尾張徳川家の名宝展

2024年5月25日(土)の午後、適塾の後、阿倍野のあべのハルカスへ行き、「尾張徳川家の至宝」を見て来た。

私にとっては「名宝展」である。名古屋にいた頃よりも、伊丹に暮らすようになってからの方が、遥かに名古屋について具体的に学べる機会が増大したのは不思議であるが、事実でもある。

(2024年5月30日記)
。。。。。。。。。。

(後述)

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適塾の街歩きエピソード

2024年5月25日(土)の午後は、かなり前に申し込んであった適塾の街歩き(これで確か二度目)と適塾内部の見学(これで確か四度目)だった。
昨年の一年間は、修論ゼミと論文作成のため、このような機会はほぼ休止状態にしていた。晴れて今回、改めて再開、という運びに。

北浜近辺は「天下の台所」としての大坂(大阪)の経済の中心地。その派生としての適塾(大阪大学医学部の源流)や少彦名神社(修論合格祈願と修士号授与の御礼参り)については、主人のお蔭で名古屋畑の私にもご縁がいただけた、と考えている。だからこそ、緒方洪庵の適塾記念会に入会して、遅ればせながらも少しずつ定期的に学んでいるのだ(2024年2月11日付「緒方洪庵と適塾記念会」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=6440&action))。

2022年秋のM1としてのZOOMゼミでも、9月から11月まで三回、北浜で出席した緒方洪庵から現在に至る薬剤を巡る連続講座(阪大の適塾記念会主催)の骨子をレジュメで発表することができた。直接、修論に関与していたかどうかは別としても、下地作りにはなったはずだ。
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実は、5月25日の前日、高校の同級生から電話が突然あり、「明日、伊丹のミュージアムに行くんだけれど」とのこと。娘さんが絵本が好きで、伊丹で開催中の美術展に行きたいとのことで、奥さんも連れて、一緒に名古屋(正確には稲沢市)からわざわざ遠方の伊丹まで来られるらしい。

ミュージアムの「歴史部門」(旧博物館の移転縮小統合)の友の会会員である以上(2023年9月25日付「千僧のこぼれ話落穂拾い」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=5572&action))、本来ならば私がお供してご案内すべきところなのだが、適塾の行事は年に二度しかなく、しかも参加費を入金済であったため、残念ながら見送り、ということになった。

この同級生は、私の実家がある地域の、同じ町内ではあるが隣接する字(あざ)の出身。実は、中学でも高校でも6年間も一緒で、同じ中学給食で育ち、同じ教科書と同じ先生方から教わって成長したにも拘わらず、話をしたことは一度もなかった(はずだ)。というのも、私は小学校6年の2学期までは名古屋市内の小学校に通っており、中学入学を目前に、元は畑だった土地を両親が購入して家を建てた郊外に引っ越したため、元は広々とした田畑の広がる、何とものどかで保守的な農村地帯の町には、思春期ゆえ、それほど深くは馴染めていなかったからである。勿論、中学でも高校でも、クラスメートから親切に仲間に入れてもらえたし、私の方でもお礼に(?)宿題のノートをいつでも気前よく(!)写させてあげたり、試験前に頼まれれば、わからないところを寛大に(!)誰にでも教えていたりしていたので、はば(名古屋弁で「仲間外れ」の意)になることも虐めもなかった。

本当にいい時代だったなぁ!

それならば、なぜその口もきいていなかった同級生の男性から、中年おばさんの私に電話がかかるようになったのか?(実は、前にも一度、「神戸出張がてら、伊丹に寄ってもいいんですけど」という電話をいただいたことがある。その時もタイミング悪く、ZOOMゼミが始まる直前という「先約」があったので流れてしまった!)

高校は受験一辺倒で、担任の先生が三年間同じだったこともあり、あまりいい思い出がなかった。そこで、結婚を機に「新しい人生を築くんだ!」と意気込んで関西に引っ越してきてからは、名古屋とは長らく疎遠にしていた。

その後の我が家は、思いがけなく結婚後一年にして診断を下された主人の神経難病のことで、毎日が不安と葛藤に押しつぶされそうになる状況が20年以上も続いていた。事実、「新しい人生」の構築ではある。

2018年8月には、主人の病状の進行度から今後の自分の生活を考え、思い切って初めて同窓会に出席してみた(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20180826)(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20180829)。すると、やはり自分の根っこはここにある、と再発見。この根っこを無視して今も将来があるはずもなかった、と思い直し、翌年の8月にも参加することにしたのだった。すると、その時の同窓会で、ビンゴの司会をしていた若くて可愛らしいお嬢さんが、何と父娘で同じ高校の卒業生ということで、私自身、びっくり仰天。「本当に可愛い娘さんですね」と連発していたところ、お父さんたる同級生から名刺をいただき、しばらくして連絡が始まった、という次第である。

2018年のみならず、2019年にも行けてよかった。本当にギリギリの時で、今でも(危ない綱渡りのようだった)と思い出す。だが、その後の主人の病態あれこれや、2020年初頭からのコロナ問題による同窓会の中止を考えれば、無理やりではあっても何とか正解ではあった。というのは、同窓会出席をきっかけとして、思いがけなく同窓生との単発かつ不定期の繋がりによって、今の自分が支えられていると実感できるからだ。
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この二度目の同窓会の直前には、酷暑だった8月14日のお墓参りの時に主人が急に調子を崩して、一人で黙って先に帰路へ。慌てて携帯で連絡を取ったところ、「墓場で倒れるわけにはいかないから」と、ようやくJR伊丹駅のカフェで待ち合わせることに。カウンターの隅っこで一人軽食を取っていた姿を発見した時は、本当に安堵した。(今でも、あの近辺を歩く度、さまざまに思い出すことである(2023年2月6日付「生きた証の消滅」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=4045&action)。)

それからはなかなか熱が下がらず、10日程も高熱が続いてしまった。脱水症というよりも、PD薬剤を長期間服用してきたことの副作用であったと、その後の緊急入院で判明したのだが、本人は「大丈夫だよ。また、(予約してあった)奈良の旅行で、温泉にでも入れば治るよ」という自覚だった。アイスノンで冷やし、水分を補給し、最低限の食事で栄養を摂ることは、私も手伝ってはいたが、かなりの部分、一人でできていた。

そんな状況の下で、主人を心配しつつも、「いいよ、行っておいで」と言ってくれた言葉を文字通り受け留めて、思い切って予約してあった一泊二日の名古屋行を決行したのだった。幸い、スーパーも薬局も内科クリニックも徒歩5分以内の距離だったので、主人は何とか自力で自宅で過ごせたようだった。また、今振り返ると、やはり会社に所属が繋がってたことのありがたみは、お互いに精神面でも大きかった。夏休み明けには「会社に行く」ことが主目的であった主人にとっては、(危ないことをしてはいけない)という自制が効いたからだ。(それは、その年の秋の一時退院後の騒動で判明した。)

すっかり長くなってしまったが、適塾参加の背景事情としては、このようなエピソードもあったのである。

友の会の会員さんには、「名古屋から高校の同級生が伊丹のミュージアムまで家族連れで来られるそうです。メインは美術展のようですが、歴史部門の宣伝もしっかりしておきました。名古屋でも伊丹のミュージアムは知られていますので、皆様、どうぞ誇りを抱いて活動を」とメッセージを送らせていただいた。
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話はすっかり逸れてしまったが、今年の1月20日には、放送大学で借りた本の返却のために天王寺に行き、そのついでに主人の母校であった今宮高校にも立ち寄ってみた(2024年4月1日付「4月からの計画」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=6991&action))。ぐるぐる一周を歩きながら、主人が高校生の頃、どんな気持ちと希望を抱きながらここに通っていたか、想像してみた。ここで何を勉強し、どのような志を立てて頑張っていたのか等、家で話していた思い出の断片を想起しつつ、さまざまに思い巡らした。

ここはノーベル賞受賞者の福井健一先生の御出身でもあり、有名人がかなり輩出されている。主人は、剣道の授業のために竹刀を持っていたこと、数学の先生が厳しくて答案の受け取り方を注意されたこと等を、時々話していた。阪大工学部を目指して、電車の待ち時間にも読書に励んでいたらしい。

一方、私の母校はとにかく環境が抜群によかった。当時は田畑の青々と広がる静かで空気の良い敷地で、自宅から自転車で片道7分で到着。毎朝、校門には先生方が交代で立って「おはよう!」と挨拶をしてくださっていた。大雪の積もった日でも徒歩ではなく、自転車でそろそろと。それでも相変わらず朝早くから先生が校門に立ち、見守ってくださっていた。校門近くでカーブしようとしたら、ドサッと自転車ごと倒れかかったことも懐かしい。

私の方は、両親が名古屋でトップの高校を出ていたこともあり、逆にそれが一種の圧迫感にもなっていた。学力の面でのプレッシャーではなく、都会派と田舎型の文化的差異みたいなものである。しかしながら、あれから40年も経った今よく考えてみると、主人があれ程の難病になりながらも、私の方がまずまず無事でいられたのは、まさに田舎型育ちであったからであろう。また、自転車代以外に交通費はゼロ、予備校や塾は全く不要で、熱心に先生方が補習までしてくださり、おかげさまで特に化学は助かった。体力づくりとしても、部活動をしっかりと指導されたことは、社会人になってから役立つ。

本当に贅沢な我儘だったことと、今更ながら反省しきりである。反省に猛省だからこそ、遅ればせながらも同窓会は大切にしなければ、と痛感する次第である。

そして、主人が大学院でお世話になった阪大工学部、また闘病のために19年程も外来通院と検査入院(三週間)し、最期には一晩、霊安室で寝かせていただい阪大病院、この二つの恩恵に応答する意図から、私は適塾記念会に連ならせていただいている。

(2024年5月30日記)
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2024年6月7日追記

1)適塾の街歩きは、私が入会した2022年春以前から、長らく続けられていたようである。冊子等を見ると、興味深い場所の記録が残っていた。
だが、主催者側から見ると、集まる中高年層と人数の関係もあり、同じ地域を繰り返し回るのも飽きてきた、というところだろうか?今回のアンケートでは、「次はどこに行ってみたいですか?」というような問いかけがあった。新参者の私にはまだ始まったばかりなので、「どこでもいいです」となる。

新鮮な初々しい感性を維持し続けながら、これからも機会を捕まえるようにして参加してみたい。

2)街歩き後の適塾見学。これは解散後の自由行動になるが、適塾記念会の会員であれば、無料で入館できる。恐らくこれで4回目となるだろうか。

初めて訪れた2年前には、とにかく圧倒されたというのか、(もっと早く来たかった!)という気持ちでいっぱいだった。そして、種痘館の跡地をぐるぐる探し回った挙句、郵便局の窓口で尋ねて、やっと場所が判明した経験も記憶に新しい。今や駐車場と小料理店のような小さなうどん屋さんの間に挟まれた古い日本家屋のような建物だった。その後、クリニック諸科が入った、小さくもがっちりした昭和風の懐かしい「緒方ビル」という建物に入り、上階で種痘の展示を拝見した。

繰り返し訪問する度に、新たな発見がある。適塾は、いつでも涼し気な風が流れてくるような落ち着いた雰囲気である。「洪庵先生は大坂の町を愛してくださった」と話しかけてこられた白髪の80代ぐらいのおじいさんもいらした。そして、回を重ねる毎に、自分なりの理解にごく僅かながらも小さな進歩を感じる。

今回の発見は、予想以上の慶応大学の学生さん等が訪問者ノートにメッセージを書き残していることだった。慶応大学の源流である福沢諭吉氏が緒方洪庵の適塾の塾生だったことから、遥々大阪まで来て、是非とも適塾を訪問することが、夢でもあり目標でもあったようである。

(2024年6月7日記)
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2024年6月8日追記

適塾で買い求めた冊子は以下の通り。

湯浅邦弘・竹田健二(編著)『懐徳堂アーカイブ 懐徳堂の歴史を読む大阪大学出版会2005年3月/2011年8月
1100円

適塾から徒歩数分のところに懐徳堂があった。今でも、石造りの建築物に堂々たる漢文の石刻が彫り込まれている。

ここ2年程、月一回に一時間半ぐらいの間隔で続けている伊丹の古文書整理ボランティアで、阪大史学科の院生さん達が助言や手伝いに来てくれている。古文書を解きほぐして荘園や武士等の研究をされていても、「懐徳堂は関係ない」らしく、一度尋ねてみたことがあるものの判然としなかった。

とはいえ、適塾のお弟子筋が伊丹での種痘に活躍された形跡は、既に伊丹の資料に残されている。さすがは伊丹、こういうこともきちんと調べている一般市民が存在するのだ。

それでは、適塾と懐徳堂にはどのような関係があったのだろうか?

僅か200メートルの地理的距離ではあるが、適塾がオランダ語を通じた西洋近代科学の蘭学塾であったのに対して、懐徳堂は伝統的な中国の古典を中心とする漢学塾であったので、知的交流はなかった模様である。
ところが、嘉永7年(1854)9月、ロシアのプチャーチン海軍中将が大阪湾の天保山沖に進入した事件をきっかけに、大阪奉行は対応に追われた。興味深いことに、異国との交渉には当時、第一外国語であるオランダ語が使用されていたため、適塾の塾生が動員された。同時に、交渉では漢文による筆談も行われており、外交文書は漢文で一部を作成して保存していたので、懐徳堂の人員が動員されて天保山に詰めていた、という。

以上は、上記冊子のp.50を基に略述した。

(2024年6月8日記)
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2024年8月8日追記

(https://x.com/sinnosan1123/status/1816337305533309353)
少彦名神社 (神農さん)@sinnosan1123
今日は天神祭、「赤ちゃん夜泣きで困ったな、かん虫乳吐き困ったな」樋屋奇応丸(ひやきおーがん) の社長様は大阪天満宮の総代様で前大阪家庭薬協会会長で夏は天神祭秋は神農祭にご奉仕されておられます。産経新聞厚生事業団に当社献薬を寄贈されてる一コマです #少彦名神社 #天神まつり #大阪天満宮
1:58 PM · Jul 25, 2024

(2024年8月8日転載終)

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国防意識と民間防衛

急激に変化する世の中に対応して生き延びるためには、学び続けることが必須である、と政府自ら広報中の昨今、私が新たに学び直している項目は国防問題について。

先日、千僧駐屯地の記念祝賀会で知り合った大津の女性モニターさんが言われていたように、「私達みたいな‘普通のオバさん’が防衛問題に関心を持ち、意識を高めていくことが大事だ」に同意する。そのために私自身が心掛けているのは、自分の足元を知的にも情的にも社会的にも、しっかりと堅実に固めておくことだ。そして、裏表のない常識的な日常生活を一日一日、確実に送っていくことだ。そうした地道な努力の継続こそが、ひいては民間防衛に繋がるのではないだろうか?

足元固めとして、普段は国風文化よろしく、趣味的ではあるものの、2017年から開始した神社検定や茶道文化検定や京都文化検定の二級合格に向けて、公式テキストを読み直している。それに加えて、この4月からは着物文化検定の初心者向け五級合格を目指して細々と勉強中。

勿論、本来の自分の職務であったはずの、従来からの4つの所属学会の動向は日々眺めている。また、近い将来の論文作成に向けて、長年に及んで海外からも集めた手持ちの研究資料の整理もしなければならないと、毎日痛感している。だが、この分野にいつまでも安住しているようでは自分なりの成長が見込めない、と既に十数年前に悟っていた。

2018年秋からは、主人の勤務先の統合による伊丹への転居。それに伴い、主人の若年性神経難病が徐々に進行悪化して、新しい土地では日々ドタバタ緊張の生活が一年半。その混乱した21年以上に及ぶ闘病経験を、まずは医療社会的な理解として整理整頓したくて、二度目の大学院修士課程に入学。

そして、規程の二年間で、2024年3月には修士課程を修了。新たに再入学した放送大学の計8科目の受講は、この4月に1科目が終了。残りの7科目については、1.5倍速か1.75倍速で講義を聴き続けている。(だが、印刷教材にない事柄は、一旦音声を止めてメモを取るため、一課45分間の講義を倍速にして30分プラスアルファであったとしても、科目によっては、実際のところ、正味一時間程かかる。)

今年から始めた古文書の通信添削講座は、初回の答案が「優秀」として戻ってきたが、二回目の課題がなかなか難しくて、ペンディング状態。

それに、古代学の講座を受けに月に一回、京都まで出かけたり、昨今注目されている有識者の講演会にも申し込んだり、クラシック音楽の演奏会にも目敏くチケット入手したりと、社会参画も怠らず継続中。ボランティア活動としては、地域の古文書整理をこれまた月に一回、1時間半程。

目下、これだけで精一杯のところだ。物理的な時間の確保もさることながら、年齢に見合った体力温存も課題である。

過去二年間は、毎月の修論ZOOMゼミ出席のために狭く関心を絞り、緊張に次ぐ緊張だった。今後のことを考えて、今年一年は、些か興味を横に広げる人生設計としたい。
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日本文化の特徴として、表面的にはシンプルで素朴な形態を取っていても、水面下では物凄く細かいところまで必死に努力している、ということが挙げられよう。日本料理しかり、着物しかり、神社の鳥居等もしかり、だ。すなわち、目に見えないものを大切にしていなければ、本当の内実がわからないのだ。同様に、日本人一人一人の暮らし方や物の考え方にもその影響は及んでおり、そこを外部から突き崩されないように防衛していかなければならない。情報戦やサイバー攻撃、これが私の最大の関心事である。

一昨日の夜、全国官報販売協同組合からきれいな包装で届いた二冊は、以下の通り。

防衛省・自衛隊まるわかり!日本の防衛:はじめての防衛白書防衛省大臣官房広報課・防衛白書事務室2023年8月1日)(440円)
☚ 小学校高学年から中学生や高校生向け
防衛省・自衛隊令和五年版 日本の防衛-防衛白書-2023年8月31日(1397円)

子供向けの本は薄く、すぐに読めてしまったが、なかなか手強い内容であった。また、510ページもある1.7センチ程の厚さが『防衛白書』で、今も通読中だが、気が滅入るような深刻な内容。PDF版は検索用に保存し、やはり紙媒体で入手して正解だった。

一部のメディアや文系の大学教員の有力者達は、なぜ人々を誤導させるようなことを触れ回り、教え続けているのだろうか?

実は、私が所属している4つの学会の中には、『防衛白書』に反することを平気で公言してきた教授陣が一部に存在している。そういう人ほど、どういうわけか理事等の役職についていることも多く、タチが悪い。放送大学の教授陣にも、そのような考えの人が実際にいたし、今もいる。

だからこそ、兵器や武器の開発のみならず、我々一人一人の国防意識が鋭く問われている現状だとも言えよう。

「侮れないような国だと相手に思わせるような国力の充実こそが、抑止力だ」と繰り返し『防衛白書』には書いてあるものの、一般メディアや大学教員や政治家の一部が、平成期から令和初期にかけて、一体全体、何を顕わにしてきたことか?そして、安易に影響された一般人も、どれ程の国力低下を招いたことか?

自戒の念としたい。

(2024年5月23日記)
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2024年5月23日追記

(https://x.com/ModJapan_jp/status/1792850343489048777)
防衛省・自衛隊@ModJapan_jp
May 21

#防衛モニター 募集中‼

本日発売のMAMOR7月号や5/16付の朝雲新聞に掲載いただきました✨
防衛モニターまだまだ募集中です
自衛隊のこと、よく知らない方、今まで関わりがなかった方からのご応募もお待ちしております!
ご応募はコチラ

防衛省・自衛隊@ModJapan_jp
#防衛モニター は、国民の皆さまからの意見聴取や防衛省・自衛隊に対する理解向上を目的とした取組です。
【活動例】訓練・部隊見学、装備品などの体験搭乗 など
よろしければこの機会に、防衛省・自衛隊アカウントのフォローもお願いします!
@ModJapan_jp
@ModJapan_saigai
6:30 PM · May 21, 2024
22.7K Views

(https://x.com/ituna4011/status/1793433429423616334)
Lily2@ituna4011
犬と働きたい!
賢く忠実な犬と一緒に訓練中の自衛官。
9:07 AM · May 23, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1793435805664608719)
Lily2@ituna4011
倒壊家屋で行方不明者を捜索する犬、「警備犬」を知っていますか?(石井万寿美)
#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a30396cc440c118cf42c32487ea70f60c3685d43
← デキる犬。エリート中のエリート犬。
9:16 AM · May 23, 2024

(2024年5月23日転載終)
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(https://x.com/ituna4011/status/1793587010873209305)
Lily2@ituna4011
「リスキリングはこれからの生存戦略」有識者会議提言 個人主体・企業主導の社会変革に向けて – 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUC101FA0Q4A510C2000000/
← 最終学歴ではなく、最新学習歴。
7:17 PM · May 23, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1793587576764596587)
Lily2@ituna4011
憲法改正論議で脇役に回る9条 自衛隊明記案に賛否交錯 編集委員 清水真人 – 日本経済新聞
7:19 PM · May 23, 2024

(2024年5月23日転載終)
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(https://x.com/ituna4011/status/1792795451827380472)
Lily2@ituna4011
隊員の不祥事相次ぐ 窃盗の2人が懲戒免職 陸上自衛隊青森駐屯地|日テレNEWS NNN https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/society/ra4f88ffefc45e4645b821f6767d8c5486
← アワビ12個。
2:51 PM · May 21, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1792756504967385188)
Lily2@ituna4011

https://uhb.jp/news/single.html?id=41493

← 女性自衛官も!
12:17 PM · May 21, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1792758814753866004)
Lily2@ituna4011
持続化給付金を不正受給 陸上自衛隊仙台駐屯地の女性自衛官(24)が懲戒免職処分 | khb東日本放送
12:26 PM · May 21, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1792760188543647774)
Lily2@ituna4011
余っていると思った…50代1等陸佐が倉庫の菓子パン盗む 訓練用に保管分 朝霞駐屯地、停職20日の懲戒処分に
12:31 PM · May 21, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1793225892388593744)
Lily2@ituna4011
職務中にビール・酎ハイ4~7本飲む 同僚に暴行や不正外出 3件の不祥事で自衛官9人が停職処分 静岡・小山町 陸上自衛隊富士駐屯地(静岡朝日テレビ)
#Yahooニュース
7:22 PM · May 22, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1793612302614491449)
Lily2@ituna4011
陸自パワハラ自殺訴訟で国に賠償命令 大分の遺族に1億円超 札幌地裁
https://sankei.com/article/20240415-QF2RL23I3NI7JHCODGZHZC7F5I/ via @Sankei_news
8:57 PM · May 23, 2024
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(https://x.com/ituna4011/status/1792761938826674457)
Lily2@ituna4011
千僧駐屯地では、隊員の食事メニューも公開していました。
12:38 PM · May 21, 2024

(2024年5月23日転載終)
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2024年5月24日追記

本日、『朝雲』新聞と二冊目の『MAMOR』誌が届きました。
婚活ページに興味があります。が、三人とも煙草吸いというのが、今一つ、社会情勢からは….。
早くいいお相手と巡り会えますように!

(2024年5月24日記)
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2024年9月23日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1838157962545967340)
Lily2@ituna4011
日本は幼稚園から国防意識を持たせましょう!
7:06 PM · Sep 23, 2024

(2024年9月23日転載終)

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古代学講義と松尾大社展

古代学講義の二回目。

今回は京都文化博物館で松尾大社展の期間中とのことで、講義の始まる30分前と講義が終わってからの1時間程を一枚のチケットで過ごした。講義前は急いでささっと眺め走った感じだったが、講義後は再入場に際するチケット再発行の必要がないとわかったために、ゆっくり本来の時間で過ごした。

松尾大社へは、非公開文化財の時に出かけた。

2022年11月18日付「一人銀婚式」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=3718&action)

天龍寺で座禅会が月一度開かれており、結婚後しばらく、二人で何度か通ったことがある。あの頃、主人は診断前だったこともあり、アメリカ出張も普通にこなしていたので、「天龍寺なんか(太平洋を超えることを思えば)近い」と言っていた。天龍寺のある嵐山と松尾大社は、駅一区間で3分程である。ところが、今暮らしている伊丹から松尾大社へは、塚口駅と十三駅と桂駅の三回も路線の乗り換えがあり、その上に駅が二つも増えたからなのか、あの天龍寺の頃よりもかなり遠いと感じた。それでも、実際に訪れることの意味は代えがたい。

こんな思い出を振り返りつつ、今回は古文書等も含めて、松尾大社のハンサムで親切丁寧だった神職さんの説明とはいささか異なった角度から、客観的に資料を閲覧することができた。松尾大社が自らを守ろうとして作成した文書だと解説されているものも含まれていた。

時間が経ってからの記録になってしまったが、帰宅後すぐだと頭がぽっぽとして、細かく書き過ぎるきらいもあり、1ヶ月以上も遅れて今日となった。

(2024年6月27日後述)
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以前は放送大学の科目生でも「学割」が効いていたが、あまりにも中高年の「学割」利用者が増えたせいか、伊丹市立ミュージアムと同様、京都文化博物館でも「正規(フルタイム)の放送大学の学生か放送大学大学院の院生でなければ、学生証は割引に使えません」という紙が用意されていた。私は今回「朝日友の会」の会員証を提示して、200円引きでチケットを入手できた。

この割引制度だが、以前、私がツィッターで記したように、某国立大学の教員である人が、高校生の娘さんと一緒に放送大学にも登録して「兼業学生」になった。そして、博物館の入館料のみならず、なんと交通費として新幹線代まで割引料金を利用し、しかも自分で堂々と公表していた。国立大学の教員ならば国家公務員であり、生活費には困っていないはずなのに、である。
理屈の上では法的に合法かもしれない。だが、道義的にはどこかおかしい。こういう不届きな人がいるから、せっかくの「学割」制度まで制約がかかるようになってしまったのではないだろうか?

(2024年5月23日記)

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自衛官の不祥事報道から

千僧駐屯地(第三師団)と伊丹駐屯地(緑ヶ丘)そして、私が防衛モニターを依頼されている姫路駐屯地で発生したとされる自衛官の不祥事報道を列挙する。
予想以上に頻発している感があるが、それもこれも、待遇を大幅に改善し、余裕を持たせた訓練生活とすれば、威信と矜持が高まり、ストレスも軽減されて、問題が減少するのではないだろうか?
そもそも、最初から給与手当を今より倍増して、栄誉特典を確保した上で、良質な人材をリクルートして精鋭に鍛え上げれば、かなり防止できる問題ではないだろうか?
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千僧駐屯地

・2020年2月21日付『神戸新聞』「「辞めたい」現在も行方分からず 無断欠勤の陸曹を免職」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202002/0013134051.shtml)

第3後方支援連隊所属の29歳男性3等陸曹➡免職懲戒処分
2018年7月1日に外出後、帰隊時間の翌日午前0時過ぎも宿舎に戻らず。無断で20日以上欠勤。一年半以上経た現在も行方不明。
居室に「自衛隊を辞めたい」という置き手紙1通。虐め等は確認されず。

・2023年8月29日付『神戸新聞』「陸自でわいせつ行為、男性隊員3人が停職処分 それぞれが同じ後輩女性隊員の胸や尻触る」
(https://nordot.app/1069176972583437235?c=768367547562557440)

第3後方支援連隊所属の37歳2等陸曹が2019年9月5日に演習場で胸触り➡停職6ヶ月
34歳2等陸曹が2019年2月21日に駐屯場で訓練中に尻触り➡停職4ヶ月
47歳2等陸曹が2020年2月27日に抱きつくよう女性に強要➡停職4ヶ月
3人の男性隊員は同じ女性隊員に強制猥褻行為 ☞ 女性は2020年3月に部隊に相談後は依頼退職

・2023年12月15日付『神戸新聞』「敬礼が不適切、部下の尻を蹴る暴行 3等陸曹を処分」
(https://nordot.app/1108269648878157992?c=768367547562557440)
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202312/0017133236.shtml)

中部方面会計隊所属の30代男性3等陸曹➡停職1日
2023年10月5日に事務室で敬礼動作が不適切だとして部下隊員に尻蹴り暴行

・2024年3月5日付『神戸新聞』「妻に暴行、陸自隊員を懲戒処分「家で酒飲み過ぎ」注意され口論」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202403/0017397857.shtml)

2023年8月5日に伊丹市内の自宅で妻に暴行した中部方面隊第3通信大隊所属の30代男性2等陸曹➡停職1日
「家で酒を飲み過ぎている」と妻から指摘されて口論に。
兵庫県警に暴行容疑で逮捕され、不起訴処分に。
。。。。。。。。。
伊丹駐屯地

・2020年6月29日付『神戸新聞』「「秘密物件」を誤って廃棄 自衛隊員を懲戒処分」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202006/0013465635.shtml)

中部方面通信群所属の20代男性3等陸尉➡戒告の懲戒処分
2018年4月6日に秘密物件の取り扱いを巡り、保管すべきものを点検を怠り廃棄。
「物件」は武器ではなく、データか文書か、秘密の程度、廃棄方法については明らかではない。復元不可能のため、情報流出の危険はない。

・2023年3月7日付『Sun TV』「「遊興費に使った」陸上自衛隊1等陸曹の50代男性が懲戒免職 約114万円を詐取」
(https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2023/03/07/64947/)

久居駐屯地業務隊の50代男性1等陸曹➡懲戒免職処分
2016年7月から2019年3月までの間、自己負担となっていたハウスクリーニング代の約114万円を複数の退去者からだまし取り「遊興費に使った」。
50代男性幹部自衛官➡停職2日
1等陸曹の行為を認識していたものの報告しなかった

・2023年7月18日付『神戸新聞』「陸自隊員、外出して「門限」5分遅刻し減給処分 帰着時間の「見積もり誤った」」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202307/0016599142.shtml)

中部方面後方支援隊所属の30代男性2等陸曹➡減給1ヶ月
2022年12月21日、許可を受けて外出。22日午前0時過ぎても戻らず、約5分後に飲酒して帰隊。

・2023年7月28日付『神戸新聞』「部下に人格否定の暴言 50代の1等陸佐を懲戒処分」
(https://nordot.app/1057505048852414596?c=768367547562557440)

中部方面総監部の50代男性1等陸佐
2022年5月~11月頃、部下隊員2人に暴言➡停職5日
2022年9月、女性部下隊員にセクハラ発言
2022年12月、約2時間、職務専念義務違反に該当する行為
元陸上自衛官の五ノ井里奈さんの告発 + 防衛相指示の特別防衛監察による発覚

・2023年8月28日付『神戸新聞』「飲酒後に同僚隊員を平手打ち 3等陸曹を懲戒処分」
(https://nordot.app/1068716605151969954?c=768367547562557440)

中部方面システム通信群の33歳男性3等陸曹➡停職6日
2022年12月21日に兵庫県内の飲食店で飲酒後、駐屯地に戻り同僚の男性隊員の左頬を一回右手で平手打ちした。

・2023年11月10日付『神戸新聞』「部下の規律違反報告怠り幹部2人懲戒」
(https://nordot.app/1095608686925021938?c=768367547562557440)

中部方面総監部の男性幹部2人➡停職3日+減給1ヶ月
営内独身寮での部下の飲酒を放置

・2024年3月12日付『神戸新聞』「「衝動的に」女性の肩かみつき停職1日 陸自男性1等陸士を処分」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202403/0017422700.shtml)

第36普通科連隊所属の男性1等陸士➡停職1日
2023年6月5日に西脇市内の屋内で私的な関係にある女性の肩に衝動的にかみつき暴行。
女性が警察に通報し、警察官立ち会いの下で示談成立。必要以上の不利益を与えないために男性の年齢は未公表。
。。。。。。。。。
姫路駐屯地

・2015年12月19日付『産経新聞』「酒気帯び自衛官を停職45日「昨年12月にも摘発された」と報告」
(https://www.sankei.com/article/20151219-T37PPXW6ZJLFFILGRVRI7RRUKA/)

2014年12月に飲酒運転で摘発
2015年9月26日午後4時20分頃、第3特科隊の44歳男性2等陸曹が神戸市兵庫区の国道2号交差点で酒気帯び運転で衝突事故➡道路交通法違反容疑で兵庫県警が現行犯逮捕+停職45日
➡依頼退職の意向

・2018年3月13日付『産経新聞』「陸士長、帰隊せず無断欠勤、ネットカフェにいるところを同僚が発見…停職処分」
(https://www.sankei.com/article/20180313-MXVLLF5KN5OJXD2WOCUCT7EMSQ/)

第3特科隊の26歳男性陸士長➡停職3日
2017年9月18日の非番で帰隊時刻までに駐屯地に戻らず、19日から21日にかけて無断欠勤。21日夜、兵庫県内のインターネットカフェにいるところを発見。「自衛隊でやっていけるか思い悩み、帰隊したくなかった」

・2021年3月1日付『神戸新聞』「同僚の金盗む、部下のもみあげ切る 自衛隊員2人処分」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202103/0014117135.shtml)

第3特科隊の24歳男性陸士長➡懲戒免職処分
2017年10月頃から2019年3月頃まで、同僚14人の財布等から「借金返済のために」現金計約32万円を窃取した。
52歳男性自衛官➡停職5日
2020年3月中旬以降、部下に暴言を繰り返し、激高して駐屯地内の壁を壊した。6月には部下のもみあげを「頭髪指導」と称して鋏で切った。
階級と役職は「特定につながる」ため未公表。

・2022年3月12日付『読売新聞』「3等陸曹、自宅で妻の顔を平手打ち…妻が駐屯地に通報して発覚」
(https://www.yomiuri.co.jp/national/20220312-OYT1T50094/)

2020年11月と2021年5月に第3特科隊の27歳男性3等陸曹が自宅で妻の顔を平手打ちした➡停職2日
教育訓練研究本部の50歳男性幹部自衛官➡減給1ヶ月

・2023年2月11日付『読売新聞』「部下の女性隊員の体2回触る、男性2尉らを処分….外部からの情報提供で発覚」
(https://www.yomiuri.co.jp/national/20230211-OYT1T50074/)

第3特科隊の48歳男性2尉➡停職4ヶ月
2021年2月から3月に姫路市内で計2回、女性隊員の体を触る猥褻行為をした
50代幹部自衛官➡戒告懲戒処分
上級部隊である千僧駐屯地の第3師団への報告を怠った

・2023年5月19日付『神戸新聞』「「指導中の態度に立腹」後輩隊員に暴行、けがさせる 3等陸曹を停職処分」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202305/0016372974.shtml)

2021年6月11日に第3特科隊の36歳男性3等陸曹➡停職6ヶ月➡依頼退職の意向
当直室で立腹し、後輩隊員を殴り打撲軽傷(胸、腕、太腿)を負わせた

・2023年5月30日付『Sun TV』「休暇で外出し大麻使用 陸自姫路駐屯地 男性陸士を懲戒免職処分」
(https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2023/05/30/67882/)

23歳男性陸士➡懲戒免職処分・警察では起訴猶予処分
2022年6月の休暇日に駐屯地から外出して神戸を訪問した際、「ストレス発散のため」大麻使用。電子タバコ状の吸引機と大麻成分の液体の所持発覚。

・2023年12月12日付『毎日新聞』「陸曹2人を停職1日 トラック事故、警察に虚偽報告 処分は1年後」
(https://mainichi.jp/articles/20231212/k00/00m/040/204000c)

24歳男性3等陸曹と35歳男性2等陸曹➡停職1日
2022年11月15日に免許証不携帯で3曹が運転していた自衛隊車両が一般車両に追突され、警察官に2曹が運転していたと虚偽報告。

・2024年3月15日付『神戸新聞』「3等陸曹、複数の同僚から現金など盗む 陸士長は隊員の上半身を殴りけが負わす」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202403/0017433809.shtml)

第3特科隊所属の20代男性3等陸曹➡懲戒免職処分
2023年9月22日から24日に複数の同僚の財布などから現金と私物の計4万4千円相当を「生活費のために」盗んだ。
第3特科隊所属の23歳男性陸士長➡停職3ヶ月
2023年11月15日午後10時55分頃、居室で男性隊員の上半身を複数回殴り、怪我を負わせた。

・2024年5月17日付『神戸新聞』「男性3等陸曹が宿舎で飲酒、内規違反で懲戒処分」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/202405/0017663604.shtml)
(https://www.asahi.com/articles/ASS5K13G8S5KPIHB001M.html)

2021年3月に中部方面特科隊の25歳男性3等陸曹がパワーハラスメント➡減給懲戒処分
2022年1月25日午後11時半頃、生活隊舎内で複数の隊員と350ml缶ビール1本を飲酒した中部方面特科隊の25歳男性3等陸曹➡停職6日
「飲み足りず、飲んでしまった」

(2024年5月20日記・5月21日追記)
…………….
2024年6月27日追記

・2019年8月20日付『日経新聞』「陸自試験で集団カンニング 45人停職、教官が漏えい」
(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48787190Q9A820C1CR8000/)

2018年7月21日と8月7日、大津駐屯地(大津市)で実施された内部試験で、第37普通科連隊(大阪府和泉市)や第14普通科連隊(金沢市)、第35普通科連隊(名古屋市守山区)に所属する陸士長計5人が試験問題を不正入手。このうち3人が写真を撮ってスマートフォンのアプリを使って送信し、同僚に拡散。男性教官2人のうち、45歳の陸曹長が不正入手を容認するような発言をし、47歳の陸曹長が試験問題の保管場所を「幹部室の机の中にある」と漏らし、21~30歳の男性自衛官43人が集団カンニングをした。
兵庫県伊丹市にある陸上自衛隊伊丹駐屯地は、8月20日付で計45人を停職3~7日の懲戒処分に。
2018年8月8日に実施された試験は、陸士長から3等陸曹に昇任するために受ける「課程教育」の一環で、計約150人が受けた。試験後に別の教官が、問題が写っている紙を持っていた隊員を見つけて漏洩が発覚。試験は約1カ月後にやり直し、不正入手の5人は対象から外された。
伊丹市の陸自中部方面総監部の岸川公彦総監は「隊員の指導を徹底し、再発防止に取り組みたい」とコメント。

・2024年6月7日付『兵庫 NEWS WEB』「後輩に大けがさせる 陸上自衛隊千僧駐屯地の隊員懲戒免職に」
(https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20240607/2020025434.html)

伊丹市にある陸上自衛隊千僧駐屯地は、第3通信大隊に所属する24歳の3等陸曹が後輩の隊員を殴るなどして大けがをさせたとして、7日付で懲戒免職の処分に。2023年9月、駐屯地の中にある宿舎で、酒に酔っていたため、同じ隊に所属する後輩の隊員を後ろから羽交い締めにしたり拳で殴ったりして、全治2ヶ月の大けがをさせた。
千僧駐屯地第3通信大隊の本田賢二郎2等陸佐は、「絶対にあってはならない行為で、誠に遺憾に思う。今後、このような事案を起こさないよう服務指導を徹底する」とコメント。

・2024年6月7日付『神戸新聞』「駐屯地内の食堂で不正飲食 50代隊員を停職30日懲戒処分 陸自姫路駐屯地」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202406/0017744114.shtml)

姫路市峰南町にある陸上自衛隊姫路駐屯地は、6月7日、駐屯地内の食堂で不正に飲食したとして、同駐屯地業務隊の50代隊員を同日付で停職30日の懲戒処分に。
2020年11~12月の間、当該隊員は、給与からの天引きにするため事前申請が必要なのに、駐屯地内の食堂で食べた計9回分の食事(約3500円相当)の代金を支払わなかった。特別防衛監察で発覚。

・2024年6月18日付『神戸新聞』「陸自隊員が無免許運転で停職6日 42歳の1等陸尉「更新忘れていた」千僧駐屯地」
(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202406/0017783253.shtml)

兵庫県伊丹市広畑1にある陸上自衛隊千僧駐屯地は、6月17日、無免許で乗用車を運転したとして、中部方面隊第3師団司令部の42歳の1等陸尉を停職6日の懲戒処分に。同駐屯地司令業務室は「自衛隊内や近所での特定につながる」との理由から、1等陸尉の性別や役職、無免許が発覚した詳細な経緯などを明らかにしていない。
同室によると、2023年6月3日から9月15日、「更新を忘れていた」ために無免許で乗用車を運転した。公務では運転していないという。9月15日、交通違反を警察官に呼び止められて発覚し、同日中に同司令部に申告。
第3師団長の佐藤真陸将は「このような規律違反は自衛官、社会人として絶対にあってはならない。今まで以上に隊員の服務指導を行い、事案の絶無に努める」などとコメント。

(2024年6月27日記)
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2024年7月4日追記

『神戸新聞』(https://nordot.app/1180709386401595537?c=724086615123804160
24歳の自衛隊員「運転直前に10杯ほど飲んだ」 兵庫・高砂で飲酒運転、停職3カ月の処分 陸自
2024年7月2日

自衛隊員が兵庫県高砂市内で飲酒運転をしたとして、陸上自衛隊姫路駐屯地(同県姫路市峰南町)は2日、中部方面特科連隊の3等陸曹(24)を同日付で停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同駐屯地によると、2023年11月18日、高砂市内で酒を飲んだ状態で私有の乗用車を運転した。兵庫県警から同日、同駐屯地に摘発したと連絡があり、発覚した。内部調査に3等陸曹は「運転直前にビールやハイボールを計10杯ほど飲んだ」と話しているという。

(2024年7月4日転載終)
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2024年7月5日追記

『毎日新聞』(https://mainichi.jp/articles/20240704/k00/00m/040/037000c?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3gscN-Oi8MLmU38K9u4Fgr091XbB6mfXymTaT5YJE8AcPm5XuJT31kul8_aem_OSrUpO9x-worglH2_6ZCvg)
自衛隊が子ども食堂で募集活動 札幌 防衛次官通達に抵触との指摘
2024年7月5日

自衛隊札幌地方協力本部(地本)が昨年9月以降、札幌市内の複数の子ども食堂で隊員の募集広報活動をしていたことが判明した。子ども食堂の運営関係者が明らかにし、自衛隊も「札幌独自の活動」として事実関係を認めた。中学生への募集活動は、保護者か学校を通して行うとする防衛事務次官通達(2003年)があり、専門家は「直接、子どもを勧誘していたのであれば、通達に抵触する」と指摘する。
 札幌地本などによると、23年9月上旬ごろ、市内の子ども食堂約80カ所にメールを送信。地本は「(食堂に来る)中学生以上の子どもさんまたは保護者さまに対して、自衛隊で勤務するための紹介パンフレットや各種資料のほか、子どもさん向けのグッズなどをお渡しさせてもらえないか」と求めた。
 受け入れたのは約10カ所の食堂だった。地本の広報官が制服姿で訪問し、採用案内や紹介パンフレット、自衛隊機のペーパークラフト、缶バッジを配った。食堂関係者によると、地本の職員が子どもに直接、業務の内容を紹介したところもあったという。
 防衛庁(当時)は03年4月の事務次官通達で、中学生に対する募集活動は保護者か学校の進路指導担当者を通して行うとした。地本は毎日新聞の取材に、食堂の関係者や全ての来訪者を対象にしていたとして「広く一般に対して行ったものと認識している」と説明する。

(2024年7月5日転載終)

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千僧駐屯地の記念行事

第三師団創立63周年・千僧駐屯地創設73周年記念行事に関して、受付番号「1001」のバーコード付き招待状が届いたのは、2024年3月29日のこと。

翌日には早速、出席の返信ハガキを投函した。そして、昨日の2024年5月19日(日)の午前8時37分に自宅を出て、朝のお散歩距離内にある徒歩13分の千僧駐屯地に出かけて行った。

曇り空だったが、日差しが強くなるよりはましだ、と思っていたところ、途中で小雨に。観覧席では傘は不可とのことで、雨合羽が一人ずつ提供された。祝賀会の昼食会場の入り口で、若い自衛官のお兄さんに脱衣を手伝っていただいて、濡れたまま返却した。

詳細は、以下の映像をどうぞ。

(https://www.youtube.com/watch?v=-5VABeidaYc)
陸上自衛隊ライブ 第3師団創立63周年・千僧駐屯地創設73周年記念行事 観閲式 戦闘訓練展示
令和6年5月19日
(2時間6分14秒)
。。。。。。。
陸上自衛隊の記念行事そのものは一般開放されており、私は伊丹転居後の2019年5月中旬に、一人で見物に出かけた。堂々たる戦車が(旧)市役所前を走る道路沿いをゆっくりと通って行くのは壮観だった。それ以上に、大勢の家族連れが喜んで見守っている姿にも驚いた。

自宅に戻ると、主人が「僕だって見たいんだけどな」と、和室の布団の上で寝転んだまま言った。

はい、だから私は、自衛隊の音楽会にも夏祭りにも、行けるチャンスがある間に行ってきましたよ!だって、いずれも自宅から徒歩15分以内が会場ですもん!

コロナ問題のために、その翌年から3年程は自粛に次ぐ自粛だったから、最初の頃、時間をこじ開けるようにして、無理してでも出かけておいて正解だった。こういう点、私は我ながら抜け目がない、と思う。後悔することは、まずない。

そして、すっかり忘れた頃になって、この度、補欠合格みたいな繰り上がり当選として、葉書で応募しておいた防衛モニターに選ばれた(2024年4月1日付「4月からの計画」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=6991&action)。任期は2年間。だから、二度目の今回は、一般の地域住民としてではなく、招待状を持参の上で観覧できたのだった。

防衛モニターの件は、今年1月8日に千葉の本部で行われた放送大学大学院の修論口頭試問から帰宅した夜、留守電のランプが光っていたので知った。留守録が聞き取りにくく、ついでに犬がキャンキャン吠えていて、何を話しているのかよく聞こえなかった。

とはいえ、自宅近くの千僧駐屯地ではなく、「モニターは初めてなので、姫路駐屯地まで来てもらえますか?」という話になっている。「はい、どこでもうかがいます!」と即答。こういう点でも、我ながら軍隊式に順応しやすいタイプなのだ。

指示された通り、メールで証明写真と簡単な履歴書を送ったところ、「こんなに多彩な経歴の人がモニターになるなんて光栄です」と感動され、「第一候補として上に上げます」。

上に上げたはいいが、各駐屯地でやり方がそれぞれ違っているようで、実は5月下旬に入った今でも、私には正式な辞令がまだ渡されていない。というのも、姫路駐屯地の広報係は日程をいささか曖昧に設定していて、こちらの都合よりも、突然のように「4月何日には入隊式があります」と電話通知があったのだ。「え!その日は午前も午後も先約があるんですけど」ということで、初回から見送りに。

その上、千僧駐屯地から私の自宅宛のファクスで、ある日突然、送ったはずの私の履歴書が送り返されて来た。発信者は不明である。どういうことなのか?

今回、祝賀会で座席の隣だった女性は、(自衛官OBの奥様かしら)と思っていたら、実は滋賀県の防衛モニター一年生の方だった。片道2時間かけて、はるばる伊丹の千僧駐屯地まで来られたそうだ。(私の徒歩13分は、何とも申し訳ない限り….。)朝はJR北伊丹駅からシャトルバスが20分おきに出たそうで、参加する人々の長い列ができていたようである。いろいろと話が弾んだが、さっぱりとした感じの方で、物の考え方が似ていて気が合いそうだった。そして、『朝雲』と『防衛白書』を読み、既にレポートを一本提出された、とのことだった。

私、いつでもレポート書きの準備を整えているつもりですけど…..。姫路からは、その後2ヶ月程、何の連絡もない。毎週『朝雲』という防衛新聞が郵便配達され、これまでに『MAMOR』という雑誌が一冊届いているので、一応はモニターとして登録されているはずなのだけれども….。『防衛白書』はPDFにもなっているが、ページ数が多そうなので、自分で注文してしまった!

昨日、祝賀会の終了後に広報係の女性自衛官に申し出たところ、「こちらから姫路に連絡しておきます。ユーリさんのことは、こちらもよく承知しております」とのことだった。
。。。。。。。。
千僧駐屯地には第三師団が設置されており、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、滋賀県を統率する中央の位置付けにある。姫路駐屯地は、千僧から指令を受ける立場だ。

これまでにも、近所のスーパーに迷彩服の自衛官が一人で買い物に来ていたり、自転車で近くを通りがかかったりするのを、時々見かけている。昔は籠池だったのを、戦後、埋め立てて広大な千僧駐屯地の敷地にしたが、伊丹市内にはもう一つ、伊丹駐屯地と自衛隊病院もある。そして、占領期には「イタミ・エアベース」と呼ばれた伊丹空港もあるので、伊丹市内はキビキビとした回転の速い日常生活となっている。このテンポが、実は私の性格にも合っていて、非常に心地よい。

それでは普段、自衛官の日々の訓練はどのようになっているのだろうか?記念行事では射撃の実演があり、「大きな音がします。ご注意下さい」という大きな赤字の看板が提示されるが、我々の日常生活では、特に自衛隊の訓練が騒音になっているとは感じられない。そもそも、何も聞こえないのだ。それよりも、朝7時から離発着し、夜9時には閉鎖される伊丹空港の飛行機音の方が余程かうるさい。

自衛隊の射撃音がうるさいと文句を垂れているのは、共産党だけである。

伊丹市史』から私が理解している範囲では、戦後、社会党が強かった時期には自衛隊基地反対や空港撤去問題があったらしいが、1995年1月の阪神淡路大震災時の自衛隊の活躍ぶりから、今では自衛隊の存在に真正面から反対する人は、共産党を除いて、見当たらない。

むしろ、ここ10年程の世代交代や言論人の精力的な言論活動の結果、歴史観の見直しと共に、自衛隊に対する肯定的な見解が徐々に広がってきた。また、近年の周辺諸国の状況、特に、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ過激派によるガザ近郊のイスラエル侵入攻撃、中国の強引な主導権争い、米国の弱体化、北朝鮮からの度重なるミサイル発射等が、我が国にとっての現実的な脅威となっている。その上、頻発する自然災害、南海トラフ大地震の予測、年明け早々に発生した能登半島の大地震等への対応から、自衛隊への期待(と依存?)はますます高まっている。

但し、危険も顧みないで若くして自分の命と生涯を国の防衛に捧げようという自衛官任せでいいのだろうか?我々一般国民は、何をどのように備え、理解を深め、自分の出来る範囲で実践すべきなのだろうか?

そもそも、自衛官の訓練や日々の生活は、どのようなものなのだろうか?
。。。。。。。。
普段はそれぞれ自分で自由に選んだ生活を送っている我々が、たまの自衛隊の記念行事に出かけて、俄か仕立ての軍事マニアよろしく戦車や武器に興奮しているようでは、本当の理解とは言えない。一般公開の記念行事は、自衛隊に違和感や誤解があった時代や世代に向けて、少しでも自衛隊の必要性を訴え、調和的な理解を求めるための仕組みではあった。

今や、自衛隊の存在を断固否定する人は、共産党を除けばほぼ皆無に近い状況になっている。それならば憲法改正がすぐにでもできそうなものなのに、そうはなっていないところが、何とも悩ましい。

今回の祝賀会でも感じたが、重々しくバッジがたくさんついている制服組自衛官ほど背筋がしゃんと伸びて、凛々しく颯爽として、目つきも鋭く眼光を放っており、いかにも凛とした佇まいである。大変に立派で尊敬に値する侍である。しかし、そこに至るまでの道のりは、恐らく、長く険しかったことであろう。

自衛官募集のポスターをいつでも見かけるが、なかなか若者が自衛官になろうとしたがらない、と聞く。いわゆるミリオタみたく戦車や武器や飛行機にやたら詳しく、それが高じて自衛隊に入ったという世代は、既に遠くなりにけり、のようでもある。

もっと待遇をよくして精鋭エリートを増やすべきだ。仮に体力その他から若くして退職したとしても、その後の人生の受け皿がしっかりしていたならば、自衛官の志願者が増えるのではないだろうか?殉職した暁にも、国家の長みずからが慰霊を継続されるならば、これほど名誉なこともなかろう。

国防のために献身する男たるや、銃後の守りたる女性にもモテる。その生涯を国民から敬意のまなざしで見つめられるならば、これほど権威ある専門職業もないのではないだろうか。
。。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1791730997324566913)
Lily2@ituna4011
自衛隊「統合司令部」の設置法成立 24年度末に発足へ – 日本経済新聞
4:22 PM · May 18, 2024

(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0850L0Y4A500C2000000/)
「自衛隊「統合司令部」の設置法成立 24年度末に発足へ」
2024年5月10日

陸海空自衛隊の部隊運用を一元的に指揮する「統合作戦司令部」を設ける改正防衛省設置法などが10日の参院本会議で可決、成立した。与党と立憲民主党、日本維新の会などが賛成した。東アジア周辺に展開する米軍との連携調整を担う組織になる。2024年度末に東京・市谷に240人規模で発足する。
政府は22年に決定した国家安全保障戦略など安保関連3文書で統合作戦司令部の設立を定めた。大規模災害や東アジアの有事の際に陸海空の自衛隊がより垣根を越えて即時に対応できる体制を整える。サイバーや宇宙、電磁波の新領域もカバーする。
司令部を指揮する「統合作戦司令官」を新設する。在日米軍の指揮権を持つ米インド太平洋軍司令官のカウンターパートとなる。これまで制服組トップの統合幕僚長がこの調整機能を担ってきた。
統幕長が首相らの補佐や戦略策定を担当し、統合作戦司令官が米軍との調整などを踏まえて現場の部隊を指揮するという役割分担になる。
自衛隊は06年に陸海空自衛隊と運用を調整する統合幕僚監部を発足させた。それでも部隊の指揮機能が十分ではないとの指摘があった。
日米両政府は4月の首脳会談の合意を踏まえ、自衛隊と米軍の指揮統制の連携向上をめざしている。司令部を窓口とし、日ごろから情報交換や有事を念頭に共同訓練の計画策定などを進める。

(転載終)
。。。。。。。。。。
(https://x.com/JGSDF_MA_3D/status/1791989520545763676)
陸上自衛隊第3師団@JGSDF_MA_3D
【予告!】   本日1000頃より、千僧駐屯地南側グラウンドにおいて観閲式を実施予定!部隊の統制された行動とその威容を、ぜひ、ご覧ください!  ★本日15時まで千僧駐屯地一般開放中★ ♯記念行事 ♯第3師団 ♯千僧駐屯地
9:29 AM · May 19, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1792170982846931447)
Lily2@ituna4011
第3師団創立63周年・千僧駐屯地創設73周年 観閲行進 https://youtu.be/jTQ_bj6IdY4?si=QMwByUmSz2m87s47… via @YouTube

私もいます!
9:30 PM · May 19, 2024 ·
155 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1792117068520894663)
Lily2@ituna4011
祝賀会もありがとうございました!
5:56 PM · May 19, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1792153348680077437)
Lily2@ituna4011
https://youtube.com/live/-5VABeidaYc?si=6gHfFtk9etYCkDE9… via @YouTube
☚ 出席いたしました!
8:20 PM · May 19, 2024

(転載終)
。。。。。。。。。
(https://x.com/ituna4011/status/1792472839972626697)
Lily2@ituna4011
昨日は二度目の式典参加で感動していたが、過去の自衛隊ニュース記事を検索してみると、結構、ストレスが溜まっていそうな自衛官。奥さんを自宅で殴っただけでも処分される。では、奥さんが自衛官の夫を虐めて殴った場合は、処分無し?
5:30 PM · May 20, 2024
287 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1792473915283124284)
Lily2@ituna4011
高等工科学校の少年達は思春期真っ盛り。公式映像では、中年女性教師が出演していたが、私の目には、胸が開き過ぎの服装。規律は教官にも必要では?
5:34 PM · May 20, 2024
178 Views

(転載終)

そういえば、昨日の式典にも、場違いなハイヒールに、ボディラインがくっきりと出るニットのドレス・ワンピース姿で、何ともケバい化粧の濃い中年女性が一人いた。自衛官のチアウーマン応援団かしら?
。。。。。。。。。
記念行事や式典は見事なものの、実は極めて深刻な自衛隊の内部問題。まずは、「ひげの隊長」こと佐藤正久議員(自由民主党)の主張から。

(https://x.com/ituna4011/status/1792540559120511335)
Lily2@ituna4011
【佐藤正久】命をかけて国を守る自衛隊に辛い思いをさせるなよ!防衛大臣が先頭に立って待遇改善に尽力しろ! 
【国会中継】 http://www.youtube.com/watch?v=INB6EiDfW3g via @YouTube
9:59 PM · May 20, 2024

60,042 views May 16, 2024 #国会中継 #自衛隊 #岸田文雄

▶ 2024年5月9日 参議院 外交防衛委員会
〇質問者:自由民主党:佐藤正久議員
〇回答者:自由民主党:木原稔防衛大臣

貸与される夏服、略衣は1着のみ! 迷彩服も2着! 洗濯機の数は20人で1台! こんな待遇で優秀な隊員が集まるわけないだろ! 命をはる自衛隊員達の為に佐藤正久議員が、木原防衛大臣に迫ります! 動画を見て皆さんの意見を是非聞かせてください!

(https://x.com/ituna4011/status/1792541490960629924)
Lily2@ituna4011
皆様、この佐藤元自衛官の主張にご注目を!
10:02 PM · May 20, 2024

(転載終)

コメント欄からの抜粋を以下に。

【抜粋コメント】

・佐藤議員ご指摘の通りです! 人的基盤強化のためまずは、処遇改善に全力を尽くすべきです。 企業各社と若年人員を争奪する制度は既に困難でしょう・・。まずは、憲法に国民の国防責務を明確にし、それに定める国防に任ずる組織(国防省)を明確にし、それに携わる者(自衛隊員など)を優先して人材確保事が出来るように処遇改善して頂きたい 特に高度の技術を有する技術職を退役する者は、その特技と年齢に応じて連携企業に人的補充を可能にする事も重要だと思います

・佐藤議員の問題指摘などには注目しております。自衛官と警察官は待遇上積みには賛成です。このままでは成りて減ります間違いないなく。無駄な国民の為にならない見えない効果ない税金をだだ漏れ状態でしょう。個人的な主観ですが自衛官はいずれ人材不足が随所に及びますよ。定年年齢も上げなきゃならんです。少子高齢化で人材不足だから自衛官成りてを外国人雇用は出来ません。人材不足と自衛官は無縁ではありません。定年年齢を59歳にして欲しい。予備自衛官待遇もしくは元自衛官再雇用も考えてください。国民を守るのは自衛隊、警察官です。それが難しいとなれば国民は自衛方法も無視出来ません。

・日本国民を一番守ってくれるのは政府ではなく、自衛隊の方々です。災害時も政府から声がかからないと動きたくても動けない、そんな状況で日本国民を救い守れるのでしょうか。官僚だけが特権で無料の範囲が多い中、自衛隊の方々はほとんどが自腹、自衛隊の宿舎には河野のごり押しの太陽光、情報筒抜け、また、市営住宅よりもひどい建屋

・お国を守ってくれる自衛隊の方々。命を張ってサラリーマンよりお給料が安いって言うのはいかがなものでしょう・・・・自衛隊を理解している方が防衛大臣にならないとダメですね

・空自の消防員です、未だに50年以上前の航空機用消防車(空港用化学消防車 A-MB-2)を未だに使ってます。機能不全の箇所が多くあり高頻度で修理に出しているので活動に支障が出てます、故障により一年間使用不能に成った事も在りました。政府は海外各国にお資金を贈る前に自国の防衛力の更新と増強と維持、及び自衛官の待遇改善に注力して下さい。

(部分抜粋転載終)
。。。。。。。。
佐藤正久議員の要点は以下の通り。

・自衛隊の入隊者の減少が著しく、40年前は師団の新隊員が約300名だったところ、今年は約30名と激減。
・令和元年度に約14000人だった新隊員が令和4年度には10120人と約4000人も減少。
・初任給が今でも月額16万円以下と、物価高の昨今にして民間企業の半分程である。
・洗濯物や衣類の状況もひどく、これでは士気が下がる一方であるどころか、不衛生でさえある。

従って、国防強化のためには、まず自衛隊の給与手当を充実させ、待遇改善に努めなければならない。とにかく、人手不足と早期退職を防止することが喫緊の課題である。

このような状況を前提としているならば、姫路駐屯地からのモニター連絡が大雑把で未確定であるのも、やむを得ないかとも同情する。こちらからは一応、すべきことはしておいて、いざ出陣となれば、すぐに間に合わせられるよう、準備を整えておく必要があろう。そして、モニターのレポートにも、早急な隊員の待遇改善と人材増強を強く訴えたい。

次項で列挙する新聞記事の内容は、伊丹と姫路の駐屯地で発生した隊員にまつわる処分事件である。これ程までに報道されていたとは今まで知らなかったが、モニターを務める以上は知っておくべき背景でもある。

私の主眼は、厳しく単調な訓練の連続である一種閉鎖的な集団生活における隊員達の士気向上である。そのためには、我々一般国民の正確かつ深い理解が必要であり、まずは待遇改善が先決である。
自衛隊に入れば快適な基本生活が保障され、役割に応じて実力を発揮できるのみならず、目指す階級に上がっていける。その後も国家からさまざまな特典や栄典がもたらされる。このような体制を整えれば、若くて優秀な献身者も生まれようぞ。

(2024年5月20日記・2024年5月21日/5月24日部分修正)
………………
2024年5月21日追記

今日の午後、このブログの続きとして自衛官の不祥事に関するブログを夢中になって書いていたところ、千僧駐屯地の女性自衛官から午後4時台に電話連絡が入った。姫路駐屯地と連絡が付いたとのこと。私に関しては、「やる気のある人なので、と伝えてある」との由。

それから1時間半程経って、姫路駐屯地の男性担当自衛官から「お久しぶりです」と電話が入った。

お久しぶり?

最初に電話連絡があったのは今年の1月8日の夜だった。確かに、あれから随分いろいろなことがあったなぁ。

2月中旬は突然のゴダイゴ・セルフ・フィーバー、2月下旬には修論合格通知、そして、突如思いついた義母からの色無地着物の洗い張りと着付け準備、3月15日には徹夜で仕上げた2019年度の準確定申告書類の提出および料理研究家の土井善晴氏の講演会、3月下旬には東京での学位授与式と祝賀会に出席、4月上旬の五年祭、4月29日には下鴨神社で三度目の献木植樹祭、5月3日には島本町での水無瀬シンポ、5月中旬にはPD友の会の講演会、等々….。

姫路駐屯地の方も、連絡が最初にあった頃、能登半島の大地震のために「明日から能登なんです」と言われていた。自衛隊が今でも「入浴支援」を継続されている由、さぞかしいろいろ大変だったことだろう、と不祥事一覧を作成しながら思ったことである。

肝心のモニターの委嘱状については、「郵送するつもりだった」が、上司から「直接手渡しでなければならない」と指示が入ったとのこと。(しかし、それは社会常識ではないだろうか?)そして、6月21日の午前中、初めて私から姫路駐屯地へJRで赴くことになった。

「6月21日、大丈夫ですか?」と問われ、壁にかけてあるカレンダーを急いでチェック。
実はこれも先約があり、その日の夜には既にチケットを入手してある大阪での講演会に出席の予定。また、午前中には自宅から徒歩7分の保健センターで「無料健康相談」と称する体組成計測にも予約してあった。のだが、健康予約はキャンセルして後回しすることを即決。

そこで「大丈夫です」と返答すると、「よかったぁ」と安堵の様子。

広報担当のこの姫路の自衛官さん、人は良さそうなのだが、多分まだお若いのだろうか、もう少し連絡を早めに緻密に伝える必要があると思う。もしかしたら、上官によく注意され、叱られながら成長中なのかもしれない。

一昨日の式典祝賀会で知り合った大津駐屯地の女性防衛モニターさんは、「うちは連絡がマメで、とても親切丁寧ですよ」。もう一人の男性モニターさんと予定を調整し合って、協力しながら活動を進めていらっしゃるようだ。

同じ陸上自衛隊であっても、駐屯地によって、やり方はさまざまだと聞いた。実際にそのようだと学んだ一日であった。

(2024年5月21日記)
…………….
2024年5月24日追記

2年前の今頃は、まだコロナ問題が継続しており、外出時は誰もがマスク姿だった。私はちょうど放送大学大学院のZOOMゼミが始まった頃で、毎月提出用のレジュメ作りと概念化の整理中で、とても千僧駐屯地の記念式に出かける余裕はなかった。

ところが、どういうわけか自然に上がって来たTwitterかFacebookの映像(You Tube)で、2022年5月17日の71周年記念行事ではバタバタと倒れる自衛隊員が現れており、仰天した。
誰もが同情的で、「お偉方の挨拶が長過ぎる」「次は誰が倒れるか、しか考えられないのでは?」というコメントが続出。

天候は曇り空のようだったが、コロナ対応で誰もがマスク着用のため、ますます疲労感を蓄積させていた頃ではなかったか?それに、「精神主義で根性を鍛える」みたいな訓練が、まだ残っていた時期だったかもしれない。

とてもハラハラさせられたが、(自分は院生としての課題に集中すべき時だ)とやっとのことで思い直した。

以下が、その映像である。
。。。。。。。。
(https://www.youtube.com/watch?v=rW1OPkIOb6U)
【自衛隊】式典中に次々と倒れる自衛隊員 何があったのか? / 一般客も苦痛な来賓祝辞・来賓紹介・祝電披露 / 第3師団創立61周年・千僧駐屯地創設71周年記念行事 Japanese soldiers

1,616,940 views
17 May 2022

【コメント抜粋】

・マスク外させて!酸素不足!
国民の為に日々頑張っている隊員の方をもっと大事にして。
・日本政府は日本の宝である自衛官の方々を大切にしてほしいです
・直立不動によって脚の血流ポンプの動きが悪くなって貧血気味なのと、熱中症でしょうかね。立ちっぱなしって本当に辛いですよね…装具も重いでしょうし本当にお疲れ様でした。
・マスクしてるから辛いのよ
・マスクなんか付けてるから熱中症になる。屋外でマスクを付けるのは止めるべき。
・長時間じっと立ち続けるというのは相当な苦痛を強いられます。少しでも動いていれば大丈夫なんですけど。動かないという身体への命令に心身がバランスを崩すんです。過酷だと思います。
・私は今年入隊した新隊員です!そしてすぐこの式がありました!1時間半くらい休めのポーズでお話聞くのは辛かったですwもう目の前がぼやぼやして倒れそうでした。。
・数年前から観閲式中に体調不良になった自衛官の姿を目にしてましたが…いかに鍛えた自衛官といえど、装具が暑くて熱中症になることもあるし、長い祝辞の間は立ってなきゃいけないし、日頃の疲れも(人間だもの)あるだろうし……こういうところに力いれたくなるのもわからないでもないけどもっと大事なことあると思います……

(以下省略)
。。。。。。。
恐らく批判が集中したのであろう、幸いなことに、今年の式典ではお偉方の挨拶は淡々と簡略化しており、弔電も二三通の紹介のみで、祝賀会の会場内にたくさん貼りだしてあった。お蔭様で、今回、私の見ていた限りでは、途中で倒れる人は一人も見当たらなかった。それよりも、雨が降って来たので、衣服が濡れたままでも一糸乱れず、楽器を鳴らしていた隊員のプロ意識に感動した。

政府高官と自衛隊の上官様方は、どうか若い自衛隊員をもっと大切にして差し上げてください!一国民、一近隣住民としての心からのお願いです。

(2024年5月24日記)

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北斎と広重 in 中之島

2024年5月18日(土)香雪美術館(後述)

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名古屋大学同窓会関西支部

2024年5月18日(土)大阪堂島の中央電気会館にて「はやぶさ」の話(後述)

危機感

www.hayabusa2.jaxa.jp

(後述)
。。。。。。。。。
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05F0I0V00C24A6000000/)
「ボーイング有人船、宇宙基地に到着 米の宇宙開発に弾み」
2024年6月7日

航空宇宙大手の米ボーイングと米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた新型宇宙船「スターライナー」が米東部時間6日午後1時34分(日本時間7日午前2時34分)、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。新規開発した宇宙船は初の有人宇宙飛行を実施し、NASAの宇宙飛行士2人をISSに送り届けた。米国の宇宙開発に弾みがつきそうだ。
宇宙飛行士はISSに1週間ほど滞在し、スターライナーの機能テストを実施してデータを収集する。14日以降に再びスターライナーに搭乗して地球へ向かう。NASAによると、米国の有人宇宙船は「スペースシャトル」などに続く6種類目となる。
スターライナーは米東部時間の5日午前10時52分(日本時間5日午後11時52分)に打ち上げられた。およそ15分後にロケットから分離し、その後、宇宙船が予定通り軌道に載った。
NASAによると打ち上げ前にヘリウム漏れが確認され、その後、2度のヘリウム漏れを確認したが、いずれも大きなトラブルはなかったとしている。
ドッキングは当初、6日の米東部時間12時15分頃を予定していたが、宇宙船の下部の一部装置に問題が見つかり、1時間程度遅れた。
約1週間後には再び宇宙飛行士を乗せてISSを出発する。大気圏への再突入と安全な着陸を実現できれば、実用化のメドが立つ。
ISSに到着し宇宙飛行士を送り届けたことは、今回の飛行試験で最も難しい課題の一つを乗り越えたことを意味する。ISSへの接続では数十キロメートル離れた場所から宇宙基地を認識し、燃料の噴射で機体の姿勢を微調整する高度な技術が要る。
スターライナーはボーイングが開発を進めてきた宇宙船だ。宇宙飛行士が操縦することなく自動で飛行することができ、緊急時は必要に応じて手動で操縦できる。今回、宇宙飛行士が乗って打ち上げる試験飛行は初めてだった。
19年に実施した無人の試験飛行ではエンジンが正常に動作せず、ISSへのドッキングを中止。22年に実施した2回目の無人の試験飛行では、ISSへのドッキングに成功して地球に帰還したが、機材の一部に問題が見つかり、実用化に向けた最終段階となる有人の試験飛行は当初予定から遅れていた。 
今回の有人試験飛行を経てNASAが承認すれば、スターライナーは運用段階に入り、ISSと地球の間を宇宙飛行士が行き来する輸送手段として使用できることになる。
1998年から建設が始まったISSには、かつては米国の「スペースシャトル」と、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で宇宙飛行士を送り届けてきた。
スペースシャトルが2011年に退役するのを機に、NASAは宇宙輸送の商用化を進めてきた。14年にボーイングとスペースXの2社にISSへ物資・宇宙飛行士を送り届ける宇宙船の開発を委託。スペースXは20年に宇宙船「クルードラゴン」の有人飛行に成功した。
米国がスターライナーを加え、自前の2機体制を確立できれば、万が一、片方の宇宙船が使えなくなっても、有人の宇宙開発を続けられる。現在、併用しているロシアのソユーズへの依存度も下げられる。

(ニューヨーク=川上梓、川原聡史)

(2024年6月7日転載終)

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PD友の会 in 大阪 (2)

2024年5月12日(日)の午後、開催された会合で聞いた講演内容は、iPS細胞とPD治療の現状であった。

まずは、私自身が毎日のダイジェスト版ニュース報道を拾い上げた過去ツィッター(X)から、iPS細胞を巡る報道リストを列挙してみよう。

2019年のピックアップ報道は、ちょうど主人が長期入院の第一段階にあった近畿中央病院時代から回復リハビリの伊丹せいふう病院に転院し、途中で強引に自主退院して徘徊や道路での転倒を繰り返していた時期に相当する。

2020年のピックアップ報道は、主人の余命1日と死後半年経った時のものである。

2021年には、山中先生が御退任になった。山中先生は、ノーベル賞受賞者としての責任感から、コロナ感染症対策についても初期から積極的に発信されていた。我が家では、山中先生の奥様の御実家が主人の実家のご近所でもあった関係上、PD治療法としての早期の実現性には期待していなかったものの、時折、話題にはしていた。

2022年には、iPS細胞を使った治療法が徐々に治験の段階に入っている報道が目立ち始めた。

2023年には、金銭面の問題が報じられた反面、iPS医療の進展も見られるようになった。但し、PD治療における展開は、治験段階に留まっている模様である。

2024年(☚ 今ここ)
。。。。。。。
2019年

(https://x.com/ituna4011/status/1167240543811719170)
Lily2@ituna4011
iPS角膜移植 世界3例目、夢の医療実用化着実に – 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20190829/k00/00m/040/383000c
10:00 AM · Aug 30, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1173737739860078598)
Lily2@ituna4011
iPS臨床応用、「仲間割れ」の舞台裏は  :日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXMZO49811600T10C19A9000000/…
《理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーが理研を辞め、再生医療界に衝撃》
8:17 AM · Sep 17, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1176271965989961728)
Lily2@ituna4011
余録:iPS細胞を使った再生医療の実用化が着実に進んでいる… – 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20190924/ddm/001/070/097000c…
8:07 AM · Sep 24, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1176272182499889154)
Lily2@ituna4011
iPS細胞、安定提供へ 京大研究所、一般財団法人設立 – 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20190920/ddm/012/040/078000c
8:08 AM · Sep 24, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1177061279673925632)
Lily2@ituna4011
iPS細胞でミニ多臓器、世界初 肝臓、胆管、膵臓が連結 東京医科歯科大 – 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20190926/k00/00m/040/094000c…
《ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、肝臓と膵臓が胆管でつながった「ミニ多臓器」を作ることに世界で初めて成功》
12:24 PM · Sep 26, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1183143137054621696)
Lily2@ituna4011
iPS細胞で創薬、指針づくりへ 効率高め参入促す: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXMZO50924720R11C19A0TJM000/…
7:11 AM · Oct 13, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1196215024877879296)
Lily2@ituna4011·
iPS備蓄事業、予算減額案 山中伸弥氏「非常に厳しい」: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXMZO52219680V11C19A1TJM000/
8:54 AM · Nov 18, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1199615054976450560)
Lily2@ituna4011
iPS細胞で軟骨組織培養し膝関節治療 臨床研究を厚労省に申請 京大 – 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20191127/k00/00m/040/089000c
6:04 PM · Nov 27, 2019

(https://x.com/ituna4011/status/1200200514283040768)
Lily2@ituna4011
京大・山中教授「iPS備蓄、国は支援継続を」: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXMZO52730350Y9A121C1EA1000/
8:51 AM · Nov 29, 2019

2020年

(https://x.com/ituna4011/status/1247039894624456704)
Lily2@ituna4011
Apr 6, 2020
「iPS細胞で新しい医療モデルを世界に」山中伸弥氏: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXMZO57517470R00C20A4I00000/
2:54 PM · Apr 6, 2020

(https://x.com/ituna4011/status/1317395781888872449)
Lily2@ituna4011
iPS視細胞、世界初の移植手術実施 神戸の病院 https://kobe-np.co.jp/news/iryou/202010/sp/0013784067.shtml… via @kobeshinbun
6:23 PM · Oct 17, 2020

2021年

(https://x.com/ituna4011/status/1468520248764952578)
Lily2@ituna4011
山中伸弥氏、京大iPS研究所の所長退任へ 22年3月: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUF084KM0Y1A201C2000000…
《高橋教授は神経難病のパーキンソン病をiPS細胞を使って治療する医師主導の臨床試験(治験)を18年に始めた》
6:58 PM · Dec 8, 2021

(https://x.com/ituna4011/status/1473466864756211715)
Lily2@ituna4011
山中氏が所長退任へ 京大iPS研に待ち構える難路: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQODK161B20W1A211C2000000…
10:34 AM · Dec 22, 2021

2022年

(https://x.com/ituna4011/status/1481834229637865474)
Lily2@ituna4011
慶応大学、脊髄損傷にiPS初移植 治療法に高まる期待: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUC136K00T10C22A1000000
12:43 PM · Jan 14, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1533277326125199362)
Lily2@ituna4011
iPSでパーキンソン病治験 2022年にも国に承認申請: 日本経済新聞
nikkei.com
「iPSでパーキンソン病治験 2022年にも国に承認申請」
京都大学は30日、世界初のiPS細胞を使ったパーキンソン病の医師主導の臨床試験(治験)開始に関する記者会見を開いた。京大病院の稲垣暢也・病院長、高橋良輔・脳神経内科長、京大iPS細胞研究所の高橋淳教授が出席した。主な質疑応答は以下の通り。――治験の意気込みを教えてください。「論文を書くのももちろん重要だが、患者を治してこそという思いがある。その意味でようやくスタート地点に立てた。これから積み
11:39 AM · Jun 5, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1541999462260031488)
Lily2@ituna4011
Jun 29, 2022
iPS医療、実用化へスタートアップが製薬会社と「伴走」: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUC204GT0Q2A620C2000000…
1:18 PM · Jun 29, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1553004415719964672)
Lily2@ituna4011
機密メモが語る山中iPS細胞事業の危機一髪!(安積明子) #Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7f6aa25907c74a7be7758d334661dae8f3d2fdf4

10:08 PM · Jul 29, 2022

(https://x.com/ituna4011/status/1559835257826058240)
Lily2@ituna4011
https://nikkei.com/article/DGXZQODK086UF0Y2A800C2000000… 《iPS細胞で劇的な治療効果が得られたという報告はなく》
6:31 PM · Aug 17, 2022

2023年

(https://x.com/ituna4011/status/1624995932927582208)
Lily2@ituna4011
iPS細胞による細胞療法の現状 https://blog.goo.ne.jp/pkcdelta/e/ded567d01c6fd735856b01db19330e7b… #gooblog
1:56 PM · Feb 13, 2023

(https://x.com/ituna4011/status/1681876399194525697)
Lily2@ituna4011
iPS細胞研究費、日本は米国の1割 事業化へ「死の谷」課題 – 日本経済新聞
12:59 PM · Jul 20, 2023

(https://x.com/ituna4011/status/1711507516981694511)
Lily2@ituna4011
iPS使う再生医療、近づく実用化 治療法ない病気に光明 – 日本経済新聞
7:22 AM · Oct 10, 2023

(https://x.com/ituna4011/status/1718773193912230139)
Lily2@ituna4011
アステラス、双腕ロボでiPS細胞培養 26年に治験薬製造 – 日本経済新聞
8:33 AM · Oct 30, 2023
98 Views

(https://x.com/ituna4011/status/1735066397234106806)
Lily2@ituna4011
ES細胞やiPS細胞、2024年にも医療現場へ 肝臓や心臓の病気治療に – 日本経済新聞
7:37 AM · Dec 14, 2023

2024年

(https://x.com/ituna4011/status/1779735230313804091)
Lily2@ituna4011
iPS由来の角膜移植、6月にも治験 大阪大発スタートアップ – 日本経済新聞
1:55 PM · Apr 15, 2024

(https://x.com/ituna4011/status/1794472045658390583)
Lily2@ituna4011
ES細胞やiPS細胞、2024年にも医療現場へ 肝臓や心臓の病気治療に 飛躍する再生医療㊤ – 日本経済新聞
5:54 AM · May 26, 2024

(2024年5月30日転載終)
………………
2024年9月21日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1836987637787414687)
Lily2@ituna4011
ネコiPS細胞の作製成功、病気の解明に期待 大阪公立大学 – 日本経済新聞

https://nikkei.com/article/DGXZQOUF200ON0Q4A920C2000000/…

← 猫 の拒否する権利は?
1:35 PM · Sep 20, 2024

(2024年9月21日転載終)

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自己紹介(転載)

はてなブログ(https://profile.hatena.ne.jp/itunalily/)

ユーリ(Lily)’s Profile

Hatena ID:itunalily
Nickname:ユーリ(Lily)
Description:まとめモードに移行中です

《自己紹介》
綱島(三宅)郁子(注:( )は旧姓)と申します。 名古屋市生まれの名古屋育ち。名古屋大学大学院文学研究科修士課程(1990(平成2)年3月)を経て、2024(令和6)年3月に医療福祉分野で二つ目の修士号(学術)。父方母方どちらも名古屋っ子。平和公園に両系の曾祖父母の代からのお墓があります。伊丹市在住。

1990(平成2)年4月から1993(平成5)年4月まで、国際交流基金の派遣により、マレーシアのマラヤ大学で教えておりました。滞在中の問題意識が現在に至る研究テーマにつながり、本ブログの当初の目的は、勉強ノートと生活記録でした。

信州大学の第二代眼科学教授で、1973(昭和48)年10月に信州大学の第六代学長に就任した故加藤静一は、私の父方の大叔父(父方祖母の弟)です。また、母方の大叔父である故加藤富三は、故加賀乙彦氏(精神医学専攻)と同期のフランス留学組で、帰国後は日本医科大学で放射線学教授を務めました。加賀乙彦氏の小説には、仮名で大叔父が登場しております。いずれも、昭和天皇と平成期の天皇陛下から受勲されております。両系の祖母達にとっては「一番の出世株」「自慢の弟」達だったようです。それぞれの甥と姪だった両親も、それぞれに可愛がっていただきました。

どうぞよろしくお願いいたします。

1. 2007年6月22日から2018年12月23日末までの丸11年半、日本語版と英語版で「はてなダイアリー」を綴ってきました。2019年2月下旬、投稿内容は同一のまま「ダイアリー」から「ブログ」へ移転いたしました。但し、元のプロフィールは、その後のブログ記述に反映されていますので、削除しました。

『ユーリの部屋』(https://itunalily.hatenablog.com)
“Lily’s Room” (https://itunalily2.hatenablog.com)

*リンクは自由ですが、一言ご連絡いただければ幸いです。なお、最終的な著作権は「はてな」さんにありますが、文中の情報一切に関する無断引用は、固くお断りいたします。

2. 2008年1月6日から2014年6月30日まで、第二弾英語版ブログ“Lily’s Room(Part 2)”(http://pub.ne.jp/itunalily)を立ち上げました。過去の「はてな」投稿には、こちらの引用アドレスが含まれている場合もありますが、プロバイダーの都合で既に閉鎖されています。どうぞご了承ください。

3. 上記2の内容も含めて、2015年3月22日から新たな個人サイトを開設しました。

Lily’s Room(Part 2)(http://itunalily.jp/wordpress/)

4. ツィッターとリンクしています。

・旧(https://twitter.com/itunalily65)(2010年7月4日-2013年9月27日)
・新(https://twitter.com/ituna4011)(2012年1月31日-)

5. フェイスブックもあります。

(http://www.facebook.com/profile.php?id=1667289011&ref=profile&v=info)または(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)(2008年11月-)

6. 米国のイスラム研究者であるダニエル・パイプス博士からのご依頼で、2012年3月より丸6年間、邦訳作業をしました。

(https://ja.danielpipes.org/art/year/all)

以 上
。。。。。。。。。。

(2019年2月21日記/2019年7月28日・9月22日・2021年10月10日追記/2019年8月12日一部修正/2024年1月26日加筆/2024年1月27日部分修正/2024年4月2日加筆修正)

(2024年5月16日転載終)

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