かつての国際交流基金は….

フェイスブック上で知り合った愛知県稲沢市在住の美術家でいらっしゃる長谷川哲様との2022年2月13日付交信を、ご本人の許可を得て転載いたします。(注:私の発言は「ユーリ」で表記)

フェイスブックは勝手に個人の写真を削除したり、意見文を隠したりするので最近人気が低下しているようですが、古い知り合いの近況がわかったり、何がきっかけで交流が始まるかわからないので、上手に使いこなしたいものだと思っています。

まずは、長谷川哲様のご略歴から。ご本人の二つのフェイスブック・ページ(https://www.facebook.com/satoshi.hasegawa.1420/photos_by)(https://www.facebook.com/Page-of-Work-introductionSatoshi-Hasegawa-104177617943118/?modal=admin_todo_tour)を参考に、抜粋引用させていただきました。

愛知県稲沢市のご出身で、現在も愛知県稲沢市にご在住。
愛知県立明和高等学校を経て、慶応大学法学部で法律と民事訴訟等を学ばれ、ご卒業は1970年。
1979年から美術分野に転向。読書により学ぶ。
1980年に作品デビュー。写真の仕事も兼ねる。
1996年3月、教職を辞して、視覚芸術の専業に。
1997年以降、大学教授の肩書を外して独立。夢がきっかけで‘HOME Series’を開始。作曲家のジョン・ケージと武満徹の対話から、「失業とは誰の支配下にもいないということ」に示唆を受ける。

(略歴終)

今日はまず、今回の交信記録を。きっかけは、『ナショナル・ジオグラフィック』誌のタージマ・ハールの写真。

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima/posts/10224872977366191?notif_id=1644713641016799&notif_t=feedback_reaction_generic&ref=notif)
2022年2月13日

(https://www.nationalgeographic.com/)

A husband’s love built the Taj Mahal—but cost him an empire
After the death of his beloved wife, Emperor Shah Jahan spared no expense building her grand mausoleum. His obsession became a monument to everlasting love but bankrupted the Mughal empire.

2022年2月13日付の交信投稿

ユーリ:O様、ありがとうございます。

長谷川 哲:2010年にニューデリーで個展開催の折に、朝出て夜帰るという一日がかりでの旅でしたが見ることが出来ました。素晴らしい建築物でした。ピラミッドもそうですが、この建築物も実際に目にすると、思わず感嘆の声が出ます。

ユーリ:長谷川様、それは素敵なご経験でした。インドでも個展を?エジプトもインドも、私にはチャレンジングな土地で、未経験です。

長谷川 哲:2010年に国際交流基金ニューデリー日本文化会館(国際交流基金ニューデリー)内の岡倉天心ギャラリーで行いました。その際に国際交流基金事務所から連れて行ってもらいました。素晴らしい建築でした。エジプトのピラミッドは、2001年、カイロで個展を開催しました。かなりの規模の個展でした。1月間滞在して、ほぼフル活動で個展開催、国際交流活動、主にワークショップを各地で行いました。アレキサンドリア市まで出張しました。国際交流基金カイロ事務所挙げての大規模なイベントで私も全力投球でした。大学でのワークショップの帰りにピラミッド見物に連れて行ってもらいましたが、実際に目にするとその巨大なスケールに思わず感嘆の言葉が出ました。昔は全面が磨かれていて鏡のようでもあったといわれて、その壮観な様を想像して感嘆しました。カイロはエキサイティングでフレンドリーな街です。その時に知り合ったエジプトの友人たちとは今もfacebook上で交流が続いています。ユーリさんも機会があればぜひ旅行をお勧めです。

ユーリ:国際交流基金ですか?
それはそれは…..
どこかでつながっているのですね。
エジプト人が人懐っこいとは、よく聞くところです。
情勢が落ち着いたら、ですね。

長谷川 哲:エジプトには3年連続で行きました。国際交流基金及びエジプト文化省がらみです。2002年はアレキサンドリア図書館開館記念展”Imagining theBook”で、2003年はエジプト国際版画展の審査で行きました。それぞれ思い出深いです。

ユーリ:あら、そうでいらしたのですか。とても素晴らしいです。
私の周囲では、国際交流基金と言ってもわからない人が多数で、自分でもずっと引け目に思っていました。長谷川様の作品、エジプトでも好評だったことでしょう。貴重なお仕事をされていらっしゃるのですね。
エジプトもインドも、古い文明を持つ国は、やはり凄みがあるのでしょうね?

長谷川 哲:エジプトは1月間滞在したので、それなりに溶け込んでいたので、そういうこともあり思い出深いです。イスラム教はイコンを禁じていますよね。モスクに入るとただ空間があるだけです。その中をコーランの言葉だけが響くのですが、そういう社会、文化の中での現代美術には大いに興味がわきました。そこで突き詰めてゆくと新しい表現が生まれる気がしました。ただし当時は西洋美術の消化に向かってるのかなとは思いましたが。

長谷川 哲:国際交流基金は民主党が政権をとって、例の仕分けでターゲットにされたのです。1000億円の基金財産でしたから。そこで半分持って行かれて、その後の文化支援ができなくなりました。実際国際的な個展や展覧会など以後出来なくなったとのことです。僕の個展が最後だったといわれました。民主党政権は罪が深いです。ちなみに僕のエジプトでの個展は、第3回エジプト国際版画トリエンナーレでグランプリを得て、それがエジプトで開催される種々の国際コンクールにおいて日本人がグランプリを得た最初の人物だったとのことで、記念すべきこととしてオファーがあったのです。

ユーリ:長谷川様、このお話、私のブログに転載させて頂いてもいいでしょうか?イニシャルか実名か、どちらかお好きな方で。
私は基金派遣で、1990年から3年間、マレーシアに勤務しました。バブル時代の最後で、一番いい思いをさせていただきました。その後、おっしゃる通り、気がついたら、基金の威力が弱くなっていき、今や普通の国際交流団体と間違えられます。
民主党は罪深いですね。どこまで自覚があるのか….。

長谷川 哲:ユーリさま、もし転載されるのでしたら、実名で良いです。一切偽りないことですので。後日中部読売の記者が見かねて少し取り上げてくれました。この問題について少し補足すると、私はグランプリの通知をエジプト文化省からファックスで受け取って、その後すぐに、エジプトの日本大使館に事実か否かの問い合わせをして、文化担当者から事実との返事をファックスで受け取りました。そういう証拠資料などを付けて新聞テレビの報道各社に郵送したのですが、なしのつぶてでした。カイロには特派員が駐在しているので、確認すればよいと思ったのですがどうしてダメだったのでしょうかね。カイロでは記者会見から始まってゲジーラアートセンターでのオープニングセレモニー、この時には各国の大使館員なども含めて、正確な人数は僕は知りませんが、美術館から人が溢れました。ムバラク大統領は出席されませんでしたが、当時のナワール文化局長が出られたとの記憶です。自分でいうのは気が引けますが、大きな反響があった展覧会、文化交流だったと思います。日本の現代美術が大々的に展示された最初のことでした。

ユーリ:ありがとうございます。
せっかくエジプトで大きな展示が可能になったのに、日本で報道しないのは、外交上も問題だと思います。
国際交流基金は高円宮憲仁親王殿下がお勤めでいらして、クアラルンプール事務所で私もお目にかかったことがあります。
その後、何年かして、本来なら日本国籍の日本人しか採用されないはずの派遣専門家に、留学生だった韓国籍の人まで日本語教育分野で採用されてしまいました。彼女は在日ではありません。日本語は確かに上手でしたが、漢字が苦手で、修士論文の提出も締切日に遅れて出した形跡があります。
こんな風にして、今の日本は徐々に崩れています。嘆かわしく、腹立たしいことです。
数日中に、ブログを書きます。長谷川様、貴重な情報を誠にありがとうございました。

長谷川 哲:展示風景

長谷川 哲:台湾のダンサー、Jessie Fan Koさんとのコラボ

(転載終)

続きは明日以降に。

PS:上記転載部分で、一部、ご本人からの申し出により、削除した箇所があります。ご了承ください。

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「岩倉使節団150年記念」

紀元節である昨日の建国記念日には、2月10日付ブログで記した『河出人物読本 天皇裕仁』河出書房新社(昭和58年4月30日初版発行)の大半を読了した。

また、今日の午後は京都市歴史資料館へ行き、「岩倉使節団150年記念」として展示されていた「特別展 岩倉具視と米欧回覧」を50分ほど見た。狭い部屋ではあったが、10名弱が静かに閲覧していた。ビデオは、閉館時間ギリギリだったので途中までで終了。

この資料館は初めてだが、近くに新島会館がある。この会館内は一度きり、2005年頃に仕事で中に入れていただいたことがある(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20130505)。
《新島会館へ向かおうとしたら、運転手さんが丁重な方で、「いやぁ、新島先生のおかげで京都も助かりましたわ」と。》

あの頃は、イスラムに関する大学の方針が交錯していて、心情的には複雑で重苦しかった。だが、後にも先にも、その機会だったからこそ、中に入って会合に出席し、豪華なお弁当までいただくことができたのだった。
あれから17年か…。当時は、なかなか派手なやり方をしていて、研究費も文科省から潤沢に下りていたようだった。今となっては、私を取り巻く状況は大きく変化したが、大学の在り方は、縮小したまま継続されている模様。

新島襄と言えば、2019年3月半ばに、最初で最後となった二泊三日の函館旅行に主人と二人で行ったことも連想する。函館の寂れ具合は予想以上だったが、ここのロシア正教会に潜入し、海岸沿いの小さな小屋みたいな家屋から、新島は密航して海外に飛躍していったのだった。

函館については、以下の過去ブログとツィッターを参照のこと。

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080217)
2008-02-17「新渡戸稲造『武士道』のお話」
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20130512)
2013-05-12「北海道の概略史に触れる (1)」
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20130513)
2013-05-13「北海道の概略史に触れる (2)」
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20130514)
2013-05-14「北海道の概略史に触れる (3)」
(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20171031)
2017-10-31「沖縄と北海道の危機」

(ブログのリスト終)

(https://twitter.com/ituna4011/status/1107795003026227200)

Lily2@ituna4011今年3月中旬に二泊三日で函館を旅した。明治期の建築物や新島襄の足跡を辿れたこと、北洋の海産物をふんだんに使ったお料理は堪能できたが、街全体が寂れていたのは、何とも気落ちすることだった。道路がヒビ割れており、市電の線路沿いは穴だらけ。人口減少を当然のように語るタクシー運転手。
9:04 AM · Mar 19, 2019

(2022年2月12日転載終)

閑話休題。新島会館、函館、北海道の話から京都歴史資料館へと話を戻す。

学校教科書ではせいぜい写真提示ぐらいだが、当時の直筆の書簡を拝見できると、やはり当時の息吹を感じさせる。

パンフレットからポイントを箇条書きに。

・岩倉具視は下級公家の出身
・文久二年(1862年)8月、失脚し、京都の中心部から北に離れた岩倉村で謹慎の日々
・近代化された西洋諸国と日本の現状との落差を痛感
・国の近代化には鉄道が欠かせない
・ヨーロッパで国家における貴族の役割を知り、皇室を支える存在として華族育成
・明治4年10月に明治天皇が勅諭を出して、華族に国民の模範となるよう求める
・国際社会でその存在を認められるには、伝統を見直すことが必要
・江戸時代に武家に保護されていた能楽 → 皇室・華族とゆかりの深い芸能として能楽を保護 → 身分の高い客人を能楽でもてなそう
・日本と西洋諸国との差は大きく、短期間で西洋文明を取り入れようとすることには無理があり、日本の実情に合ったゆるやかな近代化を進めていくべきだという考えを共有
・天皇の教育に力を入れ、政治に対する関心をいっそう高めてもらおう
・オペラが王室・貴族の文化として保護されている
・君主の権限の強いドイツにならった憲法をつくる方針
・ヨーロッパの伝統ある王室が完成度の高い儀礼を守っている
・皇室の儀礼を整えて京都との結びつきを深めることで、京都という古都を国際社会に向けて文化的な伝統を発信する拠点として位置づけ

展示閲覧時の私的メモから。

(1) 明治4年(1871年)7月 廃藩置県
(2) 明治4年(1871年)11月12日から47名の岩倉使節団が横浜を出航。明治6年9月13日帰国。

(3) 明治6年(1873年)8月27日付 岩倉具視が香港から養子の岩倉具綱宛の書簡
    スペインとポルトガルは不可。マルセイユからスエズ運河を通過して印度とマラッカ海峡を経て神戸へ

    実子の岩倉具定・駐日公使パークス
    同年3月15日には、ドイツのビスマルクから招待された
 
(4) 明治7年12月 岩倉具視から明治天皇へ口頭上書案
    「最初に一人の罪を大目に見ると千万人の罪人ができる」「唐の玄宗皇帝や後醍醐天皇の失敗」

(5) 明治14年(1881年)6月 欽定憲法考

・「聖徳太子の制定せられたる憲法」
・「大隈重信のイギリス流議院内閣制(急進的)」
・「天皇が憲法を定める欽定憲法」ドイツ模範 ロエスレル(ドイツ人)

(6) 明治16年(1883年)1月 岩倉具視の意見書

・「三大礼執行ノ事」=「桓武帝の神霊まつる場」「伊勢神宮と神武帝遥拝」「賀茂祭再興」「石清水祭再興」
・「三大節儀礼」=「新年」「紀元」「天長」
・「ロシアの二都制」=「政治的首都のペテルスブルグ」「古都モスクワ」参照
・皇室との関係を深めて京都を古都として位置づけ

(7) 華族会館と学習院の設置・日本鉄道の開通

(以上メモ終)

その後は、人出がなく閑散とした京都御所内をゆっくり歩きながら、時々珍しい風景等の写真を撮りつつ、25分かけて今出川の地下鉄まで向かった。この界隈は、上述のごとく、2004年から3年ほど、仕事で毎週のように出かけていた場所だった。だが、何ら実りを得ることもなく、鬱屈した不満を抱えたまま、行き帰りを通っただけだった。

今や京都へ行くには地理的にも時間的にも距離ができてしまったが、文献調査や仕事等で当然のように京都に頻繁に出向いていた頃よりも、自由な立場として京都文化検定を2級まで受けたり、博物館や美術館の企画や非公開文化財の展示を見に行ったりするようになってからの方が、余程、京都を知ることができるようになった感がある。

以前は、京都駅か四条駅を通る度に、成城石井でハンバーグ、あるいはシズヤのメロンパンを二人分、お土産代わりに買う習慣だった。だが、今ではその時期は過ぎた。代わりに、今回は4年ぶりに、京都駅で駅弁を買ってみた。さすがに具の種類が多くて、小さく上品にまとめた味だった。

いずれにせよ、国の在り方について考えさせられた数日間だった。

2022年2月14日追記
以前ならば大抵、京都御所には大型観光バスが数台停まっていた。地方から中高年の男女が団体ツアーとして訪問し、いつでも活気があった。このような循環により、宿泊施設やお土産物店が経済的に潤ってもいたのだった。

また、竹田恒泰氏が「京都御所は国民によって守られている。警備が御所を取り囲む水路だけで済んでいる」という意味のことを数年前に述べていた。断るまでもなく、それはあくまで誇張されたレトリックであり、当然のことながら、御所内には皇宮警察本部京都護衛署が設置されている。必ずしも丸腰のまま、国民あるいは京都市民全般の高い意識とモラルに依存しているのではない。

とは言え、竹田氏の発言を聞いた後に京都御所を散策してみると、その頃は確かに水路がきれいに掃除されており、澄んだ透明感のある水が静かに漂っていた。

今回、写真も撮ってきたが、水路には落ち葉どころか枝葉があちこちに澱んでおり、寂れて薄汚れた感じになっていた。

コロナ問題により、人手不足なのかもしれないが、今後の日本の行く末を一部暗示しているかのようで、暗澹たる気分になった。

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昭和時代の本から

河出人物読本 天皇裕仁』河出書房新社(昭和58年4月30日初版発行)

を古本で購入。1円。
書名が英語的というのか、不敬そのものである。しかしながら、昭和時代に育った私にとっては、最近ではなかなかお目にかかれないような、詳細で新鮮かつ鋭い情報が満載。だからこそ、古い本は勝手に処分してはならない、とも思う。

興味深かった箇所から一部抜粋を。

p.31 「信条体系でいうと、キリスト教とマルクス主義とは同じ時間構造をふまえている。第一に過去に理想的状況がある。第二にその理想の過去からしだいに堕落して、現在は矛盾にみちたカタストローフ(破局)に直面している。第三に、その現在を神の審判なり革命によって変革して、過去の理想を復元した未来をまねく。」

p.135「(美智子さまは)自由にお選びになれる。」「注文服のデザインについては、ご自身でいろいろ希望を述べられる」「海外にお出かけになるときは、生地の染めから注文をつけられる。」

p.136「(皇太子ご一家のお子さま方の服装は)ほとんどの場合、美智子さま(がお決めになる)。」「(美智子さまは)礼宮さまと紀宮さまのお弁当をお作りになっている。仕込みまではなさらないが、朝、五時半に起きて自分でお詰めになる。」

p.136には、他に、若い皇族としての教養や学問の家庭教師が記されている。

浩宮さま:月一度の憲法の講義。週一度の英語。歴代天皇事跡(ママ)、万葉集、古事記、近世日本政治史、書道、ビオラ。
礼宮さまの英語教師は、マイケル・リトルモア。

☚ 同名別人でなければ、この英語教師はNHKラジオ英語会話にも長年、出演されていなかったか?

p.243「日本の一流校は庶民の学校」

☚ では、若宮殿下をなぜ?

pp.274‐275「民主主義を採用されたのは明治大帝のおぼしめしであり、それが五箇条の御誓文です。大帝が神に誓われたものであり、民主主義が輸入のものでないことを示す必要が大いにあったと思います。」「あの詔勅(人間宣言)は、日本の誇りを国民が忘れると具合が悪いと思いましたので、誇りを忘れないため、明治大帝の立派な考えを示すために発表しました。」
P.275(五十二年八月。「“人間宣言”の冒頭に五箇条の御誓文をもってこられたのは、陛下のご意思とうかがっておりますが」に答えられて) 

(以 上)

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五日市憲法草案に関して

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2022年2月10日

ユーリ:美智子上皇后様も、確か五日市憲法について言及されなかったか?
。。。。。
(https://www.youtube.com/watch?v=1Wc1TYSLwEA)

竹田恒泰チャンネル2
「歴史を捻じ曲げる日教組①~五日市憲法草案を帝国憲法と並列に扱う愚~」
2022年2月10日

ユーリ:憲法学の専門家でもいらっしゃる竹田氏は、以下のようにビデオ内で述べていた。

・「五日市憲法草案」は、昭和43年にあきる野市で発見された。
・明治憲法当時、知られていなかった草案。
・「天皇主権の立憲君主制」が中心で、明治憲法と比べても「強権的な要素が強い」。
・「反民主的」とも呼ぶ研究者も存在する。
・女性の参政権は認められず。
・障害者差別の明記あり。
・従って、現行憲法とかけ離れている。

(2022年2月10日転載終)
。。。。。。
宮内庁ホームページを調べてみた。

(https://www.kunaicho.go.jp/page/gonittei/photo/4884)

引き続きご視察(五日市郷土館)(あきる野市)
平成24年1月23日(月)
五日市郷土館をご視察になり,五日市憲法草案をご覧になる天皇皇后両陛下(あきる野市)

(https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/gokaito-h25sk.html)

皇后陛下お誕生日に際し(平成25年)

【5月の憲法記念日をはさみ,今年は憲法をめぐり,例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら,かつて,あきる野市の五日市を訪れた時,郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。明治憲法の公布(明治22年)に先立ち,地域の小学校の教員,地主や農民が,寄り合い,討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で,基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,204条が書かれており,地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が,日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが,近代日本の黎明期に生きた人々の,政治参加への強い意欲や,自国の未来にかけた熱い願いに触れ,深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で,市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして,世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います。】

(抜粋引用終)
。。。。。。。。
「明治憲法の公布(明治22年)に先立ち」「基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,204条が書かれており」という美智子上皇后陛下の文章と、「皇室を守る」立場だと自ら公表されている冒頭の竹田恒泰氏の言及は、全く食い違う。

どちらが正確なのだろうか?
。。。。。。
ウィキぺディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/五日市憲法)には、以下のように記されていた。

「1881年(明治14年) 東京都の五日市町(現あきる野市)で私擬憲法という形で五日市憲法が作成される。五日市学芸講談会のメンバーの一人である千葉卓三郎が起草したとされる。」
「『大日本帝国憲法』に似た、更に強大な天皇大権、その権限は議会よりも強い」
「国会に諮ることなく条約を締結できたり、議会の議決に対して拒否権を行使できる規定がある」
「天皇の命令によって刑事裁判のやり直しができる」
。。。。。。
さらに、「【現代語訳】千葉卓三郎「五日市憲法(日本帝国憲法)」(http://yamamotoyasuhiro.tsukuba.ch/e306001.html)を瞥見したところ、以下のようにあった。

「第三篇 立法権 第一章 民選議院」
5.6.次のいずれかに当てはまるものは、民選議院の選挙で投票する資格を持たない。
 ① 女性
 ② 未成年者
 ③ 財産権が制限されている者
 ④ 知的障害がある者
 ⑤ 住居が無く、他人の使用人となっている者
 ⑥ 政府の助成金を受けた者
 ⑦ 犯罪により懲役一年以上の刑を受けている者
 ⑧ 失踪の宣告がされた者

恐らく、「女性」と「知的障害」者に参政権がない点、現行憲法とかけ離れているとされたのであろう。
「深い感銘を覚え」られた美智子上皇后様は、説明を誤解されたか、意図的な説明を受けられたか、どちらかなのであろうか?
いずれにせよ、宮内庁の公式ホームページには、記録が文字化されて残っている。
一般国民の理解の混乱や対立を、どのように対処されるのであろうか?

(2022年2月10日記)
……….
2023年4月4日追記

三十代の関東在住で「女性ハマコー」を自称される方のブログ『列外派星くず日記』(http://retsugaiha.blog.fc2.com/)には、皇室関連の大変に勉強になる情報が満載。平成期に東宮家が不当に非難されていた頃から、古本や国会図書館のコピー資料を集めて、仕事の休みに遠方まで取材旅行されて、事実確認をされている。最初の頃は恐る恐る慎重に書いていたようだが、最近では元気りんりん、主張がはっきりしていて、結構人気があるようだ。

「2018.06/22 [Fri] 雅子さまのご先祖田村寛一郎について」(http://retsugaiha.blog.fc2.com/blog-entry-2240.html)が偶然にも目にとまった。上記の「五日市憲法」の話と絡めて、コメント欄に参考になる資料があったので、一部、引用させていただく。

「私擬憲法」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E6%93%AC%E6%86%B2%E6%B3%95)

・明治時代の大日本帝国憲法発布以前に、民間で検討された憲法の私案のこと。
・現在60以上の存在が知られている。もっとも古い私擬憲法は、明治3年(1870年)10月、佐賀藩士・江藤胤雄の起草による『国法会議案、附国法私議』で、次で青木周蔵の起草による『大日本政規』明治5年(1872年)、宇加地新八の『建言議院創立之議』明治6年(1873年)などが挙げられる。国会開設運動の高まりに伴い、国会開設の前提となる憲法の必要性が認識されるようになり、明治13年(1880年)11月の国会期成同盟第2回大会で、翌明治14年(1881年)に憲法草案を持参することを決議した。
・明治14年(1881年)に多数の私擬憲法がつくられた。内容は案によって様々で、人民主権、議院内閣制を主張する穏健なものから、抵抗権や革命権(東洋大日本国国憲按)を容認し、国民投票で皇帝を廃立する権利を規定する過激なものも存在した。
・明治20年(1887年)12月26日に制定、発布され、即日施行された保安条例によって、私擬憲法の検討及び作成は禁じられた。これにより、私擬憲法が政府に持ち寄られて議論されることはなく、『大日本帝国憲法』に直接反映されることはなかった。

(部分抜粋終)

以下に、その一例を列挙する。

・「国法会議案、附国法私議」江藤胤雄(明治3年10月)
・「大日本政規」青木周蔵(明治5年)/「帝号大日本政典」青木周蔵(明治6年)/「帝号大日本国政典」青木周蔵
・「国憲大綱」元田永孚(明治13年)
・「西周案憲法草案及井上毅氏之批評」西周・井上毅
・「山田顕義憲法私案」山田顕義/「山田顕義憲法私案」山田顕義(明治14年9月)
・「井上毅憲法私案」井上毅
・「私擬憲法意見」共存同衆(「明治文化全集」正史篇より)
・「大日本帝国憲法見込書草案」筑前共愛会/「大日本帝国憲法見込書大略」筑前共愛会(明治13年2月)/「大日本国憲法大略見込書」筑前共愛会(明治13年7月)(「国家学会雑誌」第47巻第3号より)
・「国憲私考」中井誠太郎ほか2名立案(明治14年)
・「読私擬憲法草案」加藤政之助(明治14年)(大阪新報より)
・「私考憲法草案及附稿」郵便報知新聞(明治14年5月-9月)
・「私草憲法」山陽新報社説(明治14年7月10日・9月10日)
・建白「大日本帝国憲法草案 各庁改革之意見」 菊池虎太郎・黒崎大四郎・伊藤東太郎(明治14年10月)(附新聞切抜)
・「憲法草案」湯川直英(「西哲夢物語」より)
・「各国対照私考国憲案」(明治14年10月1日―11月24日)(東海暁鐘新報)
・「大日本国会法草案」関係史料13点 桜井静
・「嚶鳴社案」嚶鳴社
・「大日本国憲法草案」中正政党政談(明治13年10月2日―31日)
・「私擬憲法案」交詢社(明治14年4月25日)
・「私擬憲法別案」交詢社
・「日本憲法見込案」土佐立志社(明治14年5月)
・「日本憲法見込案」解説
・「憲法草案」東北七州自由会議憲法見込案作成委員(明治14年6月)
・「国憲私考」兵庫国憲講習会議(明治14年7月)
・「日本国憲法」植木枝盛(明治14年8月)
・「東洋大日本国国憲按」植木枝盛(明治14年)
・「五日市憲法草案」千葉卓三郎
・「私草憲法」北陸自由新聞(明治16年1月30日)
・「私擬草案」壬午協会(明治16年5月29日)
・「憲法私案」カール・ルードルフ(明治19年)
・「スタイン氏憲法草案」スタイン(明治20年)
・「日本帝国憲法草案(原規)」ヘルマン・ロエスレル(明治20年)

(抜粋終)
。。。。。。
冒頭で述べた「美智子皇后陛下」すなわち現在の美智子上皇后陛下」が、平成24年のお誕生日に際して、「当時これに類する民間の憲法草案が,日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きました」(https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/gokaito-h25sk.html)と記されてはいるものの、その中でも特に「五日市憲法」のみを殊更に強調されていた理由は何なのだろうか?

(2023年4月4日記)

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『ミトロヒン文書』他

(https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/1116?fbclid=IwAR0cgzGKaPzuk5PU-HV4O69d7iCxD6jiBJ-LJpGyW3nIn0cwNrasQ8tZM1s)
「現代史が変わる!? ソ連崩壊後に持ち出されたKGB機密文書の衝撃」

ミトロヒン文書については、以下の過去ブログを参照。昨年9月25日の伊丹市内での研究発表でも言及済。

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20150809)

《KGBなどミトロヒン文書の邦訳がない日本の情報分析の甘さを嘆かれていたこともあり(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150406)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150515)、イスラエル旅行の後、早速原書を取り寄せて読んできた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150805)。いずれも重厚性のある分厚い本だが、読み甲斐はある。例えば、建国後間もないイスラエルの中にもユダヤ人(注:パレスチナ系アラブ・ムスリムではない!)の長期スパイがいて、例えば、ベングリオン首相やシモン・ペレス大統領などの要人に取り入っていたり、平然とテルアヴィヴ大学の教授を務めていたなどとの記述もあった。》

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2022年2月10日
竹田恒泰ch第470回&【2月特番】岸田首相が描く「新しい資本主義」の正体~恐るべき社会主義国家像~

ユーリ:そや、そや!
そうだがね。
「新しい〇〇主義」と言っただけで、
「人間の顔をした社会主義」フレーズを思い出します。
怖いよぉ!
数ヶ月前、阪急伊丹駅前で青いノートを見せて絶叫されていたが、
(こりゃダメだ)と…..。

(2022年2月10日転載)

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デジタル化の脆さと危険性

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2022年2月10日

季節外れもいいところですが…..皆様、お気をつけください。

2021年1月8日にも突然、自宅の4台のパソコンが一気に壊れてしまいました。神戸から修理のお兄さん達が何度かやって来て、「うちの工場でデータを取り直した」と。

計百数十万円かかってしまいました。また、伊丹市内での研究発表も、(コロナ問題による休会も含めて)当初の5月から9月へと、4ヶ月も延期していただきました。

デジタル化の問題はここにあり。だからこそ、馬鹿みたいでも、必要なものは、全部、紙媒体に印刷して保存してきました。整理はまだ、洋間一部屋残っています。

(https://itunalily.hatenablog.com/entries/2015/08/05)

《気になっていた1998年からの蓄積メールなども、年別の送受信の各アーカイブ・フォルダどころか、フォルダそのものが壊れてしまい、年月も本文もぐしゃぐしゃになってしまっていたことが判明。フォルダに整理してあったワード文書なども、開いてみると見事に破壊されていた。ウィルス対策は万全にしてあったつもりだったのだが、どうやら、メール不全をきっかけに、一件早急につぶさなければならないウィルスが侵入していたようだった。バックアップは取ってあったものの、作業がそれほど楽でもなかった上、この前後の最新情報は見事に省略されてしまっていた。》

【おまけ】

(https://twitter.com/ituna4011/status/1490997730470404100)

Lily2@ituna4011

若者言葉「とか弁」、感性豊かでも語彙力に難あり: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOUE249FF0U2A120C2000000…

⇦ 私も院生の頃、
とか
を直されました。
7:35 PM · Feb 8, 2022

(2022年2月10日転載)

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関西について新たに学ぶ

1.伊丹市について学ぶ

(https://getnews.jp/archives/323086)
2013年4月16日

《維新共同代表の橋下氏はかねてから関西国際空港への機能集約を前提に「大阪国際(伊丹)空港廃止」を強く主張》

《伊丹市には全国的にも珍しい昆虫館や今年3月に22年ぶりの設備更新で最新鋭の投影機を導入したプラネタリウム、昨年7月に移転開館し市民有志が参加する運営委員会組織で注目を集めている新図書館“ことば蔵”、日本有数の西洋版画コレクションで知られる市立美術館など政令指定都市にひけを取らない文教施設が多数存在》

《橋下氏が大阪で府立中央図書館への統廃合を強行した国際児童文学館を始め、府立中之島図書館、大阪フィルハーモニー交響楽団、そして文楽に対して行っている冷酷な仕打ち》

《伊丹では藤原市長が国土交通省出身である経歴に難癖を付けて「天下り官僚に大阪のような市役所改革はできない」と連呼するも共感はまるで広がらず》

2.A宮家を巡り

(https://twitter.com/main_streamz/status/1490260470695366658)
会館の美女★フリーランスのあづみです@main_streamz

話したで。

(https://twitter.com/ituna4011/status/1490814964726042625)

Lily2@ituna4011
見るで。見たで。驚いたで。笑ったで。楽しんだで。
7:29 AM · Feb 8, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1490895763014324225)

Lily2@ituna4011
「あづみん」こと安積明子様から、likeをいただきました。光栄です!
1.女子会トーク、やはり男性脳と女性脳は回転機能が違うと思いました。優劣ではなく、両方とも必要。
2.今年の初詣の後、ご一緒したご年配の女性方とA宮家の問題が話題になったので、安積様の御著書を紹介しました。
12:50 PM · Feb 8, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1490897454367395842)

Lily2@ituna4011
皇室ジャーナリストではなく政治ジャーナリスト、しかも政権内で活動された後のフリーランスでいらっしゃるので、他の方達が書けない、書かないことも、ストレートに表現されています。 安積様は、恐らく私とほぼ同世代かと思われますが、育った時代背景が似ているので、よく理解できます。
12:57 PM · Feb 8, 2022

(2022年2月8日転載)

2022年2月10日追記

1. について

(https://twitter.com/ituna4011/status/1490939803654754308)

Lily2@ituna4011
承知しております。
3:45 PM · Feb 8, 2022·

(https://twitter.com/ituna4011/status/1491007031792513028)

Lily2@ituna4011
新参者ですので、見るもの聞くもの、全てが新鮮。子供のように吸収しております。
8:12 PM · Feb 8, 2022

(2022年2月10日転載)

上記冒頭の2013年時点での記事「政令指定都市にひけを取らない文教施設」については、名古屋出身者としては、確かにちょっと誇張気味か、と思いながら読みました。

阪神間って、そういう点が競争意識丸出しで、かなり怖かったんですよ。換言すれば、宣伝が上手。
例えば酒造の話でも、二十歳前後に大学で『西鶴織留』を読まされていた者にとっては、今は二軒しかないのに、「こんなに伊丹って凄いんですよ」と。何というのか、誰でも知っている昔話をわざわざ…..という気がしないでもない。江戸末期に開業して、現在まで続いている地方の酒造家の苦労や努力にも配慮していただけると、もっとありがたい。(以上、独り言終わり)

叱られるかもしれませんが、伊丹市を動き回っていると、昭和50年代の名古屋に似ている光景が、あちこちにあるんです。だから、齢半世紀を過ぎた今、歩いていても懐かしい感慨でいっぱい。

兵庫県って広いですし、「五国」と称するだけあって、もっと知るべき学ぶべき点はたくさんあります。

黙ってこれからも吸収していきます。狙いは、自分のルーツやアイデンティティの再確認。

【おまけ】

(https://www.facebook.com/)

2022年2月10日

ユーリ:今はゴリちゃん、こんなところにいるのですか?
S・H: 屋外にも出られるし、外には高く登れる設備もあります。五頭で群れを形成して住んでいます。東山のゴリラはイケメンゴジラとして人気があるようです。昨日も随分立派なカメラを持った多くの人達がいました。ガラスを外して野外で相対したら、感じるところは全く違ったと思いますね。しかし色々感じるところがありました。広大な東山動物園は名古屋の宝だなって思いました。

ユーリ:東山動物園は小学校以来、ずっとご無沙汰です。いつの間に?来月、お墓参りの時、寄ってみます。ありがとうございました。
S・H:それは良いですね、動物園おすすめです。いろいろ考え、感じましたよ。
S・H:気候が良ければお弁当持って行って外で食べるのも良いかもですね

(2022年2月10日転載)

2. について

(https://twitter.com/ituna4011/status/1490992267213307904)

Lily2@ituna4011
読んだで。
7:13 PM · Feb 8, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1491101934933413889)

Lily2@ituna4011
篠原常一郎氏がおっしゃっていましたが、 A宮家の一連のこと、学歴は高いかもしれないが、物事の判断材料の基となる教養がない、 と。これは、一部国民の反映かも? 教養は、短期では身につかないと思います。 資格と教養は別物。多分、このことでは?
2:29 AM · Feb 9, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1491112626231062528)

Lily2@ituna4011
余談として、放送大学大学院の日本文学の講義で聴きましたが、
物事は、解釈の正否ではなく、解釈の深さ こそが肝要だ、と。
そうすると、A宮家にまつわる一連の話は、
軽い、
から批判の対象になっているのでは?
3:12 AM · Feb 9, 2022

(2022年2月10日転載)

2022年2月10日ユーリ注:2022年1月21日までは、ツィッターからの転載が画面表示になっていたのに、いつの間にか、アドレス表記のみに変更された。

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『大鏡』から学ぶ

あと一回で、『大鏡』の一年講座も終わる。

最初の頃は、コロナ感染症問題のために休講が続き、夏の頃は暑くて、自転車で通うのも大変だった。
朝4時台に起きて準備していたつもりでも、掃除やら洗濯やら、気になっていた作業に取り掛かったりしているうちに、遅刻ギリギリになりそうになって必死で自転車を漕いだり、どうしても間に合いそうにない時には、ちょうど来たタクシーに飛び乗って間に合わせたりした。
帰り道は、普段通ることもないルートを探して、自由に想像を巡らせながら、のんびりと散策したりもした。

入口にはサーモ体温計があり、係のおじさんやおばさんが、「今日はどこですか?」と明るく声掛けされて、中に通してくださる。教室に入る前には、名簿に、体温とマスクの有無と体調の良し悪しと入室時間を自分で記録する仕組みになっている。講座が終わる頃、消毒液を持ったスタッフの方々が入口で待機されている。

このような方々の支えによって、毎月一回、講座で学ばせていただいてきたのだ。本当に勿体なく、ありがたい限りだ。

先生は、私の亡父と同い年でいらっしゃる。あの世代の女性で神戸大学を出られて、伊丹の中学校長を勤め上げられた。長年、多くの中学生達のみならず、小さな子供達まで育ててこられたただけでも凄いことなのに、今も講座を持たれて、一般市民向けにシャキッと啓蒙教養活動を継続されている。

いろいろと勉強になった。皇統譜に関して、一般ニュースや書籍類、いわんや学生時代の批判的思考満載の社会主義的な古典や歴史の教科書詰め込み勉強でわかったつもりになる危険性も、充分身に染みた。また、皇統に連なる複雑な家系や親族関係の中で、単なる権力闘争の駆け引きのみならず、各人がそれぞれの運命や宿命をどのように生きなければならなかったか、という「大鏡」の描き方にも、改めて感じるところ多かった。

血筋についても、先生は本文に基づいて比較的はっきりおっしゃるので、いかにも昭和時代の世相を彷彿とさせる。
お見合い結婚で、家柄や血筋や家格の釣り合いを第一に結婚していた頃、日本の社会はそれなりに安定し、世間の目によって鍛えられ、秩序を維持し、いざという時には助け合っていた。
今のように、自分の価値観だけで切り取った表面的な部分で他人を「査定」し、勝手に間違って判断して対応した挙句、次々とトラブルを発生させる愚もなかった。
………………..
平成の30年の風潮は、ある人々にとっては益するところ多かったのかもしれないが、私が常々ブログで綴ってきたように、本来の日本の在り方からは外れていた、ということだ。
だからこそ、「失われた20年」ないしは「30年」という日本停滞ないしは衰退の一途を辿ることになったのだ。その原因は、我々の世代にある。戦後史観ないしはマルクス主義史観の教育で、本来は違って当然の者達の出発点を同一線上に並べて、金太郎飴のように輪切りにしてランク付けする競争を強いられた結果、ここまで劣化した、ということである。
一時期は持ち直したかのようだったが、今もさらに装い新たに進行中である。恐ろしいことだ。

今日は早速、来年度の講座のご案内があった。今度はアメリカが舞台の全く新たなテクストで担当されるようだ。やはり、先生の気力と幅の広さは、並大抵のものではない。

興味はあるものの、放送大学大学院の課題があり、同時並行して無教会の旧約聖書の通信講座も二つあるので、時間の関係上、次回は諦めなければならない。先生のお元気さから感化を受けたいとは願っているものの….。

2018年秋以降、時間の許す限り、あれもこれも市内の講座や講演会や街歩きに出没していたのは、まずは伊丹の様子を知るためだった。自分が果たしてここに住み続けてもいいものかどうか、昔恐ろしく感じていたように、迷惑な「よそ者」として弾き飛ばされるのではないだろうか、という心配もあったからである。

4年目に入った今、何とかなりそうな見通しができた。

歴史と古典の勉強は、今後もマイペースで続ける。二十歳前後の基礎訓練があれば、35年以上経っても、何とか思い出せる。昔の方が、もっと難しいことを学校で習っていたのだ。

また、岐阜の酒造家に育った母方祖母の厳しい話も、今頃になってありがたく思い出されるところだ。足が痺れても正座のまま、寒い和室で昔話を長々と聞かされていたが、わかってもわからなくても、聞いておくべき時に聞いておいてよかったと思う。
「ユーリちゃん、戦争に負けたから、今の学校はそういう風に教えるけれど、絶対にその話に乗ってはダメ。背筋をしゃんと伸ばして、毅然としていなさい」

父も言った。
「今の学校、変なこと教えとるなぁ。どこでそんな話、聞いてきた?どの先生だ?誰だ?」
………………………..
2022年3月3日付追記:今日で、「大鏡」の一年講座が終了。募集定員24名ということだったが、実質18名ぐらいが出席していた講座だった。参加してよかったと思う。

最終日の今日は市バスで行くつもりだったのが、コロナのせいか、時刻表がいつの間にか変更になり、バスの本数が大幅に減ってしまって、到底時間内に行けそうにないことがわかった。
タクシーも来なかったので、仕方なく、30分かけて歩いてギリギリ到着。先生は、コロナ・ワクチンの三回目接種のお話をされていたところだったので、何とか間に合った感じ。

高校時代に古典や日本史の授業で大筋だけを習ったが、まだまだ読んだこともない平安朝の古典文学がたくさんある。
これから、暇と気力を見つけて、どんどん読んでいかなければ、と意を強くした次第。

このサンシティ・ホールは、ベルギーから贈呈された教会風の建物だが、近くに市営住宅みたいな建物がたくさん建っているところを見ると、当初は小さな家屋が密集していた土地だったのだろう。
パイプオルガンも調律法がまずかったらしく、駐日米軍のカトリック信徒の麻酔医の方からツィッターで指摘までされていた。(伊丹は占領期に「イタミ・エアベース」があっただけあり、米軍や米国人にとって馴染み深い土地柄でもある。だから、せっかくのパイプオルガンについても目敏く取り上げられてしまったのだ。)
来年度つまり4月からは、最初の二ヶ月のみサンシティで行い、その後は改修工事に入るため、近くの別のホールで行うことになった由。そちらなら通うのに便利だが、あれもこれも手を広げず、今年一年はおとなしくしようかと思う。

和久先生、ありがとうございました。どうぞお元気で。またお目にかかれる日を楽しみにしております。
…………………………
(https://twitter.com/jLW90W1ordI6sUJ/status/1489091274988666883)

令 和@jLW90W1ordI6sUJ

諫言には「忠」と「不忠」のやり方がある。名指しで誹謗中傷するというのは不忠の極みである。偉そうに皇族方を批判してさも皇室を敬愛しているようにするのはお門違い。天皇・皇族方が誤ればそれは側近の失態である。ちゃんとした諫言の作法で。(竹田恒泰氏)。
1:20 PM · Feb 3, 2022

諫言には、「忠」の諫言と「不忠」の諫言がある!~諫言のつもりが憎悪を煽ることになっていませんか?~|竹田恒泰チャンネル2
Oct 10, 2021

令 和@jLW90W1ordI6sUJ 
Follows you

Following
日本の国の歴史や伝統、文化の具現的な御存在として、祭祀をつうじてつねに国民の幸せと我が国の繁栄を、同時に国際親善と世界のなかの日本を考え公務に勤しまれる令和の新たな皇室をお支え申し上げたいと思います。皇族方に対する誹謗中傷はおやめください。
…………………………
上記のツィッターが飛び込んできた。何と、私をフォローされているらしい。
そこで、過去ブログを思い出したので、以下に抜粋を。

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20171014)
2017-10-14「西尾幹二氏のワック本」

《もし私が西尾氏の立場だったら、次のようにする。
(1)きちんと手続きを踏んで、正式に皇居内のお掃除グループに入って、御会釈に接するところから始める。
(2)自らの信ずる主張を文書にしたためて、本書を添えて、正式ルートを通して宮内庁長官まで届くようにする。
(3)同時に、新春の歌合会に選ばれるまで、毎年のお題に沿って和歌を詠み、郵送を続ける。
「これほどまでに一国民が心配しているのです」という熱意を、宮中のやり方に沿った形で示さなければなるまい。但し、「それは事実とは異なります」と、厳重注意と誤解訂正が事務官から下される可能性も覚悟しなければならないだろう。》

(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20171017)
2017-10-17「国民統合を目指して」

《議論されている改憲論の中で、天皇を「象徴」から「元首」に変更してはどうかという意見が出ているが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160308)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170521)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171013)、仮に国民投票で「元首」と憲法規定されることになった場合、このオバサマ軍団は、「過去に公開ブログで元首のお妃方を不当に非難轟々、悪口合戦していた」ということで、文字通り不敬罪、あるいは不穏を世間で広めている罪に当たる行為を犯していると見なされる可能性も出てくるが、その覚悟はよろしいのかしら?》

(以 上)

上記のビデオ映像で、竹田恒泰氏は『葉隠』を引用されている。
『葉隠』と言えば、うちの主人の母方祖父が、その通りに実践されていたようだ。例えば、司馬遼太郎の歴史作品には、ご先祖が出てくるが、間違いがあるということで、義祖父は手紙を出した。だが、返事は来なかったらしい(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20070816)(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20080218)(https://itunalily.hatenablog.com/entry/20151111)。

伊丹の誇る俳人鬼貫の古い研究書を、昨日ようやくボックス返却できたが、鬼貫が武士の出自を誇っていたように、明治生まれの義祖父も、士族であることを誇りにしていらしたようだ。

大阪育ちの主人が小さな頃から一人で夏休みに田舎へ泊まりに来る度に、過去帳を広げて諄々と生きた歴史を教えてくれたと、私は何度も聞いている(https://itunalily/hatenablog.com/entry/20100108)。藤原北家の系統を引く長い系図を、義祖父が確かだと信じる文献資料によって調べ上げ、筆で丁寧に和紙の巻き物に書き継いでいらした。
岡山の山間部の集落の地主の家だから、都市部と違って人の移動が少ない。どこの誰かは一目瞭然。勝手な真似、いい加減なこと、嘘偽りはできない仕組みになっている。集落には集落の伝統的秩序が息づいているのだ。

今でさえ、そうだ。
私が昨年11月にお墓詣りに行ったところ、小さなレストランにいたおばさんが、「若い(?)のにお墓詣りなんて感心な…」と道を教えてくださり、「車に乗せてあげる」と親切だった。
準身内扱いだ。そこが、日本の良さだったはずだ。

これからも、黙々と続けよう。
……………..
20221年12月19日追記

(http://twitter.com/ituna4011/status/1410460015614251011)
Lily2@ituna4011
万葉集と大鏡の講座に参加している。 万葉集は三年目。 先生は、いずれも大ベテランで、お話が流れるようにお上手。 説明し過ぎず、余白を残すところが心地よい。 両方とも、高校から大学にかけて、さわりは習ったが、大人になったら、きちんと読んでみたいと願っていた。 願いは叶う。
1:47 PM · Jul 1, 2021

(http://twitter.com/ituna4011/status/1452144706066944004)
Lily2@ituna4011
第一、「天皇の初孫」を連発されて成長された三十路女性が、伝統に則った皇室儀式もせずに、略式で私事としてご挨拶のみで入籍結婚。その後、アメリカという旧敵国だった異国に飛び立つ。GHQの皇室解体そのもの路線では? 民間上がりの皇后に可愛がられたはずの孫娘が、何の未練なく皇室を去る?
2:27 PM · Oct 24, 2021

(http://twitter.com/ituna4011/status/1452147996594872325)
Lily2@ituna4011
「寄り添う」「温かく見守る」と綺麗事を仰らないでいただきたい。 私の眼には、何も「寄り添って」もいないし、「見守」ってもいない。単に、無責任なメディアに勝手な報道をさせて、世界中の目に機能不全の無様な宮家状況を晒して、長い皇室の歴史と国史に傷をつけているだけではないか?
2:40 PM · Oct 24, 2021

(http://twitter.com/ituna4011/status/1452148816337985544)
Lily2@ituna4011
上皇さまは、生前退位ないしは譲位される際、天皇家が国民の中で生き生きとした存在である云々、というお言葉を発せられたかと記憶する。あの文章は、当時の皇后さまの発想ないしは添削のような印象を与えた。 いかにも、昔のカトリックの本に書いてあったような理想主義に似ているからだ。
2:43 PM · Oct 24, 2021

(http://twitter.com/ituna4011/status/1452149644864094208)
Lily2@ituna4011
二十代の紀子さんにも、「これからの皇室は、できる限り一般国民に近い家庭の姿を見せること」と仰せになられたと、皇室ジャーナリストの本で読んだことがある。(← だから、自分の母親に偉そうにコーヒーを作らせないこと、というお小言付き) 国民のモデル家庭として孫を慈しむ「ばあば」演出?
2:47 PM · Oct 24, 2021

(http://twitter.com/ituna4011/status/1452150394281283586)
Lily2@ituna4011
だったはずが、見事に反旗を翻された形に。 「ばあば」とは?「おばあちゃま」ではいけないのか? それとて、皇后陛下。 「ねえね」とは?「叔母様」ではいけなかったのか? それとて、天皇陛下の唯一の内親王。 他の女王殿下方は、どのように?
2:50 PM · Oct 24, 2021

(http://twitter.com/ituna4011/status/1452151343271985154)
Lily2@ituna4011
三笠宮妃百合子殿下は、5人のお孫様方との交流を、逐一メディアで公表されていなかったはず。それでも、自然なありようが真っ直ぐ伝わってきて、作為性がなかった。 皇室とは、そういうものではなかろうか? 三年前から万葉集を、加えて今年から『大鏡』も市内の講座で勉強し直しているからこそ。
2:53 PM · Oct 24, 2021

(転載終)
…………
2023年2月28日追記

伊丹市はベルギーのハッセルト市と姉妹都市の提携を結んでいる。JR伊丹駅前のカリヨンや、上述の福祉ホール「サンシティホール」のパイプオルガンは、ベルギーから贈与されたもの、と聞いている。

パイプオルガンは、どうやら長年、手入れが良くなかったらしく、維持費も膨大なために、近頃になってベトナムのハノイへ送られてしまった。私はギリギリのタイミングで、直に楽器を見る機会があったということになる。(演奏そのものは聴いていない。)

ところで、届いたばかりの『広報伊丹』(令和5年3月1日付)の一面には、ベルギー国王から藤原市長様が勲章を授与された由、大きく報道されていた。

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)
2023年2月28日投稿

おめでとうございます。
シンガポールの友人家族が2019年6月6日に伊丹に来てくれた際、
「ベルギー」と伊丹市の姉妹都市の関係を説明したら、早速、肯定的な反応でした。(私がシンガポールにいた時にはお腹の中にいたはずの)大学生の娘さんも、好奇心旺盛でたくさん質問してくれました。
いい勉強になります。

(2023年2月28日転載終)
……….
2023年5月14日追記

(https://www.youtube.com/watch?v=9SPpdxGp9WQ)

英国の戴冠式後の秋篠宮ご夫妻への直撃インタビュー。こういう映像を見ると、正直なところ、だからこそ(便乗コメントも含めた)国民の不満や苦情が出回るようになって久しいのだ、と感じる。

紀子妃に関しては、内情はよくわからないが、相当にお疲れなのではないだろうか。私より一歳年下だが、お肌がかなり老けて見えるし、いつでも表情が険しい。特に目が怖い。また、体の節々や膝や腰が痛んでいるような姿勢で歩き、頭から前屈みで車に乗り込む。それに、どういうわけか、秋篠宮の腕を組んだり、腕につかまったりして、飛行機のタラップを昇り降りされている。殿下の方は、思いやるどころか、さっさと自分のペースで歩を進めているため、必死について行こうとしている感じがある。

「失声症」という話もあったが、それなのに二泊四日の強行軍。全てがお膳立てとはいえ、起床後から常に周囲にお付き人やお世話係がいて、食事、お化粧、着替え、車に乗り込み、スケジュール通りに動く日々。未知の人々に会い続け、遠方にもお出まし。儀礼的な接触のみで、いつでも誰にでも笑顔でお辞儀の連続。気の休まる暇がない日々だろう。

だからこそ、妃殿下には相応の家柄が求められる。代々、そのような生活に従事されてきた環境から、自然に身につくものも多く、人脈上からも助けられることが多いからだ。

令和の次の時代には、恐らく、うまくすり寄って甘い汁を吸おうとする下卑た人々にたかられる様な、嫌な日本社会になりそうだ。

《コメント欄より抜粋》

・皇室関係はテレ東が1番わかりやすいです。裏表なく解説してくれるので好きです。綺麗なところだけでなく、このように疑惑を 感じさせない報道こそが必要なのです。

・テレ東さんありがとう。編集をせずにありのままを流してくださる、ジャーナリズムの良心が感じられるのは、テレ東さんだけです。

・テレ東さん、忖度のない真実の解説、映像ありがとうございます。国民が知るべき情報をしっかり報道してくれてました!!ナレーションも最高です。

・国内では直接マイクでの質問が禁止されているという事実を教えて頂きありがとうございます。二人の質疑応答の様子をみていると、その意味が理解できます。

・答えに困るような難しい問いかけでもない、ただ感想を聞いただけなのにあの沈黙…それくらい想定していないの?妃殿下はその程度も咄嗟に返答できないなんてアドリブNGなんでしょうか?それにしても酷いね。

・会話能力が余りにもお粗末過ぎて驚きました!!

・紀子さんは論外。秋篠宮様のインタビューの回答も危険で心配なレベル、、、

・3か月もかけて準備されてた割には、感想を聞かれたら返事に困るのっておかしくない?

・報道規制などがある中、秋篠宮ご夫妻のご日程に掲載されていないお忍びがあることや天皇皇后両陛下と同じホテルで、エリザベス女王の国葬の時、天皇皇后両陛下がリザーブされた部屋が4室なのに対し、フロア貸し切りに近いくらい状態で、多くの部屋数をおさえたことについて淡々と報道されたことに改めて驚きました。
さらにまた、その価格について、天皇皇后両陛下の時に4部屋でかかった費用を1円単位で公開し、比較して報じたことも、当たり前のことですが、その当たり前ができていない現状からすると、とても新鮮に感じました。
記者の秋篠宮様、紀子様の直接のお声を聞くことができるような質問にも、その回答もそのまま報じた点について、日本の他の報道機関とは違うと思いました。
紀子様のドレスや着物について、若干わざとらしい解説もありますが、出発直前の随員の新型コロナ感染についても、他局は一斉にダンマリにもかかわらず、きちんと報道しておられ正直驚きました。
しかし、今回の秋篠宮ご夫妻のイギリスご訪英は、やはり秋篠宮ご夫妻では、天皇陛下になることは無理であることを改めて世界に証明した形になってしまったと思います。天皇制を維持するならば、皇室典範の第1条を早急に改正しなければならないと思いました。

・テレ東Bizさんの勇気ある公開に感謝です。難しくもない質問にK子妃殿下の「あわわ」の回答に驚きました。戴冠式にはそれほど興味はなく、「私が出席した!」という既成事実が欲しかっただけでしょうか。残念です。

・このご夫婦のインタビューを見て思いましたが、いかに天皇陛下一家がご立派かよくわかりました
特に紀子様は全然インタビューに答えられてないじゃないですかー。
この方達が我が国の次期皇位継承者かと思うとゾッとします。

・テレ東さん、いいですね。皇室報道に関して、それぞれのメディアの対応をしっかり見させてもらっていますよ。独自路線、応援してます。偏向報道が多いけど中でも朝日系(朝日新聞、テレビ朝日などのANN、AERAなど)ひどいですね。

・テレ東さんの報道は忖度が無く信頼できて好ましいです。
12.51からの非常に珍しい、、、の部分を見て驚きというか、さもありなんというか。皇室典範改正を一日も早く、そして令和の時代が一日も長く続いて欲しいです。

・テレ東さんが事実を客観的に報道されるメディアとして認識しました。この動画と比べると他局は秋篠宮家の訪問を美化する報道が多く、都合が悪い部分はカットしたり、コメントも称賛するのを誘導してますね。今回の動画で私が感じたことは、この夫妻で日本に国益がある海外との交流が行えるのか疑問ということです。
正直、文仁殿下のやりとりは意思疎通が図れておらず、回答内容も的を得ていない、会話も講演や会見含め聞き取りにくいです。紀子さまは今回は回答まで時間がかかりほとんど聞き取れません。いつも小声で聞き取りにくいのですが今回は何らかの異常があったがごとくほぼ聞き取れませんでした。ましてや質問された内容は想定されたものであり、具体的な回答をはきはきと答えられないことが不思議でありません。こんな状況で海外の要人とやりとりできるんでしょうか? それから日本では直接インタビューできないなんてどういうこと? 予め準備したものを録画しないと公開できないなら検閲と同じになりませんか? どうしてこんなおかしなるーるがあるのでしょう? 会話に支障があったり能力に問題あるなら、天皇陛下の名代として戴冠式に行くなど考えられません。宮内庁も国家公務員として国益に沿う判断できていないと言えます。
たった一度しかないチャールズ国王の戴冠式に親交の深い天皇陛下が参加できれば、どれだけ国益につながったか知れず。兄弟の公平や暫定ながら次期皇統の継承を考慮して秋篠宮夫妻のデビューを称えるなど独裁国家のように感じます。

・陛下の時は、4部屋2泊4日で 1282万4247円
今回は正確な数字はなく、12部屋あるフロア貸切で 3〜4千万 または 5〜6千万?
3倍から5倍も?
簡素なやり方を好まれる……との事ですが……

・何処よりも詳しい解説でした。子様が絶えずA宮様の背に隠れる様にして謎の立ち位置です。
何を語ったのか?……字幕もアップできず……胸を押さえ「胸が一杯になる」だったのか、おしとやかさの演出?
お着物写真もカメラ位置も正面と背後からもあって着付けの具合がとてもよく見えました。
子妃のタラップ上がられる姿が、あまりにも背中を丸めA宮にすがるように取り付いて上がっており吃驚しました。
子妃の右手第一関節が腫れてますね……ヘバーデン結節?

・夫が何を言うのか不安げな妻。でも自分はそれ以上にちゃんとできてない妻。海外の皇族がこんなだったら自国民から凄い批判を受けるはずだけど、日本はまだまだ甘い。

・戻ってきてのコメントに、「陛下の使者としてお役目を果たしてきました」という言葉が全くなかったのに驚きました。「私からの祝意をお伝えし、それから陛下の祝意もお伝えしました」って順番が逆でしょ?国王は陛下に来てほしかったのだから、使者の個人的な祝意なんてどうでもいいと思ってたはず。それがあのポケットに手を入れての対応だったのでしょう。

・「陛下のメッセージは国王にきちんと伝わりましたか?」この質問者はテレ東さんでしたか!グッジョブ秋篠宮さまの返答でうかがい知ることができました。陛下の電報は正解でした。戴冠式の感想を問われた紀子妃、答えあぐねた結果、秋篠宮さまの「素晴らしい」の囁きをそのまま答えてらしたわね。感想なかったのかなぁ?

・昭和天皇の喪中で人にも合わず図書館や博物館などに引きこもっていた。とても素晴らしいですね。しかし、喪中なのに紀子様と婚約発表されたのでしょう。一貫性ゼロですね。

・あの宮妃がレセプションに向かう時、車の乗り込み方に違和感があった。

・日本文化は最近ではやたら注目を浴びていてタテマエとホンネ文化まで語られてる中、これほど中身の透けて見える作り笑顔で外遊されては真実だったと思われてしまうそうで日本人として正直困ります。もっと素で自然にお話しされてほしいです。特に紀子様は美智子様を真似てらっしゃるようですが、偽物と本物の違いは直感で誰にでもわかります。作り笑いはそれほど必要ないのでもう少し自然に相手の話を聞いて下さい

・欧州在住の者です。紀子妃の振舞いは海外のメディアや人々に対して日本社会への誤解を生みかねない所作だと思いました。記者の質問や飛行機のタラップ乗降の際、秋篠宮殿下の後ろに隠れたり、インタビューでは短く弱々しい声で話す振る舞いは、海外から男尊女卑が強いと思われている日本社会を未だに象徴しているようなものです。ヨーロッパ社会ではここ数年女性の社会的立場や地位が向上し、クローズアップされています。紀子妃の今回の振る舞いはヨーロッパ社会では少々奇異に映ったかもしれません。日本を代表するお立場として国際社会に対し、日本の地位や印象を高めるような堂々とした立ち居振る舞いを行って頂きたいものです。

・ニュース動画のコメント欄を読んで改めて考えてみたけれど…
大雑把に分けると『天皇家派』と『秋篠宮家派』になると思います。共通するのは『敬愛する皇室への国民の思い』だと私は考えたんですが、ここまでコメント荒れるのはやはり皇室を守る宮内庁の動きがまずいのかな、と。
天皇陛下を頂点として皇族は陛下をお支えする
というあるべき構図が、なぜこんなに珍妙になったのかと私は不思議に思います。
宮内庁にはぜひ、私達国民に穏やかに皇室について考えられるような仕事をしてほしいです。

(以下省略)

(2023年5月14日無断転載終)
…………..
2023年6月5日追記

(https://twitter.com/ituna4011/status/1664605863318007809)
Lily2@ituna4011
秋篠宮ご夫妻が福岡県を訪問、住宅設備メーカーTOTOミュージアムを視察(RKB毎日放送) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/59fd935dabc77aa9d5537671abf53ca800dc3e0c…
⇦ 実は合っているかも? 妃殿下が小さい頃、跨って座っている写真が公開された時には、その感覚に仰天させられた。
9:12 PM · Jun 2, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1665600429294772232)
TAC Talk: HIH Princess Takamado
Tokyo American Club 95th Anniversary Commemorated TAC Talk
▼ At a sold-out TAC Talk in February, Princess Takamado discussed her love of Japanese netsuke and the fascinating history and craftsmanship of these miniature works of art that were once used to hang medicine boxes or pouches from obi kimono sashes.

(https://twitter.com/ituna4011/status/1665600429294772232)
Lily2@ituna4011
皇族による日本文化の紹介を英語で聴けることは、国民にとっても本当にありがたいです。紹介してくださって、ありがとうございます。
3:04 PM · Jun 5, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1665607508298276864)
Lily2@ituna4011
質疑応答の49:35から52:31辺り、凄いことをおっしゃっているようにも思えます。率直なご意見やお考えを、英語だからこそ(?)聴けることに感謝申し上げます。
3:32 PM · Jun 5, 2023

(https://twitter.com/ituna4011/status/1665610114303418369)
Lily2@ituna4011
三笠宮妃百合子殿下からのドレスを承子女王様がお召しになる。
典子女王様や絢子女王様の御結婚式でも、御祖母様から孫娘様へ受け継がれる良き伝統をお見せくださいました。 昔の生地はしっかりしていて上質なので、なおさら素晴らしく拝見いたしました。
3:42 PM · Jun 5, 2023

(2023年6月5日転載終)

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四方八方話(2)

ニューヨークのKK若夫婦の最近の話をYou Tubeで聞くと、何とも気抜けするが、「A宮家の教育の総和」とも称されている。
M子さんは、掃除炊事もせずに、メイドサービスに任せて、街を出歩いて遊んでいるらしい。
KKに至っては、会社にも行っていないと記事にあったそうだ。二度目の2月の弁護士資格試験は、恐らく「落ちるだろう」とのこと。代案として、ウィスコンシン州のような競争的でない場に住まいを移して、そこで仕事を探しては、という話に対しても、「ニューヨークから動きたくない」と拒否したとか。

高額な警備費や住居費等は日本国民の税金から出ているので、一体、将来設計というものを何と考えているのだろうか、30歳にもなって、という…..。暗澹たる思い。この先、どうするつもりなのだろうか?

一方、上記ニュースを知って、今後の日本に備えて、自分自身はますます真剣に真面目な暮らしをしなければ、と改めて意を固めた。KK若夫婦の自堕落さのために、遥かに年上の親世代の私の方が、かえって人生そのものに対して、さらに身が引き締まる思い。

これからもずっと公の精神を維持して、人様の役に立つような、喜んでもらえるような、自分の働きで周囲に活気や刺激が出て全体的に少しでも向上するような、そんな生き方をしていきたい。ボランティア精神の恩返し人生だ。
できる限り、明るく元気に、前向きにいきたい。

1.オミクロン後遺症

(https://twitter.com/ituna4011/status/1488794564127117313)
Lily2@ituna4011
医師に聞いた「オミクロン株も新型コロナ後遺症リスク」軽症でも要注意
#Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20220202-00280161…

⇦ こまめに手洗いとうがい。栄養と睡眠。適度な運動。お風呂と掃除。免疫力を上げる。以上。 ここ何年も風邪ひいてない。
5:40 PM · Feb 2, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1488794944990900227)
Lily2@ituna4011
座学では、膝掛けと電気スリッパ。冷えは禁物。
5:42 PM · Feb 2, 2022

(2022年2月2日転載)

2.ジェームス・ジョイスの『ユリシーズ』

(https://twitter.com/DanielPipes/status/1342514880155430913)
Daniel Pipes دانيال بايبس@DanielPipes

#JamesJoyce: “I’ve put in so many enigmas & puzzles [in “Ulysses”] that it will keep the professors busy for centuries arguing over what I meant & that’s the only way of insuring one’s immortality.” Me: I’ve finally found the key to “serious” modern art. It’s for the professors.

(https://twitter.com/DanielPipes/status/1488844660046893060)
Daniel Pipes دانيال بايبس@DanielPipes

Well, #JamesJoyce made it through one full century. “Ulysses” was published on Feb. 2, 1922. How many more centuries does it have to before expiring?
9:00 PM · Feb 2, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1488854553433096192)
Lily2@ituna4011

ユリシーズ。 私の学部時代には、専攻以外でも、こういう古典的な本の題名ぐらいは、自然と俎上に載っていた。今はどうなのだろうか?
9:39 PM · Feb 2, 2022

(2022年2月2日転載)

3.白洲次郎と白洲屋敷

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2022年1月31日
このサイト、随分前に見ましたよ。その後で、伊丹坂を歩く機会があり、A先生のことを思い出しました。がんばってはるわぁ。(← 合ってます?)

(2022年2月2日転載)

4.島本町役場

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

【広報しまもと2月号発刊しました!】
 
広報しまもと2月号の特集では、「わがまちが舞台のものがたり」をテーマに、文学やドラマの舞台となっている島本町の名所を作品とともに紹介しています。
また、巻末ページでは令和4年成人祭で撮影した新成人のみなさんの写真を掲載しています。※ホームぺージ上の広報誌には掲載がありませんので、広報誌をご覧ください
広報しまもとは下記の町のホームページのリンクからもご覧になれます。

(http://www.shimamotocho.jp/…/r3…/1643245908930.html…)

2022年2月2日
縁ある文学作品の記事、もっと前から広報に掲載していただきたかった。谷崎以外は、案外知られていなかった。
昔の島本の本には、もっといい話がたくさん出てくる。
20年程、失われた島本遺産、だった。国宝はあるけれど。
私見では、辻元清美グループの排他的抑圧思考のせいだと、睨んでいる。女子供と老人ばかり優遇して、歴史文化を忘れさせようとした。

(2022年2月2日転載)

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四方八方話(1)

1. 故アイザック・スターンの前で

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)

2022年1月10日
《あるとき、世界的に有名な半島のヴァイオリニストがハイフェッツの前で演奏したいといって自宅を訪れたのだが、演奏が終わった後、ハイフェッツはpianoの伴奏だけを誉めてすぐに帰るように促したそうだ。ジコチュウに我慢がならなかったのである。》
by 八幡和郎氏

☚ このエピソードによく似ていたのが、故アイザック・スターンの前で千住真理子さんが全く同じ曲の最初の箇所をソロで弾いた時。1998年前後のことではなかったか?
最初、千住さんはよく文型のわからない英語を長々と話し続けていて、スターン氏がイライラした表情をされていた。
その上で、あの演奏。テレビで放映されていたので、記憶のある方は?
当時、なぜか千住真理子さんはNHKの番組に頻出。だからといって、スターン氏の時間を奪う権利はなかったと思う。

(2022年1月31日転載)

2. Makoさん

(https://twitter.com/ituna4011/status/1454951821332529159)

Lily2@ituna4011

愛子さま成年行事、12月5日に 20歳で、宮内庁(共同通信) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/67decd70d29d8947c15b0947869a78ec1d041d21…
⇦ 眞子さんトラブルのせいで、 本日は見送りに。 全責任を取りなさい! 三十歳にもなって、幼稚園みたいに。甘ったれもいい加減にして!
8:22 AM · Nov 1, 2021·

(2022年1月31日転載)

3. コロナワクチンの風説

(https://tanakanews.com/220110corona.htm)

《(できそこないの)人工免疫である(mRNA)ワクチンを追加接種し続けると、生来持っている自然免疫が損傷》
《新型コロナはもともと風邪程度の病気が政治的に誇張されて大騒動になったものだが、オミクロンはさらに大したことない「風邪以下・病気未満」の存在だ》
☚ 皆様、どう思います?こういう記事。
5:45 PM · Jan 10, 2022

MusicArena@primex64 Replying to @ituna4011
尤もらしく書いてありますが、証跡の提示が不十分、というか無いに等しく信憑性に疑義があります。ということは多分にエモーショナルな恣意性が含まれる、ということでしょうね。仮にこの論理が正しいとして、なぜ世間的に主流、定説になっていないのでしょうかね?

(https://twitter.com/ituna4011/status/1480476396292288515)

Lily2@ituna4011

早速、ありがとうございます。 この論客、イラク戦争の頃には若い人達の間で大人気でした。2012年3月からパイプス訳文を始めて、この論客がリベラル左派やアラブ系メディアに依拠していることに気づきました。 ハーバードでご夫婦で留学されていたので、肩書に幻惑された若い日本人に人気だった?
6:47 PM · Jan 10, 2022·

(2022年1月31日転載)

4. 子供時代の時間の流れ方

(https://twitter.com/ituna4011/status/1480475643729301509)

Lily2@ituna4011

大人の10分なんて、あっという間なのに、小学生の頃は、授業と授業の間の10分間で、とてもたくさんのことができたような気がする。 校庭に出て走り回ったり、ゴム飛びをしたり、「お便所」にも行って、手も洗って、ノートにお絵かきまでしていた。 中高生になると、女子同士集まってお喋りだけで..。
6:44 PM · Jan 10, 2022

(2022年1月31日転載)

5. 先取り学習しても…

(https://twitter.com/ituna4011/status/1480553983970521089)

Lily2@ituna4011

https://sophy-juku.com/sakidori-fuyo 《周囲の学生が先取りで息切れしている間に、 自分の好きな勉強、探究活動を好奇心赴くままにしている》
☚ 中高一貫校で先取りして中3で高校レベルの学習を済ませても、大学受験の結果は相違なさそう、という話。近くの公立中学に通い、復習と定着をしっかりすれば充分。
11:55 PM · Jan 10, 2022

(https://twitter.com/ituna4011/status/1480554923691749376)

Lily2@ituna4011

《無理に苦手科目を先取りするのでなく、一歩一歩コツコツ知識や技能の習得の積み重ねを大事にすること》
《子どもの自己肯定感は、成績には本来は左右されません。成績に自己肯定感が左右される時点で、その子の自己肯定感はすでに低い状態です。》
☚ 飛び級目指して人生先取りしたつもりでも、頭の飽和状態や心身の成長に合致しなければ、意味はない。
11:59 PM · Jan 10, 2022

(2022年1月31日転載)

以 上 

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