斜陽化するクラシック音楽?

毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20230716/k00/00m/040/240000c)

「レコード芸術」休刊 片山杜秀さんが指摘する「崩壊の兆し」
2023年7月17日

4月初め、日本のクラシック音楽ファンや音楽関係者の間に衝撃が走った。国内の録音作品を紹介してきた雑誌「レコード芸術」(レコ芸)の休刊が、出版元の音楽之友社から発表されたからだ。7月号が発売され、71年の歴史に幕を閉じた今、自らも筆者として長年、批評を寄せてきた音楽評論家で慶応大教授の片山杜秀さんに「レコ芸」の果たした歴史的意義について語ってもらった。前後編2回にわたってお送りします(後編/「レコ芸」休刊の予波 「クラシックは暗闇の世界に」 は18日午前6時に公開予定)。【聞き手・須藤唯哉】

「教養」としてのクラシックと「レコ芸」

 かつてレコードというものは値段が高いものでした。自動車などと同じように高価なものは、お買い物ガイドとしての雑誌が必要とされていて、どれがいいものか知りたいというニーズが高かったわけです。レコード雑誌は「レコ芸」のほかにもありました。社会的なニーズが高かったということですよね。
 そんなレコードを買う際、試聴するにしても限界があるし、やっぱり評論家の「これは良い演奏だ」とか「この曲は面白い」という情報が欲しいわけです。「レコ芸」はレコードを買うための必須のアイテムとして、長年にわたって歴史を重ね、権威を誇ってきました。

 クラシック音楽の愛好者は、今では「マニア」とか「クラオタ」(クラシック音楽オタク)と呼ばれるようになりましたが、高度経済成長期には中産階級にあたる場合が多く、彼らにとっては教養という側面が強くありました。ステータスシンボル…

(転載終)
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(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima/posts/pfbid02r8FzQ2Pi8n6BnBMsmkGxz8o5SwXrq6a6EZjoeWHeqGqPi4bP681NP7M42j4oym9Pl?comment_id=958038202092299&notif_id=1689584386350282&notif_t=feed_comment&ref=notif)

2023年7月17日投稿

購読はしていなかったが、18年間通っていた名古屋の音楽学校でレッスンの待ち時間に
ロビーで閲覧していた。残念な限り……。
昭和の高度経済成長期、都市部の中流階級は皆こぞって、西洋の先進文明を少しでも吸収しようと、真っ直ぐに前向き精神で頑張っていた。
安くて良い生地を買ってきて、よそ行きの洋服を作って子供達に着せて、親が率先して、ピアノやバイオリンを習わせていたものだった。
お行儀が身につく上、規則的な指の練習が頭脳の発達によいから、と….。
情操教育にもいい、と評判だった。
『音楽の友』誌はどうなるか?何だか心配になってきた。

Y・T様:まぁ、事前アナウンスは随分前にありましたが、レコ芸がこうなるのは一時代に区切りという感が強いですわ・・。

ユーリ:そうですか。ちょっと難しめの音楽情報誌でもありましたね?ただ、今の平板な日本の風潮を思うと、多少背伸びしてでも、という勢いがあった昭和時代に生まれ育つことができて、本当に幸せだったと感じます。

(2023年7月17日転載終)
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1680806464255066112)
Lily2@ituna4011
実はまだサントリーホールへ行ったことがありません。このピアニストも、お名前を存じ上げるのみで….。 機会があれば、是非とも。 難曲揃いとはいえ、ポピュラーな曲目で、お客様の入りも良かったでしょうね?
2:07 PM · Jul 17, 2023

(2023年7月17日転載終)

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水の効用

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680380847889985538)
Lily2@ituna4011
水分補給には、夏でも熱いお茶の方が体にはいいと思って実践してきたが、 今年は野菜ジュースの空ペットボトル2本に水を入れて、一日分と決めた。 起床後や就寝前、お風呂上がり、その他、こまめに飲むと、案外に肌の調子が良くなり、身体がスッキリすることに気づいた。
9:56 AM · Jul 16, 2023
253 Views

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680382168764399618)
Lily2@ituna4011
水毒には注意しなければならず、体質や年齢や生活状況にもよる。だが、水の働きがこんなに重要だとは、これまで気づかなかった。 スポーツドリンクは糖分が多いし、お茶はタンニンを含むため、一日2リットルは無理。それに対して、水は問題が少ない。 認知症予防には水分を、とも。
10:01 AM · Jul 16, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1680388929047138304)
Lily2@ituna4011
野菜ジュースのペットボトルは1本720mlなので、2本で一日1440ml。これに、毎朝のコーヒーや自家製フレッシュジュース、豆乳に紅茶や緑茶程度なら、飲み過ぎにはならない。 市内の水道局モニターを2回経験したので、水質にも多少は詳しくなった。安心して飲める水、感謝しよう!
10:28 AM · Jul 16, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1680435171542302721)
Lily2@ituna4011
手の甲のシミが薄くなってきた感あり。シミ取り手術なんかいらない!
1:32 PM · Jul 16, 2023
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(2023年7月16日転載終)(2024年8月15日追加)
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2023年7月21日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680903275623886849)
Lily2@ituna4011
以前にも書いたように、私の朝のコーヒーは、砂糖なし黒胡麻入りの特製オリジナルです。
8:32 PM · Jul 17, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680904551979941888)
Lily2@ituna4011
今日も真夏日の猛暑。 近くの氏子神輿を見学しようとして、お昼前に一時間半、日焼け止めクリームを塗って、帽子を被って歩き回っていたら、腕が赤く日焼けし、軽い頭痛がした。 ただ、その後は自転車でエアコン付きの施設に入り、冷たいお水を飲んだら、すぐに回復。水は凄い!
8:37 PM · Jul 17, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680906069797928960)
Lily2@ituna4011
喉が渇いたらお茶を飲めばいい、と思っていたが、今年の ペットボトル水一日2本作戦 がいかに有効か、初めて知った。換言すれば、今まで一日1440ml分の水が不足していた、ということ。
8:43 PM · Jul 17, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680923083656540160)
Lily2@ituna4011
腎臓を傷めないよう、少しずつ飲む。体内の老廃物を流し去る働きを助ける、と考えればよい。 なぜ、今まで気づかなかったのだろうか?
9:51 PM · Jul 17, 2023

(2023年7月21日転載終)
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2023年8月5日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1687362412394237952)
Lily2@ituna4011
市の水道モニター募集に応募して、採用されました。2019年度から、これで三度目です。水の大切さを日々実感したく、これからもモニターで勉強を続けます。

一日1440mlの水飲み習慣、ほぼ定着。お茶が水に交替。確かに体調が整い、肌の乾燥も減った。不思議だが、本当。
4:18 PM · Aug 4, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1687404767075799040)
Lily2@ituna4011
栄養価から考えると、水よりお茶の方が体にいいと言われる栄養素を含み、長寿者はお茶をよく飲むらしい。 だが、少なくとも夏場は、水の方が熱中症予防になり、代謝機能も上がる。喉が渇いたと感じる時点で、既に危ないのだそうだ。 起床時とお風呂上がりは、特に該当する。外出前にも一杯の水を。
7:07 PM · Aug 4, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1687405839001501696)
Lily2@ituna4011
モニター募集に採用されると、こんな自分の存在でも公に認められたような気がして、ホッとする。愛知県に暮らしていた二十代の学生時代から、各種の公的モニターを務めてきた。小さな社会貢献のつもりだ。履歴書にも書ける。
7:11 PM · Aug 4, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1687669786426458112)
Lily2@ituna4011
野菜トマトジュースのペットボトル2本計1440mlのアイデアは、我ながら満足。 一日分として、飲み過ぎず、水滞や水毒、冷えの予防にもなる。秋以降は白湯に。 毎朝の砂糖無し黒胡麻入りコーヒー一杯に有機豆乳一杯。自家製フレッシュ果物野菜ジュース一杯。 水で足りない分は緑茶や麦茶等で補う。
12:40 PM · Aug 5, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1687681663491571712)
Lily2@ituna4011
脂質異常症、以前の高脂血症にも、一定の水飲み習慣は効果があるようだ。 油物やお菓子を控えているのに、よく歩いているのに、和食にしているのに、なぜかこの数値だけが高い場合、案外に水分が不足しているのかもしれない。 薬治療の前にご検討を。
1:27 PM · Aug 5, 2023

(2023年8月5日転載終)(2024年8月15日追加)
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水道モニターは、これで三度目。

最初は、2018年9月28日に伊丹に引越してしばらく経った12月上旬、『広報伊丹』を見て応募した。

あの頃、少しでも早く新しい土地に馴染みたいと思い、テーブルで向かい合って座っていた主人に「水道局は自転車で5分ぐらいの所にある。家から近いからいいよね?」と尋ねると、「やったらいいよ」と即座に了解してくれた。そして、目の前で葉書に動機を書いて申し込んだ。見事に採用された時には、(伊丹でも自分は通用するんだ!)と思い、嬉しかった。

そして、翌年度の2019年に計6回、水道局内部の部屋で講義を聞き、質問をし、見学もさせていただいた。豊中市の下水処理施設や川西市の一庫ダムの見学のため、マイクロバスに乗って出かけたことも思い出深い。

というのは、2018年の11月上旬頃から主人の病状、特に精神症状がどんどん悪化していき、それでも会社に行きたがっていたので、前半3回は、毎日が不安と緊張でいっぱいだったからだ。そんな時、申し訳ないが、水道モニターの仕事は、いい気分転換になった。また、後半3回は、主人が伊丹市内の二つの病院と宝塚市の病院に入院中だった。救急車を呼んで、病院の手続きをして、病院の呼び出しに応じて、お見舞いをして、会社への連絡をすること等、家庭環境からも全部、私一人でやらざるを得ない状況だった。

今から振り返っても、タイミングとしても実にありがたかった。近場だとはいえ、もし講座を受けている日に家か会社等で倒れていたとしたら、私は何と申し開きができただろうか?遊びではなく、公的な施設なのだから、万が一のことがあったとしても、表立って責めた立てる人はいないだろうが、それでも世知辛い世の中、何が起こるかわかったものではない。

今は朝目覚めても不安感は払拭されているが、あの頃は毎日、何が起こるかわからない状態だった。いつ何時、どなたのお世話になるかわからないから、と緊張しながらも誰にでも頭を下げ、さりとて安易に騙されないように、気を張る日々だった。

ともかく、大切な水問題に関して、新たに見識を得られ、これからも得られそうなことは、とても感謝している。
私なりの、小さな社会貢献のつもりだ。

(2023年8月5日記)
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2023年8月13日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1690629200418623488)
Lily2@ituna4011
手の甲の小さなシミ、写真に撮って経過観察をしているが、やはり水の効果は大きい。 漢方薬の先生は、ミネラルを含む麦茶がいい、と言われた。 昼間、麦茶を作って水代わりに飲むのも良いが、朝方の水、寝る前の水、これは最善。
私は乾いていました!!
4:39 PM · Aug 13, 2023

(2023年8月13日記)
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2023年9月5日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1698465589168062471)
Lily2@ituna4011
困ったものです。
災害に備えて水の確保を、とはいえ、ペットボトルに蓄えるイラストが出回っていますし。
私は一日1440mlの飲水目安に、やかん保存をお試し中。
7:38 AM · Sep 4, 2023

(2023年9月5日記)
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2024年7月7日追記

(https://x.com/ituna4011/status/1809249087038050342)
Lily2@ituna4011
昨日、健康相談で保健師さんから聞いた助言。 せっかく黒胡麻をコーヒーに入れるという良い事をしているなら、胡麻は擦ってからの方が消化力アップとの由。そのままなら、未消化のままだという。
12:32 AM · Jul 6, 2024

(2024年7月7日転載終)

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レカネマブと神経内科学のお話

(https://twitter.com/ituna4011/status/1679731684441493504)
Lily2@ituna4011
《今まで相手にしてもらえなかった医師を広告塔に》
2:56 PM · Jul 14, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1679811932596113408)
Lily2@ituna4011
アルツハイマー病治療薬レカネマブはどんな薬か理解しよう! ―患者・家族のための分かりやすい説明図― https://blog.goo.ne.jp/pkcdelta/e/02f0545fac77901cc1129279931c952e… #gooblog
⇦ レカネマブは脳萎縮をもたらすのに、なぜ承認されたのか?
8:15 PM · Jul 14, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1680031326509084672)
Lily2@ituna4011
エーザイ認知症薬「レカネマブ」自宅で注射可能 米国で23年度申請 – 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUC119930R10C23A7000000/…
⇦ 脳の縮小副作用は?
10:47 AM · Jul 15, 2023
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1679814964184498176)
Lily2@ituna4011
実際の経験では、女性医師は神経内科に向かないと思う。 例えば、神経学会の会合に背中を大きく開けたドレスを着て出席していた医師の写真を見たことがあるが、何を勘違いしているのか、誤診が気になる。 体力もないし。頭も….!
8:27 PM · Jul 14, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1679821548457443329)
Lily2@ituna4011
医師の女性枠のために、女子医学生の合格水準を下げている、ということはないか? そのように疑わせるような事例を経験した。
8:54 PM · Jul 14, 2023

(2023年7月15日転載終)
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2023年7月16日追記

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2023年7月15日投稿
今年の春のお彼岸に鶴舞にある名古屋大学医学部附属病院の周辺を散策いたしました。

Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

下畑享良 岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野

(https://blog.goo.ne.jp/pkcdelta/e/de810a7037182f9100f520efd7b0f09f?fbclid=IwAR149MO2yFuC7xtsv0K3BfcMmNUny2VvlaRUvsCbTPCwF7dJoApA8ylYCkk)
「名古屋大学での講義と嬉しかった2つのこと」
2023年6月29日

(2023年7月16日転載終)
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2023年9月7日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1699315146542526778)
Lily2@ituna4011

要注目!
下畑教授は、以前から海外論文を引用して警告されていました。 素人ながら、私も同意いたします。
理由  統計的に有意だが、効果は小さい。
もっともらしいが、証拠不足。
3:54 PM · Sep 6, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1699315383394849165)
Lily2@ituna4011
副作用リスクを著しく過小評価。 何故、日本でも?
3:55 PM · Sep 6, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1699315863223226624)
Lily2@ituna4011
下畑教授の医学者崇敬の旅ブログは、特に私の好みです。
3:57 PM · Sep 6, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1699325524571767021)
Lily2@ituna4011
論文でも、統計的に有意、という結論で終わっているものを神経内科学で見かけた。 臨床の効果の方が重要なのに。
4:35 PM · Sep 6, 2023

(2023年9月7日転載終)
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2024年5月4日追記

(https://agora-web.jp/archives/240503084425.htm)

「わが国の認知症対策の二つの大愚」
2024年5月4日
五十嵐 直敬

昨夏はわが国認知症対策について大きな禍を遺しかねない二つの出来事があった。認知症基本法成立と超高額バイオ薬の承認である。
筆者は90年代から訪問看護ステーション所長や認知症グループホーム等の統括施設長として、認知症ケアに永らく携わってきた。2000年の介護保険制度発足時には横浜市介護認定審査委員として千数百人の認定に携わり、一方で先端バイオ創薬ベンチャー役員として特に神経領域の遺伝子治療や再生医療関連の先端研究調査にも携わってきた。
認知症は治癒しないが、ケアが良ければ穏やかに楽しく暮らすことができる。またリスク因子が明らかであり予防もある程度は期待できる。国や行政はケアと予防、認知症対策の現実解に目を向けるべきだ。

一番目の愚は、認知症基本法から「予防」の文言を外してしまったことだ。
認知症基本法は、認知症一千万人時代に国や自治体の為すべきことを明確に定める根拠法となる。特に認知症のリスク因子が疫学的に明確になっている今、予防そして発症早期から重症化、看取りまでのシームレスな施策を構築することは重要である。
脳卒中はかつて死因1位の国民病だったが、予防啓蒙により死因3位以下に後退した。予防啓蒙は重大疾病の減少に確実に寄与する。認知症介護の困難さと介護者の重い負担を考えれば、その予防は重要である。
ところが今回の法案策定にあたり「予防」が条文からほとんど削除された。「予防とは、なってはいけない悪い病気のようではないか」と「大きな声」があったという。そして政権与党はその大きな声に屈した。反知性的である。
認知症リスク因子はこれまで数十年の地道な統計、疫学的研究でほぼ明確になっている。認知症手前の軽度認知障害(MCI)なら、適切なケアと本人の努力で改善し得ることも知られている。認知症基本法から「予防」が外れると、予防的施策の法的根拠がぐらつき、現場での予防的施策が行われ辛くなりかねない。

二番目の愚は、超高額バイオ薬レカネマブを認知症治療薬として承認したことである。言い換えると、超高額の医療費負担が国民特に将来世代に課される
レカネマブは抗体医薬である。認知症患者の脳内にβアミロイド蛋白が蓄積している、それが原因に違いない、だからそれに抗体を取りつかせて免疫に認識させれば除去できて治るだろう、という「βアミロイド仮説」に基づく。抗体は化学合成できないのでバイオテクノロジーを駆使して製造するため、超高額になる。
ところがβアミロイドが蓄積しても「ボケなかった」例も多数知られているし、一昨年βアミロイド仮説の原点となった論文の捏造疑惑がサイエンス誌で提起された。超高額の抗体医薬を開発するエビデンスが揺らいでいる。なお本稿推敲時に先発薬アデュカヌマブ撤退の報があった。

βアミロイドの蓄積は40歳代には始まっていると言われる。では、そんなに早くボケていないときから予防(!?)として年400万円もの薬を死ぬまで月2回点滴し続けるのか?
日本人の平均寿命は男女とも80歳超えているから、40歳から40年、かける400万円は1億6000万円である。サラリーマンの生涯年収は2億6千万円ほどという、その大半を費やすことになる。実際には高額医療費制度で自己負担は最大月8万円ほど、しかし逆に「他人様がほとんどを負担」する、そんなことが持続可能なのか。
統計予測のひとつによれば、今後最大で65歳以上の約半分がボケると予測されている。後期高齢者増加のためだ。3000万人が年400万円としたら年120兆円、国家予算を上回りGDPの1/5を超える。しかしその効果は「認知症進行を7か月遅らせる」程度でしかなく「どのみちボケる」。

ちなみにレカネマブの薬価が一人年間298万円と報道されているが、これは体重50Kgの場合である。今の日本人としてはずいぶん小柄で考えにくい。体重60Kgだと必要量が増え330万円、70Kgなら385万円になる。我が国の全産業平均年収が400万円台前半なので、いまどき低所得化が言われる若い世代一人分の年収を超える。
これら二つには共通する病根がある。「治癒妄想」とでも言うべき発想、わが国に世界的にまれな「寝たきり老人」を作り出した盲目的延命医療と共通する病根である。つまり医療によりいくらでも生きられる元通り治るというカンチガイ、根拠のない希望である。

老人医療費無料化は田中政権時に制度化された。高度成長と医学医療の発展そして国民皆保険制度により国民は等しく医療の恩恵を受け、どんどん寿命は延長した。ところがその結果増えたのがガンであり認知症である。ゆえにこれらは「長生き病」と言われることもある。長寿による老化が原因だからだ。
ガンは今や5年生存率が平均60%を超え、「ガンなどでは簡単には死なない」時代になった。ガンは体のパーツの病気だから、パーツをどうにかできれば良い。しかし認知症は、全ての活動を制御し人格や心の座である脳が壊れる。それを回復させる方法は未だ無い、つまり治せない。長ければ10年以上に及ぶ罹病期間でわずか7か月進行が遅れても、大勢に改善は無い、むしろ罹病期間「苦しむ期間が延びてしまう」。

翻って、わが国では介護保険制度発足以来、認知症グループホームが制度化されている。一棟9人までの小規模なホームで、手厚い介護を提供する。この規模なら住み慣れた町内に普通の住宅のように整備できる。
筆者は認知症グループホームの統括施設長経験(とその専門資格)があるが、まさに「認知症ケアの切り札」と実感した。入居者は自宅で生活できないからこそ入居しているのだが、皆、微笑んでときに冗談を言いながら、穏やかにのんびり過ごしているのだ。
忘れ得ぬ衝撃的な経験がある。ある日いつものようにホームの巡視(徘徊?)に向かうと、周りを散歩していた(徘徊か散歩かの違いはさて?)入居者の婆ちゃんが私の腹を見てニヤニヤと一言「あんた、何か月だい? 生まれたら抱いてやるよ、イッヒヒ」。ぐうの音も出なかったが、後で大笑いした。
認知症は人間関係や社会システムも含めた環境との関係性、反応という側面がある。それを専門的な介護により支えられればケアすれば、認知症でも笑って暮らすことができる。その担い手こそ、専門的知識技術を持つ介護福祉士ほか介護専門職である。
ところが介護職は薄給が災いし昨年減少に転じた。需要が急増するのにである。介護職の平均年収は夜勤し身を削っても300万円台であり、全産業平均400万円台前半に及ばない。しかしレカネマブ一年分の費用で一人一年間常勤雇用できる(正確には少し足りない)、そして一人の介護職は複数の認知症患者に「穏やかに暮らす」ことをケアできる。
認知症グループホーム等の人員基準は入居者3人に対して介護職1人なので、介護専門職1人は3人の認知症患者をケアできる、レカネマブの3倍コスパが良い。ちなみにレカネマブには微笑みや冗談はついてこないし、楽しい美味しい食事タイムもついてこない。それらは人である介護職こそのオプション、人間らしい営みである。

レカネマブを使っても結局は認知症が悪化しケアが必要になるから、コスパが良いのは「レカネマブ(代)+介護(費)=7か月罹病期間延長」と「専門的介護(費)のみ」どちらか、自明である。

統計上90代の2人に1人は認知症になり、わが国実質寿命は90歳近いから、両親の片方がボケて当然、運が悪ければ両方ボケる。しかし認知症はある程度の予防が医学的に期待できる、ならばまず予防すべきだ。それでも認知症になる人は居る、そのときは社会として適切な医療とケアを提供すべきだ。
認知症は現状治癒できないから、そのケアはホスピス・緩和ケア同様に看取り医療とほぼ同義となり、治らずとも生活の維持とQOLの向上を図る営みになる。
このまま長寿化が進めば、日本人のほとんどが「ボケて死ぬ」時代になる。そのような時代に備えるには「町内で暮らし続けられるグループホーム」そしてその担い手である介護職こそを整備養成すべきである。そして介護職の給与水準改善、労働負荷軽減のための見守りIoTシステムやアシストロボスーツ等のロボティクス活用開発こそ、超高額薬に優先すべき喫緊の国家的社会的課題である。

※本稿は「オピニオンズ」掲載草稿を原文のまま掲載。

太字はLilyによる。

(転載終)
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(https://nazology.net/archives/112496#google_vignette)

「アルツハイマー病の原因をアミロイドβとする重要論文での捏造疑惑の詳細」
2022年7月26日

論文捏造でアルツハイマー研究の基礎が揺らいでいます。
米国ヴァンダービルド大学(Vanderbilt University)のマシュー・シュラグ氏(Matthew Schrag)と学術誌『Science』をはじめとした調査により、アルツハイマー病研究に最も強い影響を与え、アルツハイマー病の原因がアミロイドβであることを強く示した『Nature』に掲載された論文に、捏造の可能性が示唆されました。
もし捏造が事実であるなら、これまでアミロイドβをターゲットにした製薬会社の投資やアミロイドβの研究に熱意を注いだ研究者たちの努力の多くが危機にさらされるでしょう。
今回の調査の中心人物であるシュラグ氏は「論文を作成するために誤魔化すことができる。学位を取るために誤魔化すこともできる。助成金を得るために誤魔化すことも可能だ。しかし病気を治すには誤魔化しは効かない」と述べています。
しかしシュラグ氏らは、いったいどんな経緯で捏造に気付いたのでしょうか?今回は一連の出来事を可能な限り詳しく説明し、不正の実態を明らかにしたいと思います。疑いがかけられている『Nature』の論文は2006年に発表されたもので、現在論文には注釈が付けられ詳しい調査が進行中であると記されています。

アルツハイマー病の原因をアミロイドβとする重要論文での捏造疑惑の詳細

私たちの多くはテレビや新聞などで、アルツハイマー病の原因は、脳内にアミロイドβと呼ばれる毒性の高いタンパク質が沈着することが原因だと、繰り返し聞かされてきました。
この説はアミロイドβ仮説と呼ばれており、現在のアルツハイマー研究において大きな位置を占めています。
そしてアルツハイマー病の治療薬を開発している製薬会社たちも、アミロイドβの蓄積を止めるための薬の開発に、莫大な資金をつぎ込んでいます
しかし不思議なことに、アミロイドβの蓄積防止を目指して作られた治療薬のほとんどが、目立った効果を発揮しないまま開発中止に追い込まれています。
また薬の開発に失敗した場合、製薬会社の被る損失は莫大であり、株価にも大きく影響を及ぼします。

2021年8月、今回の疑惑について告発した中心人物であるヴァンダービルド大学の研究者シュラグ氏は、ある弁護士から「キャッサバ・サイエンス社」が開発中の「シムフィラム」と呼ばれるアルツハイマー病治療薬の調査を依頼されました。シムフィラムはアミロイドβ仮説にもとづき、脳にアミロイドβが蓄積することを防止することを目的に作られていました。
シュラグ氏は以前からアミロイドβ仮説の否定派であったため、弁護士からの申し出を受け、シムフィラム開発の根拠となる論文を調査することにしました。すると驚くべきことに、キャッサバ・サイエンス社とかかわりのある34本の論文において、結果を示す画像や数値に捏造の疑いがあることが判明
特にシムフィラム開発の根幹となる2012年に『The Journal of Clinical Investigation』にて発表された論文でも15を超える疑わしい画像を発見しました。
この論文の影響力は大きく、その後他の研究論文に1500以上の引用が行われています。
これらの結果からシュラグ氏は、キャッサバ・サイエンス社が開発したシムフィラムが偽りの研究データを根拠としており、臨床試験に参加した被験者たちは効果がなく副作用だけがある薬を投与される可能性があると結論。

米国のFDA(食品医薬品局)に対して臨床試験の停止を求める請願を提出しました。シュラグ氏はこの調査により、依頼者から1万8000ドルの報酬を受け取りましたが、彼はその後も個人的に調査を継続させました。するとアルツハイマー病にかかわる研究で『The Journal of Neuroscience』に掲載されたある論文でも、不適切に複製されたと思われる改ざん画像を発見したのです。著者の名前はシルヴァン・レスネ氏(Sylvain Lesné)となっていました。そこでシュラグ氏はレスネ氏をマークすることに。

そして2006年に『Nature』に掲載された、現在のアミロイドβ仮説の基礎となるレネス氏の論文に行き当あたりました。この論文では水溶性のアミロイドβ(Aβ56)をラットに投与すると、アルツハイマー病と同じような認知症を引き起こしたことが述べられており、アルツハイマー病の原因物質としてアミロイドβを同定した初めての研究とされています。
論文は高く評価されており、著者たちは発見の功績を称え、神経科学において名誉ある「ポタムキン賞」を受賞していて、影響度も極めて高く、他の論文に2300回以上も引用されていました。

しかしシュラグ氏が論文の画像を分析したところ、かなり明白な画像改ざんがみつかったのです。利権からみの依頼からはじまったシュラグ氏の調査が、思いもよらない大物を引き当てた瞬間でした。次のページではシュラグ氏の分析をもとに、世界で最も権威ある科学雑誌『Nature』に掲載された疑いの画像を紹介したいと思います。

シュラグ氏が論文で最初に目をつけたのが、タンパク質の質量分析(ウェスタンブロッティング)を行うために撮影された画像でした。一見すると黒いバンドが並ぶだけの画像に思えますが、上の数値はマウスの年齢を示しており、マウスが加齢するごとに、赤枠の点線で囲われたアミロイドβを意味する部分のバンドが増えていく様子が示されています。シュラグ氏がこの部分を詳しく調べたところ、赤い点線で囲われたアミロイドβのバンドに不適切な改ざんの跡が発見されました。また太い赤枠で囲われた部分のバンドを詳しく調べると、上のラインのバンドは下のラインのバンドを「コピペ」して色を薄くしたもの(あるいはその逆)である可能性が強く疑われました。

シュラグ氏らによれば、改ざんは「かなり雑」に行われており、比較的容易に判別可能だったと述べています。
ただシュラグ氏はこれらの疑わしい部分に対してまだ「詐欺」や「違法行為」といった言葉を使うことは避けており「レッドフラッグ(危険信号)」と表現しています。
最終的な結論を下すには、個人調査では限界があったからです。

そこでシュラグ氏は『Nature』と並ぶ科学雑誌として知られる『Science』に分析データを提出し、協力を願い出ます。幸いなことにシュラグ氏の申し出は真面目に受け入れられ『Science』は2人の画像アナリストに対して、シュラグ氏の主張が正しいかどうかを判定してもらうことにしました。結果、両者ともシュラグ氏の「画像が改ざんされている」との分析が正しいと結論します。さらに画像アナリストのうちの1人は、シュラグ氏が見逃していた別の疑わしい画像を発見します。その後もシュラグと画像アナリストたちはレスネ氏の調査を続け、20本以上の論文に疑わしい個所が特定されました。

『Science』はレスネ氏のかつてのボスであったアッシュ氏に対して疑惑に対する質問に答えるように依頼しましたが、残念なことに核心部分の返答は得られず「私はまだAβ56を信じている」とのコメントのみが返ってきました。

今回シュラグ氏と『Science』の調査により、アルツハイマー病とアミロイドβにかかわる、極めて大規模な捏造疑惑が提起されました。影響力の大きな論文は、その後に続く別の研究者たちの前提知識となるため、影響範囲は指数関数的に広がっていきます。もしシュラグ氏らの調査結果通りの捏造が行われている場合、これまで16年間にわたりアルツハイマー病の研究に費やされてきた努力と莫大な投資が、その根拠を疑われることになるでしょう。またアルツハイマー病の患者たちやその家族にとっても失われたものは大きいはずです。そのため一部の海外メディアでは「本当ならば詐欺を超えた人道に対する罪だ」と述べています。

一方で調査により、過去にはレスネ氏の問題に気付いて発表直前に論文を撤回した研究者(ヴィヴィアン氏)も存在することが判明します。ヴィヴィアン氏はいくつかの論文をレスネ氏と共に作成した過去を持ちますが、『Nature Neuroscience』に出す論文の最終改訂中にレスネ氏が提出した画像に違和感を覚え、他の学生に再現性があるかを確かめさせました。結果、何度やってもレスネ氏のような画像は得られませんでした。(※誰がやっても同じ結果になるという再現性は現代科学の基本です)
そのためヴィヴィアン氏は実験の正当性についてレスネ氏と対立することになり「科学的完全性を維持するために」直前で論文を撤回し、以後レスネ氏とのすべての接触を絶ったと述べています。

シュラグ氏はレスネ氏が関与していないヴィヴィアン氏やアッシュ氏の論文については、調査で問題点はみられなかったと報告しています。この結果は、研究にレスネ氏がかかわらない限り、ヴィヴィアン氏やアッシュ氏などの論文は違法行為とみられるような改ざんが行われていないことを示唆します。
現在、シュラグ氏はレスネ氏が執筆にかかわった13の論文について、掲載した『Nature』科学誌に連絡し、いくつかは調査中にあるとのこと。重用なのは、レスネ氏の疑いのせいで、アミロイドβ仮説を真面目に支持している研究者たちの論文まで被害が及ばないようにすることです。

アミロイドβ仮説を支持しているセルコエ氏は「アミロイドβ仮説が事実以上に不当に評価されることがないことを願う」と述べています。科学の世界では嘘によって利益が得られやすい構造にあるのは事実です。しかし将来の研究者候補たちに向けて最後にもう一度、シュラグ氏の言葉を紹介したいと思います。

「論文を作るために誤魔化すことができる。学位を取るために誤魔化すこともできる。助成金を得るために誤魔化すことも可能だ。しかし病気を治すには誤魔化しは効かない」

(転載終)

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ミラン・クンデラ逝く

ミラン・クンデラが2023年7月11日に94歳で逝去された報に接しました。
そこで、ミラン・クンデラに関する過去ブログのリストを以下に。

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20081118)
《庄司紗矢香さんも好きだというミラン・クンデラも挙げられていて(『サラサーテ』2007年春号 Vo.15, p.31)》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090225)
《ミラン・クンデラ(著)千野栄一(訳)『存在の耐えられない軽さ』集英社(1993年)です。いずれも、全く別の角度からキリスト教や教会の問題に触れている箇所があり、これも考えさせられます。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090313)
《ミラン・クンデラも初めてならば、チェコ文学に触れたのも初めてでしたが、やはり、一読に値するとは思いました。共産圏での自由と創造の抑圧と相互監視の問題、ロシアに占領されたチェコ人の抵抗と順応のあり方、現代文学の一つの型、というものを学びました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090315)
《今はミラン・クンデラの第二弾として、『冗談』関根日出男・中村猛(訳)みすず書房(2002年)を読んでいます。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090319)
《ご本人が自分で好きだと特定している作品に目を通さなければ話が進まない、ということで、『存在の耐えられない軽さ』に始まり、『冗談』へと進み、昨日からは『可笑しい愛』西永良成(訳)集英社文庫(2003年)を読み始め、同時に『生は彼方に《新版》』>』西永良成(訳)早川書房(1978/1995年)を借りてきました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090321)
《早速、近所の図書館に行って、『不滅』『笑いと忘却の書』『別れのワルツ』を予約してきました。楽しみです。
You Tubeという便利なツールのおかげで、ミラン・クンデラ氏の1968年のインタビューを見ることができます。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090323)
《どうやら私、、『存在の耐えられない軽さ』(参照:2009年2月25日・3月13日・3月19日付「ユーリの部屋」)に出てくるアナクロの田舎娘テレザに似たところがあるんじゃないかなって、読みながら笑っていました(トマーシュは、うちの堅物主人とは似ても似つかないタイプです)。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090324)
《これは単なる共産主義への政治的同意ではなく、まさにこのような存在への同意であった。「共産主義万歳!」ではなく、「生活を生きよう!」であった。共産主義政治の力と虚偽はこのスローガンを自己のものにした点にあった。(p.289)》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090325)
《数日前、ミラン・クンデラの昔のインタビュー(確か、チェコ語で語り、夫人がフランス語に通訳したものの英語訳)を読んでいたら、「この頃、人々は判断的になっている。他者を理解しようとしない」ということばが出てきて、本当にそうだなあと思いました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090326)
《マルクスであれイスラームであれ、その他の何であれ、全体主義的な世界は、問いよりも答えの世界である。そこでは、小説の居場所がない。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090327)
《二十代の若い学生さん達で、ミラン・クンデラを好んで読んでいる人って、いったいどんな環境で育ったのか、知りたいような気がします。私の二十代では、到底無理だったなあ。今だから、よくわかるという点も多いのですから。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090328)
《プラハは過去40年のあいだ、すべての住民が小学校から学ばねばならなかったロシア語を思いもよらない速度で忘れ、(省略)等々の英語の掲示に飾られた姿を道行く人びとに見せびらかした。(p.105)》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090329)
《『笑いと忘却の書』を読み終わり、例によって読書メモもとり、今日、返却しました。小説は、論文集や専門書よりも早く読めることに改めて気づきました。ところで、シェーンベルクの十二音技法についての自己予測およびそれが見事に外れた経緯に関する鋭い指摘には、哀切を感じました。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090401)
《今日はエイプリール・フールの日です。もう一つ、ミラン・クンデラの誕生日でもあります。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090409)
《ミラン・クンデラ『裏切られた遺言』西永良成(訳)集英社(1994年)では、バーンスタイン指揮の『春の祭典』の演奏解釈への批判が、手書きの楽譜付きで書かれています(pp.281-282)。こういう見方ができる点、やはりクンデラを読めてよかったと思う次第です。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090411)
《ミラン・クンデラを読み始めたのが、ちょうど一ヶ月前。昨日まで、図書館から借り出しては読み、読みながら次を予約し、返したついでにまた借りて、を繰り返し、あとは『不滅』の残りを読み終えるだけになりました。クンデラ・ワールドは、もうこの辺りで充分かな。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090701)
《今から振り返れば、ミラン・クンデラを集中的に読んでいた頃が懐かしかったりもします。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20101227)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20110506)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20120916)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20131119)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20151204)

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20160301)
《「一国を滅ぼすのに刃物はいらない。その民族の記憶を消して、その上に新しい歴史を捏造して押し付ければ足りる」(ミラン・クンデラ著『笑いと忘却の書』)》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20160302)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20170922)
《ミラン・クンデラを読むようになったのも、彼女のインタビューによってでした。》

(以 上)

(2023年7月14日記)

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疾病と雇用

(https://twitter.com/ituna4011/status/1677970689377316864)
Lily2@ituna4011
尿の色は薬の影響かも?
6:19 PM · Jul 9, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1678002545300750337)
Lily2@ituna4011
一度、きちんと検査してみては?
8:25 PM · Jul 9, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1678200208298057729)
Lily2@ituna4011
そういうこともあるのですね?症状は本当に人それぞれですね。 西洋医学的には検査値に異常がなくても、漢方医学だと手当てが必要、という事例もありますね?
9:31 AM · Jul 10, 2023
。。。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1677814099114356736)
Lily2@ituna4011
障害者雇用率引き上げへ 意欲反映の環境整備が課題 – 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOCD030OJ0T00C23A7000000/…
⇦ 職場の生産率低下と士気下がりについては?
7:57 AM · Jul 9, 2023

(2023年7月11日転載終)

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フォックス・ニュース

Fox News(https://www.foxnews.com/opinion/what-shinzo-abe-taught-me-about-strong-relationships)

I have had the unique privilege of working with scores of heads of state from around the world. Some adversarial. Some leading our closest allies. And some just plain crazy. Each of them responsible for decisions impacting their citizens and their country’s place in the world.

Of all of these men and women, the late Japanese Prime Minister Shinzo Abe stood out as an authentic statesman who embodied character, conviction and resilience in the face of international and domestic pressure and criticism. He possessed clear vision; the kind great leaders must command if they are to comprehend the looming challenges facing their nation and take the reins in confronting them.

The more I interacted with Abe in public and private settings, the more I respected his ideas and clear approach of advancing the new Japan on the world stage. One year since his tragic assassination, it is worth remembering this great man and leader while dedicating ourselves anew to the work he so nobly advanced during his life.

While Shinzo Abe understood the challenge and weight of Japan’s complex history, he also believed that his country had to make amends and move on, embrace democracy and the rule of law, and unapologetically adopt a muscular policy framework as a maritime power in an increasingly dangerous neighborhood.

Despite the Chinese Communist Party’s provocations and threats, Prime Minister Abe persisted in negotiating a historic trade deal between our two nations, leaving us both on stronger footing to oppose China’s economic expansion. He made historic leaps in strengthening his nation’s military power, something he knew was essential if Japan were to have the future capacity to deter the CCP’s aggression and defend its own interests.

His personal diplomatic efforts were critical to reviving the Quad, an economic and military partnership between America, Australia, India and Japan that will only continue to grow as a crucial bulwark protecting individuals across the globe from China’s aggression. He stood up to bullies and dictators such as Xi Jinping and kept a strong watch on North Korea’s aggression in the Asia-Pacific region; indeed, he coined the term “Free and Open Indo-Pacific,” an idea that underlined the Trump administration’s policies in checking China’s aggression.

Abe was a thinker who reflected on political and personal setbacks and utilized them as fuel for success. And he was a true friend of America who always took the time to meet or call me regarding matters of importance to him and his country, in order to ensure that “America understands.” His death one year ago was a truly terrible loss.

We must ensure Abe’s tragic passing is not the end of his noble work, for the challenges he strove against remain. In recent years, democracies around the world have experienced a disturbing new trend of censorship, especially regarding the repression of expression, diversity of thought, and opinion.

As a former solider and officer in the U.S. Army, I served on the front lines of the Cold War and knew full well that our adversaries expected the Western world to fail. They presumed our fundamental commitment to freedom would yield division and weakness, while our commitment to free enterprise and free markets would result in stagnation rather than prosperity.

The opposite occurred; it was the Soviet Union that collapsed under the weight of its failed Marxist-Leninist dogma that embraced the evils of state-led control and crushed individual liberty. America, with the help of our allies, won the Cold War due to our innovation, dynamism and commitment to defending freedom. To paraphrase President Reagan, Abe knew that we must, collectively, make sure “we win, they lose.”

Abe once told me a story about how he came to see the relationship between the USA and Japan. “Mike,” he said, “you’ll recall that just 25 years ago your country saw Japan as a threat. I learned early that economics governed by rules lead nations to build, not destroy, and America would be our partner in the effort to build.”

Prime Minister Abe saw the gathering storm clouds and quickly paved the way for a strong relationship between our two countries, while also championing a steadfast vision of cooperation between all nations who opposed threats to freedom. The U.S.-Japan relationship is more critical than ever and, thanks to Prime Minister Abe’s leadership, stronger than ever. It remains a vital link to ensuring the free passage of democratic principles from East to West.

As a testament to his legacy, I hope we can continue to advance the vision of liberty and strength to which Shinzo Abe devoted so much of his life. I hold his memory as every American should: with great reverence for the life he lived in service of a cause greater than himself.

(End)

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致知雑誌とヒルティ

(https://twitter.com/ituna4011/status/1677817375067086849)
Lily2@ituna4011
致知雑誌には、良い話が掲載されているが、致命的な誤謬も含まれているため、要注意。
カールヒルティが第二次世界大戦後、
共産主義とは組織化された嫉妬である
と述べた、と最新のメーリングリストにあった。これは大嘘。
8:10 AM · Jul 9, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1677818130591281152)
Lily2@ituna4011
ヒルティは1833年生まれで1909年に亡くなった。 また、共産主義ではなく、社会主義に関して、嫉妬が原動力である、と記した。 時流に乗って、勝手に話をすり替えてはならない。 岩波文庫や白水社から良い邦訳が出ているので、そちらを参照のこと。
8:13 AM · Jul 9, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1677819099471282176)
Lily2@ituna4011
致知雑誌は、便乗商法なのか、ヒルティの人生訓を商品化して販売しようとしている。 ヒルティは、確かに旧制の第一高等学校の生徒達の間で人気があった。だが、現在では、スイスでも顧みられなくなった、と10数年以上前に読んだ。
8:17 AM · Jul 9, 2023

(2023年7月9日転載終)
。。。。。。。。。
カール・ヒルティに言及した過去ブログの一覧は以下に。

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20070624)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20071123)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20071218)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20071221)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20071222)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080226)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080318)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080319)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080618)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080827)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20081204)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20081209)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090206)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090917)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090918)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090920)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20090921)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20100209)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20100211)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20110523)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20110524)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20110525)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20120408)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20121109)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20141215)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20141226)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20160302)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20160321)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20170710)
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20180419)

以 上

(2023年7月9日記)

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ツィートあれこれ

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676363839653429248)
Lily2@ituna4011
「川口は家、外ではガイジン」クルド人たちの事情 難民認定されず「追い返さないで」

https://globe.asahi.com/article/14903809…

⇦ このような一方的な記事が問題。そのように教えている大学もあるだろう。
7:54 AM · Jul 5, 2023
。。。。。。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1660593131170177026)
Lily2@ituna4011
なぜならば、靖國神社との兼ね合いがあるからだ。 2018年5月末に来京したオーストラリアの女性の友人二人に、東京観光の一つとして、靖國神社を勧めた。 展示を見て、初めて日本人が先の大戦をどのように考えているかがわかり、圧倒された、と。 ユダヤ系だからか、好意的な感想だった。
7:27 PM · May 22, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676449743592128517)
Lily2@ituna4011
訴訟判決
遺族の同意なしに戦歿者が合祀され、人格権等が侵害されたとして、韓国人27名が靖國神社と日本国を相手取り、損害賠償及び謝罪等を求めて提訴。東京地裁と東京高裁は、令和元年5月28日と令和5年5月26日に、いずれも棄却。
1:35 PM · Jul 5, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676451913917935617)
Lily2@ituna4011
韓国人の歴史感覚は理解に苦しむ。 日本兵に残虐な殺され方をしたならともかく、当時は大日本帝国の臣民だったはずの韓国人が、戦後70年以上も経ってから提訴する、というのも間の抜けた話。また、靖國神社で丁重にお祀りされ、日本国に末永く記憶されているのに、謝罪を求める、という感覚も奇妙だ。
1:44 PM · Jul 5, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676452514127044608)
Lily2@ituna4011
悪いけど、付き合っとれん。
1:46 PM · Jul 5, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676452916998332416)
Lily2@ituna4011
最高裁までいくつもりなのかしら?
かもしれん。
1:48 PM · Jul 5, 2023
。。。。。。。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1676454243958689794)
Lily2@ituna4011
デヴィスカルノ氏の肩書きが 国際社交家 国際慈善家 とあるのには、仰天。 国際って?!
1:53 PM · Jul 5, 2023
。。。。。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1676462596608917504)
Lily2@ituna4011
みんなのトイレ
ジェンダーレストイレ

2:26 PM · Jul 5, 2023

(2023年7月8日転載終)
……………..
2023年8月8日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1688514091256868864)
Lily2@ituna4011
2009年頃、行って来ました。【お屋敷街、鳩山家の邸宅「音羽御殿」】
8:35 PM · Aug 7, 2023
。。。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1688446274444627968)
Lily2@ituna4011
頑張っていらっしゃいますね!
4:05 PM · Aug 7, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1688456557561102337)
Lily2@ituna4011
刺した犯人が入院。 いい加減にしろ!
4:46 PM · Aug 7, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1688456749966364672)
Lily2@ituna4011
こちらは、まだ届いていません。
4:47 PM · Aug 7, 2023
。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1688316538527617024)
Lily2@ituna4011
国産を! しかも、外国人移民受け入れではなく。
7:30 AM · Aug 7, 2023
。。。。。。
(https://twitter.com/ituna4011/status/1688315991753961473)
Lily2@ituna4011
東京大学や東京工業大学、教員に「女性枠」 積極登用で格差解消へ – 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUD2706A0X20C23A7000000/…
⇦ 女性枠反対。能力主義で採用を。
7:27 AM · Aug 7, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1688456288739733504)
Lily2@ituna4011
「女性管理職が足りない」 中部主要企業、9割が平均届かず – 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOFD2817E0Y3A720C2000000/…
⇦ 女性が社会進出すると、日本の文化が低迷し、家庭文化も崩壊する。誰の責任か?
4:45 PM · Aug 7, 2023

(2023年8月8日転載終)

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ボルトン氏の記述

(https://twitter.com/ituna4011/status/1279964536284442624)
Lily2@ituna4011

https://ironna.jp/article/15346?fbclid=IwAR2Jf7wee7VIAeDo5qQcY9cGOTqbozOLtkeDnS-jZd0dKk426ynlwdoXkzQ…

《ボルトン氏は今回の著書で200万ドルの印税が入る。そのマネーを少なくとも共和党が今年、上院で過半数を割らないようにするために使う意向を示している。》
11:25 AM · Jul 6, 2020

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676559023934668805)
Lily2@ituna4011
そんなことよりも…… 安倍晋三元総理がどのように米国と関わってきたか、という記述が複数箇所に見られる。一周忌を目前に読み直すと、改めて感じ入るものがある。
8:49 PM · Jul 5, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1676889198744449024)
Lily2@ituna4011
ボルトン氏に感謝。 韓国政府の指導者達は、国内が難しい時期になると、日本を槍玉に挙げた。 自分の都合で歴史を持ち出しているのは、日本ではなく韓国側。 と回顧録で記している。邦訳はp.374。
6:41 PM · Jul 6, 2023

(2023年7月8日転載終)

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リチャード・パイプス教授の生涯

(https://twitter.com/DanielPipes/status/1674815603687694336)
Daniel Pipes دانيال بايبس @DanielPipes

I am delighted to announce:

My father, #RichardPipes, was born on July 11, 1923. In celebration of his 100th birthday, the museum in his hometown of #Cieszyn has produced an wonderful hour-long documentary on his life, in Polish with English subtitles.

https://drive.google.com/file/d/1t1jn6p4DuL3Yn3glzVui5YS64Dv2xRXz/view

(1:22 AM · Jul 1, 2023)

(2023年7月3日転載終)
。。。。。。。。。。
相変わらずぶっきらぼうな性格なので、私から付け加えさせて頂きますと…..。

(https://drive.google.com/file/d/1t1jn6p4DuL3Yn3glzVui5YS64Dv2xRXz/view)

57分37秒のポーランド製ドキュメンタリー。最後のしみじみとした語りが全てを物語っています。日本も冷戦期、ソ連を理解するためにリチャード・パイプス教授には大変お世話になってきたはず。
34分40秒の写真は、東京にて日本の経済学者に対するパイプス教授の講演と談話。

(2023年7月3日記)
……………
2023年7月12日追記

上記の映像は、どういうわけか閉じられてしまって視聴できなくなりました。
しかし、ダニエル・パイプス氏は諦めません。御父様の100歳の誕生日を祝って、以下のポートレートを公開しました!

(https://www.danielpipes.org/rr/1923-2023-on-occasion-of-richard-pipes-100th-birthday.pdf)

懐かしい東欧の白黒写真です。ナチに殺害されたご親族も含まれています。
。。。。。
(https://twitter.com/DanielPipes/status/1678720795340857345)
Daniel Pipes دانيال بايبس @DanielPipes
On the occasion of the 100th birthday of my father, Richard Pipes, I have scanned and posted his most precious photographs, annotated, from pre-war Poland.

(He died just over 5 years ago.)
8:00 PM · Jul 11, 2023

(2023年7月12日転載終)
………….
2023年8月5日追記

リチャード・パイプス名誉教授は、2018年5月17日に94歳で、晩年の4年間、罹患されたパーキンソン病のために逝去されました(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20180528)。
そして、奥様のアイリーン・パイプス様は、今年の7月31日に98歳でお亡くなりになりました(https://www.danielpipes.org/21862/irene-pipes-1924-2023)。

期せずして、7月31日は主人の誕生日です。パイプス訳業は、パイプス氏の御実家のあるボストンに留学し、ニュージャージー州で勤務していた主人が推してくれたので、丸6年間、続けることができました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

(2023年8月5日記)
………….
2024年4月6日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1776409757114663346)
Lily2@ituna4011
Interpreting an Israeli “Total Victory” in Gaza https://danielpipes.org/22225/interpreting-an-israeli-total-victory-in-gaza…
← お父様のお仕事、今でも引用され、比較されている。
9:41 AM · Apr 6, 2024

(2024年4月6日転載終)

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