2022年5月6日付ブログ「岡田柿衛翁の生涯」(http://itunalily.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=2581&action)で記した講座が、今日で令和4年度最後の受講となった。
一度、先生の御都合で休講になった以外は、全出席を通した。最初は緊張していたが、慣れれば何とかついていけることがわかった。皆様、気さくで和やかでまったりとした雰囲気。指名された課題も、出かける日の前日までに、急いで集中して調べたりする等、何とかこなせて一安心。
お孫様に当たる岡田麗先生が気配り上手な方なのと、「ねんてん先生」も大らかなタイプなので、非常に助かった。顔見知りもできて、少しずつお喋りしたり、課題のヒントを教えていただいたりして、いい気分転換にもなった。ご年配の奥様方が中心だが、積極的に調べたりして、わからないことも「わからなくて」と素直におっしゃる点、好感が持てる。
次年度は5月から開始ということだが、実際には今までの課題(利兵衛先生の旧制中学時代の日記を輪読+鬼貫の仏兄の句集から一句ずつ崩し字を含めて読み、簡単な解釈を加える)の継続らしい。
せっかく慣れてきたことだし、月一回一時間半程度なのだから、続けることに決めた。
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先月から、今年一年のスケジュールを考えていた。修論に熱中して家に閉じ籠るのは、内容が重苦しいだけに精神衛生上よろしくない。外に出た方が、メリハリがつく生活習慣になるので、大きな変化はつけないことにした。
1.放送大学大学院のM2生として、前年度に引き続いてZOOMゼミ(月一回)
指導教授が日程を決めるが、大抵は週末の土曜日(たまには日曜日)午後1時ジャストに開始され、4時頃には終わる。毎回、修士論文の進捗状況を発表する資料を、指導教授とゼミ生全員にメールで事前に提出しておかなければならない。これも最初は緊張したが、慣れてくると、長年封印して来た主人の病気にまつわる自分の話を聞いていただけるだけに、楽しみになる。レジュメは、思い立った時に作れる箇所からどんどん書いておくと、いざ日程が詰まったり疲れて休息が欲しくなったりした時にでも、大変に助かる。
2.放送大学大学院のオンライン講義(一単位分)の受講
所属するプログラム内部の講義で、看護師さん達のスキルアップ研修の一環。テキストもなく、毎回の講義の後の小テストと最後のオンライン試験で単位認定される。レポートがないのは助かる。隙間時間を見つけて、早目早目に講義を聴き、小テストを済ませていく。二年前から少しずつ慣れてきたやり方なので、まあ何とかなりそうだ。
これを受講すれば、放送大学大学院で開講されている看護師特定行為研修に必要な単位の大部分が取得できたことになり、私でも非常勤の准看護師見習いぐらいはできるようになる、かしら?(冗談です)
3.博物館友の会(ボランティア活動)の例会(月一回)
以前は会場が教育センターに設定されていたが、今では場所がミュージアムになったり、図書館になったり、市のホールになったりとせわしない。間違えないよう、カレンダーに記入することも、緊張感の維持にはなる。週末の一回、午後1時半開始で4時には終わる。持ち回りで会員の自発的な研究発表もあり、なかなか勉強になる。こちらも現状維持を。(無理な時には、事情を話して欠席するようにすればいい。)
4.友の会系列の古文書研修と古文書整理(月一回)
地域に長らく保存されてきた古文書は、文字が読めるかどうか、ということ以上に、最初は全く新しい話題ばかりだったので戸惑ったが、それでも毎月継続して三年目になる。こちらも慣れてくると、繰り返しの定型表現や地名や人名等がわかるようになってくるので、年齢に関係なく、知的刺激に必要だ。
古文書整理とはラベル貼りのことで、私の担当はラベルに記入する数字を読み上げるだけ。「アルバイト料が欲しい」「お弁当付き」と余計なことを言い添えては、ボランティアとして「社会貢献」活動の末端に連なっている(つもりだ)。研修と整理で各一時間半ずつだが、自転車で通える距離だという点に魅力を感じている。お昼休みには、郵便局や銀行の用事を済ませ、買い物をし、自宅に戻って洗濯干しをし、簡単な昼食を摂って、またミュージアムに自転車で戻っていく。そのパターンが生活にリズムを作り出している。
5.無教会の聖書通信講座(月一回)
こちらも二年目に入る。昨年は二科目聴講していたのを今年の4月からは一科目に減らし、30代の頃から存じ上げている月本昭男先生の旧約聖書の考古学的な概説を、ZOOMで聴講する。お話がおもしろく、たくさんの珍しい資料を提示されるので、継続を決めた。メールで配信され、一定期間内に空いた時間を見つけて聴講すればいい。常に1.5倍速で聴いているが、レジュメを手元におけば、復習も可能だ。試験もないし、単位が出るわけでもない。そこが継続のミソだ。
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他のゼミ生の方達はそれぞれに仕事を持っているのだから、上記のスケジュールでも緩いぐらいだ。来月から加わる新入ゼミ生がどんな方達か、新たな刺激を楽しみにしている。
幸い、健康には恵まれており、コロナは勿論のこと、風邪一つ引かずに過ごすことができている。花粉症も完治して10数年以上になる。
従来通り、半年に一度の歯科検診と眼科検診、年に一度の特定健診で、体調管理は何とかなりそうだ。(半年に一度ずつ継続して来た計15回の献血だけは、昨年12月に、50キロを切った体重の関係で終わることになったが、それとて体調は万全なのだから、よしとしなければならない。年齢から考えても、古い血よりは若い血液の方が医療では必要とされるだろう。)
月命日と春秋のお彼岸のお墓参りも、すっかり毎年のカレンダーに溶け込み、馴染んでいる。日本国内に暮らす以上、日本人なら日本の暦に合わせて暮らした方が、何事もスムーズに進むのだ。
中止した活動は、通信教育一つ。資格認定証書が届いたので、とりあえずここまで。2017年から勉強を開始した神社神道と茶道文化と京都文化の三つの検定は、いずれも2級の受験が残っているが、無理がないように進められれば、と願っている。
また、お楽しみとして、今月には小菅優さんのピアノ・リサイタル、6月にはヒラリー・ハーンのヴァイオリン・リサイタルが隣市のホールで開催される予定。2020年1月以降、コロナのために海外からの演奏会が減ってしまったが、既に購入したチケットがお財布に入っている。お二方とも、主人と二人で聴きに行っていた思い出の延長線上にある。そういう工夫も、人生を歩み続けるには必要だ。
あとは、洋間の片付け物が残っている。そして、日々の時間管理と身の回りの整理整頓。突発事件にも対応できるよう、早目早目の準備を心掛けよう。
今年の目標は、実は時間厳守。約束の時間の5分前には到着。ありがたいことに今のところ、守れている。
頑張ります!
(2023年3月3日記)
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1631220354147573760)
Lily2@ituna4011
日本の学生の勉強の努力は英米の学生以下
智識の分量もより以下だ
河合栄治郎
学生に与う
現代教養文庫 67 p.196
6:10 PM · Mar 2, 2023
(2023年3月3日転載終)
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2023年3月13日追記:
(https://twitter.com/ituna4011/status/1635032210754654208)
Lily2@ituna4011
修論後、また院の科目履修生に戻って、統計学関連の科目を取ろうと考えている。二十代の最初の院生の時も必須だったが、今の統計は複雑化しているため。 論文が終わる前から次の計画を立てて、楽しみにしている。モチベーション維持の工夫。
6:37 AM · Mar 13, 2023
(https://twitter.com/ituna4011/status/1634674293354418177)
Lily2@ituna4011
高齢者でも、皆が認知症になるのではない。頭も足腰もしっかりして、自分の身の回りのことは全部自分でなさっている100歳の方を存じ上げている。 明るく前向きで、カラッとしたお人柄。今も古い資料をスラスラと読み上げられる。 生き方の模範。
6:54 AM · Mar 12, 2023
(2023年3月13日転載終)
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2023年7月15日追記:
上述の「4月からの予定」に関して、2の放送大学大学院のオンライン科目一つは、前期の7月12日の締切日で無事終了。
全く新しい科目だったが、全部で8つのレポートと7つの小テストがあり、全部完了してから受ける最終テストの点数が5割配分、その他が5割配分の成績評価となる。何と、最終テストは一発で満点に!その他は、レポート課題をきちんとこなしていき、締切当日一日前に全部提出が完了した限りにおいて、まぁ単位認定に落ちることはないでしょう、というところ。
3と4に関しては、諸事情に鑑み、2023年7月中旬以降、しばらく休会とさせていただく由、担当の方と皆様にお伝えしました。一応の締めとして、懇親会にも参加させていただき、楽しいひと時を過ごすことができました。
年末の論文提出に向けて、ラストスパートだ!
(2023年7月15日記)
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2023年8月5日追記:
冒頭の「ねんてん先生」と岡田麗先生の鬼貫講座は、5月開始だったが、6月には一度、警報が入ったとのことで電話があり、休講。従って、二年目の今年は、5月と7月そして昨日の8月の三回終了のみ。放送大学大学院修士課程の二年目ともなると、追い込みで常に焦らされるが、願ってもいないまったりペースで、誠にありがたい。
(1)結局のところ、我々の本籍地つまり主人の本籍地は戦前の祖父母の家のあった場所で、その辺りが鬼貫終焉の地もであった、という偶然にしては出来過ぎのような「巡り合わせ」だった。
(2)学部時代が国文学科だったので、くずし字の試験準備で暗記大変だった若い頃を思い出す上、演習で中世や近世の文学を学んだ日々を彷彿とさせる。懐かしみながら月一度の講座の時間を楽しんでいる、という感じだ。
(3)大阪や箕面からも通って来られる熱心な方々も混じっていて、刺激になる。私は自転車で10分程の距離なので、便利なことこの上ない。それに、1時間半程の講座が終わった後、折に触れて、放送大学の「学生証」を提示して、学割料金で柿衛文庫や美術館の展示も堪能させて頂いている。講座終了後の3時半から5時ぐらいまでなら、一階と二階と地下の部屋等も全部、ゆっくり見て回れる。その後は、自転車なので食材等の買い物にも行ける。
(2023年8月5日記)
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(https://twitter.com/ituna4011/status/1687380158762844160)
Lily2@ituna4011
今日教わったこと。 五文字 いつもじ 和歌や俳句の最初の五音。初句。 地元の江戸文学は、本当に勉強になる。元禄時代の文人墨客は、令和の時代にも苦心しながら読み続けている我々を想像したか?
5:29 PM · Aug 4, 2023
(2023年8月5日転載終)
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追加事項として、月一度の鬼貫講座以外に、上記の1から5に関して追記する。
1については、8月以降、毎月のZOONゼミ出席をお休みすることにし、研究レポートⅢ(8月中旬締切)と修論提出(12月中旬頃)に集中する旨、指導教授に伝えて了承をいただいた。
2については、7月中旬で終了し、後は成績発表を待つのみ。
3と4については、7月中旬から12月一杯までお休みする旨、会長さんと古文書担当の若い先生、そして親しくさせていただいた周囲の方々に申し出て、了解を得た。(7月下旬の例会の配布プリントには、何と、私の休会申し出が名前入りで冒頭に出ていた!)
5については、8月は夏休み。9月からまた月一回、再開されるが、倍速で聴けばいいし、鬼貫講座と同じく、気分転換には最適だろうから継続する。
その他、検定試験については、神社検定弐級は6月にオンラインで終了。今は結果待ち。京都文化検定2級は、12月の受検なので、修論との兼ね合いもあり、今年は見送る。
8月の茶道文化Web検定2級は、今月の研究レポートⅢ後に、自宅のパソコンで受ける予定。
以上をまとめると、今年後半は、研究レポートⅢと修論書きに集中しつつ、鬼貫講座(月一度、一時間半) + 無教会の聖書講座一科目(月一度)+ 茶道文化検定受検 + 三度目の伊丹市の水道モニター(オンラインでアンケートに二回答える + 水道局の見学会一回(希望者のみ)、という過ごし方になる。
(2023年8月5日記)