Lily2@ituna4011
この続きはブログにて。以上。
5:48 PM · Jun 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1801915108706427283)
Lily2@ituna4011
追記
オワコンの意味がわからず、調べてみたところ、自分のことだとわかりました。ありがとうございます。
6:50 PM · Jun 15, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1801916444365787380)
Lily2@ituna4011
追記2
そして、オワコンの対義語は 前橋汀子さん だとわかりました。どうもありがとうございました。
6:55 PM · Jun 15, 2024
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(転載終)
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2023年12月25日に、チラシを見て即座に電話でチケットを申し込んだ。恐らく、これが四度目であろう。

以前は、手数料込みの書留郵送で届いていたクラシック演奏会のチケットだが、最近では、電話予約で教えられた番号を持参の上、一週間以内にコンビニエンスストア(大抵はセブンイレブン)に行けば、即座に入手できる仕組みになっている。それはいいのだが、まさか真正面の舞台から斜め2メートル先の最前列に座席(1階A席26番)を予約したことは、チケット入手の簡便さと引き換えに、すっかり忘れてしまっていた。全席3500円(税込)。

また、6月8日の下鴨神社での着物疲れと暑さとで何となくゴロゴロしてしまい、出かけるのもギリギリに。

大阪駅に着いてすぐにタクシーに乗ったところ、高層ビルが次々と乱立している昨今の梅田周辺では、道が大変に渋滞していた。
穏やかで親切な運転手さんで、ちょうど10分で到着。2時開演なのに1分前に到着という神業。運転手さんには「一曲目は間に合いませんね」と言いながら現金で支払いをしたものの、ホールの受付係が次々と手際よく案内してくださり、何と真正面の一列目中央右寄りに着席して一息ついたら、すぐに開始となった。

(私一人のために皆様が待っていてくださったんだ……。)

演奏会ではいつも、一曲目終了後にこそこそと入って来る人や、仕事帰りのサラリーマン等、何かと遅刻する人のために、開演が5分程遅れることもあったりして、以前はじいっと待つ側だった私。だが、いつの間にか待たせる側に変貌してしまっていた!

とはいえ、実際に演奏が始まると、中間の休憩時間が20分のところ、なぜか30分以上も間隔があいていたので、もしかしたら、開始時間も演奏家側の事情もあったのかもしれない。(だといいんだけれど….)

演奏家によっては、何かと定刻主義で、いささかなりとも時間に容赦せず、ピタリと始めるのを旨とする方もいらっしゃるらしい。日本人演奏家には少ないが、西洋人の演奏家には、そういう凝り性というのか、潔癖症タイプがいるそうである。

今後は気を付けます!

座席の位置の関係上、ピアニストの足元と譜めくり係のイケメン男性の顔以外は、専ら前橋汀子さんの指使いと弓裁き、そして顔の表情がアップで丸見えだったのは、我ながら驚いた。

ドレスは、前半がギャザーとフレアーがたっぷり入ったオレンジ色のノースリーブに銀色の靴、後半がショッキングピンクの薄長袖のシンプルドレス。首元に長いリボンが垂らされていて、同じく銀色の靴だった。髪型は、高いポニーテールに黒の大きなリボンピン。カールした豊かな髪型は恐らくは付け毛だろうが、今でも華やかなお人柄と演奏にとてもお似合いだった。

お茶目でいらして、客席に向かって時折手を挙げて反応される辺り、いかにも年季の入った余裕たっぷりな様子に、聴衆もスタンディング・オベーションと共に、深く喜んでいた。
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【プログラム】

エルガ-「愛の挨拶」
クライスラー「愛の喜び」
クライスラー「ウィーン奇想曲」
マスネ「タイスの瞑想曲」
ファリャ「スペイン舞曲」第1番(クライスラー編)
ブラームス「ヴァイオリン・ソナタ」第1番ト長調「雨の歌」op.78

(休憩20分➡30分+α)

ヴィターリ「シャコンヌ」ト長調
J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」(丸山貴幸(編))
サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」op.28
丸山貴幸(編曲)「My Favorite Songs 枯葉~愛の讃歌~川の流れのように」

【アンコール】

ドヴォルザーク「我が母の教えたまいし歌」
ドヴォルザーク「スラヴ舞曲」第10番 op.72-2
ブラームス「ハンガリー舞曲」第1番
ブラームス「ハンガリー舞曲」第5番
シューベルト「アヴェ・マリア」
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前半は午後2時から2時50分まで、後半は3時22分から3時58分まででプログラム終了。と思いきや、カーテンコールの度にアンコールが次々と演奏され、舞台袖に立ったまましばらく挨拶をされ、最終的に終わったのが4時25分。アンコールの途中でお辞儀の際、弓を落とされたが、それも御愛嬌。サービス精神旺盛で凄い鍛錬の賜物だと圧倒された。

全曲、よく知られたものばかりだが、切れ味も鋭く、マイクなしでしっとりとした音色を響かせ、最後のアヴェ・マリアは何とも懐かしく、一段と音色が異なって聞こえた。

ピアノ伴奏は、1975年アルメニア生まれのヴァハン・マルディロシアン氏。シャコンヌとバッハをパイプ・オルガンで担当されたのは、お若い大木麻理さんで、大先輩の前橋汀子さんに対して、ひたすら恐縮と敬意の繰り返しという様子だった。

サイン会はなし。

途中の休憩時間に、恒例の習慣として、記念にCDを買い求めようと階下に降りて行ったが、不思議なことに誰も群がっていなかった。並べてあったCDも、実は既に手元にあるものか、2018年秋まで暮らしていた大阪府島本町の町立図書館で借りては自宅で録音しておいたものが大半だった。

そうは雖も、せっかくのことなので、しばらく手に取って吟味してから、以下の一枚を買い求めた(3080円)。ピアニストが東誠三氏と懐かしいことと、知らない曲が複数含まれていたからでもある(3, 5, 6, 7, 9, 11, 12)。
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前橋汀子/悲しみのゴンドラ

1. 五月のそよ風~「無言歌集 第5巻 作品62」より(メンデルスゾーン/クライスラー)
2. 踊る人形(ポルディーニ/クライスラー)
3. ラルゲット~「ソナチネ 作品100」より(ドヴォルザーク)
4. ロンド~「ハフナー・セレナーデK.250」より(モーツァルト/クライスラー)
5. アデュー(さようなら)(エルガー/シゲティ)
6. 気まぐれな女 作品17(エルガー)
7. 伝説曲 作品17(ヴィエニアウスキ)
8. メヌエット(ポッケリーニ)
9. 祈り~「テ・デウム」より(ヘンデル/フレッシュ)
10. 熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)
11. 悲しみのゴンドラ(リスト)
12. タンブラン~「ソナタ第3番」より(ルクレール)
13. 子供の夢 作品14(イザイ)
14. ツィゴイネルワイゼン 作品20(サラサーテ)
15. ロマンス 作品94-2(シューマン/クライスラー)

(ソニー 2000年)
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(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=5871&action)
2023年11月8日付「内田光子さんの演奏会」

《2019年の春頃、いつの間にか買い込んだアレクサに向かって、出勤前の朝食時、毎日のように主人が「アレクサ、内田光子のピアノを聴かせて」と同じ指示を繰り返していた。その都度、「わかりません」とアレクサに断られていた。ポピュラー音楽ならすぐに出てきたのかもしれないが、主人の発声が曖昧模糊としていて聞き取れなかったのか、それとも、クラシック音楽はプログラムとして後退していたのか、理由はわからない。》
《普通ならば、指示を変えるなりして、求める音楽に接近する方法を考えつきそうなものだが、なぜか主人自身は小さな子供相手をしているかのように、いつでも同じことを続けて、喜んで笑っていた。》

(部分抜粋終)

主人はこの頃、実は内田光子さんのみならず、「前橋汀子のヴァイオリンを聴かせて」とも繰り返していた。恐らくは、下記のブログ引用で示すように、大阪のシンフォニーホールに二人で出かけた2012年6月と2017年10月の記憶が、主人の潜在意識の中でとりわけ鮮明だったからだろう。
何度も演奏会に一緒に出掛けたはずなのに、遥かに若い庄司紗矢香さんや五嶋みどりさんにはなぜか言及していなかったのも、今となっては不思議だ。

私が今でも機会さえあれば前橋汀子さんのチケットを買い求めて演奏会に出かけるのも、当時の何とも切ない思い出を風化させたくないからである。とはいえ、さまざまな感傷が押し寄せて、演奏会の後はぐったりと疲れてもいるのだが。
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(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090618)

2009-06-18「しっとりした情感あふれる演奏」
《図書館で立ち読みした日経新聞には、前橋汀子さんが江口玲氏をピアニストに迎えて、ようやく録音した曲があるという記事が掲載されていました。完璧主義の前橋さんにとっては、以前、同じ曲を録音した時にはどこか気に入らず、公表には至らなかったとのこと。でも、満を持して、というのか、江口氏と共演してみたら、何とも柔軟な解釈と高度な技術で、一挙に話が進んだとか。さすがは江口玲氏。二度もお目にかかれて、しかもホームページへの書き込みにも応対していただき、感謝しています。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20120609)

2012-06-09「前橋汀子さんのリサイタル(1)」
《デビュー50周年記念ということもあり、会場のシンフォニー・ホールはほぼ満員でした。
前半部は肩を出した濃紺ドレス。後半は半袖のレモン色ドレスで、ひだ裾を左手首につなげた優雅なスタイル、とお色直しも…。
お辞儀がとても丁寧で、ホールのそれぞれ四面に向かって、頭を深く下げられていました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20120610)

2012-06-10「前橋汀子さんのリサイタル(2)」
《『アンダルシアのロマンス』 前橋汀子 (http://www.amazon.co.jp/dp/B00005G882/ref=cm_sw_r_tw_dp_ive1pb0SD0BQ7) 昨日、大阪のシンフォニー・ホールで購入。リサイタル後に、前橋さんからサインを頂戴し、お写真も撮らせていただきました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20160215)

2016-02-15「転載・部分抜粋引用など」
《・『前橋汀子 ベスト・コレクション』ソニー・ミュージック(http://www.amazon.co.jp/dp/B0010SGST8/ref=cm_sw_r_tw_dp_RKDWwb17T5M5A …)を三日前、久しぶりに町立図書館で借りた。つややかで瑞々しい音色と深みのある旋律。何年か前のリサイタル後、ホール裏でサインの列に応じていらした姿を思い出す。写真もご一緒に。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20171017)

2017-10-17「国民統合を目指して」
《10月15日(日)には、雨降りの肌寒い中、久しぶりに大阪のザ・シンフォニーホールへ行き、5年ぶりに前橋汀子さんの演奏活動55周年記念コンサートを楽しんだ。飯森範親氏の指揮で日本センチュリー交響楽団だったが、こちらは初めて演奏会場で触れることとなった。》
《前橋汀子さんは、若いソリストでも一度に一曲のみの協奏曲が普通なのに、なんと今回、ベートーヴェンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(いずれもニ長調)を、羽のような裾の白いドレス(前半)と、休憩を挟んで、透き通るような赤い薄地のドレスを重ねて(後半)、一気に演奏されたのみならず、アンコールにはサラサーテのツィゴイネルワイゼンを朗々と艷やかに奏でられた。出だしで既に拍手が湧いたのも印象的だった。協奏曲のカデンツアも楽しかった。》
《この体力と精神の強靭さには、並外れた努力と日々の鍛錬が伝わってきた。スタンディング・オベーションがあちこちで見られたのもうれしかった。》
《5年前にも、50周年記念とのことで、思いがけず楽屋で並んでサインを頂戴し(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120609)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120610)、たまたまスマホを構えた主人をご覧になって、ご一緒に写真を撮らせていただいたが、今回はさすがに何もなかったようだ。それで良いと思い、改めて一期一会を思った。》
《『私のヴァイオリン 前橋汀子回想録』が早川書房から出版されたと、先月、銀座の教文館で知ったので、早速、近所の図書館に購入をお願いしてある。》

(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=2551&action)
5 May 2022「長寿考-卒寿と白寿と」

(リスト終)
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この主人が携帯で撮ってくれた12年前の2012年6月の写真は、実はピントがぼやけてボワボワだった。
当時は今ほどSNSや動画が発達しておらず、警戒が緩かったために、演奏家との写真撮影も自由だった。とはいえ、まさか私がサインを頂いている間に、主人が写真を撮ろうとしていた等、私には気づく由もなかった。
でも、前橋さんの方がさっと気づかれて、ポーズを取ってくださった。

すぐに現像しておけばよかったのに、「そのうちにやってあげるよ」という言葉を信じていたら、いつの間にか所在不明になってしまった。
というよりも、徐々に精神症状の一種でスマホ依存になっていた主人が、どこで聞いたものやら、「3年後にはキャッシュバックで3万円戻って来る」等と言い出して、次々と携帯を買い替えてしまい、気づいたらiPADを含めて携帯スマホ類が計10台程にもなっていた。勿論、キャッシュバック等はあるはずもない。それで、2019年12月21日、宝塚市立病院に救急搬送され、既に終末期に入っていると宣告された主人の長期入院中に、私が電話代の節約のために少しずつ解約していったのである。

思い出は遥か彼方のツーショットである。でも、幸いなことに、前橋さんは今でも溌溂とお元気でいらっしゃり、私もチケットを買って演奏会に赴いている。
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日経新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXKZO35953720R01C18A0BC8000/)
前橋汀子(2)両親
高校教師の父 歴史に造詣 「生まれ変わり」信じた母
2018年10月2日

両親や祖父母、近い親戚に音楽家はいない。クラシック音楽とは縁のない一族だった。父の正二は1913年に生まれ、京都大学文学部史学科で仏教美術を学んだ。戦後は都立北豊島工業高校で社会科の教師を務め、歴史や文化に造詣の深い人だった。
文楽や歌舞伎、芝居が大好きで、熱心に劇場通いをしていたが、音楽にはまるで関心がない。珍しく私のコンサートに来てくれたと思ったら「山田五十鈴の舞台中継が始まるから」と途中で…

読売新聞』(https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20240613-OYT1T50147/)
前橋汀子 傘寿を迎えてもあくなき探究心…20回目のアフタヌーン・コンサート
2024年6月14日

日本を代表するバイオリニスト、前橋汀子のライフワークである「アフタヌーン・コンサート」が、22日の東京・赤坂のサントリーホール公演で20回目を迎える。昨年末に傘寿を迎えてからも舞台に立ち続ける姿は、文字通りのレジェンドだ。(松本良一)

「もっとうまく弾きたい、弾けるはずという気持ちは今でも強い。だからコンサートを続けてこられた」
 80歳になっても2000人の大ホールで演奏できる体力と気力を保つ。演奏家 冥利に尽きるが、それは努力のたまものだ。「私は天才ではないし、バイオリニストとして決して恵まれた身体ではない。曲を仕上げるのにも時間がかかるの」。その自覚の上で、いかに無理せずに聴衆に音楽を届けるかを考えている。
 17歳でソ連に留学した後、米国でも学び、シゲティをはじめ世界的巨匠や名教師の薫陶を受けた。「名人が弾くと、心地よい音楽が聴き手の中に自然に入ってくるし、小品でも独自の味わいや性格が出る」。彼女独特の歌い回しは、彼らから受け継いだ財産だ。
 小沢征爾ら一流指揮者や欧米の名門オーケストラと共演を重ねた経験も、現在の活動の糧となっている。
 情熱的な演奏スタイルは年を重ねるにつれて変わった。「若い頃は1日に10時間以上練習し、本番の舞台では踊るように跳びはねながら演奏していた。でも、バイオリン演奏は長く続けると身体に大きな負担がかかる。知恵と工夫でコンディションを維持する方法を見いだした」
 2005年から続く「アフタヌーン・コンサート」では、バイオリン・ソナタなどのメインの曲以外にクライスラーの小品なども交え、肩の凝らない音楽を披露している。
今回はブラームスのバイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」(ピアノ=ヴァハン・マルディロシアン)を中心に、パイプオルガン(大木麻理)との共演など新しい試みもある。
 最近は演奏家として残された時間を意識するという。「ブラームスのバイオリン協奏曲をもう一度弾きたい。若い頃から弾いてきたけれど、どこか不完全燃焼だった。今なら違う手応えが得られると思う」
 あくなき探究心から生まれる自然体が、新境地をひらくだろうか。

(転載終)

(2024年6月16日記)
…………..
2024年8月4日追記

(https://x.com/hirasaoffice06/status/1815597920349204609)
ヒラサ・オフィス@hirasaoffice06
【謹告】前橋汀子に関するお知らせ ヴァイオリニスト #前橋汀子 は「肩腱板断裂」との主治医からの診断を受けたため、手術と入院を経て、今年一杯の演奏活動を停止し、リハビリに専念する事になりました。 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 https://hirasaoffice06.com/news/view/520
1:00 PM · Jul 23, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1816067636243096002)
Lily2@ituna4011
6月のリサイタル、行けて幸いだった。
8:07 PM · Jul 24, 2024·
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(2024年8月4日転載終)

速やかなるご回復と安静をお祈り申し上げます。

(2024年8月4日記)

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