江崎玲於奈氏のこと

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2024年3月12日投稿

1990年代初頭、マレーシアのマラヤ大学でお目にかかりました。ユーモア溢れる熱気に満ちた講演会でした。
サイン入りの色紙をいただき、お言葉もかけてくださいました。
末永くお元気でいらしてください。

《社会学者は後天的育成を重視したがる。共産主義者も後者で、だから戦後の学校は平等というコンセプトを追い求めてきた》

☚ 確かに、中学や高校の時、担任の先生方が「人には能力の差がなく、単純に努力したかしないかの差だけだ」と繰り返していたが、今となっては…….。「親ガチャ」言葉の流行。

。。。。。
《髙橋 眞人氏のフェイスブックからの転載》

【今日の名言】江崎 玲於奈物理学者

自分らしい生き方をするためには、自分を主張し、自分を守るために戦うことを避けてはいけない。
科学やビジネスに進歩をもたらすのは、飽くなき挑戦です。むろん挑戦にはリスクが付き物ですが、だからといってひるんではいけません。創造的な挑戦を続ける限り、成功しても失敗しても、あなたが得るものは大きい。

学問を知っている人は、学問を愛する人に及ばない。学問を愛する人は、学問を楽しむ人に及ばない。
優れた科学者は一芸に秀でた人間というよりも、むしろあらゆる視野を兼ね備えた教養人です。この幅広く、多角的な視点を持つということが、創造性の原動力になるのかもしれません。

挑戦した結果が失敗であれば、そのことを踏まえて新しい方向へ頭を切り替えることができるという利点が発生します。私自身もたくさんの失敗を繰り返し、そこから学ぶ人生を送ってきました。
新しい分野を見つけることです。そうすれば二流の人間でも一流の仕事ができる。
いつも歩く道を離れ、未踏の森に飛び込み、新しいものを探れ。

ノーベル賞を取るための五つの「してはいけないこと」。従来の行きがかりに囚われすぎてはいけない。他人の影響を余り受けすぎてはいけない。無用なものは全て捨てなければならない。戦うことを避けてはいけない。何か絶対的なものを信じすぎてはいけない。

人間が成功する条件というのは、個性的なタレント(才能)、それを磨くためのハードワーク(努力)、そして人知を超えたチャンス(運)。この三つの組み合わせであると思います。
日本の学問は、ものを習う「修得型」で、何か新しい事に挑戦する「探求型」が不足している。というより「探求心」の教育を受けていないと言っていいと思います。

将来は過去や現在の単純な延長ではなく、まったく別のアプローチからブレイクスルーやイノベーションが生じます。ですから、科学者は忠実なフォロワー(追随者)であるよりも、独創的なリーダーでなければいけません。

人は欠陥が多く不安定な方が、創造性がある。立派な人格者を育てる教育に創造性が入る余地はない。日本人は皆、立派で完成されているが、完成した人格は進化を受け入れない。
サプライズは偶然と必然の交差の産物です。人間の創造性のすばらしさに感動した私は、いつかは自分でも学界に衝撃を与えるような仕事をしたいと考えました。そのためには他人の後塵を拝していてはだめ。どんな小さなことでもよい、人がやらないことを研究しようと心に決めました。

遺伝的な資質と、生まれた後の環境や教育とでは、人間にとってどちらが重要か。優生学者は生まれつきだと言い、社会学者は後天的育成を重視したがる。共産主義者も後者で、だから戦後の学校は平等というコンセプトを追い求めてきたわけだけれど、僕は遺伝だと思っています。
いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの遺伝情報に見合った教育をしていく形になっていきますよ。

時には、踏みならされた道を離れ、森の中に入ってみなさい。そこではきっと、あなたがこれまで見たことがない何かを新しいものを見いだすに違いありません。
もし、日本の教育が個人のタレントを引き出し得ないとしたら、日本の社会は衰退してしまいます。アメリカの教育では、少なくとも日本よりそうしたタレントを育てられているんじゃないかと感じています。その点で、今の日本の教育に危機感を抱いています。

一般的に日本の若者は「こうやれ」と言われるとよくできます。しかし、自分から何かを発見する事は苦手です。それに挑戦する精神も乏しい。
日本人は先ず模範生を決め、競争する。だが、考え方が呪縛されている。ノーベル賞を取るには、どんな勉強をしなければいけないか、と。

※3月12日は江崎玲於奈氏の98歳の誕生日です。

(2024年3月13日転載終)

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国防問題

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

左翼活動家の支援も摘発を。

産経新聞』(https://www.sankei.com/article/20240310)

「<独自>朝鮮学校補助金、93自治体が支出、100を割る」
2024年3月10日

《平成28年度には、計121自治体(14道府県、107市区町)》
《令和3年度に100自治体(11道府県・同89市区町)》
《令和4年度に補助金を支出した道府県と市区町は計93自治体》
《平成21年度の補助金総額は計8億円を超えていた》
《令和4年度の補助金総額は3年度比814万円減の計2億3064万円》
《6つの朝鮮学校がある兵庫県は4年度は4689万円の支出》
《朝鮮学校の教育や人事、財政には、北朝鮮と密接な関係にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の影響》
《令和5年5月1日時点で全国に57校(うち4校休校)ある。朝鮮籍のほか、韓国籍や日本国籍の子供も通っている。》

(2024年3月11日転載終)
………………..
2024年3月30日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1772945929600893195)
Lily2@ituna4011
【カラー化】大日本帝国海軍 昭和18 (1943)年 東京 市中行進 軍艦行進曲 https://youtu.be/BmcvsQ6KvKM?si=ogQP95IOAtb1WCKk… via @YouTube
☚中学の運動会では行進曲に使われていた。
8:17 PM · Mar 27, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1773280188937245174)
Lily2@ituna4011
日英伊による次期戦闘機開発 輸出巡る「国民の理解」さらに遠のく https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00179/032700197/?n_cid=nbponb_twbn…
← 理解が遠のいたのではなく、もっと理解したいのである。
6:25 PM · Mar 28, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1772830014691815427)
Lily2@ituna4011
今、1960年代から70年代の国内外の日本の情報機関の記録を古本で読んでいるところですが、イスラム過激主義と政治的左翼の結託や国際関係は、今も昔もあまり変わっていないという印象を受けます。ちなみに、犬養毅氏は、一度も「話せばわかる」とはおっしゃらなかったそうです。
12:36 PM · Mar 27, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1772830658307793355)
Lily2@ituna4011
誰かがあたかも見聞してきたかのように広めた工作話でしょうね。正確なところは、孫娘さんの犬養道子氏が著書に記されています。
12:39 PM · Mar 27, 2024

(2024年3月30日転載終)
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(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

髙橋 眞人 
2024年3月26日投稿

【今日の名言】栗林 忠道(陸軍大将、硫黄島守備隊最高指揮官)

(日頃、妻に対し)アメリカは戦ってはいけない国だ。
(硫黄島へ出発の際、妻に対し)今度は骨も残らないかもしれない。
(硫黄島から妻に宛てて)人間は生死の関頭に立てば、矢張り一家のことが一番気にかかることがはっきりします。
(長男に宛てて)男には「意思」の強固ということが何より大切である。意志の弱い男は何ができても役に立たない。家にいる時は母や妹達と愉快に話をし、時に冗談の一つも飛ばして家の中を明るくすることが大切である。
我々の子供らが日本で一日でも長く安泰に暮らせるなら、我々がこの島を守る一日には意味がある。祖国のため、我々は最後の一兵になろうとも、この島で敵をくいとどめることが責務である。
(兵に配布した「敢闘の誓い」)一、我らは全力で本島を守りぬく。二、我らは爆弾を抱いて敵の戦車にぶつかり粉砕する。三、敵中に斬り込んで敵を皆殺しにする。四、一発必中の射撃にて敵を撃ち倒す。五、各自が十人殺さなければ、死んでも死なない。六、最後の一人になってもゲリラによって敵を悩ます。
戦局は最後の関頭に直面している。兵団は本日17日夜総攻撃を決行し敵を撃滅せんとす。各部隊は今夜零時を期して各方面の敵を攻撃、最後の一兵となるもあくまで決死敢闘する。振り返ることは許されない。予は常に諸子の先頭にあり。
(最後の訓示)予が諸君よりも先に先陣に散ることがあっても、諸君の今日まで捧げた偉功は決して消えるものではない。いま日本は戦に破れたりといえども、日本国民が諸君の忠君愛国の精神に燃え、諸君の勲功をたたえ、諸君の英霊に対し涙して黙祷を捧げる日がいつか来るであろう。安んじて諸君は国に殉ずべし。天皇陛下万歳!

(辞世の句)国のため 重きつとめを果たし得で 矢弾尽き果て 散るぞかなしき(国のために防衛線を守る重責を果たせず、武器弾薬も尽き果て、このまま散っていくのは大変無念である)。

※3月26日は栗林忠道中将(死後大将に昇進)の命日(1945年)です。硫黄島守備隊最高司令官だった栗林は、圧倒的に優勢な米軍の攻撃に対し、最後まで将兵の士気を低下させず、「5日で落とす」との敵の予想を遥かに上回る1か月半も防衛した指揮力で米軍関係者から「戦争で直面した最も手ごわい敵の一人」と評されています。

(2024年3月30日転載終)

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調査能力が劣化したAI

2024年1月21日付ブログ「チャットAIを再び試してみた」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=6018)の再現として、AIで自己紹介を検索してみた。
結果は、1月時点よりも3月現在の方が、調査能力が劣化していると判明した。
。。。。。。。
(https://copilot.microsoft.com/?form=MY02E6&OCID=MY02E6&culture=ja-jp&country=jp)

自分:Ikuko Tsunashima-Miyakeさんについて教えてください。
自分:綱島(三宅)郁子について教えてください。

Copilot:綱島(三宅)郁子さんは、日本の学者であり、マレーシアにおける言語学、文化、宗教に関する研究で知られています。以下に彼女の一部の経歴と業績を紹介します。

1. マラヤ大学での研究と指導:

綱島さんはマラヤ大学で言語学を教え、研究を行っていました。
彼女はマレーシアの言語や文化について深く理解し、学生たちに指導を提供していました。

2. マレーシア華人による中国語聖書翻訳史の研究:

綱島さんは中国語聖書の翻訳にも関心を持っており、その歴史や影響について研究しています。
彼女はマレーシアの聖書協会で翻訳のチェックを担当していた経験もあります。

3. 相互理解と対話に関する論文:

彼女はマレーシアにおけるイバン語聖書禁止・解除事件の影響と合意についての論文を執筆しています。

綱島さんは、言語学や宗教において重要な研究を行い、日本とマレーシアの文化交流に貢献しています。

《詳細情報》
1 jams92.org
2 ci.nii.ac.jp
3 jams92.org
4 ja.danielpipes.org
5 iss.ndl.go.jp
6 cir.nii.ac.jp
7 cir.nii.ac.jp
8 media.gettyimages.com+2 その他

(2024年3月11日記)
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2024年3月19日追記

(https://www.bing.com/search?showconv)

自分:綱島(三宅)郁子さんの「ユーリの部屋」ブログについて教えてください。
Copilot:「ユーリの部屋」は、綱島(三宅)郁子さんが運営するブログです1。彼女は名古屋市生まれの名古屋育ちで、最終学歴は名古屋大学大学院文学研究科(1990年卒)です。ブログでは、彼女の思考や視点を共有し、読者との対話を促しています。具体的な内容については、直接ブログをご覧いただくことをお勧めします1。彼女のブログは、彼女の視点と経験を通じて、多くのトピックについて深い洞察を提供しています。

《詳細情報》
1 profile.hatena.ne.jp

(2024年3月19日記)

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自己紹介の更新

FacebookとTwitter(X)の自己紹介を更新しました。

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)
ユーリ(Lily)
綱島郁子(旧姓:三宅)。名古屋市生まれの名古屋育ち。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了(平成2年)。医療福祉で修士号確定(令和6年3月)。平和公園に両系の曽祖父母の代からお墓。
。。。。。。。。
ユーリ:あらま、O様、ありがとうございます。設定を間違えました!

K・M様:今後の活躍を楽しみしております 神様に守られて頑張ってください
ユーリ:M様、ご無沙汰しております。メッセージいただき、何よりです。名古屋でお世話になったことに少しでも恩返しすべく、これからも励んでまいります。神経難病について、この度、論文にしました。まだベースを固めただけですので、これからもゆっくり進めていきます。どうぞお元気でいらしてくださいね。

ユーリ:H様、ありがとうございます。

ユーリ:T様、過分な応答、ありがとうございます。

ユーリ:H様、ありがとうございます。

(2024年3月10日転載終)

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社会主義イデオロギー

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2024年3月8日投稿
www.youtube.com/watch?v=xSH2edfejgQ
「トランプは多様性や環境問題を終わりにする!もしトラ」
竹田恒泰ch公式切り抜きチャン
2024/03/08

good! 全て社会主義イデオロギーの現代版。

(2024年3月10日転載終)

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ムーミン

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2024年3月9日投稿

私はスナフキンでした!

《あなたは物を所有することを好みません。もし、何か美しいものを見つけたら、それを手に入れるよりも、心にそっとしまうか、それについての詩を書くでしょう。》
《他の人から本当の友達だと信頼され、ときには悩みや相談を持ちかけられます。でも、あなた自身は他人がずかずかと踏み込んできたり、何か命令されたりすると、ひとりになりたい!と思うタイプです。》

ぴったりではないですか!皆様、取り扱いにご注意を!

(2024年3月10日転載終)

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ゴダイゴその5

2024年2月12日以降、突然、火のついたように中学1年2年の頃に流行っていたゴダイゴの自分ブーム。

1. スティーブ・フォックス『Who am I? 不良、ロックスター、牧師 自分を探し求めて』(1995年)

PDF版で購入して読んでいる。日米の血を引く日本生まれの日本育ちであり、複雑な青春時代を経てなお、芯は真っすぐな印象のあるフォックスさん。ゴダイゴの裏話を含めて、なかなか考えさせる内容を含む。

2. CD『ゴダイゴベストPBB-87』日本コロンビアミュージックエンタテイメント会社

タケカワユキヒデさんは、見た目以上に表現力や感性の豊かさ、鋭さを秘めた方だと思った。今のような殺伐とした時代には特に、ゴダイゴが大ヒットした1978年から80年代前半にかけての伸びやかな歌声と人懐っこい笑顔が、(当時は当たり前のように思っていても)改めていかに大切だったかを思わせる。帰国子女でもなく、国内育ちなのに英語で歌う度胸も、先進性があったと言える。少子化の時代に、養女一人も含めて、一男四女を生み育て、「毎日楽しい」と言い切るあたり、(凄いなぁ)と思う。勿論、奥様は輪を掛けて素晴らしい。

3. 『サラダな家族』タケカワユキヒデ(1995年11月):尼崎市立図書館➡伊丹市立図書館で借りた。

4. 『パパだから出来る!』(鈴木光司との対談)(2000年2月)(pp.131-147):伊丹市立図書館で借りて該当箇所を複写した。

5. 『バカは死んでもバカなのだ-赤塚不二夫対談集-』(2001年8月)(pp.255-273):伊丹市立図書館で借りて該当箇所を複写した。

6. 『娘を持つ父親のための本』タケカワユキヒデ(2001年12月):尼崎市立図書館➡伊丹市立図書館で借りた。

7. 『父から子へ伝えるもの-親父の履歴書』日本ファーザーズディ委員会(監修)(2002年6月)(pp.182-186):伊丹市立図書館北分館から借りた。

8. 『ビューティフルネームの本』タケカワユキヒデ(2012年11月/2013年12月):購入した。

研究テーマの作業や今後の勉強計画との直接の関係は全くないが、このようなのびしろ部分は、人生にとって必要不可欠ではないかと考えている。

(2024年3月10日記)
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2024年3月16日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1768186954951311756)
Lily2@ituna4011
今もCDを聴いています。元気づけに最適です。
5:06 PM · Mar 14, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1768199157972672530)
Lily2@ituna4011
面白いニュース。タケカワユキヒデさんは、「共学に行きたかったけれど、言う勇気がなかった」由。
5:55 PM · Mar 14, 2024

(2024年3月16日転載終)
………….
2024年3月30日追記

(https:www.nikkansports.com/entertainment/news/202401130001206.html)

タケカワユキヒデが名曲「銀河鉄道999」誕生秘話明かす「3時間半で2曲…」ハラミちゃん感激
2024年1月13日20時0分

ロックバンド、ゴダイゴのタケカワユキヒデ(71)が13日、東京ガーデンシアターで行われたポップスピアニスト、ハラミちゃん初の47都道府県ツアーの千秋楽公演にサプライズ出演した。2人で「銀河鉄道999」を披露。作曲を手がけた同曲の貴重な誕生秘話を明かした。

ステージでハラミちゃんとの初コラボレーションを終え、観客から歓声と拍手を浴びた。ハラミちゃんから「ご本人だからこそおうかがいしたいです。このような名曲、どうやって作ったんですか?」と聞かれると、「ご存じの方もいらっしゃると思うんですけど…」と前置きしつつ、同曲をリリースした1979年(昭54)当時のエピソードを明かした。

「別の仕事…ゴダイゴのアルバムをずっと作っている時で、(アニメ)『銀河鉄道999』の主題歌を書かなきゃきゃいけないっていうのは知ってはいたんですけど。僕は英語の歌詞が来てから曲を作るタイプだったんですよ」と説明。「詞が来るのをずっと待っていたんですけど、いつまでたっても来ない。そのアルバムを作っている時の夜中、プロデューサーが来たので、この話はなくなったのかな?って聞いたら、『今、詞ができた』って、ウソみたいな話で。それで詞を渡されたんです」と回想した。

「レコーディングいつなの、って聞いたら『明日』って言われたわけです。『明日の昼からレコーディングだけど大丈夫か?』って言われて。『まだ12時間ある』って答えたんです」と笑顔で明かすと、ハラミちゃんから「えっ!? ポジティブ~」と驚かれた。「そこからすぐ帰って自宅で曲を作って、実はあっという間にできたんですよ。譜面を書いて、ほとんどそのまんま(使えました)。ただ、その後、転調した後にカッコよく戻れなくて。そこで1時間くらい使って。これは無理だなと思って、戻さないまんまデモテープを作った。戻すのは(編曲を担当した)ミッキーに任せようと思って」と振り返った。

「さあこれを持ってプロデューサーのところに行こうかなと思って、紙をめくったらもう1曲あったんです」と苦笑い。挿入歌の「テイキング・オフ!」だったという。「これも書かなきゃいけない、と思って。で、書いて。デモテープ作って、3時半。12時に帰って3時半だから、3時間半で(2曲作った)」と告白した。

「そこからプロデューサーに持っていって、聴かせたら『いいんじゃないか』と。ただ1つだけ変えてほしいと。最後のところをオクターブ上げてくれるかな、と言われて、上げて。それで、こんなにポップな曲になりました」と話した。「3時間半で2曲。だから、うちに帰って、寝たんですよ。レコーディングの前に寝られた」と笑った。
翌日正午に、レコーディングに訪れた。「デモテープを持って行って、みんな待ち構えていて。ミッキーはその曲とラジカセだけ持って、1時間出てこないんですよ。みんなでインベーダーゲームをやりながら待っていた」と回想。「もし荒れていたらヤバイから、誰も行きたがらない。みんな忙しくてイライラしているから。それで僕が行ったんです。『どうした~?』って満面の笑みで」と明かした。

「そしたら、あとはイントロだけだ、と。作ってもらっったイントロの中に、(完成形の)チャーンチャーン、チャーンチャーン、があったんですよ。で、僕が『これにして! 他のいらない!』って無理やりあのイントロにしたんですよ」と説明。ハラミちゃんからも「運命ですね!」と言われ、「僕は曲を書いたことよりも、あのイントロを決めたことのほうが偉いと思う」と笑った。

ハラミちゃんも「すごい誕生秘話。曲もそうですけど、イントロも“神イントロ”ですよね」と興奮気味だった。タケカワは「みんなで駆け足で作った曲なんですけど、こんなに長い間ねみんなに喜んでもらえるなんて最高です。ありがとうございました」と感謝し、観客から拍手を浴びた。

(C)2024,Nikkan Sports News.nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての著作権は日刊スポーツNEWSに帰属します。

(2024年3月30日転載終)
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2024年4月14日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1777905478783451227)
Lily2@ituna4011
[Band-Score]Monkey Magic(ゴダイゴ) https://youtu.be/oodx4rPbCIA?si=7o6YRbRfjJ-bQnRg… via
@YouTube
☚楽譜を見ると、改めて凄い曲だと……。
12:44 PM · Apr 10, 2024

(2024年4月14日転載終)

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いずみホールの演奏会

まずは、過去ブログから。

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20070805)
2007-08-05「他山の石?」
《今日の午後は、大阪いずみホールで、コードリベット・コールによる「ヨハネ受難曲」の演奏会があります。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20070806)
2007-08-06「「ヨハネ受難曲」など」
《初めて訪れたいずみホールは、豪華なパイプオルガンが設置されていて、よいホールでした。事前にわざわざお電話をくださった事務局の方に「実は、いずみホール、初めてなんです」と申し出たところ「では、いいお席をご用意いたします」とご配慮くださり、真ん中辺りの本当によい席を用意していただきました。こういうお心遣いは、演奏会の楽しみを倍加します。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090116)
2009-01-16「真に人を育てること」
《今晩は、いずみホールで、庄司紗矢香さんとイタマル・ゴラン氏のリサイタルが開かれるので、今から楽しみにしています。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090117)
2009-01-17「いずみホールでのリサイタル(1)」
《昨晩、庄司紗矢香さんとイタマル・ゴラン氏のリサイタルが、大阪のいずみホールで開かれました。
客席800席の豪華シャンデリア付ホールがほぼ満席(99%)。年齢層は白髪シニアから小学生までと広く、しかも平日とあって、仕事帰りのサラリーマン風の背広やジャケット姿の人も多く、落ち着いた雰囲気。休憩時間には、半数の人が席を立って外へ出て行き、残りの人達は、ほぼ一様に、プログラムの解説をじっと読みふけっているような客層でした。かくいう私も、一人参加のため、解説を読んで、前半の余韻に浸っておりました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090120)
2009-01-20「若い音楽家の人生から学ぶ」
《画家のお母様がそんなお嬢さんを大切に育み、「何をするときにも、キャンパスいっぱいに、大きく描きなさい」と小さい頃から教えていたそうです(『いずみホール音楽情報誌 Jupiter』Vol.113, 2008.12-2009.1, [楽器拝見 vol.49] , p.10)。また、お祖母様が歌人だったとは、この記事で初めて知りました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090123)
2009-01-23「いずみホールでのリサイタル(2)」
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090126)
2009-01-26「いずみホールでのリサイタル(3)」

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090701)
2009-07-01「シャガールと聖書 そして共感覚」
《庄司紗矢香さんが最近、個展を開き、音楽と並行共存する形で、もう一つの解釈表現として絵画の試みを披露されていました。彼女は、子どもの頃、何か言うと周りから変だと思われてつらかったとも、いずみホールのパンフレットに書いてありました(参照:2009年1月20日付「ユーリの部屋」)。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20101105)
2010-11-05「囚われない心を保つ」
《今夜、いずみホールでの庄司紗矢香さんとカシオーリさんのベートーヴェンのリサイタル、楽しみです。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20121104)
2012-11-04「パソコンって本当に便利なのか?」
《昨日は、「ウィーン国際音楽祭イン大阪」なる演奏会のために、いずみホールへ。その前には、ホテル・ニューオータニで昼食を。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20121105)
2012-11-05「いずみホールの演奏会」
《私達が聴きに行ったのは11月3日の「いずみホール」です。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20140312)
2014-03-12「3.11の三周忌に」
《昨夕は、東日本大震災追悼・復興祈念コンサートとして、大阪いずみホールでブラームスのドイツ・レクイエム(op.45)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090315)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090316)を聴いてきました。指揮は延原武春氏。》
。。。。。。。。。
上記のブログ抜粋を参考に、大阪城公園近くにある「いずみホール」での演奏会に出かけたリストを作成すると、以下のようになる。

・2007年8月5日  コードリベット・コール「ヨハネ受難曲」 
・2009年1月16日 庄司紗矢香/イタマル・ゴラン
・2010年11月5日 庄司紗矢香/ジャンルカ・カシオーリ
・2012年11月3日 庄司紗矢香/ジャンルカ・カシオーリ(ウィーン国際音楽祭 in 大阪)
・2014年3月11日 ブラームス「ドイツ・レクイエム」(東日本大震災三周年記念)

つまるところ、これまで5回は行っていたのに、2018年3月までのパイプス訳文作業や、2018年9月下旬に主人の勤務先の転勤で兵庫県に引越ししたこと、その後の急激な主人の病状悪化やその他もろもろ、2020年10月に科目生として始まった放送大学大学院の勉強、2022年4月からの正規の修士課程院生としての毎月のゼミ参加や論文作業等で、すっかり忘れてしまっていた。
。。。。。。。。。
3月7日の主人の月命日の夜、丸10年ぶりにいずみホールでの演奏会に赴いた。これで6度目になる。
昨年の12月25日に、チケットを入手していた。iPhoneでtwitter(X)を眺めていたところ、偶然にもすっと上がって来たのが小菅優さんの「祈り」シリーズ。(来年の3月なら、修論の結果も出ていることだし、合否がどちらであっても、自分を慰めるにはいいのでは?)と、何とも身勝手な自己都合ですぐに思い立ったのだった。

結果的には、とても良い雰囲気の演奏会で、中堅の実力派による力演。聴く側に与えるインパクトやエネルギーのパワーに圧倒されたこともあってか、翌3月8日は一日中ごろごろしてしまい、届いた中古の左翼本を読んだりして過ごしていた。
。。。。。。。。。
(https://twitter.com/yu_kosuge/status/1764965758935982411)
Yu Kosuge@yu_kosuge
昨日のリハーサルより #メシアン #時の終わりのための四重奏曲 第7楽章 《時の終わりを告げる天使のための虹の錯乱》より from yesterday’s rehearsal excerpts from #Messiaen Quartet for the end of time 7th mov.
7:46 PM · Mar 5, 2024

(https://twitter.com/Kajimoto_News/status/1765627639652569289)
KAJIMOTO@Kajimoto_News
【#小菅優 #吉田誠】 小菅が #住友生命いずみホール と新たにスタートする室内楽シリーズのリハが進行中。#金川真弓 さん、#北村陽 さんと《祈り》をテーマにメシアン「時の終わりのための四重奏曲」他、新しい試みを交えた意欲的なプログラムをお届けします。本日19時開演!
3:36 PM · Mar 7, 2024

(https://twitter.com/Izumi_Hall/status/1765663057143873999)
住友生命いずみホール公式ツイッター@Izumi_Hall
【公演は7日19時!】 ホールではリハーサルが行われております。 エネルギーあふれる演奏、4人の気持ちが重なった音楽が心に届いてきます。 今夜が楽しみでなりません。 ご来場お待ちしております! 3/7(木)19時開演 小菅 優 #いずみ室内楽シリーズ Vol.1 祈り https://izumihall.jp/schedule/20240307…
5:57 PM · Mar 7, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765726874096091293)
Lily2@ituna4011
行って来ました。 しっとりとして、いい時空間でした。 メシアンは、やはりメシアン。四重奏は、初めて生で聴きました。 久しぶりのいずみホール、客層がしっかりしています。サラリーマン風の背広姿が渋くて…..。 CD販売が地味でしたが、一枚、買い求めました。テーマを決めたシリーズ。
10:11 PM · Mar 7, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765892916785062136)
Lily2@ituna4011
最近では、リハーサルの様子も見せてくださるのですね?ゲネプロみたいに。
9:10 AM · Mar 8, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765893217944584403)
Lily2@ituna4011
はい、パイプオルガンの演出、素晴らしい試みでした。
9:12 AM · Mar 8, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765893419254284361)
Lily2@ituna4011
深い音色でした。
9:12 AM · Mar 8, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765893627153416545)
Lily2@ituna4011
いい時空間でした。
9:13 AM · Mar 8, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765893894221566070)
Lily2@ituna4011
まさに音楽作り。聴く側も参加して。
9:14 AM · Mar 8, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765912350874566681)
Lily2@ituna4011
全然関係ないですけど、クラシックの音楽家がリハーサルする時、普段着なんですね? ドレスリハーサルがない、ということもあるのでしょうか?
10:28 AM · Mar 8, 2024

(https://twitter.com/Kajimoto_News/status/1765980487871516924)
KAJIMOTO@Kajimoto_News
【#小菅優 #吉田誠】 #住友生命いずみホール で小菅がお届けする室内楽シリーズの第1回《祈り》が終演。今回は #金川真弓 さん、#北村陽 さん、吉田と組み、19-40歳の4人がそれぞれの経験値や音楽観から活発に意見を出し合い真剣に音楽をする姿が印象的でした。来年の第2回も乞うご期待! @yu_kosuge
2:58 PM · Mar 8, 2024

(2024年3月9日転載終)
。。。。。。。。。。。
当日のプログラムを以下に。

「小菅優 いずみ室内楽シリーズ Vol.1 祈り」
主催:住友生命いずみホール

曲目:C.サン=サーンス「祈り」op.158
   L.ブーランジェ「哀しみの夜に」
   O.メシアン「多くの死」
(休憩20分)
   O.メシアン 「時の終わりのための四重奏曲」
          Ⅰ. 水晶の典礼
          Ⅱ. 時の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
          Ⅲ. 鳥たちの深淵
          Ⅳ. 間奏曲
          Ⅴ. イエスの永遠性への讃歌 
          Ⅵ. 7つのラッパのための怒りの踊り
          Ⅶ. 時の終わりを告げる天使のための虹の錯乱
          Ⅷ. イエスの不滅性への讃歌

出演:小菅優(ピアノ/プロデュース)
   金川真弓(ヴァイオリン)
   北村陽(チェロ)
   吉田誠(クラリネット)
。。。。。。。。。
演奏会に行く度に、記念として購入する習慣のあるCD。今回は、並べられていたものを一枚ずつ吟味して、これを選んだ。小菅さん以外のCDは残念ながらなかった模様。

 “Four Elements Vol.Ⅳ:Earth”
「水」「火」「風」の次に「大地」というテーマで4年かけて作り上げたシリーズの最終版。

曲目:フランツ・シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人」D.760
     レオシュ・ヤナーチェク:ソナタ「1905年10月1日街頭にて」 「予感」「死」
   藤倉大:Akiko’s Diary
   フレデリック・ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
録音:2021年9月13-16日 ベルリン
。。。。。
いずみホールでの座席は、中央中段辺りで、演奏者がまっすぐに見える、とても良い席だった。

(2024年3月9日記)

Posted in Japanese culture, Piano, Shoji Sayaka, Violin, © 2024 by Ikuko Tsunashima-Miyake | Leave a comment

左翼本に関して

(https://twitter.com/ituna4011/status/1764158808732172429)
Lily2@ituna4011
大学左翼教授名鑑:2000名の先生と紛争と派閥』を読んでいる。具体名が挙げられ、恐ろしい。私の学生時代には著名な学者として名を広めていた人々も含まれる。教科書に文章が掲載されていた知識人も。現在もお弟子筋がネットワークを張り巡らしているはず。大学名を偏差値で見るのは間違い。
2:20 PM · Mar 3, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765472113547460840)
Lily2@ituna4011
読了。個人名も多数。現在にも繋がる活動がかなりある。 公立中学や県立高校の教科書に載っていた人名も含まれる。 勿論、関わったことは一切ない。 漫然と、あるいはスクラップまでして熱心に新聞を読んでいた時代は、遥か彼方に。きちんと判別すべき。
5:18 AM · Mar 7, 2024

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765904145738031366)
Lily2@ituna4011
人物戦後左翼文学運動史』も古本で入手。 国文学科の学部生の頃、文芸評論家の引用を並べた演習のレジュメは、教授が一目で却下。今なら深い教育的思慮を感じる。私の場合は、あいうえお順で発表当番が回ってくるのが後ろだったために、助かった。 若い時に路頭に迷わないように。
9:55 AM · Mar 8, 2024

(2024年3月9日転載終)
。。。。。。。。。
以下の本をまとめて入手した。

水島毅(発行)思想運動研究所(編)全貌社 

左翼30集団-こうして日本は破壊される』(1968年)
1970年の進歩的文化人』(1968年)
大学左翼教授名鑑-2000名の先生と紛争と派閥』(1969年)
人物戦後左翼文学運動史』(1969年)

恐らくは、内閣調査室のような政府与党側が左翼文献を収集して分析した調査であろうか。あるいは、内部情報を入手しての記述かもしれない。当時は、国の威信と国防を兼ねて、もっと騒々しい部分があったが、私が幼稚園に入る前後の頃、妹が生まれて赤ちゃんだった頃なので、世の中の情勢なぞ、わかるよしもなかった。

それにしても、教科書に載っていたら、若い心と頭が素直に受け止め、吸収してしまう。しかも、それが試験に出題されるとなれば、暗記もしよう。このようにして学校で真面目に勉強すればするほど、洗脳されていった層が今も活躍している、というわけだ。

(2024年3月9日記)
………….
2024年3月10日追記

大学派こうして破壊される:アカハタ教授150人の群像』(1969年)
増山太助『戦後期左翼人士群像』つげ書房新社(2000年8月)

上記二冊も入手した。
重複する内容や人物を含むので、案外にすぐ読めてしまう。恐ろしいのは、今でも影響が及んでいるという事実である。大学に関しては、単純に大学名や偏差値で評価するのではなく、専攻と指導教授名によって判断すべきである。

私の学部生時代、「学風は穏健中立」と学生便覧にも書かれていた通り、当時の国文学科に関しては安心であった。但し、社会福祉学科やスペイン語科は要注意だとされていた。今でもそうだが、当時の教授陣の顔ぶれでわかっていたし、偏差値は国文学科とはかなり異なっていた。従って、よそ者外野の風評でコンプレックスを抱く必要性は全くなかった。そういうことがわからない世のお母さん方は、猛省すべきである。

(2024年3月10日記)
………….
2024年3月14日追記

内閣調査室への報告書でつづる秘録戦後史3(1958-9年)』(1978年8月)
内閣調査室秘録:戦後思想を動かした男』(2019年7月)

この二冊がようやく届いた。なかなか興味深い記述が満載。特に、1958年頃の報告書の内容は、現在にも続く懸案と重なっている点、要注意である。

(2024年3月14日記)

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切手の話もろもろ

(https://twitter.com/ituna4011/status/1765715460279193849)
Lily2@ituna4011
郵便封書110円に、30年ぶり値上げ 総務省審議会が承認 – 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUA073MG0X00C24A3000000/…
← 昭和時代の古い記念切手やお年賀状のお年玉記念切手で、複数シートがあれば、一枚ずつ保存して、残りを使う。1円や2円切手を多めに用意。
9:25 PM · Mar 7, 2024

(2024年3月9日転載終)
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(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20160205)
2016-02-05「本末転倒・言語道断」
《一昨日、ゆうパックを送るために郵便局へ出向いた。
自宅で貼って持ち込んだ小包の切手が、重量からは多過ぎると指摘された。実は私の方が「切手、多いでしょうか」と尋ねたのである。すると、窓口の若い男性職員が咄嗟に、送り主である私の許可なしに、目の前で余分の切手を二枚ほど指で剥がそうとしたのだ。
「あ、ちょっと待ってください。それ、剥がした跡がついて、受け取る人に迷惑です」と私。
そこへ、別の三十代後半ぐらいの女性職員が、返金手続きができる制度があると教えてくれた。後ろの引き出しから、ファイルを取り出して説明書を読みながら説明されたところによれば、書式一枚に記入すれば、貼り過ぎの切手が返ってくる仕組みだという。
「こういう制度があることを知りませんでした。人に伝えてもいいですか」と窓口で尋ねたところ、「いい制度なんですけど、窓口が混むから、できれば止めてほしいんですが」と、その女性職員(恐らくは非正規雇用だろう)に言われた。
「窓口が混む?」》
《「郵便局は遠いので、いつもは10円か20円分、余分に貼って家の前のポストに入れていたんです。1円でも切手が不足だと郵便局から返送されて、それだけ先方に届くのが遅れますよね?」と尋ねると、「え?ポストに入ったんですか?」と言われて、こちらが二度びっくり。》
《恐らくその職員は、郵便ポストに入れるのは葉書か普通の手紙の封書程度を想像していたのだろう。でも、本などを送るのに厚さが何センチまで、あるいは、封筒がどの大きさまでならポストに直接入るかぐらい、物心ついて以来、誰でも経験的に知っていることなのだ。それに、いくら主婦でも、5分、10分が非常に貴重な忙しい毎日を送っている。
「郵便局は遠い」と私が言った途端、すぐに提出したばかりの書類の住所をチェックされたが、町内とはいえ、歩けば20分はかかる距離なのだ。》
《この頃、このように郵便局の窓口サービスの質が低下している。しばらく前までは地域に奉仕する姿勢が滲み出ていたのに、今では職員の自我意識が前面に出ていて、利用者が恐縮させられる次第なのだ。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20141228)
2014-12-28「自分のアイデンティティを守る」
《年金給付では、毎年、年金を受け取っている人の生存を確認していますが、それが年間3500万件ほどあって、行政側から80円の封書を送り、お年寄りからは、50円の切手を貼ってもらって送り返してもらっています。これから必要なくなれば、単純計算で行政側が28億円、住民側が18億円の経費削減になります。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20091103)
2009-11-03「マレーシアからの連絡」
《子どもが外国切手を集めているので、あんたとこに届く郵便に貼ってある切手を少し分けてもらえないか、とか、いろいろな頼まれ事がありました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090802)
2009-08-02「コラソン・アキノさんのご逝去」
《切手はなぜか封筒の裏に何枚も重ねて貼る癖のある女の子で、ごてごてに固まったような封筒から切手をはがすのに一苦労したことも思い出します。》

(2024年3月9日転載終)

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